月 日 名前 果物 果樹園での仕事 作業体験 新しい品種をつくる こうすい ほうすい リンゴには、「ふじ」や「つがる」のように、多くの品種がある。ナシも、 「幸水」や「豊水」 など、やっぱり品種がいくつもある。 これらは、元をたどっていくと、同じ種類の果物にいきあたる。それを、何年もかけて、新 しい品種に改良していったんだ。 こっこう リンゴの「ふじ」は、同じりんごの「国光」と「デリシャス」とをかけ合わせて開発された。また、 「シナノスイート」は、 「ふじ」と「つがる」のかけ合わせでできた種を育てたんだ。どうやったら、 そうやって新しい品種をつくれるんだろう。 しゅ し おや ふじ(種子親) か ふんおや つがる(花粉親) シナノスイート ココがポイント メモ こうはい 新品種は「交配」でつくる! その地域だけの品種となっている果物は ある品種の花のめしべに、別の品種のお か ふん ぎ しべの花粉をつけて新しい品種をつくる技 じゅつ 調べてみよう こうはい 術のことを、「交配」と言う。 果物の場合は、実が実るのが年に 1 度 こうはい だけだ。交配させたその実がいいか悪いか ないだろうか。それができたきっかけは、 何だろうか。その品種の両親、おじいさん やおばあさんはどの品種だったのだろう か。お店で何種類の果物が見つけられるか 調べてみよう よくとし わかるのは翌年になる。交配をして、いい 品種かどうかがわかり、さらにそれをたく さいばい さん栽培できるようにしていくことは、も のすごく手間と時間がかかるんだよ。 当資材は平成 20 年度農林水産省にっぽん食育推進事業の一環として作成されました。 作成:社団法人農山漁村文化協会
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