事 業 方 針 - 新潟県私立幼稚園協会

平成27年7月17日
新 潟 県 私 幼 会 報
⑴
№216
平成二十七年度
二、私 立 幼 稚 園 及 び 幼 保 連 携 型 認 定 こ ど
も園振興の推進
新制度へ移行する園も今まで通りの幼稚園
として存続する園も共に経営的な安定は不可
欠である。それがあってはじめて保護者や地
27
域の多様なニーズにしっかりと応えていくこ
とができるからである。どのような形態の園
であっても安定的に運営することができるよ
うに振興策を更に強力に推進したい。
三、﹁子ども・子育て支援新制度﹂への対応
時代の変化等の理由で各園の人材確保が
容 易 で は な い 状 態 が 生 じ て い る。た と え ど
の よ う な 類 型 の 施 設 で あ っ て も、我 が 国 の
明日を背負ってたつべき優秀な人材を育成
することは私たちに課せられた必須の責務
で あ る。そ の た め に は 優 秀 な 人 材 を 確 保 し、
着 実 に 育 て て い く こ と が 必 要 で あ る。人 材
難 の 時 代 で あ る か ら こ そ、こ れ ま で 以 上 に
養成校や在籍する学生などに積極的に働き
か け て い き た い。離 職 防 止 の た め に も 就 業
規則等遵守を求めていきたい。
新制度は現時点では実に多くの問題点や課
題を抱えたままの船出となった。例えば地域
なしとしませんが、まさに正鵠を射たものと言
区分による市町村ごとの格差や公私幼保間に
えましょう。
おける保育料の保護者負担の格差等であるが、
私たちがこれまでの長い間積み上げてきた私
これらの多様な課題について県内外の実情や
立幼稚園の質の高い教育・保育を更に充実・向
情報を丁寧に収集しそれについて分析を行い、
上させ、各々が持つ学校力を十分に発揮し、保
必要な事項については関係先へ働きかけを行
護者や地域の信頼に応えていくことは、まさに
な っ て い き た い。県 版・市 町 村 版﹁子 ど も・
この変化の時代であるからこそ重要なのだと考
子育て会議﹂においては、引き続き県私幼と
えます。
しての主張を明確に行なっていきたい。
大きな変化の時代を迎えることとなりました
が我が国の明日を担う大切な子どもたちや若い
保護者のため、加盟園の皆様方とともに幼児教 四、協会組織の改革・強化策の検討と実施
本年4月より施行された新制度によって県
育に寄与していく所存です。
内にも様々な類型の施設が誕生し、次年度以
以上の点を踏まえ、本年度は下記の事業に重
後もこの変化は続くものと思われるが、この
点的に取り組んでいくものとします。
ことによって当協会の組織や実施事業のあり
方、会員資格・他の団体や組織との関係のあ
一、幼 児 教 育 に お け る 教 育・保 育 の 質 の
り方等様々な検討・改革すべき事項が生じて
充実と向上
私立幼稚園にとって、その形態や機能の一
いる。協会の長い歴史を尊重しつつ、新しい
部が変化したとしても、学校であることに変
時代に適応していくための組織改革・強化策
わりはない。全ての園がそれぞれの園の特質
を検討・実施したい。
を活かしながら、質の高い教育・保育を更に
充実・向上させていく必要がある。そのため、 五、優秀な人材確保のための活動強化
教職員の資質向上が重要であり、今まで以上
に研修・研究体制を強化したい。新しい時代
に即応した乳児から満3歳児の育ちとその保
育に関する研究・研修等もテーマのひとつと
考えられる。
事 業 方 針
平成 年度の県予算が決定いたしました。多
くの皆様方のおかげで、私立幼稚園関係予算は
全体的に前年度と比較して大幅な増額となりま
した。これもひとえに県私幼各園の皆様方の強
力なご支援の賜物と心より感謝申し上げます。
特に今年度は地方創生元年ということもあ
り、知事は人口減対策、少子化対策モデル事業、
子育て支援事業を重点施策と捉え、若い人たち
が家庭を持ち、子どもに恵まれ充実した生活を
送ることができるような県にしたいとの方針を
明確に示しました。その為にも私立幼稚園を充
実させ小学校との連続性を図り、全国トップレ
ベルの教育を実現したいとの意向です。県の方
針と私たちの考えや実践が一致するということ
は、たいへん素晴らしいことと言えましょう。
一方、本年4月より施行されました﹁子ども・
