中原ひろみの 南区だより

2014年
12月 28日
中原ひろみの
南区だより
389号
TEL
890-2266
FAX
890-2267
ウソ? ほんと?
日本共産党市議会議員
中原ひろみ事務所
広島市南区東雲1丁目
20-23
コーポ福島1階
昭和31年以来の設置
広島市議会12月定例会において、藤田博之議員が行った一般質問(イ.江波山
気象館の命名権公募中止は議会採決を無視した議会軽視。ロ.安佐市民病院の移転場
所への態度により、市長が議員に「みかえり」をほのめかした。ハ.松井市長が当選した市
長選挙で、複数の議員が現金10万円を授受する不正があった)に対して、7名の議員
から、「①一般質問にふさわしくない。②松井市長の個人攻撃に終始する根拠のな
い発言で、人格と名誉を傷付けた。③粗暴な態度、不穏当な言葉づかいが市議会の
品位を失墜させた」として、藤田博之議員に懲罰動議を提出。
これに対し藤田議員が、懲罰動議を出した7名の議員の「処分要求」を提出し、
広島市議会は58年ぶりの懲罰特別委員会を設置。12月議会の会期を一日延長し
審議した結果、7名の議員に「戒告」処分が科されました。(下表参照)
市議団は、真相が不明のままで「懲罰は科せない」との態度をとりました。
広島市議会が、議員同士で「懲罰」を与えあう事態は、誠に情けなく、市民の付
託を受けた市民の代表たる議会として恥ずかしい限りです。
日本共産党広島市議団「真相究明」を求め質疑
藤田議員の発言内容は、市議会と広島市政が「お金で政治をゆがめている」との
驚くべき告発です。このまま真相にふたをすることはできません。中原議員は藤田
議員に、「お金の授受に関わった議員が誰なのか?」と質疑しましたが、藤田議員
は「墓場まで持っていく」として、真相は不明のままです。
真相究明の「調査特別委員会」設置を議長に申し入れ
日本共産党市議団は、真相を不明にしたまま幕引きせず、議会の調査権を発揮
し、「市長選挙での金銭授受」「安佐市民病院の移転に係るみかえり政治」の真相
究明を行う調査特別委員会の設置を1
2月22日(月)議長に申し入れまし
懲罰特別委員会の審査結果
た。
件
名 議員名(選出区)
審査結果
懲罰の動議
藤田博之(佐伯)
母谷龍典(佐伯) 戒告の懲罰を科す
山本
誠(西) 戒告の懲罰を科す
山田晴男(西) 戒告の懲罰を科す
処分要求
山路英男(東) 戒告の懲罰を科す
永田雅紀(中) 戒告の懲罰を科す
元田賢治(南) 戒告の懲罰を科す
中本
戒 告 文
懲罰を科さない
弘(南) 戒告の懲罰を科す
「藤田博之議員に対する懲罰の動
議」の提出者として、その理由に
おいて、藤田博之議員の名誉を傷
付け、侮辱したことは、誠に遺憾
である。
したがって、地方自治法第135
条第1項第1号の規定により戒告
する。
この南区だよりは日本共産党市議団の承認を得て発行しています