【ちょっと税金の話】～消費税は預かっているもの？～「なぜこんなに増えたのですか！？」「前期とそれほど売上（内容）は変わらないのに？？」顧問先の社長から決算時などによく聞かれる「消費税額」のことです。答えは簡単。税率が 5％から 8％に増税されたからですね。単純に税率が 1.6 倍になったことだけでも大幅増になるのですが、それに加え業績もアップしているような会社では、前期の消費税額に比べてその増加に驚かれることも少なくありません。「消費税はあくまでお客様が負担するものであり、会社はお客様から預かった消費税を国に納めるだけ。」 10 月を迎え、荒れたお天気もようやく静まり、秋らしくなってまいりました。「秋の日はつるべ落とし」と言いますが、６時を過ぎるとすっかり暗くなってと頭で理解していても、やはり重税感は拭えないようです。その大きな要因は、売上金と一緒に預かった消費税分も、経費の支払や借入金の返済などの資金繰りに廻してしまっているからでしょう。お金には色が付いていませんから、中小企業ではある意味仕方がない側いますね。たきぎのう先日、大変美しい月の夜に薪能を鑑賞しました。場所が山の中だったので、周囲に明かりは全くなく、月の明かりと薪の明かりだけが際立ってい面もあると思います。とはいうものの、いざ納付というときに慌てないようにしたいものです。2017 年４月から予定さる幻想的な雰囲気でした。れている 10％となれば尚更のことですので、それまでには消費税分を別口座などで管理できる夜でも人工的な明かりに囲まれた街中では、お月見も忘れられつつあるようようにしておくことをお勧めいたします。（それがなかなか難しいのですが・・・）ですが、自然に囲まれた中にいると、不思議と名月をずっと眺めていたい衝動に駆られるものです。代表税理士吉田茂意識的にそんな静かな環境に身を置くことで、失いつつある四季を感じる時間を取り戻し、心身ともに充電することで、ますます仕事に精進する秋にしたいと思います。【シルバーウィーク】税理士後藤美加皆様は秋の連休をどのように過ごされましたか。私は飛騨高山へ旅行してきました。世界遺産に登録された合掌造りの村、白川郷や歴史ある高山の町、ロープウェイで標高２０００メートルを越える新穂高の頂上等を観光しました。【社労士の小ネタ】～最低賃金改正と厚生年金の保険料改定について～秋らしさを感じる今日この頃です。毎年 10 月は都道府県の最低賃金が改定される月です。先ごろ発表された各都道府県（抜粋）の最低賃金は以下の通りです。山の木々の緑が鏡のような湖面に映っていてとても美しく、また稲穂も金色に変わっていて、日本の秋の景色は本当に豊かだなあと感動しました。飛騨牛焼肉や高山ラーメンを頂き、美しい景色を見てとてもリフレッシュできましたので、これからも日々元気で頑張っていこうと思います。一丸安重都道府県名最低賃金都道府県名最低賃金【マイナンバー（法人番号）について】大阪 858 円奈良 740 円京都 807 円鳥取 693 円兵庫 794 円島根 696 円で、新聞やテレビでも特集されるなど、内容はさておき、名称の認知度は徐々に高まっ滋賀 764 円岡山 735 円てきているようです。愛知 820 円山口 731 円三重 771 円東京 907 円いよいよ今月からマイナンバーの通知が始まります。マイナンバー（個人番号）は、税・社会保障・災害対策のためだけに利用できる番号個人番号ばかりが取り沙汰されていますが、実は、法人版マイナンバー（法人番号）の通知も同時にスタートします。法人番号は個人番号と異なり、番号の利用目的は定められていません。それどころか、法人番号は公表されることが前提の番号です。国税庁の「法人番号公表サイト」で法人の①番号、②名称、③所在地が月給制の場合は、時給に換算した金額が最低賃金を下回らないようご注意ください。また、厚生年金の料率も改定となり、新しい料率は 17.828% となります。 10 月支払給与から新料率が適用されますので、給与計算ソフト等をお使いのお客様は設定の公開され、誰でもアクセスして情報を得ることができます。 7 桁の郵便番号を入力すれば、○○市○○町までを自動で登録してくれるシステムは昔からありますが、今後は 13 桁の法人番号を入力すれば、会社の名称、所在地などを手入力する手間が省け、入力間違いが防止できるようなシステムがお目見えするようになるのでしょうね。確認、変更をよろしくお願いいたします。社会保険労務士坂本圭一税理士山野展弘