石岡市の現状と課題

資料1
石岡市の現状と課題
~石岡市人口ビジョン・総合戦略策定に向けて~
平成27年7月24日
市長公室政策企画課
目 次
1.石岡市の位置・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
2.石岡市の社会経済情勢・・・・・・・・・・・・・・4
3.市民アンケートの実施について ・・・・・・39
4.石岡市の課題と将来人口動向・・・・・・・40
2
1.石岡市の位置
・石岡市は茨城県
南部に位置
・県庁所在都市であ
る水戸市から約
25kmに位置し、
鉾田市や笠間市と
同程度の距離帯
・東京都心からは約
75kmに位置し、
行方市や筑西市と
同距離帯。
水戸市役所
25km圏
東京駅
75km圏
笠間市
日立市
水戸市
筑西市
石岡市
鉾田市
行方市
3
東京駅
(C)INCREMENT P CORP
2.石岡市の社会経済情勢
(1)人口動向 1)人口推移
①総人口・年齢3区分人口
・石岡市の人口は平成7年辺りをピークに減少傾向。
・しかしながら年少人口は過去30年一貫して減少が続いている。
・反対に老年人口は過去30年一貫して増加。
総人口
(千人)
100
年少人口
(15歳未満)
生産年齢人口
(15~64歳)
老年人口
(65歳以上)
平成7年を境に
減少へ
90
80
70
60
50
40
老年人口は
一貫して増加
30
20
10
年少人口は
30年以上減少が続く
0
S55
出典:総務省「国勢調査」
S60
H2
H7
H12
H17
H22
4
2.石岡市の社会経済情勢
(1)人口動向 1)人口推移
②年齢別人口(若者、女性)
・石岡市の若い世代の人口は平成7年を境に急速に減少が見られている。
・特に15~24歳の若い世代の減少が著しい。
若者15歳~24歳
女性20歳~39歳
(千人)
14
12
10
8
若者世代の人口は
近年、急激に減少
6
4
2
0
S55
出典:総務省「国勢調査」
S60
H2
H7
H12
H17
H22
5
2.石岡市の社会経済情勢
(1)人口動向 1)人口推移
③世帯数・世帯人員
・人口は減少傾向局面であるが、世帯数は依然として増加傾向を示している。
・この要因は高齢独居世帯と核家族世帯の増加と考えられる。
・特に高齢独居世帯数は10年間で約3倍に増加している。
■世帯数・1世帯当たり人員の推移
核家族世帯
3世代同居世帯
高齢独居世帯
その他単独世帯
その他世帯
1世帯当たり人員
(世帯)
40,000
35,000
3.26
3.09
30,000
25,000
20,000
15,000
2.86
1,260
2,872
1,122
5,548
1,350
3,089
1,542
5,009
1,500
2,807
3,128
14,142
14,826
15,281
10,000
5,000
人口は減少傾向にあるが
世帯数は増加
3.5
3.0
急激に高齢独居世帯が増加
2.5
(H22/H12:2.79倍)
2.0
4,314
1.5
1.0
0.5
0
0.0
H12
出典:総務省「国勢調査」
(人)
4.0
H17
H22
6
2.石岡市の社会経済情勢
(1)人口動向 1)人口推移
④地区別人口
・近年は郊外部を中心に低密度な居住地が広く拡大している。
低密度な居住地=左図濃い青
拡大した居住地=右図黄色
稲田
笠間
内原
稲田
凡例
岩瀬
羽黒
福原
友部
内原
凡例
羽黒
福原
水戸市
H22総人口
宍戸
大和
笠間
岩瀬
友部
水戸市
H22/H12
宍戸
大和
ゼロ⇒+
2001新治
新治
1001-2000
笠間市
増加
桜川市
126-500
岩間
1-125 人
茨城町
鉄道駅
筑西市
1.6倍以上
笠間市
501-1000
桜川市
増減なし
岩間
減少
茨城町
0.5倍以下
筑西市
+⇒ゼロ
鉄道
主要道路
羽鳥
鉄道駅
羽鳥
鉄道
市町村境
石岡市
山頂
女体山
宮脇
鉾田市
つつじヶ丘
宮脇
主要道路
鉾田市
市町村境
石岡市
山頂
女体山
つつじヶ丘
小美玉市
小美玉市
下妻市
東日本石岡駅
下妻市
石岡市役所
東日本石岡駅
石岡市役所
S
S
高浜
高浜
つくば市
つくば市
神立
神立
かすみがうら市
土浦市
土浦
かすみがうら市
行方市
行方市
土浦市
土浦
77
2.石岡市の社会経済情勢
(1)人口動向 1)人口推移
④地区別人口
・石岡駅周辺の中心市街地では、駅東側は増加しているのに対して、西側の人
口は減少しており、中心市街地の空洞化が進んでいる。
凡例
凡例
H22/H12
H22総人口
ゼロ⇒+
2001-
小美玉市
1001-2000
小美玉市
増加
126-500
増減なし
1-125 人
減少
H22DID
0.5倍以下
鉄道駅
+⇒ゼロ
鉄道
H22DID
鉄道駅
主要道路
市町村境
石岡市
鉄道
石岡市
石岡市役所
東日本石岡駅
1.6倍以上
501-1000
石岡市役所
東日本石岡駅
S
S
主要道路
市町村境
かすみがうら市
かすみがうら市
高浜
高浜
8
8
2.石岡市の社会経済情勢
(1)人口動向 2)人口動態
①転入・転出・出生・死亡
・転出入者数及び出生死亡者数は概ね同程度で推移していたが、平成17年付
