ストックマネジメント時代の 技術支援体制の充実に向けた取組

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02―■ トピックス
トピックス
ストックマネジメント時代の
技術支援体制の充実に向けた取組
−土地改良技術事務所を中心とした技術支援活動と課題−
落合 弘
東海農政局土地改良技術事務所 企画情報課 濵田 隆明
関東農政局土地改良技術事務所 企画情報課 1.はじめに
基準づくりについては、これま
結果を踏まえて、地域に開かれた
術事務所、国営事業所が連携して、
でに整備されてきた各種の設計基
多様な支援機能の中核として、平
地域へ向けて以下のような技術
準等の改定作業や、積算基準に関
成 23 年度に「東海農政局水土保全
的な支援を行うこととしています
する業務を行いながら、ストック
相談センター(以下、「相談セン
マネジメントに関しては、新たに
ター」という。)」を開設しました。
①技術相談の充実
各種マニュアルの整備や新技術の
開設に当たり意識した視点は、第
・「技術相談窓口」 を設け、関係
検証なども進めています。人材育
一には「気軽で親しみやすい相談
機関等の技術者が連繋して個別
成については、地方研修として各
窓口を」との声を受けて
支援を実施
種の技術研修を実施し、農林水産
をセンター名称の全面に掲げたこ
本省や農村工学研究所が行う研修
とです。第二には「技術情報の交
と併せて、農業農村整備に関わる
流や課題の共有が不足している」
技術者の育成を図っています。
との指摘を踏まえて、地域との協
ニーズに応じた技術指導と支援
働 ・ 連繋の場と位置付けたことで、
態勢の強化
相談
地方公共団体であることから、
「行
た関東農政局での取組状況、今後
これまでに国内で整備されてき
動計画」では、研修等による現場
の課題等について報告します。
た土地改良施設は、基幹的な農業
の技術力向上対策に加えて、国が
水利施設では既に約 2 割が耐用年
土地改良区や地方公共団体を直接
数を超過するなど老朽化が進行し
支援すべく、技術相談窓口体制を
2.土地改良技術事務所の
業務と技術支援
ており、農林水産省でも、施設の
整備し、支援の充実を図ってゆく
農林水産省では、各地方農政局
長寿命化への取組に向けては、土
農政局と地方との新たな技術的な
長寿命化対策に対応した事業制度
ことが明記されました。
に土地改良技術事務所(以下「技
地改良技術事務所は「保全技術の
協力関係の強化を目指して、技術
術事務所」と記します。)を置き、
体系化」や「技術支援の充実 ・ 強化」
事務所にとどまらない東海農政局
する技術支援については、これま
農業農村整備事業を効率的に進め
の役割を担うこととされ、従来に
のセンターとしたことです。
施設の老朽化の課題は、他の公
でも各地方農政局毎に、管内の実
るための技術支援を行っていま
も増して「地方との協力関係」の
共事業分野でも共通の課題であ
情に合わせた取組が行われていま
す。各農政局の技術事務所が連携、
発展が課題となりました。このよ
り、政府全体の取組としても、平
すが、ここでは、全国に先駆けて、
役割分担しながら、もの作りを効
うななかで、東海農政局では関係
相談センターでは、農政局の各
成 25 年には、インフラの戦略的な
土地改良区等も含めた現場への技
率的に行うための基礎的な情報と
者からのアンケートや意見交換の
部と土地改良調査管理事務所、技
維持管理・更新等の方向性を示す
術支援体制として「水土保全相談
しての、設計・積算に関する基準
基本的な計画として「インフラ長
センター」を開設した東海農政局
づくりや、業務支援のためのシス
寿命化基本計画」が策定され、平
の活動事例と、それに続いて「技
テム開発、人材育成のための技術
成 26 年に閣議決定された「国土強
術支援・相談センター」を開設し
研修等を実施しています。
の創設や、技術基準の整備などに
取り組んできたところです。
土地改良区や地方公共団体に対
3.
