国際財政学会第七一回年次大会に参加して

山 田 直 夫
次大会( Annual Congress
)は毎年八月に開催さ
れ、講演などのプレナリーや個別研究報告が行わ
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29
国際財政学会第七一回年次大会に参加して
Ⅰ.はじめに
れるほかに、ディナーなどのソーシャル・プログ
ト な ど に よ る と、 今 回 は ダ ブ リ ン 大 学 ト リ ニ
ラ ム も 用 意 さ れ て い る。 年 次 大 会 の リ ー フ レ ッ
本稿では、八月二〇日から二三日にかけてアイ
ルランドのダブリンで開催された国際財政学会の
)、アイルランド国立
University College Dublin
)、 ユ ニ バ ー シ テ ィ・ カ レ ッ ジ・ ダ ブ リ ン
Dublin
Trinity College, University of
テ ィ・ カ レ ッ ジ(
(
第七一回年次大会について報告を行う。国際財政
学会( International Institute of Public Finance
:
)は一九三七年にパリにおいて設立された
IIPF
National University of
) に よ る 共 同 開 催 で あ る。 な
Ireland, Maynooth
大 学 メ イ ヌ ー ス 校(
際財政学会のホームページによると、現在五〇を
お、年次大会の会場はダブリン大学トリニティ・
財政学・公共経済学に関する国際学会である。国
⑵
超える国々に約八〇〇名の会員を有している。年
⑴
証券レビュー 第55巻第9号
カレッジである(写真1)。
本稿の構成は以下のとおりである。続くⅡ節で
は、年次大会の概要を説明する。そしてⅢ節では
筆者が興味深く感じた個別研究報告の内容を紹介
する。後述するように個別研究報告の内容は多岐
にわたっているが、筆者の関心は企業課税を含む
広い意味での証券税制にあるので、紹介する内容
がそうした税制に関する研究に偏ってしまうこと
を予めお断りしておきたい。最後のⅣ節では、来
年アメリカ合衆国のレイクタホで開催される第七
二回年次大会について触れたい。
Ⅱ.第七一回年次大会の概要
年次大会のプログラムの概要は図表1のとおり
である。昨年の年次大会では初日の午前中にオー
プニング・セレモニーが催されたが、今大会では
― ―
30
国際財政学会第七一回年次大会に参加して
― ―
31
証券レビュー 第55巻第9号
午後に設定されていた。以下ではプレナリー、個
)
Plenary
別研究報告、ソーシャル・プログラムに分けて説
明していく。
⑴ プレナリー(
図表1からわかるとおり、今大会では一日に一
つずつ、合計四つのプレナリーが設けられた。プ
レナリーの数が昨年の年次大会より一つ少なかっ
たのだが、それは初日のスタートが今大会の方が
遅いためだと思われる。
図表2はプレナリーの講演者とその論題を示し
た も の で あ る。 図 表 2 の 最 上 段 は パ ネ ル デ ィ ス
カ ッ シ ョ ン で、 そ の 他 の 三 つ は 講 演( Keynote
) で あ る。 プ レ ナ リ ー で は 共 通 の テ ー マ
Lecture
Taxation in a Global
が設けられるが、今大会のテーマは「グローバル
経 済 に お け る 課 税 」(
) で あ る。 各 プ レ ナ リ ー と も 最 後 に 質
Economy
― ―
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国際財政学会第七一回年次大会に参加して
疑応答の時間が設けられており、講演者と出席者
の間で活発な議論が交わされた(写真2)。
⑵ 個別研究報告
という記載
図 表 1 に Working Group Session
があるが、これが個別研究報告が行われることを
示している。ここからわかるとおり、個別研究報
告は大会期間中すべての日に行われた。写真3は
その様子である。図表3では一例として、二一日
の九時〇〇分から一一時〇〇分にかけて行われた
Working Group Session に
B おける各セッション
のタイトルを列挙し、あわせて個別研究報告の本
数も掲載している。各セッションにはタイトルが
付けられており、そのタイトルに関連する数本の
Working Group Session で