近を境に、転出超過、死亡超過と人口減少の方向にシフト。
・転出先は土浦、つくば、牛久など近隣の人口増加都市が多い。
■転入・転出・出生・死亡者数の推移
転入
転出
出生
死亡
(人)
6,000
5,000
H17以降、転出が
転入を上回る
4,000
3,000
2,000
1,000
0
H7
H9
H11
H13
H15
H17
H19
H21
H23
出生数は減少
出典:総務省「国勢調査」
H25
9
2.石岡市の社会経済情勢
(1)人口動向 2)人口動態
②年齢階層別人口移動
・石岡市の年齢階層別純移動では高等教育機関への入学時期に該当する年
代の人口が大きく減少している。
・以前は卒業後に戻る傾向にあったが、近年は卒業世代も減少傾向が見られ、
就職時の転出が増加していることが伺える。
■年齢階層別純移動数の時系列分析
大学等への進学に
より減少
以前は卒業と同時に
人口回帰が見られたが
近年はほとんど戻っていない
10
2.石岡市の社会経済情勢
(1)人口動向 2)人口動態
③合計特殊出生率
・石岡市の合計特殊出生率は1.35と全国や茨城県の平均に比べ低い値。
・県内では沿岸部の工業都市で出生率が高い傾向。
・石岡市周辺でも小美玉市やかすみがうら市は全国・県の平均値より高い。
■合計特殊出生率
市町村名
神栖市
東海村
鹿嶋市
美浦村
小美玉市
下妻市
ひたちなか市
かすみがうら市
八千代町
常総市
鉾田市
日立市
大子町
境町
北茨城市
坂東市
石岡市
桜川市
結城市
筑西市
行方市
水戸市
常陸大宮市
笠間市
守谷市
土浦市
高萩市
那珂市
大洗町
つくば市
潮来市
稲敷市
古河市
龍ケ崎市
牛久市
つくばみらい市
茨城町
城里町
阿見町
五霞町
河内町
常陸太田市
取手市
利根町
2003-2007
1.65
1.62
1.59
1.56
1.55
1.52
1.52
1.52
1.52
1.49
1.49
1.47
1.45
1.45
1.44
1.43
1.42
1.42
1.40
1.40
1.40
1.39
1.38
1.37
1.37
1.36
1.36
1.36
1.36
1.35
1.34
1.34
1.33
1.31
1.30
1.26
1.26
1.23
1.23
1.17
1.16
1.14
1.12
0.92
市町村名
鹿嶋市
東海村
神栖市
ひたちなか市
小美玉市
美浦村
かすみがうら市
下妻市
坂東市
つくばみらい市
つくば市
鉾田市
大子町
八千代町
水戸市
日立市
境町
筑西市
土浦市
結城市
守谷市
北茨城市
牛久市
行方市
常総市
古河市
常陸大宮市
那珂市
潮来市
桜川市
石岡市
笠間市
阿見町
高萩市
稲敷市
大洗町
龍ケ崎市
茨城町
河内町
城里町
取手市
五霞町
常陸太田市
利根町
2008-2012
1.77
1.76
1.74
1.58
1.51
1.51
1.50
1.49
1.49
1.49
1.47
1.47
1.47
1.47
1.46
1.46
1.45
1.44
1.43
1.43
1.43
1.42
1.41
1.41
1.39
1.38
1.38
1.37
1.36
1.36
1.35
1.34
1.32
1.30
1.28
1.28
1.26
1.26
1.26
1.20
1.17
1.15
1.10
1.01
石岡市近隣都市でも
出生率は高い
沿岸部の工業都市
で非常に高い
11
:1.43以上
:1.38~1.43
:1.38未満
2.石岡市の社会経済情勢
(1)人口動向 3)県内類似都市との比較
①総人口
生産年齢人口
・笠間市は石岡市と概ね同様の傾向を示す。
・龍ヶ崎市、牛久市は人口増加が続いているが生産年齢人口は近年横ばい。
■総人口の推移
石岡市
50km
20km
笠間市
(7.9万人)
10km
(千人)
100
90
80
70
60
50
40
30
20
10
0
牛久市
(8.2万人)
龍ケ崎市
(8.0万人)
出典:総務省「国勢調査」
笠間市
牛久市
石岡市、笠間市は
横ばい
龍ヶ崎市、牛久市は
近年増加
S55
石岡市
(7.9万人)
龍ケ崎市
S60
H2
H7
H12
■生産年齢人口の推移(15~64歳)
石岡市
龍ケ崎市
笠間市
H17
H22
牛久市
(千人)
100
90
80
70
60
50
40
30
20
10
0
12
S55
S60
H2
H7
H12
H17
H22
2.石岡市の社会経済情勢
(1)人口動向 3)県内類似都市との比較
②年少人口
老年人口
・年少人口については石岡市、笠間市が減少傾向を示すのに対し、龍ヶ崎市、
牛久市は横ばい傾向。老年人口は4市ともに増加傾向となっている。
■年少人口の推移(15歳未満)
石岡市
50km
龍ケ崎市
笠間市
石岡市、笠間市は
減少
25
20
20km
牛久市
(千人)
30
15
10
笠間市
(7.9万人)
10km
龍ヶ崎市、牛久市は
横ばい
5
0
S55
石岡市
(7.9万人)
S60
H2
H7
H12
■老年人口の推移(65歳以上)
石岡市
龍ケ崎市
笠間市
H17
H22
牛久市
(千人)
30
牛久市
(8.2万人)
龍ケ崎市
(8.0万人)
4市ともに増加
25
20
15
13
10
5
出典:総務省「国勢調査」
