全組合員の協力が「砂漠を緑に!」

(第三種郵便物認可)
2015年7月11日(土)
( 8 )
簡単そうに見えて大変だった人文字
全国から集まった第15次隊
1600杯の「バケツリレー」
〒107-0052
東京都港区赤坂2-4-5
国際赤坂ビル19F
03-3582-9381
03-5114-5444
成長を祈り松の苗木を植える
「森の石碑」に想いを込めて
ワークショップで熱い思いを語る
全組合員の協力が「砂漠を緑に!」
第15次隊20人の活動報告
6月19 ∼ 25日にドコモ本部独自の
社会貢献活動である
「
『砂漠を緑に!』
第15次隊」に、事務局を含む組合員
20人が参加し、中国ホルチン砂漠で
緑化活動等を行なった。本号では、そ
の活動内容を報告する。
植林作業とバケツリレーで一致団結!
初日は
「砂漠ウオッチング」
を行ない、
砂漠化の現状を目の当たりにし、翌日以
降の緑化活動に向けてあらためて意識を
高めた。その後、中国企業のボランティ
日 本からわずか1500㎞で、最も日本
に近い砂漠。
偏西風の影響で、毎年・数キロずつ日
本へ砂漠が近づき拡大している。
その砂漠の砂は、日本海を越えて「黄
砂」として日本に飛来し、私たちの人体
へ悪影響を及ぼす環境問題となってお
り、
「他国のこと」ではすまされない。
My Photo Album
Vol.216
ワークショップで活動を振り返る
また、最終日に行なったワークショッ
プでは、
「緑化活動に大切なもの・必要
なもの」を隊員それぞれが考え、グルー
プごとにディスカッションして発表。
「緑化活動のノウハウ」
「砂漠化への問
題意識」などの知識・情報の必要性や、
「物資を調達する資金」など、
「人・物・
カネ・情報」といった各資源の必要性に
ついて、隊員それぞれの思いをふまえた
さまざまな意見が出され、活発な論議が
面積は、約4万2300㎞2(スイスとほぼ
同じ広さ)
。
交わされた。
今後、第15次隊20人は、今回の活動
内容等をさまざまな機会を通じて組合員
の皆さんと共有していくことになる。
「砂漠を緑に!」の活動は、組合員の
皆さんからの物品購入や苗木カンパによ
る支援で行なっており、引き続き、今後
の取り組みへのご協力をお願いする。
(参加者の感想は、7面に掲載)
現体制でのド
コモ本部活動
は、定期大会を
もって区切りを
迎える。二年の
任期の中で﹁無
関心でいられても無関
係ではいられない﹂と
いうキーワードが一番
心に残る。組合員の皆
さんに対し、説明会や
研修の都度、使ってき
た言葉である▼今期の
通常国会は、与党が﹃安
保法案﹄の成立をめざ
し会期を大幅に延長し
た▼﹁選挙に行っても
何も変わらない﹂とい
う 人 も 多 い が、﹁ 選 挙
でしか変えられない﹂
のも事実だ▼自身の意
識は必ず変えられる。
組合活動を通して、よ
り多くの人が政治に興
味・関心を抱いていた
︵ふでを︶
だけることを切に願
う。
赤坂点描
フットサルで交友の輪
なぜ、中国・ホルチン砂漠の緑化活動に
ドコモ本部が取り組んでいるのか?