B は一三会場で合
個別研究報告が行われるのである。よって図表3
は、
計五〇本の個別研究報告が行われたことを示して
― ―
33
証券レビュー 第55巻第9号
― ―
34
国際財政学会第七一回年次大会に参加して
い る。 図 表 4 は、 図 表 3 に あ る
Corporate
という
Taxation and Rate-of-Return Allowances
タイトルのセッションで個別研究報告を行った研
究者の氏名とその論題である。すべてのセッショ
ンのタイトル及び個別研究報告の論題、さらに報
告論文は年次大会のホームページから見ることが
で き る。 そ れ に よ る と、 セ ッ シ ョ ン の 総 数 は 九
〇、個別研究報告の本数は三五四であった。昨年
の年次大会のセッションの総数は一〇一、個別研
究報告の本数は三一一であったので、個別研究報
告の本数は昨年より増加している。
個 別 研 究 報 告 の 内 容 は、 税 制、 公 債、 社 会 保
障、地方財政、財政政策など幅広く、分析手法も
理論、実証、事例研究など多様である。筆者の印
象としては、特に法人税に関する報告が多く、地
方財政に関する報告が少なかった。
また、筆者はACE法人税と呼ばれる税制につ
― ―
35
⑶
た。同じ時間帯にACE法人税に関する個別研究
いないが報告要旨に含まれているものは三本あっ
が含まれているものが五本、報告論題に含まれて
筆者が調べた限りで報告論題にACEという単語
関する理論研究、実証研究が数多く報告された。
いて研究をしているが、今大会はACE法人税に
行動に与える影響に関する実証研究について紹介
に関する実証研究とACE法人税が多国籍企業の
次のⅢ節では筆者が聞いた個別研究報告の中か
ら特に興味深く感じた、ベルギーのACE法人税
究報告を聞いた。
者は会場を移動しながらできるだけ多くの個別研
響に関する理論研究について報告が行われた。筆
する。
ル・プログラムが用意されており、参加者が親交
年次大会の中心はもちろんプレナリーや個別研
究 報 告 で あ る が、 大 会 期 間 中 は 様 々 な ソ ー シ ャ
Social
というタイトルのセッションでACE法人税が多
を深める貴重な機会となっている。二〇日の夜に
― ―
36
報告が行われることもあり、どの報告を聞くか迷
Working Group
⑶ ソーシャル・プログラム(
国籍企業の行動に与える影響に関する実証研究、
は ウ ェ ル カ ム・ レ セ プ シ ョ ン、 二 二 日 の 夜 に は
)
Programme
というタイトル
Taxation and Capital Structure
Corporate
のセッションでイタリアのACE法人税に関する
ディナーが開催された。また、二一日の午後はエ
Taxation and Investment in the Global Economy
実証研究とACE法人税が資本コストに与える影
税 を 考 慮 し た 実 効 税 率 に 関 す る 研 究、
というタイトルのセッションでACE法人
forms
で は、 Analysing Corporate Tax Re­
Session F う こ と も あ っ た。 例 え ば、
証券レビュー 第55巻第9号
「ケルズの書」を見学したりした。
あ る オ ー ル ド・ ラ イ ブ ラ リ ー に 所 蔵 さ れ て い る
クスカーションになっており、参加者は大学内に
で、企業の資金調達行動に対して非中立的である
から控除するが、株式の機会費用は控除しないの
で採用されている法人税は負債利子を課税ベース
といわれている。また、理論的には企業の投資決
定に歪みを与えるといわれている。それに対して
た。ここではその中から、ベルギーのACE法人
前述のように個別研究報告では、ACE法人税
に 関 す る 理 論 研 究、 実 証 研 究 が 数 多 く 報 告 さ れ
が昨年発表した声明では、わが国においてACE
つかの国で実際に導入されている。また、IMF
税は単なる提案にとどまらず、欧州を中心にいく
Ⅲ.個別研究報告の紹介
税に関する実証研究とACE法人税が多国籍企業
法人税導入について検討することが提案されてい
) の
RWI
Nils aus dem
― ―
37
ACE法人税は企業の資金調達行動や投資決定に
の行動に与える影響に関する実証研究について紹
る。
:
Wirtschaftsforschung
