資料 1-4 H26 シカ年度 遺産隣接地域における捕獲事業計画案 1.H26 シカ年度 捕獲事業内容案(ウトロ地区) ・H26 シカ年度は,前年度と同様に囲いわなによる捕獲を基本とし、ウトロ地区のシカの低密度化 を図る。 ・前年度ウトロキャンプ場に設置した囲いわなで 41 頭、三段滝に設置した囲いわなで 91 頭を捕 獲したが、ウトロ地区は依然として密度が高いため、新たに囲いわな等を 2 基増設する。 1-1.囲いわな等による捕獲 (既設 2・新設 2) ●期間: 11月中旬∼12 月中旬にワナ設置、12 月下旬に馴致・餌づけ誘引開始。1 月上旬∼3 月末まで捕獲。 設置済みの囲いワナについても同様とする。 ヒグマに注意しつつ 4 月∼5 月の捕獲も検討。 ●実施候補地: 既設⇒ウトロキャンプ場(改良)、三段滝(三者協定) 新設⇒フンベ川 (囲いワナ)、市街地内(箱ワナ) ●検討事項: 希少猛禽類関係者との調整。 ●捕獲目標頭数:ウトロキャンプ場及び箱ワナ約 60 頭、フンベ川約 40 頭、三段滝約 100 頭。 ●捕獲物処理: 生体で引き渡し、有効利用 ※捕獲目標頭数合計: 2.H26 シカ年度 200頭 捕獲事業内容案(遠音別地区) ・遠音別地区は、これまで一般狩猟による捕獲以外にほとんど実施されたことがなく、密度が非 常に高いと推定される。このため、H26 シカ年度は新たに囲いわなとモバイルカリング等によ る捕獲を行うこととし、遠音別地区のシカの低密度化を図る 2-1.囲いわなによる捕獲 (新規設置 3) ●期間: オシンコシン崎周辺は 11 月中旬∼12 月中旬にワナ設置、12 月下旬に馴致・餌づけ 誘引開始。1 月上旬∼3 月下旬まで捕獲。 可猟区であるオンネベツ川周辺は可猟期間末期である 2 月上旬にワナ設置、2 月下 旬に馴致・餌づけ誘引開始。可猟期間終了後の 3 月上旬∼3 月下旬まで捕獲。 さらに、ヒグマに注意しつつ 4 月の捕獲を検討。 1 ●実施候補地: オシンコシン崎周辺(新設 2)、オンネベツ川周辺 (新設 1)。 ●検討事項: 希少猛禽類関係者との調整、網走開発建設部網走道路事務所との調整。 ●捕獲目標頭数:オシンコシン崎周辺約 150 頭、オンネベツ川周辺約 50 頭。 ●捕獲物処理: 生体で引き渡し、有効利用 2-2.銃による捕獲 (新規) ●期間: 可猟期間終了後の 3 月上旬に餌づけ誘引開始。3 月中旬∼3 月下旬まで複数回の 捕獲。 ●実施候補地: オケペプ林道及びオケペプ林道支線(可猟区)。 ●検討事項: 希少猛禽類関係者との調整。 ●捕獲目標頭数:約 10 頭。 ●捕獲物処理: 死体で引き渡し、有効利用 ※捕獲目標頭数合計: 3.H26 シカ年度 210頭 捕獲事業内容案(真鯉地区) ・真鯉地区は一般狩猟だけでは密度が十分に減らないため、H26 シカ年度は新たに囲いわな等を 2 基設置する。 3-1.囲いわなによる捕獲 (新規設置 2) ●期間: マコイ沢左岸及び金山川は可猟期間末期である 2 月上旬にワナ設置、2 月下旬に馴 致・餌づけ誘引開始。可猟期間が終了後の 3 月上旬∼3 月下旬まで捕獲。 さらに、ヒグマに注意しつつ 4 月の捕獲を検討。 ●実施候補地: マコイ沢周辺(囲いわな新設 1)、金山川 (箱ワナ新設 1∼2)。 ●検討事項: 希少猛禽類関係者との調整、網走開発建設部網走道路事務所との調整。 ●捕獲目標頭数:マコイ沢約 15 頭、オンネベツ川周辺約 15 頭。 ●捕獲物処理: 生体で引き渡し、有効利用 ※捕獲目標頭数合計: 4.H26 シカ年度 30頭 林道等除雪による一般狩猟支援案(遠音別地区・真鯉地区) ・H26 シカ年度は、前年度と同様にオペケプ林道等について 12 月∼2 月末までの可猟期間中の除 雪を行う予定。また、金山川作業道の一部についても箱ワナによる捕獲事業の実施に伴い 2 月 からの除雪を計画する。 2 なお、上記以外にも国道から捕獲事業箇所までの除雪を行うため、2 月後半の可猟期間につ いては可猟区への進入経路が確保されやすくなり、一般狩猟による捕獲数の積み上げにつなげ る。 H26 シカ年度 遺産隣接地域における捕獲実施地点(案) 3 4
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