ア隊が行なっている植林活動に合流。
第15次隊も600杯の「バケツリレー」
で苗木の水やりに協力した。
2日目からは、いよいよ本格的に植林
活動を開始。松の苗木をトータルで400
本植林した。植えた後は、全員一丸とな
り1600杯の「バケツリレー」
。隊員全員
で、植えた苗木が無事成長することを祈
り、苗木1本1本に水やりをした。
作業の終わりに、第15次隊が緑化し
た「ドコモ本部の森」の証しとして、
「森
の石碑」を自分たちで建設。裏面に隊員
全員の名前を刻んだ。
また、植林活動の最終日には、過去の
隊が植えた木々の成長を確認するととも
に、植林した松の周囲に生えている雑草
取りや、成長したポプラの木の剪定作業
を行なった。
▲吉村さんは前列左端
私の余暇の楽しみは「フットサ
ル」です。業務終了後に近隣の体育
館等を借りて、上司、先輩たちと共
に、年齢・性別・サッカー経験など
に関係なく楽しく取り組んでいま
す。
写真はフットサル大会のときのも
のですが、練習の成果もあり、ミッ
クスクラスで2位の成績を収めるこ
とができました。
今後もフットサルを通じて、交友
の輪を広げていきたいと思います。
CS中央分会 吉村 郁人さん
えていくことから始め
周囲に自分の言葉で伝
加した者の責務として
わった気がします。
となっては考え方が変
2・5などの問題も今
った場所を元の状態に
会 い で す。 緑 化 活 動
とすてきな仲間との出
は、緑化活動への知識
この活動で多くを実感
を正確に伝えていきた
とや砂漠化の現状など
もし可能ならばもう
一度この緑化活動に参
ことを学びました。
保つことが必要である
系に本来のバランスを
戻すだけでなく、生態
考えさせられました。
とでさまざまなことを
際に現地で活動するこ
う思っているのか、実
現地の人は日本人をど
漠の緑化をするのか、
のか、なぜ日本人が砂
こと﹂﹁継続すること﹂
こ と ﹂﹁ 自 ら 行 動 す る
つ こ と ﹂﹁ 自 ら 考 え る
私は今回の活動を通
じ、﹁ 興 味・ 関 心 を 持
は、砂漠になってしま
ようと思います。
緑化活動を経験した
者にしか分からないこ
経験を生か し て 伝 え る
いと思います。
加したいです。
の重要性、そして、
﹁一
また活動に参加したい
本活動で得たこと
春闘をはじめ、大規 える化に取り組むこと
益「下方修正」を契機
社創業以来初の営業利
は、難しい議論と判断
なる中で、ドコモ本部
年、論議する背景が異
kの活用によるタイム
発行とfaceboo
「Do―Link」の
議事録の作成・展開②
何より、一緒に苦労
し汗をかいた役・職員
進化に期待したい。
つつ、新たなチームの
を渡せることに安堵し
つながることが大切
ことができました。
わる﹂ことを実感する
れば大きな力・絆に変
も、みんなの力が集ま
ていきたいと思いま 人一人の力は微力で
す。
活動を分会等と一丸と
職場組合員を意識した
なぜホルチン草原は
砂漠になってしまった
﹁活動を広げること﹂
まずは身近な人たち
に、感じたことを伝え
CS中国分会
考えさせられる機会に
谷川伸二さん
緑化活動で〝一期一会〟
感じる
活動を広く伝えたい
国内外で、緑化活動
の重要性が具体的には
広く知られていないの
は本当にもったいない
砂漠化の原因は中国
です。当事者意識とい
うと大げさかもしれま や現地の問題だけでは
せんが、少しでも関心 すまされない、日本も
を持つ人を増やすため 当事者であることを強
した「新たな雇用制度
期社員への拡大をめざ
にも、まずは活動に参 く 感 じ、 黄 砂 や P M
二〇一〇年八月のド
コモ本部定期大会で事
模通信障害が影響した が、 組 合 員 お よ び 分
これらのさまざまな
取り組みとていねいな
なって取り組んでき
春闘、そして、三期 会・部会等役員の信頼
組織運営が、チーム・
また、春闘の取り組 れたと思っている。