子 育 て 支 援 新 制 度﹂に よ っ て 本 県 私 立 幼 稚 園
も 各 々 の 歩 み を 始 め る こ と と な り ま し た。制
度の内容や具体的な運用方法については実に
多くの問題点を積み残したままの船出となり
ま し た の で、今 年 度 は そ れ ら の 検 証 が 大 き な
課 題 に な ろ う か と 思 わ れ ま す。変 化 を 踏 ま え
て協会としての組織や会員資格の問題など検
討 課 題 が 山 積 し て お り ま す の で、こ れ ま で 以
上に組織を強化して行く方向で検討を継続し
ていきたいと存じます。
また、新制度に移行するか否かに関わらず全
ての園が基本的には教育基本法に定めるところ
の学校であり、3∼5才については学校教育法
に基づく公教育を担っていくことを忘れてはな
りません。政府が幼児教育を基本とした学校教
育 の 見 直 し と 再 生 を 重 点 施 策 の ひ と つ に 掲 げ、
財政投資の優先化を決定したことは今さらの感
●事業方針●
発行人:理事長 前田邦光 一般社団法人新潟県私立幼稚園協会 新潟市中央区笹口1丁目12番地7 ダイアパレス笹口内 TEL(025)245−2691 FAX(025)245−2692
新 潟 県 私 幼 会 報
平成27年7月17日
⑵
平成27年度 県私幼事業計画
総 務 部
事 業 内 容
備 考
1.経営委員会の活動
⑴ 教職員の待遇改善
⑵ 経営実態調査の分析
⑶ 子ども・子育て支援新制度について
⑷ 養成校との連携
県私幼会報発行 (年2回)
2.広報委員会の活動
PTA連合会会報発行 (年1回)
県私幼HP、メーリングリストの活用
3.県私幼設置者・園長研修会の開催 研究部と合同 ☆
4.経営研修会の開催 総会後 5月19日㈫ ホテルラングウッド新潟
* 11月12日㈭∼13日㈮ 湯沢町 ナスパニューオータニ
5.一般社団法人への移行後の活動
6.(全)関東地区代表者協議会の参加
11月 5日㈭∼ 6日㈮ 千葉県浦安市
理事長・副理事長・常任理事参加
7.(全)設置者・園長全国研修大会の参加
10月26日㈪∼27日㈫
岩手県盛岡市
8.県私幼理事会・監事会・総会等の開催
第1回理事会 4月21日㈫ ターミナルアートイン
通常総会 5月19日㈫ ランクウッド新潟
9.全日私幼連関連事務の処理
10.永年勤続者の表彰
教育研究大会時
(注)☆印:県私学団体振興補助事業
*印:県 私 学 振 興 会 補 助 事 業
振 興 部
事 業 内 容
備 考
1.私立幼稚園・幼保連携型認定こども園補助金の助成要望
2.「幼児教育を考える会」県議団との連携強化
教育懇談会の開催
3.地元市町の首長・議員との連携強化
(市・町の私幼補助金の実態調査)
4.全日私幼連PTA連合会全国大会への参加 5.知事との懇談会
6.新たな補助金のあり方
7.認定こども園委員会の活動
新 潟 県 私 幼 会 報
⑶
平成27年7月17日
研 究 部
事 業 内 容
備 考
1.教育研究大会の開催 県幼連と併催 *
10月14日㈬ 新潟市・北区文化会館
2.幼児教育講座の開催 ☆
平成28年1月6日㈬ 新潟市・学生総合プラザSTEP
3.幼稚園教育講習会の実施 *
11月∼12月 各地区で開催予定
4.設置者・園長研修会の開催 総務部と合同 ☆
5.統合保育研修会の開催 *
5月19日㈫ ホテルラングウッド新潟
幼児教育講座の一講座に代替
保育コーディネーター検討委員会・教育研究委員会・
6.研究委員会の活動
研究大会委員会
7.全日私幼連関東地区教員研修大会の参加
8月4日㈫・5日㈬ 茨城県・つくば国際会議場他
8.
(公財)全日私幼幼児教育研究機構実施研修会等の
参加
・全国研究研修担当者会議
平成28年1月21日㈭・22日㈮ 京都府京都市
・幼児教育実践学会
8月18日㈫・19日㈬ 福島県郡山市・郡山女子大学
・公開保育コーディネーター養成講座
第1回 6月19日㈮
9.研究集録の編集・CD 作成 *
第40号
10.県教委主催研修会等の参加・協力
研 修 名
第1回 基礎研修
第2回 保育技能研修
第2回 宿泊研修
⑴ 新規採用教員研修
(10日間)
第3回 保育参観研修
第4回 学校参観研修
開 催 日
7月29日㈬・30日㈭
県立教育センター
8月 5日㈬∼ 7日㈮
新潟県立青少年研修センター
11月17日㈫・18日㈬