0
S55
S60
H2
H7
H12
H17
H22
2.石岡市の社会経済情勢
(1)人口動向 3)県内類似都市との比較
③年齢別人口
・若い世代の人口では特に4市ともに近い傾向であるが、人口増が続く牛久市
や龍ヶ崎市では若い女性の人口は近年でも横ばいが微増が続いている。
■若者人口の推移(15~24歳・男女)
石岡市
50km
龍ケ崎市
笠間市
牛久市
(人)
14
12
10
8
20km
6
近年4市とも
減少傾向
4
笠間市
(7.9万人)
10km
2
0
S55
石岡市
(7.9万人)
S60
H2
H7
H12
H17
H22
■女性20~39歳人口の推移
石岡市
龍ケ崎市
笠間市
牛久市
龍ヶ崎市、牛久市は
増加から横ばいに
(人)
14
牛久市
(8.2万人)
龍ケ崎市
(8.0万人)
12
10
8
6
石岡市、笠間市は
減少
4
2
出典:総務省「国勢調査」
0
S55
S60
H2
H7
H12
H17
H22
14
2.石岡市の社会経済情勢
(1)人口動向 3)県内類似都市との比較
④社会・自然増減
・牛久市は社会増、自然増を維持しているのに対し、石岡市、笠間市はH17以
降、社会減、自然減が続いており、龍ヶ崎市も近年は自然減、社会減の傾向。
■社会増減(転入-転出)の推移
石岡市
50km
龍ケ崎市
笠間市
牛久市
(人)
3,000
2,500
牛久市は社会増を
維持
2,000
1,500
1,000
20km
笠間市
(7.9万人)
500
0
10km
-500
-1,000
H7
石岡市
(7.9万人)
牛久市
(8.2万人)
龍ケ崎市
(8.0万人)
出典:総務省「国勢調査」
H9
H11
H13
H15
H17
H19
■自然増減(出生-死亡)の推移
石岡市
龍ケ崎市
笠間市
(人)
1,000
800
600
400
200
0
-200
-400
-600
-800
-1,000
H21
H23
牛久市
H25
石岡市、笠間市は
社会減
牛久市は自然増を
維持
15
石岡市、笠間市は
自然減が拡大
H7
H9
H11
H13
H15
H17
H19
H21
H23
H25
2.石岡市の社会経済情勢
(2)産業動向 1)産業構造
①市町村内総生産
・石岡市の市町村内総生産は約2,100億円であり、製造業が約1/4を占める。
・その他の産業ではサービス業や不動産業の生産額が大きい。
・茨城県の内訳と概ね近いが、製造業の割合が低く、サービスや不動産が高い。
■市町村内総生産の構成比(H24)
約2,100億
円
約11兆円
16
出典:茨城県「市町村民経済計算」
2.石岡市の社会経済情勢
(2)産業動向 2)従業人口構造
①産業別従業人口
・一次産業及び二次産業の従業人口減少が続いている。
・三次産業については横ばい傾向。
■産業別従業人口の推移
H12
H17
H22
(人)
25,000
20,142
20,057
20,042
20,000
減少
15,000
10,000
5,000
減少
4,310 4,062
11,818
10,335
8,905
3,051
0
第一次産業
出典:総務省「国勢調査」
第二次産業
第三次産業
17
2.石岡市の社会経済情勢
(2)産業動向 2)従業人口構造
②産業別従業人口構成比
・従業人口構成でも一次・二次産業の割合が年々低下。
・全体の構成比は茨城県全体と概ね同程度。
■産業別従業人口構成比の推移
第一次産業
0%
H12
(石岡市)
12%
H17
(石岡市)
12%
H22
(石岡市)
H22
(茨城県)
出典:総務省「国勢調査」
10%
10%
6%
20%
30%
第二次産業
40%
50%
第三次産業
60%
70%
33%
30%
28%
29%
80%
90%
100%
55%
58%
63%
65%
18
2.石岡市の社会経済情勢
(2)産業動向 2)従業人口構造
③産業別年齢階層別従業人口
・石岡市内の従業者の年齢階層割合では、農業の高齢化が深刻な状況であり、
農業従事者の約半数が65歳以上。(55歳以上で7割以上を占める。)
・情報通信業や医療・福祉関係は3~4割が35歳未満と若い世代の割合が高い。
■産業別年齢階層別従業人口(H22)
19
出典:総務省「国勢調査」
2.石岡市の社会経済情勢
(2)産業動向 3)農工商業推移
①農業
・農業従事者数は近年大きく低下。
・過去10年で約3割減少が見られている。
■従業人口の推移(農業)
10年間で
約3割減少
(人)
5,000
4,500
4,290
4,048
4,000
3,500
3,033
3,000
2,500
2,000
1,500
1,000
500
0
H12
出典:総務省「国勢調査」
H17
H22
20
2.石岡市の社会経済情勢
(2)産業動向 3)農工商業推移
①農業
・農業による市内総生産額は低下傾向。
・石岡市は県内でも有数の果実生産拠点であり、後継者の育成や生産規模の
維持が課題。
日本なし:収穫量県内第3位(H18)
■市町村内総生産の推移(農業)
(百万円)
12,000
10,000
8,000
6,000
かき:収穫量県内第1位(H18)
近年、低下傾向
4,000
2,000
0
