Mg・Soleil(太陽エネルギー)プロジェクト

エネルギー危機
化石燃料
(産出量&
消費量)
燃料の現状:
化 石 燃 料 :地球温暖化、経済的枯渇
原子力燃料:放射能汚染、 経済的枯渇
消費予測
(2005)
オイルピーク
↓
(中国、インド急増)
(2014頃)
逆転
↓
不足量
産出予測
価格上昇(一途)
(経済的枯渇)
産業革命
石炭,機械
化石(石油,ガス)燃料
現在
0
1800
2000
2005
2010
・未利用化石燃料:オイルシェル,オイルサンド,
メタンヘイドレート
“環境” の物差しで計ると・・・
温暖化加速、有限資源
・バイオマス:未利用バイオマス,耕作バイオマス
効率劣悪、絶対量不足
・自然エネルギー:風力、水力、潮力、波力
低密度、気まま、絶対量不足
・直接太陽エネルギー:PV、熱、?
2015
2020
年
2014年以降に価格高騰確実 → どうする?
“Mg・Soleil” エネルギー 戦略(独創技術)
メルケル首相脱原発
宣言の根拠
日本は燃料物質で世界中運ぶ!
MgO
EUは砂漠発電シフト
Mg
Mg太陽炉
(東北大)
直線距離6,000㎞
送電は遠過ぎ
Mg(太陽)新循環
太陽光→植物→化石燃料から
太陽光→Mg 燃料へ
70×70㎞
4,000 K
(3727℃)実績
“砂漠争奪戦” 既に水面下で始まってる!
2
遠方砂漠太陽エネルギー の運び方
難燃化処理が大前提
1. 電力(送電線、超高圧直流送電、超伝導送電、)
長距離送電&変電ロス、高価設備、未完成技術
2. 水素(気体、超高圧容器、水素吸蔵合金、液化)
危険、巨大容量、保存難、高価設備
3. 二次電池で(Liイオン、ニッケル水素、他)
実質レアメタル、繰り返し制約、容量不足
4. Mg燃料(固体物質)で(難燃化後、粒状バラ積み)
無尽蔵、安全、最高容量、再生可能物質
“4”が一番合理的かつ現実的
3
自然界で得られる熱の“質”
高い温度 が重要かつ有効(自然状態では希少)
70%超
10%
800
3%?
40%
30%
温
水
器
ガ
蒸 ス
発
気 電
発
電
炉
太
陽
炉
(
パラボラ
0
精
錬
パラボラトラフ
100
平
板
温
水
器
真
自
空
噴 発 管
温 電 温
泉
水
&
器
地
熱
集
光
真
空
管
温
水
器
レーザー
アンモニア
1200
精
錬
Mg
20000
400
Mg
℃
発電限界(蒸気)
発電限界(アンモニア)
気温幅
鏡
)
太陽熱→マグネシウム精錬が70%超と効率最大!
4
戦艦「大和」の探照灯部品
集光太陽熱で熱還元
(変換効率に優れる)
1200℃
ピジョン法
(既存技術)
効率的新
炭素還元法
実証炉は
国内に
直径3~4m
焦点
赤熱状態のルツボ1200℃超
精練後のMg 1g
実用炉は
臨海砂漠
地帯に
直径10m炉
ヘリオスタッド
無し、
直接追尾型
15
実用太陽炉イメージ図
レトルト(1,200℃加熱、1Torr減圧)
パラボラ鏡
上下可動部
30℃冷却
(海水)
PV
太陽追尾
&減圧電力
可動
8時間/日可動で
発電量:1.6MWh/日
10m×10m
200KW/基
左右可動部
6
マグネシウム燃料電池の構造
負極端子
正極端子
1.72KWh/kg
負極
正極(空気極)
仕様
難燃マグネシウム板
酸素還元触媒を充填したもの
今回試作したマグネシウム燃料電池
仕様
空気中の酸素ガス
電解液
電池種
マグネシウム/空気電池
定格容量
60Ah
定格電圧
1.5V/セル
セル寸法
142×225×15mm
質量
470g/セル
質量エネルギー密度
食塩水(塩化ナトリウム水溶液)
☆電解液を入れないでおけば、長期間保存できる。
⇒使用時(緊急時)に海水等を注入すれば作動する。
現在古河電池が開発中
200Wh/kg
使用前
従来品のように絶縁膜が
家庭用常備電源概念図 表面に発生せず、
完全に電気エネルギーとして反応し切る
DC12V60Ah仕様
使用後
・テレビ(ワンセグ10インチ)
・ラジオ(FM&AM)
・携帯充電(3社タイプ)
・LED照明(96個タイプ)
・AC電源コンセント
・Mg燃料発電槽
8
基礎性能は 既に確保
(作動時6V×1.5A=90W)
今後の製品化計画:
空気極、電解液、Mg極、液漏れ構造改善など
5セルMgFC
7.5 V, 60Ah
1. 扇風機
3. LED照明
2. 9インチTV
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緊急時必須アイテム三種は1週間(4時間/日)使える!
性能試験結果 4月26日~29日
全 Ah 全 Wh
37.27377 214.6027
電流、電圧、電力 A、V、W
2012.4.26-29 TV+96LED comp
12
10
TV消灯
8
V
A
W
6
4
TV+96LED
96LED
2
59.4時間で
37.3Ahの電流と
214.6Whの電力
を発生した
0
0
1000
2000
3000
4000
分
TVと96LEDが明るく点灯・・・25時間
96LEDが4.8V以上で点灯・・・34.4時間
96LEDが点灯後、電池電圧が0V・・・100時間
Mg電極1枚が25g溶解したと
すると1.49Ah/g
1.72KWh/Kg
ー マグネシウム 燃料電池 ー
応用例
(2)MgEV トライク
(1)家庭用非常電源
(5)発電所バックアップ
(3)小型医療機器の
ピーク
電力
補間
バックアップ電源
本発明のマグネシウム燃料電池
(4)電車&バス
ハロゲン
→
LED化
リサイクル可能な軽量&安全構造材 “難燃性マグネシウム” を燃料として発電する “Mg燃料電池”
Mg発電器
エアロトレイン残材から切り出すMg極
MgFC(5セル、7.5V、60Ah)=LED+ワンセグTV作動
1.75kWh/kgの発電能力
使用前
セル1
使用後
セル2
セル3
セル4
セル5
発電器比較 Mg発電器(マグネシウム燃料)と携帯発電器(ガソリン燃料)
MgFCは、Mgを燃料として電力を出す “発電器”
Mg 発電器+TV
ガソリン 発電器+照明
13
家庭用常備電源としてのマグネシウム燃料発電器 -概念図-
停電でも死なずに済む家庭用
“常備電源”
襲 来か 名
わ 予ら 取
れ 報の 市
、 を大 で
命 知津 は
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落 ず情 巨
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た 財途 震
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多 片必 停
か 付死 電
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波津 ジ
に波 オ
襲
木質バイオマス燃料を使用した新しい街づくりの イメージ
Mgハイブリット炉
間伐材
15
Mg-Soleilプロジェクトの事業展開
太陽熱による還元材料:ドロマイト、ニガリ、酸化Mgほか
Mg(OH)2
→MgO
事業
太陽炉
レトルト化 バイオ炉
化石炉
事業
炉販売と精錬事業
難燃化&粒化事業
国内へ輸送事業
Mg・太陽新循環
砂漠へ輸送事業
電池化(湿&乾)
Mg極&空気極
事業
取り出し・分離事業
回収チェーン
事業
MgFC発電
事業
サプライチェーン事業
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MgFC Trike
家庭用
ショウルーム
製品化構想
常備電源
手術器用
バックアップ
電源
工事用
照明
携帯電話
基地局
バックアップ
電源
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“水素” & “マグネシウム” 人工燃料 比較