上越市立高田幼稚園 (上越)
11月18日㈬・19日㈭
新潟大学教育学部附属幼稚園(中越)
10月21日㈬・22日㈭
長生幼稚園 (中越)
11月10日㈫・11日㈬
阿賀野市立京ヶ瀬幼稚園 (下越)
11月 5日㈭・ 6日㈮
真人幼稚園 (新潟)
11月26日㈭・27日㈮
曽野木まるみ幼稚園 (新潟)
11月26日㈭
上越市立八千浦小学校 (上越)
11月25日㈬
燕市立燕北小学校 (中越)
12月 3日㈭
新発田市立猿橋小学校 (下越)
1月19日㈫
新潟市立新潟小学校 (新潟)
第1回 研修
6月 3日㈬
(2日間)
第2回 研修
11月13日㈮
(7日間)
県立教育センター
6月25日㈭
⑵ 教職5年経験者研修
⑶ 教職12年経験者研修
会 場
5月29日㈮
県立教育センター
第1回 全体研修1
5月19日㈫
県立教育センター
第2回 社会体験研修
7月31日㈮
新潟市立ひしのみ園
第3回 コース別研修
8月10日㈪・11日㈫
8月27日㈭
県立教育センター
第4回 保育専門研修
10月15日㈭
新潟県立幼稚園
第5回 全体研修2
12月25日㈮
県立教育センター
⑷ 新任園長研修
第1回 研修
5月28日㈭
(2日間)
第2回 研修
10月26日㈪
⑸ 新任教頭研修
第1回 研修
5月20日㈬
(2日間)
第2回 研修
10月20日㈫
県立教育センター
県立教育センター
⑹ 保育ステップアップ研修
10月30日㈮
県立教育センター
⑺ 保育ジャンプアップ研修
11月30日㈪
県立教育センター
(注)☆印:県私学団体振興補助事業
*印:県 私 学 振 興 会 補 助 事 業
⑷
新 潟 県 私 幼 会 報
平成27年7月17日
第四十五回 県 私 幼 通 常 総 会
いて事務局から決算報告の後、宮下監
事の監査報告があり、満場一致をもっ
て承認された。
設置者・園長研修会
十 一 個︵内
うち出席九
一 一〇個 の
会員総数
の他の項目について事務局から説明が
いて角谷総務部長より説明があり、そ
承認済みである受取会費の変更点につ
のうち、平成二十六年度臨時総会にて
事業計画について提案があった。予算
理事長から事業方針を、各部長から
び予算について﹂
上 を 出 産 し た 従 業 員 が い る 場 合、二〇
と し て、事 業 所 内 に お い て、第 三 子 以
割った事を受けての少子化対策の一つ
日 現 在 は 約 二 二〇万 人 と 二 三〇万 人 を
人 を ピ ー ク と し、平 成 二 十 七 年 四 月 一
県の人口推移が平成九年の約二四九万
ご 説 明 を い た だ き ま し た。ま ず は 新 潟
私立幼稚園に関する予算等についての
よ り、平 成 二 七 年 度 の 新 潟 県 の 状 況 や、
しれません。
くタイミングが合えば使いやすいかも
額 が 半 額 と い う こ と も あ る た め、上 手
を検討している園においては自己負担
な っ て お り、特 に 新 た に 認 定 こ ど も 園
から二億五千万円と二割以上の増額と
緊 急 環 境 整 備 事 業﹂が、前 年 度 二 億 円
基 金﹂と い わ れ て い た﹁私 立 幼 稚 園 等
他 に も、前 年 度 ま で は﹁安 心 こ ど も
ません。
意思を推し量ることが出来るかもしれ
認定こども園京王幼稚園 園長 井村 静良
県内の私立幼稚園を所管する新潟県
総 務 管 理 部 大 学・私 学 振 興 課 の 政 策 企
委任状提出
あったのち、特に異議等なく原案通り
画 員・仲 野 靖 一 様、主 事・神 林 敦 子 様
二 十 八 個︶、
承認された。
第二号議案﹁平成二十七年度事業計画及
欠席十九個
や、今 後 の
こども園設置状況についての移行状況
相談窓口等
〇万 円 の 補 助 金 を 事 業 所 に 支 給 す る と
に つ い て
い う﹁少 子 化 対 策 モ デ ル 事 業﹂を、企
業等を対象として募集しているという
と、平 成 二
書について﹂
お 話 し が あ り、続 い て 私 立 幼 稚 園 に 係
十七年度私
報告事項1﹁公益目的支出計画実施報告
る 予 算 に つ い て、﹁私 立 幼 稚 園 振 興 補 助
立 幼 稚 園・
七条により
金﹂・﹁私 立 幼 稚 園 教 育 改 革 推 進 特 別 経
事務局から資料に基づき報告があっ
その他、石田副理事長より、子ども・