H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24
出典:農林水産省「作物統計調査」
画像:石岡市HP
出典:茨城県「市町村民経済計算」
21
2.石岡市の社会経済情勢
(2)産業動向 3)農工商業推移
②工業
・二次産業でも従業人口は減少傾向。
・特に製造業は10年間で2割以上(2,000人以上)減少している。
■従業人口の推移(工業)
H12
(人)
10,000
H17
10年間で2割
以上減少
H22
8,578
9,000
7,466
8,000
6,491
7,000
6,000
5,000
4,000
3,227
2,861
2,398
3,000
2,000
1,000
0
建
設
業
出典:総務省「国勢調査」
製
造
業
22
2.石岡市の社会経済情勢
(2)産業動向 3)農工商業推移
②工業
・石岡市の製造業は非鉄金属、金属製品、プラスチック製造の上位3分野で全
体の半分以上の出荷額が占められるなど本市の有力産業。
・また、石岡市の製造品出荷額は近年増加傾向に転換しており、今後の規模拡
大や設備投資など新たな投資が期待される。
■製造品出荷額の構成比(H25)
非鉄金属製造業
金属製品製造業
プラスチック製品製造業
食料品製造業
パルプ・紙・紙加工品製造業
その他
■製造品出荷額の推移
(億円)
3,000
2,500
26%
30%
2,520
2,431
2,171
2,246
1,900
2,000
2,029
1,500
回復傾向
1,000
5%
19%
8%
500
23
0
12%
上位3分類で
5割以上
出典:経済産業省「工業統計調査」
H20
H21
H22
H23
H24
H25
2.石岡市の社会経済情勢
(2)産業動向 3)農工商業推移
③商業
・3次産業の従業者数も近年減少傾向を示している。
・特に中心商店街を担う小売りや飲食店の従業者数が10年間で3割以上減少
するなど顕著となっている。
■従業人口の推移(商業)
H12
(人)
12,000
H17
H22
卸売・小売業、
飲食店は
3割以上減
10,000
10,203
9,886
8,000
8,000
6,946
5,254
6,000
4,713
4,000
2,000
2,405
2,288
1,908
909649
610
173
172 149
0
熱
供
給
・
水
道
業
出典:総務省「国勢調査」
電
気
・
ガ
ス
・
運
輸
・
通
信
業
卸
売
飲・
食小
店売
業
、
金
融
・
保
険
業
223 374
201
不
動
産
業
サ
ー
ビ
ス
業
24
2.石岡市の社会経済情勢
(2)産業動向 3)農工商業推移
③商業
・3次産業の総生産額はどの分野においても横ばい傾向。
・従業者数の減少が目立つ小売業は減少から近年増加に転じている。
■市町村内総生産の推移(商業)
電気・ガス・水道業
卸売・小売業
金融・保険業
不動産業
運輸業・情報
サービス業
(百万円)
50,000
45,000
40,000
35,000
30,000
25,000
20,000
15,000
10,000
5,000
25
0
H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24
出典:茨城県「市町村民経済計算」
2.石岡市の社会経済情勢
(2)産業動向 4)観光推移
①観光入込客数
・年間観光入込客数は109万人(H25)、県内第14位。
・石岡のおまつりがある9月に43万人(約40%)が訪れており、その他の時期の
観光客増加が課題。
■年間観光入込客数(H25上位15都市)
0
100
200
300
400
大洗町
(万人)
500
429
笠間市
355
水戸市
343
阿見町
336
つくば市
332
ひたちなか市
289
潮来市
256
鹿嶋市
229
日立市
152
古河市
150
下妻市
119
小美玉市
114
土浦市
114
石岡市
109
大子町
108
県内14位
(大洗町の1/4)
出典:観光客動態調査報告(茨城県商工労働部観光物産課)
■月別観光入込客数
(万人)
50
45
40
35
30
25
20
15
10
5
0
43.0
石岡のおまつりがある9月に集中
その他の月は少ない
10.5
3.5
3.7
1月
2月
6.1
5.6
3月
4月
5月
8.0
6月
9.1
5.7
4.4
7月
8月
5.6
3.4
9月 10月 11月 12月
26
2.石岡市の社会経済情勢
(3)生活構造 1)通勤・通学
・石岡市住民の自市内通勤・通学割合は54%であり、のこり約半数は市外通勤
・通勤先は土浦市が最大。(土浦市は石岡市からの人口転出先第1位)
・隣接の小美玉市から石岡市へ通勤・通学する人数が多いものの、その他市町
からは少ない。
■自市町村内就業就学率、自市外流入割合
日立市
神栖市
水戸市
大子町
鹿嶋市
つくば市
鉾田市
行方市
筑西市
古河市
北茨城市
常陸大宮市
坂東市
ひたちなか市
土浦市
桜川市
常総市
大洗町
境町
石岡市
笠間市
小美玉市
下妻市
稲敷市
八千代町
自市町村内
就業・就学率
83.0%
79.5%
74.5%
74.0%
69.7%
67.6%
66.1%