水素(燃えカス水電気還元 → H2O 還元エネルギーレベル高)
1gの水素が発生できる電気量・・・・ 26.3Ah
水素燃料電池の発電効率 30%・・・・ 7.9Ah/g
大気圧 60リットルの水素 =5.4g 7.9x5.4=42.7Ah
軽いが容量大、ハンドリング難、保管難、水素脆性難、危険物質

難燃マグネシウム(燃えカスMgO熱還元 → 還元レベル低)
1gのMgが発生できる電気量・・・・・・2.2Ah
Mg燃料電池の発電効率 70%・・・・・・1.5Ah/g
42.7/1.5 = 28.4g のMg が 同じ電気量
安全性、ハンドリング性、用途面で Mgが圧倒する
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(H2O)
O2
O2
1.熱
2H2O
1200℃
太陽熱
バイオマス
余剰熱
2H2
H2FC
(気体燃料) H サイクル
2
電
水素循環
気
・
熱 マグネシウム循環が完璧有利
分
Mg循環
解
(固体燃料) Mgサイクル
MgFC
2Mg
2MgO
(海水中
MgCl2)
O2
2.電力
1.超軽量材料
2.光
3.水素
4.電力
5.熱
O2
熱源があれば人工燃料は作れる
(MgO)
砂漠コンビナート
日本
燃料耕作時代
イメージ