費 補 助﹂・﹁私 立 幼 稚 園 子 育 て 支 援 推 進
︵公財︶日本教育公務員弘済会新潟支
力についての説明があった。
備 事 業 補 助 金﹂に つ い て は 従 来 に 比 べ
援 教 育 費 補 助 金﹂と﹁認 定 こ ど も 園 整
い く 旨 を、そ し て、﹁私 立 幼 稚 園 特 別 支
業﹂は 前 年 度 と 同 様 に 継 続 し て 行 っ て
事 業﹂・﹁私 立 幼 稚 園 等 緊 急 環 境 整 備 事
最後に質疑
明 が あ り、
いてのご説
の予定につ
園現況調査
認定こども
たのち、監事よる監査報告があった。
子育て支援新制度に関する報告があっ
立。
ご 臨 席 を 賜 っ た 県 知 事 代 理 の 村 山 大 学・
た。
部の塚野様より、研究団体助成金の授与
て 予 算 の 枠 を 拡 大 し て い る﹁事﹂に つ
て研修会は
応答を行っ
り祝電を頂いた。
林様にご出席いただいた。
い て ご 説 明 い た だ き ま し た。特 に﹁認
た。
挨拶で総会を終了した。
万 円 で あ っ た も の が、平 成 二 十 七 年 度
︵公 社︶新 潟 県 私 学 振 興 会 か ら は 高 田
平成二十七年三月三日︵火︶
、チサンホ
は ほ ぼ 倍 の 七 億 二 千 万 と な っ て お り、
終了しまし
テル&コンファレンスセンター新潟にて臨
定 こ ど も 園 整 備 事 業 補 助 金﹂に つ い て
時総会が開催され、定款の一部変更につい
﹁子 ど も・子 育 て 支 援 新 制 度﹂へ の 国 の
は、平 成 二 十 六 年 度 が 約 三 億 六 千 七 百
局長にご出席いただいた。
第 一 号 議 案﹁平 成 二 十 六 年 度 事 業 報 告
及び決算報告について﹂
角谷総務部長・吉井振興部長・船岡
研究部長から各部の報告があり、つづ
て提案がなされ、承認された。
***********
前田理事長より、資料に基づき学校
があった。弘済会の事業活動について説
衆 議 院 議 員 の 石﨑徹 様、﹁新 潟 県 幼 児
挨拶終了後、知事代理は退席された。
明があったのち、石田副理事長の閉会の
教育を考える会﹂所属県議の石井修様よ
県大学・私学振興課からは、主事の神
いた。
前田理事長の開会挨拶後、来賓として
私学振興課長からお祝いの言葉をいただ
総会は成
続 い て、市 町 村 別 私 立 幼 稚 園・認 定
で定款第十
●と き 平成二十七年五月十九日 ㈫
●ところ 新潟市﹁ ホ テ ル ラン グ ウッド 新 潟 ﹂
前田理事長
村山大学・私学振興課長
新任の御挨拶
認定こども園委員会設立について
子ども・子育て三法及び子ども・子育
村における情報の交換や意見の集約、全
になると思われます。そのため、各市町
認定こども園委員会 委員長 濱 野 義 信
て支援制度は、長い歴史を持つ私立幼稚
としての機能を持つ部門が必要なことか
日などの全国組織への対応、また認定こ
らも、認定こども園委員会を立ち上げる
ども園における各行政機関に対する窓口
以前より様々な研修会等が行われてき
園にとって今までにない大きな制度改革
ましたが、その情報の遅さや内容の多さ
こととなりました。
ではなかったでしょうか?
ん で い く 時 間 は 、 子 ど も た ち に とって
や 友 達 と 関 わ り な が ら 多 く のこ と を 学
等で理解することが難しかったのではな
新潟県総務管理部大学・私学振興課支援班 私学担当 主事 神 林 敦 子
非 常 に 重 要 な 時 間 では ないか と 思 い ま
いかと思われます。
かり保 育や子 育て支 援 等の書 類 を拝 見
ま た、 皆 様 か らご 提 出 い た だ い た 預
誤をしながら運営を行っているのではな
りました。各園におかれましても試行錯
幼稚園が新制度でスタートすることにな
でも四十一園の認定こども園と十五園の
四月からは新制度が始まり、新潟県内
報を発信していきたいと思います。
い制度がスムーズに運営できるように情
すが、各機関や組織と連携し、この新し
情報が提供出来ていない状況ではありま
まだまだ立ち上がったばかりで的確に
す。 子 ど も た ち が 健 や か に 成 長 してい
し た り 、 お 話 を 伺 う 中 で、 各 園 に お い
いでしょうか?