64.1%
63.3%
63.2%
61.0%
61.0%
59.9%
59.3%
57.8%
56.1%
56.0%
54.5%
54.2%
54.0%
53.6%
53.6%
52.9%
52.0%
50.3%
東海村
土浦市
水戸市
大洗町
常総市
つくば市
阿見町
小美玉市
下妻市
美浦村
茨城町
鹿嶋市
つくばみらい市
五霞町
ひたちなか市
那珂市
高萩市
牛久市
境町
日立市
かすみがうら市
石岡市
八千代町
龍ケ崎市
守谷市
自市外
流入者割合
59.5%
56.1%
49.1%
44.5%
42.0%
41.5%
40.2%
39.5%
37.9%
37.8%
37.1%
35.9%
35.7%
35.1%
34.4%
33.6%
32.9%
32.2%
31.8%
31.3%
29.1%
27.4%
27.3%
26.6%
26.5%
※自市外流入者割合は自市町の就業人口に対する
他市町から自市町へ通勤・通学する人の割合
出典:総務省「国勢調査」
■石岡市の通勤・通学流動
※1百人以上を記載
27
2.石岡市の社会経済情勢
(3)生活構造 2)住まいに関する状況
・石岡市の「持ち家比率」は76.1%(県内26位)で、県平均71.0%を上回っている。
・「新設住宅着工件数」は2,166戸(県内14位)となっている。
・「借家の一カ月あたり家賃」は、46,756円(県内15位)で、県平均46,339円とほ
ぼ同水準となっている。
■持ち家比率(H22)
単位:%
100
80
県南
県北
県央
鹿行
県西
76.1%
県平均
71.0%
60
40
20
0
河利五行城鉾大常茨桜八稲那坂常小つ 筑北か 笠境潮常結石古下鹿取守高龍牛美大東阿土ひ 日神水つ
内根霞方里田子陸城川千敷珂東陸美く西茨す間町来総城岡河妻嶋手谷萩ケ 久浦洗海見浦た立栖戸く
町町町市町市町太町市代市市市大玉ば市城み 市 市市市市市市市市市市崎市村町村町市ち市市市ば
市
な
市
宮市み 市が
田
町
う
か
市 ら
市
い
市
ら
市
市
※持ち家世帯比率:持ち家(一戸建・長屋建・共同住宅)÷住宅に住む一般世帯×100
石岡市
出典:総務省「国勢調査」
28
28
2.石岡市の社会経済情勢
(3)生活構造 2)住まいに関する状況
■新設住宅着工件数(H21~H25)
単位:百戸
県南
県北
県央
鹿行
県西
150
120
90
60
2,166戸
30
0
つ 水ひ 日古土つ 取牛神筑鹿守石龍行笠那東結阿常下坂小北か常常鉾桜高潮境茨稲八大利城大美五河
く戸た立河浦く手久栖西嶋谷岡ケ方間珂海城見総妻東美茨す陸陸田川萩来町城敷千洗根里子浦霞内
ば市ち市市市ば市市市市市市市崎市市市村市町市市市玉城み 大太市市市市
町市代町町町町村町町
市
み
な
市
市市が宮田
町
ら
う市市
か
い
※持ち家、貸家、給与住宅、分譲住宅の合計
市
ら
市
市
出典:茨城県「茨城県住宅着工データ」
■借家の一カ月あたり家賃(H25)
単位:千円
県南
県北
県央
鹿行
県西
80
46,756円
60
県平均
46,339円
40
20
0
守つ 取牛
谷く手久
市ば市市
み
ら
い
市
つ 東那神土龍水坂利ひ 石か 古笠結鉾城鹿境常高小下阿八常日北茨大常潮行稲筑桜大美
く海珂栖浦ケ戸東根た岡す河間城田里嶋町陸萩美妻見千総立茨城洗陸来方敷西川子浦
ば村市市市崎市市町ち市み 市市市市町市
太市玉市町代市市城町町大市市市市市町村
市
が
な
市
田
宮
市
市
町
う
か
市
市
市
ら
※人口1万5千人未満の自治体(河内町・五霞町)は公表対象外。
市
※茨城県全体には公表対象外自治体も含まれる。
出典:総務省「住宅・土地統計調査」
29
2.石岡市の社会経済情勢
(3)生活構造 3)学校に関する状況
・石岡市の「教師1人当たりの公立小学校児童数」は12.9人(県内34位)で、県平
均15.4人より少ない。
・「教師1人当たりの公立中学校生徒数」は、13.4人(県内21位)で、県平均13.3
人とほぼ同水準となっている。
■教師1人当たりの公立小学校児童数(H25.5)
単位:人
30
25
県南
県北
県央
鹿行
県西
12.9人
20
15
県平均
15.4人
10
5
0
牛守ひ 東土水つ 日龍阿利那結神古取笠高小筑下境つ 鹿八常美桜坂潮北茨城石大常五か常河稲行鉾大
久谷た海浦戸く立ケ見根珂城栖河手間萩美西妻町く嶋千総浦川東来茨城里岡洗陸霞す陸内敷方田子
ば市代市村市市市城町町市町大町み太町市市市町
市市ち村市市ば市崎町町市市市市市市市玉市市
市
み
が田
な
市
宮
市
市
町
ら
う市
か
市
い
市
ら
市
市 出典:文部科学省「学校基本調査」
■教師1人当たりの公立中学校生徒数(H25.5)
単位:人
20
15
10
県南
県北
県央
13.4人
鹿行
県西
県平均
13.3人
5
0
東阿ひ 取土牛美守筑水結龍八古つ 下神坂日か石鹿小境行那つ 常鉾稲笠利北桜茨大五高常常城潮河大
海見た手浦久浦谷西戸城ケ千河く妻栖東立す岡嶋美町方珂く総田敷間根茨川城洗霞萩陸陸里来内子
市市ば市市市市町城市町町町市大太町市町町
村町ち市市市村市市市市崎代市ば市市市市み 市市玉
市
み
が
な
市町
市
市
宮田
ら
う
か
市市
い
市
ら
市