ドイツのライン・ウェストファーレン経済研究
所( Rheinisch-Westfälisches Institut für
⑷
対して中立的であるといわれている。ACE法人
介する。
⑴ ベルギーのACE法人税
会費用として課税ベースから控除する。多くの国
株主基金にみなし利子率を乗じたものを株式の機
いて提案された税制で、税制上の自己資本である
)法
A C E( Allowance for Corporate Equity
人 税 は、 Institute for Fiscal Studies (1991)に お
国際財政学会第七一回年次大会に参加して
氏
Moore
は、
Corporate Taxation and Rate-of-
というタイトルのセッション
Return Allowances
でベルギーのACE法人税に関する個別研究報告
氏 は、 企 業 の 投 資 行 動 に
Nils aus dem Moore
ついて以下のような仮説を考えた。ACE法人税
導入によって企業は税負担が減少し、キャッシュ
年の報告は、ベルギーのACE法人税がベルギー
という報告論題で報告を行っている。昨
Reform
Decisions: Evidence from the Belgian ACE
Taxes and Corporate Financing
氏は昨年の
Nils aus dem Moore
資金不足により投資を行いたくても行えない状況
考えがある。つまり、中規模企業と小規模企業は
模企業のような資金制約に直面していないという
が困難であるが、大規模企業は中規模企業や小規
企業と小規模企業は企業の外から資金調達するの
資には変化はない。この仮説の背景には、中規模
フローが増加する。それに伴い、中規模企業と小
企業の資本構成にどのような影響を与えるのかを
にあり、キャッシュフローが増加するとそれを投
Corporate Taxation and
を 行 っ た。 報 告 論 題 は
実 証 的 に 分 析 し た も の で、 大 規 模 企 業 に は レ バ
資に回すというのである。一方、大規模企業は、
規模企業は投資を増加させるが、大規模企業の投
レッジを引き下げる効果が確認できたが中規模企
資金不足ではなく十分に投資を行うことができて
Investment – Evidence from the Belgian ACE
業と小規模企業にはそうした効果が見られないと
いるので、キャッシュフローが増加しても投資に
である。
Reform
いう結論を示した。今回の報告はベルギーのAC
影響しないと考えているのである。
― ―
38
年次大会でも
E法人税が投資に与える影響を実証的に分析して
も し こ の 仮 説 が 正 し け れ ば、
Difference-in-
いる。以下ではその報告について紹介する。
証券レビュー 第55巻第9号
や
Differences
と呼ばれる統計
Triple Differences
的手法を用いてACE法人税の投資への影響を明
業、小規模企業に分け、投資比率(投資・総資産
比率)を被説明変数とした回帰分析を行った。そ
に よ る 分 析 を 行 う、 と い う よ
Triple Differences
に よ る 分 析 を 行 う、 ③
Difference-in-Differences
氏 は、 ① 仮 説 が 正 し い こ と を 示 す、 ②
Moore
意ではないことを明らかにし、仮説が正しいこと
業を対象とした場合はキャッシュフロー比率が有
ロー・株主資本比率)がプラスに有意、大規模企
した場合、キャッシュフロー比率(キャッシュフ
して、全企業、中規模企業、小規模企業を対象と
うに三つのステップに分けて分析を行っている。
を示した。
らかにすることができる。そこで、
分析に用いられているデータはヨーロッパの企業
〇〇六年の前後)のデータが必要になる。そこで
― ―
39
Nils aus dem
の財務情報に関するデータベースであるビュー
続く②については、政策変更の影響を受けた企
業と受けなかった企業の政策変更前後(つまり二
MADEUSである。分析対象期間は二〇〇〇年
政策変更の影響を受けた企業として小規模企業、
上げている。具体的には、小規模企業を一、大規
から二〇〇八年である。なお、分析対象企業は製
除くためという理由で、連結決算の企業は除いて
模企業をゼロとするダミー変数と、ACE法人税