け る よ う 、 私 も 微 力 な が ら 精一杯 取 り
れ て お り 、 個 々の 子 ど も や 家 庭 に 寄 り
て非 常に多 様できめ細 か な取 組 が 行わ
今後は県とのつながりもさることなが
課 題 点 が 出 て く る こ と が 予 想 さ れ ま す。
新制度では、今までと違った問題点や
育つように努力していきたいと思います。
の目 標に向かって子どもたちが健やかに
わりません。今後も制度に関係なく、一つ
受けられる機会を保証するという目標は変
園の、すべての子どもたちが良質な教育を
添 い な が ら 子 育 て を 支 え て い らっしゃ
ら、市町村とのつながりがより一層重要
組 んで ま い り た い と 思 い ま す 。
私 立 幼 稚 園 関 係 者 の 皆 様 、こ の 四 月
また、私たち私立幼稚園・認定こども
に 県 の 大 学 ・ 私 学 振 興 課 に まいり ま し
た 神 林 で す 。 昨 年 度 ま では、 十 日 町 市
るこ と を 改 めて 実 感 いた し まし た 。
さ て 、こ の 四 月 よ り 、 子 ど も ・ 子 育
に あ り ま す 県 立 十 日 町 病 院 に 勤 務 して
お り ま し た 。 十 日 町 市 は、 大 地 の 芸 術
た 。 制 度 の 大 き な 変 わ り 目 の 中 で、 戸
惑 わ れ て い る 方 も 多 く い らっしゃる の
て支 援 新 制 度 が 本 格 施 行いたし まし
では ないか と 思 いま す。 皆 様 の 不 安 が
祭 や 雪 まつ り な ど 、 様 々 な イベン ト が
大 変 お い し い と こ ろ で 、 プ ラ イ ベー ト
解 消 されるよう、適 切 な情 報 提 供 をさ
(内閣府資料より抜粋)
あ り 、 ま た 、 お 米 や そ ば な ど 食べ 物 が
も 楽 し み な が ら 三 年 間 勤 務 さ せていた
せ て い た だ き 、 新 制 度へ移 行 さ れ た 幼
け るこ と を 選 択 さ れ ている 園 に お か れ
だ き まし た。 幼 稚 園に関 す る 業 務は初
ま し て も 、 そ れ ぞ れ の 制 度 を 十 分 にご
め て で す が 、 ど う ぞ よ ろ し く お 願 いい
幼 児 期 の 教 育 は、 生 涯 に わ た る 人 格
活 用 い た だ け る よ う 努 めて ま い り た い
稚 園 も、 また、 引 き 続 き 私 学 助 成 を 受
形 成 の 基 礎 を 培 う 大 変 重 要 な も ので あ
と 思 いま す 。
たし ま す 。
投 資 で あ り 、 私 立 幼 稚 園 が 担 わ れ てい
る と 思 い ま す 。 子 育 て 支 援 は 未 来への
こ と も あ る か と 思 いま す が、 今 後 と も
不 慣 れ な 業 務 でご 面 倒 を お 掛 け す る
ている と 感 じて お り ま す。 幼 児 期 に お
ど う ぞ よろし く お 願 いいたし ま す 。
る 役 割 は 、 ま す ま す 重 要 な も の と なっ
いて 、 初 め て 集 団 行 動 を 経 験 し 、 先 生
都道府県別の認定こども園数
平成27年7月17日
新 潟 県 私 幼 会 報
⑸
⑹
新 潟 県 私 幼 会 報
平成27年7月17日
慣を身につけます。
全に生活する仕方、給食、清潔の習
新 任 園 長 の 抱 負
初めての幼稚園長
○友だちと楽しく遊ぶ子ども
集団で遊ぶ中できまりの大切さを
本当に癒される毎日でもある。園が掲げ
杯な毎日である。しかし、子どもたちに
現在、子どもたちと関わることで精一
のご指導や励まし、様々な支えのおかげ
しかし、失敗するたびに先輩の先生方
どん大きくなりました。
と思います。
また、保育をしている中で、子どもの
ている。
お手本となるように常に心がけていきた
いと思う毎日です。
また、子どもたちは日々様々なサイン
を出してくれます。排泄に行きたいとい
うサイン、これがしたい、あの子と一緒
に遊びたいというサイン、今お母さんに
会いたいというサイン。子どもたちが出
してくれたサイン見逃さずに、抱きしめ
たり﹁そうだったんだね﹂など安心でき
る言葉かけをして子どもたちの遊びが膨
らむよう、お手伝いをしたいと思います。
﹁ま だ 新 任 だ か ら﹂で は な く、幼 稚 園
教諭としての意識を常に持ち、園職員共
通 理 解 の 下 で、子 ど も た ち が 心 か ら 楽
しいと思えるように保育を進めていき
たいと思います。
私は、子どもたち一人ひとりの個性を
丸ごと受け止めて、すべての子どもたち
が﹁幼 稚 園 楽 し か っ た﹂﹁ま た 明 日 も 幼
稚園行きたい﹂と感じてもらえる保育を
目指したいと思います。そして、子ども
たちの姿から学ぶ姿勢を常に心がけ、子
どもたちの呼吸に合わせてモデルとなる
よう、努めていきたいと思います。
子どもたちの模倣の基準は大人︵保護
者︶や保育者です。保育者の仕草や行動、