出典:文部科学省「学校基本調査」
市
30
2.石岡市の社会経済情勢
(3)生活構造 4)通院
・石岡市住民の自市通院割合は約6割であり、残りの4割が市外へ通院。
・市外へ通院先は土浦市が最大。(土浦市は石岡市からの人口転出先第1位)
・小美玉市から石岡市への通院が多いものの、 その他市町からは少ない。
■自市通院割合、地域外受療割合
神栖市
日立市
水戸市
結城市
古河市
取手市
つくば市
鹿嶋市
笠間市
筑西市
土浦市
高萩市
守谷市
牛久市
龍ケ崎市
ひたちなか市
石岡市
常陸太田市
北茨城市
桜川市
坂東市
常総市
常陸大宮市
行方市
東海村
那珂市
下妻市
鉾田市
美浦村
小美玉市
稲敷市
かすみがうら市
潮来市
つくばみらい市
通院
割合
86%
84%
83%
81%
79%
79%
78%
75%
71%
71%
68%
67%
66%
65%
64%
63%
63%
61%
60%
58%
50%
49%
47%
46%
44%
43%
40%
39%
34%
24%
19%
8%
0%
0%
つくば市
守谷市
土浦市
牛久市
水戸市
笠間市
結城市
鹿嶋市
取手市
石岡市
高萩市
龍ケ崎市
神栖市
那珂市
美浦村
常陸太田市
下妻市
小美玉市
ひたちなか市
古河市
東海村
常総市
行方市
筑西市
桜川市
日立市
坂東市
常陸大宮市
かすみがうら市
北茨城市
鉾田市
稲敷市
潮来市
つくばみらい市
地域外
受療割合
103%
77%
75%
64%
54%
53%
51%
49%
48%
47%
45%
43%
41%
37%
35%
32%
30%
29%
28%
26%
25%
25%
24%
21%
21%
20%
17%
13%
13%
12%
9%
7%
0%
0%
出典:茨城県「平成23年茨城県受療動向調査」
■石岡市の通院流動(H23年7月)
※20人以上を記載
凡
例
:101人
:51~100人
:20~50人
31
2.石岡市の社会経済情勢
(3)生活構造 5)医療機関に関する状況
・石岡市の「人口10万人当たりの病院一般病床数」は、415.3床(県内24位)で、
県平均643.9床より少ない。
・「人口10万人当たりの一般診療所数」は、62.1所(県内10位)で、県平均58.8
所より多い。
・「人口10万人当たりの医師数」では120.4人(県内14位)で、県平均167.0人よ
り少ない。
■人口10万人当たりの病院一般病床数(H25.10)
単位:百床
県南
県北
県央
鹿行
県西
20
15
10
415.3床
県平均
643.9床
5
0
茨境阿高つ 水東土牛大笠取守日神桜行常古大北筑常石鹿結常美下ひ 龍小鉾城那坂稲八潮かつ 河五利
城町見萩く戸海浦久洗間手谷立栖川方陸河子茨西陸岡嶋城総浦妻たケ美田里珂東敷千来すく内霞根
町
町市ば市村市市町市市市市市市市大市町城市太市市市市村市ち崎玉市町市市市代市み ば町町町
市
がみ
な市市
市
町
宮
田
うら
か
市
市
市
らい
市市
出典:厚生労働省「医療施設(動態)調査」
32
2.石岡市の社会経済情勢
(3)生活構造 5)医療機関に関する状況
■人口10万人当たりの一般診療所数(H25.10)
単位:所
県南
県北
県央
鹿行
県西
100
80
62.1所
県平均
58.8所
60
40
20
0
水つ 土筑守高牛大日石結那常阿龍常取下古ひ 鹿境か笠坂桜潮つ 茨五東利稲北城行神小常鉾河美八大
戸く浦西谷萩久洗立岡城珂総見ケ陸手妻河た嶋町す間東川来く城霞海根敷茨里方栖美陸田内浦千子
み 市市市市ば町町村町市城町市市玉太市町村代町
市ば市市市市市町市市市市市町崎大市市市ち市
市
み
が
な
市宮
市田
市
町
ら
う
か
市
市
い
市
ら
市
市
出典:厚生労働省「医療施設(動態)調査」
■人口10万人当たりの医師数(H24.12)
単位:人
県南
県北
県央
鹿行
県西
500
400
300
200
120.4人
県平均
167.0人
100
0
つ 阿茨境土水笠守牛取高日古石結龍鹿筑大東ひ 那桜常大常神行稲小下城北坂常潮美か鉾つ 八利五河
く見城町浦戸間谷久手萩立河岡城ケ嶋西洗海た珂川総子陸栖方敷美妻里茨東陸来浦す田く千根霞内
ば町町
市市市市市市市市市市市崎市市町村ち市市市町大市市市玉市町城市太市村み 市ば代町町町
市
み町
が
な
市
市
市
宮
田
ら
う
か
市
市
い
市
ら
市
市
出典:茨城県「茨城県医師・歯科医師・薬剤師調査」
33
2.石岡市の社会経済情勢
(3)生活構造 6)自動車保有状況
・石岡市の自動車保有台数は777.8台/千人と県平均(733.5台/千人)並み。
・県内では鉄道の利便性が高い都市で低い傾向。
・石岡市周辺では小美玉市やかすみがうら市は県内上位。
■自家用乗用車保有台数(千人当たり)
美浦村
下妻市
鉾田市
城里町
小美玉市
行方市
茨城町
河内町
稲敷市
坂東市
八千代町
常陸大宮市
常陸太田市
境町
桜川市
かすみがうら市
那珂市
大子町
筑西市
潮来市
常総市
石岡市
五霞町
笠間市
神栖市
鹿嶋市
北茨城市
結城市
高萩市
大洗町
水戸市
保有台数
1004.0
943.0
924.2
896.3
886.0
882.6
867.9
865.6
855.5
854.5
