ポストコーンシリーズの施工要領

ポ ス ト コ ーン
ポストコーンシリーズの施工要領
注意:雨天および舗装面が濡れている場合は、
接着力が確保できない恐れがありますので、施工は行わないでください。
固定式の場合(Aタイプ)
★接着剤は、
エポキシ樹脂系またはゴム系
(コン
クリート面の場合、下の注記参照)
をご使用
ください。
(使用する接着剤については、
接着剤
メーカーにご確認の上、
ご使用ください。)
着脱3本脚の場合(Bタイプ)
★エポキシ樹脂系の接着剤 または 樹脂系の
モルタルをご使用ください。
(使用する接着剤については、
接着剤メーカー
にご確認の上、
ご使用ください。)
着脱1本脚の場合(C,Dタイプ)
★エポキシ樹脂系の接着剤 または 樹脂系の
モルタルをご使用ください。
(使用する接着剤については、
接着剤メーカー
にご確認の上、
ご使用ください。)
● 設 置 する舗 装 面
●ポストコーン台座の
●設置する舗装面は、
穴にワッシャとスプリ
に、
ドリルで穴をあ
あらかじめ水 平 に
ングワッシャをセット
けてください 。
(穴
し、砂塵、
ゴミを取り
し、
ボルトを上から通
径φ6 0 m m 、深さ
除いてください。
(ブ
してください。
(ワッ
60mm)
穿孔後はブ
ロアーで清 掃すれ
シャ・スプリングワッ
ロアーなどを用いて、
ば効果的です。)
シャ各 3 個ボルト3
穴の中の砂塵などを
●ラインにかかる場合
本)
取り除いてください。
は、ラインを削り施
●台座底面に埋設用脚をあてがい、
ボルトを締
●
接 着 剤をよく混 合
工してください。
(サ
めて固定してください。
(埋設用脚3本)
攪拌してください。
ンダー処理し、
ブロ
●設置する舗装面に
★攪拌不足は硬化不
アーで清掃すれば
ポストコーンの穴ピ
良 の 原 因となりま
効果的です。)
ッチに合わせて、
ドリ
す。
● 接 着 剤をよく混 合
ルで穴をあけてくださ
攪拌してください。
い。
(穴径φ40mm、
( 塗 布 量は下 表を
深さ60mm)
穿孔後
参照ください。)
はブロアーなどを用 ★接着剤の量は 280gが目安です。
★攪拌不足は硬化不
いて、
穴の中の砂塵
●あけた穴に、混合攪
良 の 原 因となりま
などを取り除いてく
拌した接着剤を充
す。
ださい。
填してください。
● 接 着 剤をよく混 合
攪拌してください。
●混合攪拌した接着
★攪拌不足は硬化不
剤を、
ポストコーン底
良 の 原 因となりま
面の中央部が盛り
す。
上がるように全面に
塗布してください。
●ポストコーンにあらか
★接着剤塗布前に新
じめセットされた埋
品のウエスで汚れな
設用脚のゆるみが
どを拭き取り接着剤 ★接着剤の量は120g/1穴 × 3=360gが目安です。
ないことを確認して
を塗布してください。
●あけた穴に、混合攪
から、接着剤を充填
拌した接 着 剤を充
★路面に置いたなど
した穴の中に埋設
填してください。
で汚れが多く付着し
用脚を挿入し、接着
ている場合はエタノ
剤が 硬 化するまで
ールなどでの洗浄を
養生してください。
推奨します。
●硬化後、台座に開けてある穴にφ10mm以下
の金属棒を差し込みハンマー等で叩いて締め
●塗布後、ポストコー
付けてください。
ンをすばやく舗装面
●接着剤を充填した
に押圧して設置して
★離型シートは外さずに設置してください。
穴の中に、ポストコ
ください。
(接着面
(離型シートを外して設置すると台座が接着され
ーンにセットした埋
に空気が残らないよ
外せなくなるおそれがあります。
)
設用脚3本を同時
うにしてください。)
に挿入し、
接着剤が
硬化するまで養生し
着脱1本脚(C,Dタイプ)取外し・再設置の場合
てください。
★接着剤の塗布量は、