言葉かけなど、全て模倣します。例えば、
椅子の持ち方や座った時の姿勢、挨拶で
す。保育者が怠っていると子どもたちも
一 緒 に な っ て 疎 か に な っ て し ま い ま す。
緑が丘幼稚園 教諭 金井 結
幼稚園教諭としての抱負
幼 稚 園 教 諭 に な っ て
矢 澤 優 香
保育者として、
改めて感じること
小鳥の森こども園 保育教諭
保育の先生になりたいという事が、幼
護
知るとともに、自分の思いや考えを
い頃からの夢でした。この夢が叶った今、
学校現場を定年退職後、悠々自適の生
出し、のびのびと遊ぶ子どもを目指
石原 活を楽しんでいた私に、今回幼稚園長の
坂井輪東幼稚園 園長
仕事の依頼があった。
う気持ちがありましたが、不安な気持ち
保育者として働けることが楽しみとい
私は2歳児の担任をしています。
現する子ども
○考えたこと、感じたことを素直に表
します。
学校現場では、非行や集団不適応、不
登校等の問題を持つ児童生徒・その保護
あった。実際には、幼児を持つ保護者と
る教育目標をまだ私なりに実践するまで
で、気持ちが楽になりました。学ぶこと
でもありました。子どもの気持ちに寄り
の面談や幼児に対する治療的かかわりも
とはいかないが、子どもたちの活動の中
も 多 く あ り、次 の 保 育 に 活 か す こ と で、
自然や生活の中で、いろいろなも
数 多 く し て き た。そ の 経 験 の 中 で 一 層、
に、多くの発見、成長が見て取れる。今
やりがいや楽しさを感じられます。
者に多くかかわり、教育相談・生徒指導
幼児期に健全な発育を促す教育を実践す
後目標達成
元気な笑顔や楽しんでいる姿、子どもの
添えるような保育者になりたいと思って
ることで、多くの子どもたちの健康で明
のための具
新しい一面を知ることができ、日々少し
きましたが、実際に保育の現場で子ども
るい学校生活につながることが理解でき
体的手立て
ず つ 成 長 し て い る 子 ど も の 姿 を 見 る と、
のの美しさに感動し、イメージを豊
た。そのため、集団生活の出発点である
を考えてい
子どもが好きだと改めて感じると同時
かにして言葉や音楽、絵などの表現
幼稚園教育にはとても興味と関心があっ
くつもりで
に、もっと頑張ろうと励まされます。
を専門に携わってきた。そんなかかわり
た。このような理由から、今回幼稚園長
ある。また、
社会人、保育者としてまだまだ未熟な
の中で、児童・生徒に対する幼児期の育
の仕事をお受けすることにした。
今はこの年
ところが多くありますが、支えて下さる
と関わると、失敗ばかりで落ち込んだり、
稚園は、創立三十七年の歴史ある園であ
に な り、多
周囲の方々、子どもに感謝しながら、日々
活動を楽しみます。
る。その教育目標は次のとおりである。
くのことを
努力し、子どもと共に成長していきたい
児や教育の重要性を痛感するところで
◎子どもの目が輝く、楽しい幼稚園
学べること
自信を無くしたり、不安な気持ちがどん
∼遊び、運動、体験を重視して∼
に感謝もし
体を動かす事が好きな子どもを目
私が勤務することになった坂井輪東幼
○心身ともに健康で明るい子ども
指すとともに、身の回りの始末や安
今年の年少さん
愛宕幼稚園 教諭 大 渕 直 美
久しぶりの年少組担任。今年はバラエティに富
馬 場 雪 絵
どんどん・・・
田上いずみルーテル幼稚園 教諭
砂場の川がどんどん伸びています。今日で 3
んだ子どもたちが多く、楽しい反面、毎日目がま 日 目 。
はじめは、年中さんの子ども達で遊んでいまし
保育を楽しむために
認定こども園 明幸幼稚園 教諭 星
恵利奈
﹁子 ど も 達 に と っ て も、私 自 身 に と っ て も 幼 稚
園 は 楽 し い な。と 思 え る よ う な 保 育 を し よ う。﹂
ということが一年目の私の目標でした。あれから
た く さ ん の 子 ど も 達 に 囲 ま れ、毎 日 慌 た だ し く
今 年 度 の 子 ど も た ち は 、 4 月 の ス タ ー ト か ら た。男 の 子 2 人 が、﹁穴 を 繋 げ て 道 路 に し よ う﹂ 数年、日々の保育や行事の準備に追われながらも
わるような忙しい日々を送っています。
日々が過ぎていきました。
そんな中、年長クラスの担任になり、園の大きな
ニ コ ニ コ で 登 園 し 、 泣 く 子 は 殆 ど い ま せ ん 。 昔 とはじまったんです。すると周りにいた子ども達
行事である運動会が近づいてきました。行事前は特
は 、 朝 の 玄 関 は 涙 ・ 涙 の オ ン パ レ ー ド で 賑 や か も興味を示し、集まって来ました。友達と力を合
でも・・・入室してからが大変。朝の支度に時 積 み 上 げ た 所 が 山 に な り、﹁じ ゃ あ こ こ は、お に
で し た が 、 最 近 の 玄 関 は と っ て も 穏 や か で す 。 わせ、どんどん道を作っていきます。掘った砂を
うに行われます。年長ということもあり、練習する
に準備で忙しくなり、子ども達との練習も毎日のよ