851.0
840.9
838.9
827.4
811.2
808.1
803.1
802.3
801.2
796.7
780.5
777.8
777.1
769.4
764.1
759.3
753.9
745.6
742.8
737.9
714.5
土浦市
東海村
古河市
つくばみらい市
ひたちなか市
つくば市
利根町
日立市
阿見町
龍ケ崎市
牛久市
取手市
守谷市
※H25.3.31現在
出典:茨城県「社会生活統計指標」
保有台数
709.9
701.8
698.1
697.9
681.7
667.5
661.0
652.5
649.5
623.6
588.5
540.0
539.2
鉄道利便性の高い
都市では少ない
34
:800台以上
:700~800台
:700台未満
2.石岡市の社会経済情勢
(3)生活構造 7)公共交通の状況
・市内の公共交通は、JR常磐線、石岡駅を起点とするバス路線網と常磐道の高
速バス路線で構成。
・JR石岡駅の乗車人員は約5,700人で県内第14位。
■平均乗車人員(一日当たり)
0
10
20
(千人)
40
28.8
水戸
27.4
取手
15.9
土浦
佐貫
13.4
牛久
13.4
勝田
12.7
11.5
日立
9.4
大甕
8.1
荒川沖
常陸多賀
7.0
藤代
6.5
ひたち野うしく
6.3
赤塚
5.9
石岡
5.7
神立
5.4
東海
4.6
高浜
30
1.1
※JR東日本管内の県内上位20駅及び
石岡市内2駅(石岡駅、高浜駅)(2014年)
出典:JR東日本「各駅の乗車人員」
35
2.石岡市の社会経済情勢
(3)生活構造 7)公共交通の状況
・路線バスのうち、鹿島鉄道の廃線敷きを活用した「かしてつバス」は一日当たり
900人程度が利用している。(本格運行開始:H24年度)
・水戸~東京間の高速バスのうち石岡バス停の利用者は一日当たり約150人。
・乗合タクシーの利用者は150~200人/日で推移している。
■かしてつバス利用者数(一日当たり)
単位:人
1,500
965
496
1,000
500
平日 休日
902
901
487
474
0
H24年度
H25年度
H26年度
出典:石岡市
■高速バス石岡バス停利用者数(一日当たり)
単位:人
200
150
100
50
0
145.1
152.6
H25年度
H26年度
出典:茨城県バス協会
■乗合いタクシー利用者数(一日当たり)
単位:人
300
200
かしてつバス
197
169
156
162
181
175
100
0
H21 H22 H23 H24 H25 H26
出典:石岡市
36
2.石岡市の社会経済情勢
(3)生活構造 8)事故・犯罪に関する状況
・石岡市の「人口1,000人当たりの交通事故発生件数」は、4.3件(県内23位)で、
県平均5.0件より少ない。
・「人口10万人当たりの交通事故死傷者数」は、571.4人(県内22位)で、県平均
665.0人より少ない。
・「人口1,000人当たりの刑法犯認知件数」は、12.5件(県内18位)で、県平均
12.5件と同水準となっている。
■人口1,000人当たりの交通事故発生件数(H24)
単位:件
県南
県北
県央
鹿行
県西
10
8
6
4.3件
県平均
5.0件
4
2
0
那水茨土阿下か神ひ 牛日東古つ 龍鉾常結つ 大笠稲石八筑鹿潮常小河常境高大坂城桜北行守取五美利
珂戸城浦見妻す栖た久立海河くケ田陸城く洗間敷岡千西嶋来総美内陸町萩子東里川茨方谷手霞浦根
市市町市町市み 市ち市市村市ば崎市大市ば町市市市代市市市市玉町太
市町市町市城市市市町村町
市市
み
が
な
町
市
市
宮
田
ら
う
か
市
市
い
市
ら
市
市
出典:茨城県「市町村早わかり」
37
2.石岡市の社会経済情勢
(3)生活構造 8)事故・犯罪に関する状況
■人口10万人当たりの交通事故死傷者数(H24)
単位:百人
県南
県北
県央
鹿行
県西
12
10
571.4人
8
県平均
665.0人
6
4
2
0
那水茨土か下神阿ひ 日つ 東牛古龍常鉾笠結鹿大石稲つ 筑潮河常小大八常高境桜城坂北行守美取五利
珂戸城浦す妻栖見た立く海久河ケ陸田間城嶋洗岡敷く西来内総美子千陸萩町川里東茨方谷浦手霞根
市町市城市市村市町町
市市町市み 市市町ち市ば村市市崎大市市市市町市市ば市市町市玉町代太市
市
み
が
な
市宮
市
市
町田
ら
う
か
市
市
い
市
ら
市
市
出典:茨城県「市町村早わかり」
■人口1,000人当たりの刑法犯認知件数(H24)
単位:件
県南
県北
県央
鹿行
県西
25
20
15
12.5件
県平均
12.5件
10
5
0
大土水龍下つ 守牛境稲笠神五阿茨結筑石取古那河ひ 八常潮小鹿鉾坂かつ 日美高東利桜行常北城大常
洗浦戸ケ妻く谷久町敷間栖霞見城城西岡手河珂内た千総来美嶋田東すく立浦萩海根川方陸茨里子陸
市市市町町町市市市市市市町ち代市市玉市市市みば市村市村町市市大城町町太
町市市崎市ば市市
市
がみ
な町
市
宮市
田
市
うら
か
市
市
市
らい
市市
出典:茨城県「市町村早わかり」
38
3.市民アンケートの実施について
人口の将来展望を行う際には、出生や移動に関する仮定値を設定する必要があ