1個当り、
下記の表を目安
●ポストコーンを取り外
にしてください。
保護キャップ
す場合は、
台座に開
★接着剤の量が少ない場合、剥離が発生する
着脱3本脚(Bタイプ)取外し・再設置の場合
けてある穴にφ10mm
GL
恐れがあるため接着剤の使用量は必ずお守り
以下の金属棒を差し
●ポストコーンを取り
ください。
保護キャップ
込みハンマー等で叩
外す場合は、
あらかじ
GL
製品種類
塗布量
いてゆるめてください。
め専用保護キャップ
φ48 埋設用脚
標準タイプ
(φ250台座)
350g
●あらかじめ専用保護
(別売)
を用意し、
取り
角台座タイプ
(150×200)
220g
キャップ
(別売)
を用意
外した後に埋設用
ミニタイプ
(φ175台座)
170g
し埋設用脚のボルト
脚ボルトの穴へ差し
φ30 埋設用脚
穴へ差し込んでくだ
注)
コンクリート面にゴム系接着剤を使用する
込んでください。
さい。
場合は、
下塗りのプライマーをご使用ください。
1
1
1
2
2
2
3
3
3
4
4
50
5
50
4
●再設置する場合、
埋設用脚上面が地盤面
(GL)
と一致しているか確認してください。
埋設用脚上面が地盤面より低い場合は、
ボルトとのかみ合い長さが不足し、外れる可能性がありま
す。また、
埋設用脚上面が地盤面より高い場合は台座が浮きます。
●再設置する場合は、
埋設用脚内部およびボルトを清掃してください。
(埋設用脚内部の小石、砂塵
などの堆積物は完全に除去してください。水による高圧洗浄を推奨致します。)
●融雪剤の侵入が想定される場合は、
固着を防ぐためグリース
(半固形状)
の塗布を推奨します。
46
台座発光タイプの施工要領
注意:雨天および舗装面が濡れている場合
は、接着力が確保できない恐れがあります
ので、
施工は行わないでください。
着脱1本脚の場合(Dタイプ)
★エポキシ樹脂系の接着剤 または 樹脂系の
モルタルをご使用ください。
(使用する接着剤については、
接着剤メーカー
にご確認の上、
ご使用ください。)
●設置する舗装面に、
ドリル で 穴をあけ
てください。
(穴径φ
60mm、
深さ60mm)
穿 孔 後はブロアー
などを用いて、穴の
中の砂塵などを取り
除いてください。
● 接 着 剤をよく混 合
攪拌してください。
★攪拌不足は硬化不
良 の 原 因となりま
す。
1
2
【資料-1】首都高速道路、合・分流部の交通円滑化に関する研究
(’75年3月 交通工学研究会の調査より転記)
インターチェンジの交通事故分析
事故調査概要
この分析は、首都高速道路の I・C 合分流部に導流施設を設けた場合と、その付近に発生した事故との相関性を
求め、
導流化の効果を知る目的で行ったものです。
調査資料として事故原票を用い、昭和46年1月から昭和49年6月までの三宅坂 I・C 付近に発生した事故を期間、
場所、形態別にひろい出したものです。
期間と設置内容:
第1期 昭和46年6月∼昭和47年6月 チャンネリゼーション実施前
第2期 昭和47年10月∼昭和48年3月 白ゼブラとタイヤコーン併用
第3期 昭和48年4月∼昭和48年12月 タイヤコーンとポストコーン併用設置
第4期 昭和49年1月∼昭和49年6月 黄ゼブラとポストコーン併用
合分流部はそのノーズ端より変速車線の端までを、渡り線はノーズ
場 所:合流部、
分流部、
渡り線の3分類とし、
とノーズの間としました。
事故の形態:追突、横転、
車両接触、
施設接触に分類した。
三宅坂 I・Cにおける事故調査の分析:三宅坂・
I Cは、地下方式の・
I Cであるため発生している事故の性質が谷町、
竹橋の・
I Cとは異なり、また事故率は合・分流部、渡り線のすべてで高い値を示している。事故の形態も
いずれの箇所にも発生している。この・