影響を受けなかった企業として大規模企業を取り
いる。
前をゼロとするダミー変数を乗じて、ACE法人
導入以後(つまり二〇〇六年以後)を一、導入以
まず①については、ベルギーの製造業の企業を
欧州委員会の定義をもとに大規模企業、中規模企
造業の企業で、多国籍企業や持ち株会社の影響を
ロ・ ヴ ァ ン・ ダ イ ク 社( Bureau van Dijk
)のA
国際財政学会第七一回年次大会に参加して
理由としては、経済的な面でベルギーとの類似性
ということができる。フランス企業を取り上げた
したがって③は②の結果の頑健性を検証している
業を一とする変数を作成して分析を行っている。
し、ACE法人税導入以後のベルギーの小規模企
一、フランス企業をゼロとするダミー変数を追加
行 っ て い る。 具 体 的 に は、 ② に ベ ル ギ ー 企 業 を
最後の③については、政策変更の影響を受けな
かった企業としてフランス企業も加えて分析を
確な結果は得られなかった。
行ったが、小規模企業を取り上げたケースほど明
た企業として中規模企業を取り上げ同様の分析を
とを明らかにした。また、政策変更の影響を受け
が小規模企業の投資比率を三%程度引き上げるこ
て分析を行っている。そして、ACE法人税導入
税導入以後の小規模企業を一とする変数を作成し
ず、 今 後 更 な る 研 究 の 蓄 積 が 必 要 で あ る と 感 じ
論モデルに基づいて推計が行われているとはいえ
いて大変興味深いものである。しかし、厳密な理
果を持っているのかを明らかにするという点にお
連の研究は、実際にACE法人税がどのような効
と い う こ と に な る。 Nils aus dem Moore
氏の一
構成には影響を与えないが投資には影響を与える
い。そして、中規模・小規模企業については資本
本構成に影響を与えるが、投資には影響を与えな
氏の報告の
今年と昨年の Nils aus dem Moore
内容を合わせると、図表5のようにまとめること
規模企業のケースと同じ結論を得ている。
また、中規模企業を対象に同様の分析を行い、小
比率を引き上げていることを明らかにしている。
析の結果、ACE法人税導入が小規模企業の投資
れていないことなどが挙げられている。そして分
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ができる。つまりACE法人税は大規模企業の資
が高いこと、分析対象期間中に法人税率が変更さ
証券レビュー 第55巻第9号
国際財政学会第七一回年次大会に参加して
た。
⑵ 多国籍企業に対する影響
ド イ ツ の ゲ ー テ 大 学(
)の
Frankfurt
Goethe University
Martin
氏とテュービンゲ
Shafik Hebous
) の
University of Tuebingen
Evaluating the Effects of ACE Systems
界各国に所在しているので、それらをACE法人
氏らは、ドイツの多国籍企業の
Shafik Hebous
関連会社を分析の対象としている。関連会社は世
下ではその報告について紹介する。
で あ る。 以
on Corporate Debt and Investment
論題は
与える影響について個別研究報告を行った。報告
ションで、ACE法人税がドイツの多国籍企業に
というタイトルのセッ
in the Global Economy
氏 は、 Corporate Taxation and Investment
Ruf
ン 大 学(
⑸
税導入国に所在している関連会社とそうではない
― ―
41
⑹
タ は、 ド イ ツ 連 邦 銀 行 の 個 票 デ ー タ
効果を分析している。分析に用いられているデー
な違いがあるかどうかを検証し、ACE法人税の
関連会社に分け、負債資本比率や投資行動に有意
で検討が進んでいることが紹介された。
五年から七年以内にACE法人税を導入する方向
額などを株主基金としている。また、スイスでは
三か国であり、その他の国は新規の株式の帳簿価
)で、
MiDi
分析の主な結果は、ACE法人税導入国に所在
する関連会社は、①負債資本比率を低下させてい
:
Microdatabase Direct investment
分析対象期間は一九九九年から二〇一一年であ
る、②グループ内貸付を増加させている、③自社
(
る。
続しているといえるのが、ベルギー、ブラジル、