そんなある日、帰りの会で一日の出来事を振り
した雰囲気をだしていたのかもしれません。
内容も多く、いけないとわかりつつも、ピリピリと
間がかかったり、そのまま遊び出していたりと援 ぎり山にしよう﹂と楽しい会話が聞こえはじめま
て来ました。さすがは年長さん!﹁この山に穴を
そんな姿を見逃さず年長さんが﹁よせて﹂と入っ
助なしでは終わりません。身のまわりのことを自 した。
分でやってみようとする意欲がもっとみられると
いいなと願う私です。
子 ど も た ち の ﹃ で き る よ う に な っ た こ と ﹄ が あけてトンネルにしよう﹂、﹁こっちとこっちの道
一 人 の 頑 張 り を 見 つ け て あ げ 、 今 、 私 の ク ラ ス び!そして、どんどん夢中になる子ども達。真剣
アイディアいっぱい!どんどん広がっていく遊
り、自分の表情のことなど頭になかった私にとっ
キッとしてしまいました。ついつい忙しさのあま
い顔をしてたよ?﹂と教えてくれ、私は思わずド
ういう意味かたずねてみると﹁だってこの前は怖
こ に こ だ っ た ね。﹂と 話 し て く れ ま し た。私 が ど
増 え て い く の は 、 子 ど も た ち の 自 信 に つ な が る を繋げるといいぞ﹂、﹁よし!水を流してみよう﹂。 返っていると、一人の女の子が﹁先生、今日はに
こ と は も ち ろ ん 、 私 達 保 育 者 に と っ て も 嬉 し い 女の子は、大きなお池を作りました。
で は 花 マ ル を あ げ る よ う に し て い ま す 。 手 に 描 な顔。そんな時の子どもの表情は、本当にいい顔
ことだと思います。どんな小さなことでも一人
い て あ げ る の は 、 あ ま り よ く な い か も し れ ま せ をしています。私は、そんな子ども達の生き生き
過ごしていくことが大切なのかもう一度、初心にも
子ども達にとっても私自身にとっても、毎日をどう
は教 師 の 表 情 や 声 な ど 敏 感に感じとっています。
楽しんでいるか、ではないでしょうか。子どもたち
と思える幼稚園になるにはまず、教師が毎日笑顔で
日々の保育を振り返り、子ども達にとって楽しい
考えさせられてしまったことを覚えています。
のか、子ども達の様子は?
楽しんでいた?﹂と
て、大きな出来事で﹁私はどんな保育をしていた
それから、しばらく経ちましたが、まだまだ遊
ん が 、 子 ど も た ち は 花 マ ル を も ら え る こ と を と とした顔が大好きです。
ても楽しみにしています。降園の時には、お家
よって広がっていた場面も、今では自分達で発見
の 方 に 嬉 し そ う に 見 せ 、 親 子 で 喜 ん で い る 姿 も び は 続 い て い ま す。は じ め は 教 師 の 言 葉 掛 け に
見られました。
先 日 、い つ も の よ う に 花 マ ル を あ げ て い る と 、 し、考え出し、協力し、楽しさを共有しあいなが
遊びの中から友達との関わり方、考える力、やっ
R く ん が ﹁ 先 生 だ っ て 、 今 日 頑 張 っ た よ 。 花 マ ら遊びを作り上げています。
ル だ ね ∼ 。﹂ と 言 っ て く れ ま し た 。 そ し て 、 私
の 手 に 花 マ ル を 描 い て く れ ま し た 。 と っ て も 嬉 てみようとする力がどんどん育つ子ども達。そん
どって考えていき、一年の終わりに皆で楽しかった
と言えるような毎日を過ごしていきたいと思います。
な姿が眩しく、頼もしくて仕方がない私です。こ
ども達とたーくさん遊ぶぞー
こ れ か ら も 、 年 少 組 担 任 の 楽 し さ や 喜 び を 味 れからも子ども達のいい顔が見られるように、子
しく、温かい気持ちになりました。
わっていきたいと思います。
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!
平成27年7月17日
新 潟 県 私 幼 会 報
⑺
保育体験記
﹃こんとあき﹄
平成
年度県総務管理部大学・私学
政策企画員
主査
主任
主事
振興課支援班私学担当
仲野靖一
吉田恭子
相羽俊明
神林敦子
︻御礼︼
4月に発生したネパール大地震
に際し、たくさんの温かいご支援
を賜りましたことを心より感謝申
し上げます。
皆さまからお寄せいただいた義
捐 金 は、全 日 私 幼 連 を 通 じ 全 額
WHO本部へ届けられます。
︽おめでとうございます︾
認定こども園わかば幼稚園
新園舎竣工式
4月4日︵土︶
︽研修会等のおしらせ︾
●第 回県幼連教育研究大会
●第 回県私幼教育研究大会
期
日
月 日︵水︶
主
管
下越地区・新潟地区
全体会場
新潟市・北区文化会館
大会主題
﹁ つながって ひろがって
たくましく﹂
小鳥の森こども園
ゆたか幼稚園
亀代こども園
蓮野こども園
黒川伊保子様
︵ ㈱感性リサーチ 代表取締役︶
﹁ しあわせ脳に育てよう
∼脳科学の黄金ルール∼﹂
お待ちしております。
たくさんのご参加を
公開保育
記念講演
14