I C の年平均
A
至竹橋
日交通量は、
338,700台/日と他の・
I Cと大差がない。
★接着剤の量は 300g が目安です。
●あけた穴に、
混合攪
拌した接着剤を充
填してください。
あけた穴に満杯に
なるように入れてく
ださい。
3
●ポストコーンにあらか
じめセットされた埋
設用脚のゆるみが
ないことを確認して
から、接着剤を充填
した穴の中に埋設
用脚を挿入し、接着
剤が硬化するまで
養生してください。台座の向きはソーラーが、南を
向くようにしてください。
至新宿
第3期
事故件数 事故率
第4期
事故件数 事故率
170
21
340
30
1011
7
229
7
B
150
4
107
4
243
0
0
7
498
C
200
24
380
20
658
11
356
8
387
分流 A
230
74
886
39
977
45
1096
16
582
B
140
24
711
12
837
13
902
7
590
C
130
14
331
10
479
14
629
4
279
渡り線 A→B
500
9
126
0
0
5
151
4
153
A→C
390
7
82
12
276
13
297
4
152
319
352
B→A
580
20
237
14
390
10
397
9
B→C
360
3
87
15
1026
8
524
0
0
C→A
710
15
97
12
150
7
142
3
250
C→B
600
3
47
2
70
1
32
2
78
摘 要:区間 1億台キロメートル当りの事故率(件 / 億台 km)
区間の1年間の事故件数
事故率= ̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶ ×1億台
区間の1年間の総走行キロ×通過台数※
※日交通量×区間長(キロメートル)
× 365
件数(台/年) 50
第2期
事故件数 事故率
合流 A
50
合流部
前期に比べ
事故率が半分以下に減少
前期に比べ
事故率が倍以上に増加
分流部
50
20
10
10
10
0
0
0
車両接触
横転
追突
黄ゼブラ
ポストコーン
20
タイヤコーン
ポストコーン
20
白ゼブラ
タイヤコーン
30
黄ゼブラ
ポストコーン
30
タイヤコーン
ポストコーン
30
白ゼブラ
タイヤコーン
40
黄ゼブラ
ポストコーン
40
施設接触
渡り線
50
40
タイヤコーン
ポストコーン
47
※1:推奨工具
エスコ・オイルフィルターレンチ φ73∼φ83
位置図
B
白ゼブラ
タイヤコーン
●専用の工具
で、
ポストコーン本体を
GL
左に回し取り外して
ください。
●あらかじめ専用保護
キャップ
(別売)
を用意
φ48 埋設用脚
し埋設用脚のボルト穴
へ差し込んでください。
●再設置する場合、
埋設用脚上面が地盤面
(GL)
と一致しているか確認してください。
埋設用脚上面が地盤面より低い場合は、
ボルト
とのかみ合い長さが不足し、
外れる可能性があ
ります。
また、埋設用脚上面が地盤面より高い
場合は台座が浮きます。
●再設置する場合は、
埋設用脚内部およびボルト
を清掃してください。
( 埋設用脚内部の小石、
砂塵などの堆積物は完全に除去してください。
水による高圧洗浄を推奨致します。)
●台座内部が結露することがありますが、機能上
の問題はありません。
●融雪剤の侵入が想定される場合は、
固着を防ぐ
ためグリース
(半固形状)
の塗布を推奨します。
基準としてそれぞれ100:93、
101:95と大きな変化
第1期
調査距離
地 点
(m)
事故件数 事故率
ポストコーン単体取外し・再設置の場合
保護キャップ
C
至谷町
はない。
4
(※1)
また、各年度の交通量の変化も、昭和 46 年度を