ポルトガルの八か国で、このうち現在も制度が存
ア、イタリア、ラトビア、リヒテンシュタイン、
はオーストリア、ベルギー、ブラジル、クロアチ
氏らの報告によるとACE法人税導入国
Hebous
ゼロとするダミー変数を説明変数に含んだ回帰分
分析の具体的な内容であるが、関連会社の所在
地がACE法人税導入国であれば一、それ以外を
高いことを指摘している。
違いを最大限利用して節税を行っている可能性が
氏らは、ドイツの多国籍企業が各国の法人税制の
― ―
42
の固定資産は変化させていないという三点であ
イタリア、リヒテンシュタインの四か国である。
析を行い、前述の①から③の結論を得ている。例
Shafik Hebous
また、株主基金に株式の帳簿価額を用いている国
えば①に関しては、ACE法人税が負債資本比率
る。 そ し て 以 上 の 分 析 結 果 よ り、
はベルギー、クロアチア、リヒテンシュタインの
氏らは分析に入る前に、まずA
Shafik Hebous
CE法人税導入国について整理している。 Shafik
証券レビュー 第55巻第9号
関連会社は二・五%ポイントだけ負債資本比率を
在する関連会社は五%ポイント、後者に所在する
(ソフトタイプ)に分けて分析を行い、前者に所
基 金 と す る 国( ハ ー ド タ イ プ ) と そ れ 以 外 の 国
らにACE法人税導入国を株式の帳簿価額を株主
を三・五%ポイント低下させることを示した。さ
を導出したのである。
つまり三つの異なる方法で分析を行い、同じ結論
を用いて分析を行い①から③の結果を得ている。
らに、
を一とする変数を作成して分析を行っている。さ
組み合わせることで、二〇〇六年以降の法人組織
入された二〇〇六年以降を一とするダミー変数を
次回の第七二回年次大会は、二〇一六年八月に
ア メ リ カ 合 衆 国 の レ イ ク タ ホ( Lake Tahoe
)で
Ⅳ.第七二回年次大会について
と呼ばれる手法
Synthetic Control Method
減少させていることを示した。すなわちハードタ
ることを明らかにした。
続いて、ベルギーに所在する関連会社のみに注
目 し て Difference-in-Differences
による分析を行
い、①から③の結論を得ている。具体的には、ベ
グループとして法人組織、受けなかったグループ
織のみであることから、政策変更の影響を受けた
)である。詳細についてはまだ明ら
Public Policy
ナ ー シ ッ プ と 公 共 政 策 」( Entrepreneurship and
ネルディスカッションのテーマは「アントレプレ
開催される予定になっている。キーノート及びパ
として非法人組織を取り上げている。そして、法
かにされていないが、次回も広い意味で証券に関
ルギーではACE法人税が適用されるのが法人組
人組織を一とするダミー変数とACE法人税が導
― ―
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イプの国の方が負債資本比率をより低下させてい
国際財政学会第七一回年次大会に参加して
わる分野について最新の研究成果が報告されるも
のと思われる。なお、その次の第七三回年次大会
は二〇一七年八月に東京で開催される予定になっ
ている。
(注)
http://www.iipf.net/index.htm
http://www.iipf.net/IIPF_leaflet_2015.pdf
⑴ https://www.conftool.pro/iipf2015/sessions.php
(やまだ ただお・当研究所主任研究員)
― ―
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⑵ ⑶ ⑷ 二〇一四年対日四条協議終了にあたってのIMF代表団
声明
⑸ 正式にはヨハン・ヴォルフガング・ゲーテ大学フランク
フルト・アム・マインである。フランクフルト大学と呼ば
れることもある。
る。
⑹ 正式にはエバーハルト・カール大学テュービンゲンであ
Capital Taxes Group Chaired by Malcolm Gammie.
Corporation Tax for the 1990s, A Report of the IFS
Institute for Fiscal Studies (1991) Equity for Companies: A
(参考文献)
証券レビュー 第55巻第9号