ります。人口移動の状況は地域によって多様であるため、地域の実情に応じた調
査・分析を行い、人口の将来展望を見通すことが求められます。
将来展望に必要な調査・分析
(ⅰ)住民の結婚・出産・子育てに関する意識調査・希望調査
実施中
(ⅱ)定住移住に関する意識調査・希望調査
(8月中旬まで)
(ⅲ)学校卒業後の地元就職率の動向や進路希望状況調査
実施済み(現在集計中)
(ⅳ)転入転出の理由等に関するアンケート
区分
調査①
調査②
調査③
項目
(ⅰ)住民の結婚・出産・子育て
に関する意識調査・希望調査
(ⅱ)定住移住に関する意識調
査・希望調査
(ⅲ)学校卒業後の地元就職率の
動向や進路希望状況調査
(ⅳ)転入転出の理由等に関する
アンケート
配布対象
20 歳代~60 歳
代の住民が居住
する世帯
配布数
1000 世帯
配布回収方法
郵送回収方式
18 歳~24 歳の
住民
1000 世帯
郵送回収方式
転入N=201
転出N=230
※別途実施中
転入・転出者
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4.石岡市の課題と将来人口動向
(1)石岡市の課題
○人口動向からみえる課題
・特に若年人口の減少が顕著であり、大学等卒業後に石岡市に戻る若者を増やす
・県や全国平均を大きく下回る出生率の拡大(隣接する小美玉、かすみがうら市は高い)
・核家族化の進展に加え、独居老人が大きく増加、地域コミュニティ形成や増加する高
齢者の健康維持・向上
・郊外部を中心に低密度な居住地が広く拡大、これに対して、石岡駅西側の中心市街
地では人口が減少(中心市街地の空洞化)
○産業構造からみえる課題
・衰退する農業の後継者や生産規模の維持
・基幹産業である製造業の活性化及び働き口の拡大
・中心市街地の中心となる小売業の活力増進、中心市街地への出店促進
・石岡のおまつり以外での観光客増加(中心市街地への呼び込み)
○生活構造からみえる課題
・土浦市やつくば市など主要な通勤・通学先への利便性向上(転出の抑制)
・通院先が広域化しており、今後の高齢社会でも無理なく通える交通手段の構築
・自動車保有台数は県平均程度で、自動車以外でも利便性の高い交通手段の提供
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4.石岡市の課題と将来人口動向
(2)石岡市の将来人口動向
・石岡市の産業や生活構造が現在のまま進んだ場合、現在約7.7万人の人口規
模が20年後に6.1~6.3万人、30年後には5.4万人に減少するものと推定され
ている。
■これまでに推計されている石岡市の将来人口
単位:百人
■社人研推計
・合計特殊出生率(tfr):現状から横ばい
・社会増減:減少は徐々に縮小
※社人研推計:国立社会保障・人口問題研究所の将来人口推計
(現在の社会増減、自然増減を基本に今後社会減が一定程度減少するものとして推計)
※創生会議推計:日本創成会議の将来人口推計値
(現在の社会増減、自然増減が今後も続くものとして推計)
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4.石岡市の課題と将来人口動向
(2)石岡市の将来人口動向
国の人口ビジョンに準拠した将来人口推計
合計特殊出生率(tfr)は、2040年までに
人口置換水準の2.07まで上昇
合計特殊出生率(tfr)
2040年で2.10
東京圏への一極集中の是正
社会増減
2040年で0
現況人口の約66%に減少。
8.0万人( 2010年)⇒5.2万人( 2060年)
ふるさと再生目標
(石岡市の人口ビジョン(案))
現況人口の約75%(6.0万人)に留める
42
4.石岡市の課題と将来人口動向
■ふるさと再生目標(石岡市の人口ビジョン(案))
・人口減少に歯止めをかけ、活力ある石岡市を維持していくことが重要。
・「ふるさと再生目標(石岡市の人口ビジョン(案))」:人口6万人(2060年)
(単位:百人)
900
社人研推計
国ビジョン準拠
800
ふるさと再生目標
700
600百人
6万人
600
+約8千人
500
+18,500人
+約1万人
400
415百人
4.15万人
300
200
100
0
2010
■ふるさと再生目標
・合計特殊出生率(tfr):2.10(国ビジョン準拠)
・社会増減:産業活性化や移住施策等により減少は徐々に縮
小し、2035年以降増加
2015
2020
2025
2030
2035
2040
2045
2050
2055
2060
※社人研推計:国立社会保障・人口問題研究所の将来人口推計
(現在の社会増減、自然増減を基本に今後社会減が一定程度減少するものとして推計)
※国ビジョン準拠:国の人口ビジョンに準拠した将来人口推計
(概ね2040年までに合計特殊出生率が人口置換水準の2.07まで上昇、東京圏への一極集中の是正がなされるものとして推計)
※ふるさと再生目標:2060年における人口を6万人として定め、合計特殊出生率を2040年までに2.1にするほか、産業活性化や
移住施策等により社会増加するものとして推計
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