「東海農政局 水土保全相
談センター」の開設
戦略的な保全管理による施設の
(図-1)
。
②地域や様々な技術分野への組織
的支援
・農地・水保全管理組織等の地域
このための場として、保全技術推
・ストマネ等の新たな技術分野に
進連絡会議(通称 : ストマネ・フォー
対する組織的支援、研修等の充
ラム)を開設しました。第三には、
実、ストマネ技術の普及
③地域との技術的な協働・連繋の
促進
・自治体、地域の大学、研究機関、
諸団体等と協働した技術情報
ネットワークの強化
相談センターの活動内容
・地域との技術的な連繋と交流の
促進
(図-1)東海農政局水土保全相談センターの支援体制
靱化基本計画」においては、政府
横断的な分野の一つとして、イン
フラの維持管理・更新に係る推進
土地改良技術事務所の主な業務
①農業農村整備事業実施のための技術支援
方針が明記されました。これを受
・技術情報の収集・提供
けて、農林水産省農村振興局では、
・新技術・高度技術の普及・指導
所管するインフラの維持管理・更
・個別課題への指導・支援
新等を着実に推進する中期的な取
②農業農村整備事業の設計・積算・施工基準の改訂・指導
組の方向性を明らかにするため、
③施設管理技術指導、基準等の整備、災害応急用ポンプの管理・貸出
「インフラ長寿命化計画(行動計
画)」を策定したところです。施
④事業推進を支援するシステム開発、ネットワークの構築
⑤職員及び関係者の技術力向上対策(研修・講習会)
設の管理者の多くが土地改良区や
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ARIC情報|No.116 2014-12
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◆「東海農政局 水土保全相談センター」の活動事例
②「ストマネ・フォーラム」の実施
平成 25 年度は、「機能診断技術部会・技術基準部会」と「環境配慮・保全部会」でストマネ・フォーラムを
ここでは平成 25 年度に実施した、いくつかの具体的な活動事例を紹介します。
開催しました。
①「新技術・工法等説明会」の実施
「地域や様々な技術分野への組織的支援」の一環として、当事務所の研修室を会場に「新技術・工法等説明会
(以下、説明会)」を開催しています。
これは、土地改良施設に適用できるストマネ技術等の発展・普及と
(写真-1)説明会の状況
ただきました。
(写真-1)。実施状況は(表-1)のとおりで各社が開発した様々な技術
や工法が紹介されていますが、今までは土地改良事業とはあまり関係
③「長寿命化のための技術指導」の実施
の無かった企業からの参加もあるなど、ストマネ技術の新たな展開を
(写真-2)現地研修会の状況
ストマネ技術のレベルアップに向けて、県、県土連などで様々な研
感じることができます。参加者も農政局だけではなく、県、県土連、
修や講習会が行われています。これらの研修の開催にあたって、講師
土地改良区など多岐に渡っています。
派遣の要請があれば対応しています。平成 25 年度も、「基幹水利施設
ストマネ研修会」や「活動組織が施設の長寿命化を図るための技術研
(表-1)「新技術・工法等説明会」の実施状況
説明された技術・工法等
説明会参加者
第1回
1. 傾斜角に対応した小規模橋梁代替工法(斜角門形カルバート)
2. 急曲線・内水圧対応管の紹介(合成鋼管、JIPPIPE)
3. 地域性植物を用いた在来種緑化
4. 新しい測量技術の紹介(高精度移動体三次元計測システム)
県等 21 名
国 23 名
計 44 名
第2回
特別講習
1. 土木構造物の劣化要因・メカニズム・変状と診断技術について
2. 土木構造物の劣化を踏まえた補修・補強工法の施工課題について
新技術 ・ 工法等説明
付着性能、靱性硬化、耐久性に優れた責任保証を有するハイグレード(HIG)工法について
県等 46 名
国 17 名
計 63 名
第3回
1. 水田への利用に最適な簡易仮設道路資材(プラロード)
2. 維持管理を低減する環境配慮水路(TK 式ワンド工法等)
3. 軟弱地盤における発泡樹脂を用いた地盤置換(コロンブス工法)
4. 住民生活環境に配慮した動く土留め(OSJ 工法)
県等 28 名
国 19 名
計 47 名
第4回
1. ため池を地震から守る地盤改良による耐震対策工
(中層混合処理工法・浸透固化処理工法)
2. コンクリート構造物の長寿命化に寄与する技術(IPH 工法)
3. コンクリート表面保護工法の動向と新技術の紹介(RCG インナーシール工法)
4. あらゆる断面形状に対応する暗渠内組立式の更生工法
(パルテム・フローリング工法)
県等 36 名
国 19 名
計 55 名
第5回
1. 老朽化するコンクリート構造物を生き返らせる新工法(Sto 乾式吹付工法)
2. プレキャスト製品を使用した東日本大震災復旧工事現場からの報告
3. 水管理制御システムの機器選定と保全管理
4. 地球環境に貢献する間伐材を用いた液状化対策
(丸太打設液状化対策&カーボンストック工法)
県等 36 名
国 19 名
計 55 名
現地
研修会
1. 超高強度繊維補強コンクリートパネル工法(岡島頭首工)
2. 後施工せん断補強耐震対策工法(RMA 工法)(岡島頭首工)