とりわけ、春闘につ
み に つ い て も、「 東 日
本大震災」の発災時の いては、労使交渉の見
上で一一月に整理した
連続の営業減益となっ を得ることにつながる
ドコモ本部の組織強化
務 局 長 に 就 任 し て 五 の導入」
、その延長線
年。この五年間を一言
「無期雇用と有期社員
春 闘 と、 毎 との考えから、①交渉
た。
で表現すれば
「激動」
。
ン目)
」
。そして、二〇
た
の役割の明確化(ミシ
この「激動」の五年
を振り返れば、足掛け
一二年中間決算時の会
の礎となっている。
に二〇一四年七月に実
を迫られたが、これら
リーかつ臨場感ある情
をはじめ、組合員の皆
激動の時代から次代へつなぐ
~
二年の組織的論議を積
み重ね、二〇一三年一
〇月にスタートした
施した「事業構造の変
難問を、その時代・時
報共有③緊急職場ヒア
さんに心から感謝した
今月末の定期大会で
次代メンバーにバトン
をはじめ、二〇一四年
革と再構築」など、皆
代の分会等役員の英知
リングの実施と交渉へ
「処遇体系の再構築」
四月の有期社員から無
さんの記憶に残ってい
と、会社経営側との真
い。
る取り組みも多くある
など、常に
の反映
この緑化活動は、地
球上からしたらほんの
一部です。しかし、その
一部が一五回もつなが
∼施設に車椅子を プルタブ回収運動∼
間となり、同じ目的に
向かって団結すると、
やすやすと壁を突破で
きる。この組織の組合
員の潜在能力にあらた
ました。
めて大きな魅力を感じ
携わってくれたスタッ
仲間、本活動の運営に
フの皆さん、そして何
全員元気に帰国しま
した。感想を一言で表
し上げます。ありがと
んに心から﹁感謝﹂申
た全国の組合員の皆さ
よりも﹁物販・カンパ
すなら﹁感謝﹂です。
うございました。
組合員の協力に感謝
それは、この活動に参
活動﹂に協力いただい
もたくましく、砂漠に
人の相互理解は難し
緑を輝かせています。 いものと思いますが、
加することで出会えた
る義務があります。
た者同士がひとたび仲
団結力に感銘
事務局から
80kg回収 その数なんと16万個!
私たちには砂漠化の 同じ会社に働いている
現状を全組合員へ伝え 昨日までは知らなかっ
ると小さい松やポプラ
ドコモ本部
CS関西分会
中央分会
摯な論議で乗り越えら
木下執行委員
松本直子さん
行天美鈴さん
のではないだろうか。
本間執行委員
15
したことになります。
回収促進のため、
ボウリング大会の
参加費の代わりとしてプルタブを持っ
てきてもらったり、
ごみ箱の近くに回
収BOXを設置したりと、
システムズ
分会独自の方法で工夫した取り組みを
行なっていることもあり、
最近では自
宅で集めたプルタブを持ってきてくれ
【システムズ分会】
システムズ分会で る組合員もいます。
は、
ドコモ本部と共に2004年からプル ロケーションによっては回収BOX
あまり目につかない
タブ回収運動を開始しました。
プルタ がないところや、
ブ800㎏で車椅子1台と交換し施設に ところに設置されているロケーション
今後のさらなる回収
寄付できるこの活動も、
今年で11年目 も見られるため、
促進の取り組みとして、
みんなに分か
になります。
呼びかけなどを実
これまでシステムズ分会で回収した る場所への設置や、
1台でも多くの車
プルタブは約80㎏に上り、
まだ計量し 施していくことで、
ていないものも分会室に保管されてい 椅子寄贈に貢献していきたいと思って
ます。
プルタブ1つは約0.5gなので、 います。
(システムズ分会 小島佳織通信員)
数にすると16万個のプルタブを回収
中央分会
CS北海道分会
11
CS北陸分会
東海総分会
平野幸二さん
13
12
塚本祐子さん
松澤聖さん
「砂漠を緑に!」第15次隊 参加者の声
視 点
(ドコモ本部版)
(第三種郵便物認可)
( 7 )2015年7月11日(土)