神 田 佑三子
今 度 は﹁こ ん﹂を 助 け よ う と 必 死 に が
ん ば る﹁あ き﹂。不 安 と ド キ ド キ の 話 の
展 開 と な る の で す が、最 後 は﹁あ ー よ
か っ た!﹂と ホ ッ と す る 安 心 感 と 温 か
い 気 持 ち に 包 ま れ て 終 わ り ま す。自 分
の力で精一杯行動し、成長していく﹁あ
き﹂の 姿 が 愛 お し く、そ れ を 優 し く 見
守る﹁こん﹂と周囲の温かい愛情を感じ、
胸 が い っ ぱ い に な り ま す。家 で 子 ど も
に 読 み 聞 か せ る と、い つ も 途 中 で 涙 が
込 み 上 げ て き て、し っ か り 読 む こ と が
できなかったことを
思 い 出 し ま す。優 し
い お ば あ ち ゃ ん、大
好きなぬいぐるみ⋮
私が小さかった頃の
懐かしい思い出と重
な り、当 た り 前 の よ
うに受けていた周囲
からの愛情に今更気
づかされた気持ちで
した。また、当時﹁あ
き﹂と 同 じ 位 の 年 齢
だ っ た 我 が 子 に﹁あ き﹂の 姿 が 重 な っ
て ⋮。絵 本 を 読 ん で、こ の よ う に 気 持
ち が 込 み 上 げ て く る な ん て、初 め て の
経 験 で し た。こ の 絵 本 と の 出 会 い は、
少 し 早 く て も 少 し 遅 く て も、ま た 違 っ
た 印 象 を 持 っ て い た か も し れ ま せ ん。
私にとって正にベストタイミングで心
に ピ タ ッ と 重 な り、そ の 瞬 間、私 の 大
切な一冊となったのだと思います。
10
認定こども園 京王幼稚園
幼 い 頃 読 ん で も ら っ た 絵 本、保 育 の
仕 事 に 就 い て、子 ど も を 通 し て 出 会 っ
た 絵 本、本 屋 さ ん で 偶 然 手 に 取 っ て 大
好きになった絵本⋮出会い方は様々で
す が、絵 本 は い つ も さ り げ な く 私 の そ
ば に あ り、今 ま で 様 々 な 感 情 を 呼 び 起
こ し て く れ ま し た。い く つ か の お 気 に
入りの中で、
﹃こんとあき﹄
︵林明子・作︶
は、子 ど も を 持 っ て か ら 出 会 っ た 絵 本
で す。お ば あ ち ゃ ん が、こ れ か ら 生 ま
れ て く る 孫 の た め に 作 っ た ぬ い ぐ る み、
そ れ が き つ ね の﹁こ
ん﹂。生 ま れ て き た
女 の 子﹁あ き﹂に と
っ て、い つ も そ ば に
い て く れ る、無 く て
はならない相棒で
す。﹁あ き﹂は 次 第
に 大 き く な り、た く
さん遊んで古くなっ
て し ま っ た﹁こ ん﹂
は、と う と う 腕 が ほ
ころびてしまいま
す。そ こ で、元 通 り に 直 し て も ら う 為
に お ば あ ち ゃ ん の 家 ま で、二 人 だ け の
旅 が は じ ま り ま す。初 め て の 電 車、知
ら な い 人 が た く さ ん い る 中、心 細 く な
る﹁あ き﹂に﹁こ ん﹂は 慰 め、お 腹 が
空 け ば お 弁 当 を 買 い に 走 っ た り と、一
生 懸 命﹁あ き﹂を 守 り ま す。い よ い よ
お ば あ ち ゃ ん の 家 へ!と い う 所 で﹁こ
ん﹂が 犬 に さ ら わ れ て 大 変 な こ と に。
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新 潟 県 私 幼 会 報
平成27年7月17日
編 集 室 から
◆いよいよ子ども子育て支援新制度が始
まりました。制度がどの方向に進むと
しても、私たちは子どもを第一とした
幼児教育を全うしていくことにかわり
はありません。難しいことではありま
すが、ぶれずにありたいと思います。
︵京王・井村 静良︶
◆﹁星 に 願 い を﹂の 七 夕 が や っ て き ま し
た。﹁○○忍者になりたい﹂﹁○○プリ
キュアになりたい﹂という年少児なら
で は の も の か ら、﹁と び 箱 6段 を 跳 び
た い﹂﹁字 が 上 手 に な り ま す よ う に﹂
というやや切実で納得 ! のものまで
様々な短冊が笹を飾っています。天の
神様、どうぞ幼な子たちの願いを叶え
てやってください。
︵加茂葵・西村 優子︶
◆何かと忙しい毎日。休養は運動、栄養
と 並 ん で 健 康 づ く り の 三 大 要 素 で す。
疲労を回復させ、健康の増進に欠かせ
ないもの。にもかかわらず、他の二つ
に比べて見落とされがちです。最近は
熟睡感がなくなってきたのですが、何
かよい方法はないかと模索中です。
︵花ぞの・廣田 文雄︶
◆ママに会いたくて泣いていた子も園生
活に慣れて笑顔で登園。天気の良い日
は毎日外遊びをしているので真っ黒
に。日々パワーアップしている子ども
達にとってのこれからの楽しみはプー
ル遊びや水遊び。私も日焼け覚悟で楽
しもうと思っています。
︵ゆたか・五十嵐佳代︶