3. 小水力発電計画
4. 鋼板内蔵外付 RC ブレス工法
5. 太陽光発電設備
県等 13 名
国 19 名
計 32 名
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について、関係機関の担当者へ説明をしました。
は管内で改修した排水路のモニタリング調査を通して生きもの調査について思うこと、について講演をしてい
や新工法などを行政関係者等に紹介する場を提供しているものです
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路編]
(農水省)」と「PAE 系ポリマーセメントモルタルを用いた補修・補強に関する設計・施工マニュアル(案)」
「環境配慮・保全部会」では、農村工学研究所から施設の維持管理の重要性や難しさを、岐阜大学の教授から
関連情報の官民共有を目的に、技術開発等に意欲的な企業に新技術
開催回数
「機能診断技術部会・技術基準部会」では「農業水利施設の補修・補強工事に関するマニュアル(案)[開水
修会」への講師派遣、「機能診断調査現地研修会」の開催などを実施
しました。
④「農地・水保全管理活動」への支援
農地周りの農業用用排水路、農道などで長寿命化のための補修や更新等を行う「向上活動」への取り組みに
際しては、「対策技術をどのように比較・評価すれば良いか」、「多くの対策工法のどれが最適であるか」等を十
分に吟味すると共に、確実に施工する必要があります。このようななかで、農地・水保全管理組織等から相談
センターに技術講習会や技術支援の要請が数多く寄せられました。
この要請等に応え、東海農政局管内の 7 箇所において「小規模水路の目地・ひび割れ補修講習会」を実施し
てきました。補修には多数の方法がありますが、農地・水向上活動で長寿命化を目指す小規模の水路では、目
地からの漏水を補修する「目地補修」やひび割れによる漏水を防止する「ひび割れ補修」がほとんどです。講
習会では 50 活動組織で延べ 220 名を超える地元農家の方々へ、補修技術を説明するとともに実際にいくつかの
方法で目地補修を体験してもらいました。
また、近年、草刈り等作業中の事故が多発していることから、安全に活動を実施できるよう目地補修講習会
の中で道具の正しい使い方等の安全指導も実施しています。
(写真-3)講習会の状況(実演)
(写真-4)講習会の状況(実習)
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4.関東農政局の「技術支援
・ 相談センター」の開設
技術事務所では、技術情報サー
また、技術事務所で実施する研
の内容を横断的に検索する手段が
めには、関係する技術者それぞれ
ビスの Web 化による各種情報への
修・講習会への参加についても、窓
なく、活用が容易でないなどの課
の個人的な情報ネットワークも有
このため、技術事務所から管内
アクセス改善の方策を検討してい
口開設後に参加案内を充実させて
題があります。
力な情報源です。各都県、県土連、
関東農政局でも平成 25 年 3 月に
「技
の関係者に、定期的に情報提供を
ますが、問合せ事例の提供は、こ
実施した H26 年度の国以外の機関
術支援・相談センター」を開設し、
行うことを目的に、
「技術支援・相
の一環として実施したものです。
農政局設計課、土地改良調査管理
談センター News」を隔月で発行し、
事務所、技術事務所にそれぞれ相
都県、県土連を通じてメールによ
相談センター開設後、関係者から
談窓口を置き、技術事務所を事務
り配信を始めました。まず目に止め
の照会件数は倍増
局にして、都県、都県土地改良事
てもらえるように、技術事務所の
業団体連合会(以下「県土連」と
東海農政局での取組も踏まえて、
務所を身近に感じる機会が減って
いるとの指摘もありました。
技術支援の充実のためには、新
土地改良区ともに、近隣の団体間
からの参加者数(聴講等も含む)は、
たな課題にも対応した基準類の整
での交流は意外に多くなく、他の
H25 年度の 5 割増となっています。
備や新技術の評価等に関する技術
団体と情報交換したいとの声も多
照 会 件 数 の 増 加 は、 相 談 セ ン
情報の蓄積と、対応する職員の技
く聞かれます。このため、各種の
ター開設に向けてのアンケート調
術力向上が第一に必要であるのは
研修や研究会など、国、都県、県
都県や県土連、土地改良区から
査でも多く寄せられた、
「相談窓口
言うまでもありませんが、このため
土連、土地改良区、民間等の組織
支援活動、各種基準等の改定情報、
の「技術支援・相談センター」へ
の設置を希望する。」との声が裏
にも現場情報の収集・活用を効果
横断的な活動により、各技術者間
記します。
)
、土地改良区等からの
研修・講習会の結果や予定等につ
の照会は、窓口開設後の 1 年間で
付けられた結果となっています。
的に行える仕組みは欠かせません。
が直接交流する機会をつくること
質問、相談、支援要請等に対して、
いて、容易に内容を確認できる A4
倍増し(前年度の技術事務所への
各機関が連携して対応しています。
版 1 枚(裏表)に集約して紹介し、
照会件数との対比)
、2 年目の平成
これまで、関東局管内では、農
詳しい内容はホームページと連携
26 年度も更に増加しています。内
させて情報提供を行っています。
政 局 と 各 都 県 等 で「 技 術 情 報 連
絡協議会」を組織し情報交換等を
行っていましたが、近年の活動は、
問合せ事例のホームページ掲載
前項で紹介した「問合せ事例」
も有効な支援の手段と思われます。
の提供は、関係者による情報共有
容も、従来からの問合せの中心で
技術支援の充実に向けた課題
−各現場や支援機関の双方
向の情報交流−
題に対しては、直接の管理者から
現在、県や土地改良区の現場か
あった積算基準に関するもののほ
土地改良区等の施設管理の現場
の情報がより確実であることから
ら国の相談窓口に寄せられる事例
か、設計基準や施工事例に関する
からの声には、それぞれの課題に
も、様々な現場からの照会に対し
は、現場の課題のごく一部です。
の第一歩ですが、管理の現場の課
5.おわりに
設計 ・ 積算に関する基準類の運用
都県や県土連との意見交換で要
照会や、各種の技術相談など幅が
対して、
「よい事例がないか」とい
て、農業農村整備に取り組む関係
多数で多様な現場の課題に確実に
連絡などの国からの説明が中心で
望の多かったものに、問合せ事例
広くなっています。都県担当者か
うものが多くあります。このとき、
者全体で応えてゆける仕組みを考
応えて行くためには、都県、県土
あり、各都県の現場の課題等の情
の提供があります。相談センターの
らの照会に加えて、従来は多くな
同様の事例は数多いと思われるよ
えてゆく必要があります。インター
連や民間団体等と役割分担しなが
報を組織的に集約 ・ 活用するまで
窓口開設後、照会事項の一覧をホー
かった県土連や土地改良区からの
うなものでも、適当な事例情報が
ネットの普及等により各現場間の双
ら、農業農村整備の関係者全体で
には至っていない状況でした。
ムページに掲載していましたが、今
照会も増えつつあります。
存外に把握できない現状がありま
方向の情報交流を行うための環境
効果的な支援体制を用意してゆく
す。全国の技術事務所を通じて、
は整いつつあり、国が保有する情
必要があります。このときも、各
このため、支援活動を充実させ
年 12 月より、事例として参考とな
具体的な事例では、土地改良区
る に あ た っ て、 ま ず は 従 来 か ら
るものについては、
「問い」と「回答」
職員の研修会での水路等の施設補
各都県を結んで運営している「事
報の提供や、ARIC で提供している
現場での課題や各団体の支援体制
行ってきた質疑対応や講師派遣等
を合わせて掲載し、キーワードに
修事例の説明や、県の出先機関職
例紹介」を通じても、回答が得ら
技術情報データベースなどの民間
は様々ですので、国が直接土地改
の活動を充実させながら、技術事
より検索できるようにしました。現
員へのポンプの機能保全・対策工
れない事例も多くあるほか、県土
の取組とも連携することによって、
良区等の現場への支援に対応する
務所と都県、県土連、土地改良区
在、関東政局管内の事例を掲載し
法の研修会の開催などストックマ
連等により毎年作成されている事
有用な技術情報サービスを提供し
ことも必要であり、これらの活動
等が直接接触する機会を増加さ
ていますが、今後は全国の事例に
ネジメントに関する課題が多く
例集等も、多くの貴重な事例が収
てゆくことが課題です。
は、新たな技術基準の整備等に取
せ、現場の具体的なニーズを把握
まで広げてゆくこととしています。
なっています。
集されているにもかかわらず、そ
してゆくこととしました。
広報誌「技術支援・相談センター News」
一方で、様々な課題の解決のた
現場の課題と直接向き合う貴重な
関東農政局「技術支援・相談センター」への照会実績
機会でもあると考えています。
H24※1
H25
H26(11月まで)
45( 5)
94(25)
95(27)
も支援活動の幅を広げながら、職
土地連
5( 0)
11( 6)
8( 4)
員の技術力向上、支援体制の充実
術事務所の宿泊施設(H24 年度限
市町村 ・ 土地改良区等
0
5( 4)
5( 5)
に取り組んでゆきます。
りで廃止)を利用した研修や、技
合計
110(35)
108(36)
広報誌「技術支援 ・ 相談センター
News」の発行
関係者の意見には、近年は、技
術事務所が直営で運用していた積
算システムの利用に関する業務な
どの、都県や県土連職員が技術事
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ARIC情報|No.116 2014-12
照会者 年度
り組むにあたっても、国の職員が
都県
50( 5)
土地改良技術事務所では、今後
※2
( )内は、積算基準関係以外の照会実績で内数
※ 1:H24年度は窓口開設前の土地改良技術事務所への質疑件数
※ 2:H26年度の11月までの照会実績は、H25年度
(11月まで 67 件)
の 1.6 倍
※本投稿文の内容や意見は、執筆
者個人に属し、農林水産省の公式
見解を示すものではありません。
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