「スタンバイ・カンパニー」ガイド 1. 「スタンバイ・カンパニー」とは? 「スタンバイ・カンパニー」は完全無料の採用プロモーションツールです! 今までの採用活動では、求人媒体に募集内容を掲載してもらい、応募を待つという受 け身の方法が一般的でしたが、インターネットの出現により、誰でも簡単に自社の求 人情報を作成し、自社ホームページ等、ネット上で公開することが可能になりました。 しかし、求人情報を公開するだけでは、自社の求める人材に広く知ってもらうことは 難しく、結果的には、応募を募ることもなかなかできません。また、人事担当者が最 新の求人情報をタイムリーに公開することは、プログラミングなどの知識がないと運 用出来ませんでした。 そのような環境の中で、自社が求める人材へ主体的に求人情報を届けにいく活動が 「採用プロモーション」であり、人事担当者が簡単に自社の採用ページを運用出来る ように作られた採用プロモーションツールが、「スタンバイ・カンパニー」です。 「スタンバイ・カンパニー」は、大企業から中小企業まで、すべての企業が利用でき、 正社員からアルバイトまであらゆる雇用形態の求人情報を PC のみならず、スマート フォン環境に向けても作成・公開・管理できます。また、他の求人媒体や求人サービ スとは違い、「初期費用」「掲載費用」「成功報酬」の全てが完全無料となっており、 費用負担なく全ての機能が利用可能です。 「スタンバイ・カンパニー」は、求人情報を自社が求める人材へ効果的に発信して、 応募を促進する「完全無料の採用プロモーションツール」として採用活動をサポート します。 Copyright © BizReach, Inc. All Rights Reserved. 無断引⽤用・転載禁⽌止 1 2. 魅力的な求人情報とは? 求人情報の「魅力」によって、採用プロモーションの効果が大きく異なります! 採用に向けて最も重要なことは、自社が求める人材を明確にイメージして、その人材 が「魅力的に感じる求人情報」を提供することです。掲載する内容により、採用プロ モーションの効果が大きく異なるため、求める人材に対して、できるだけ自社が魅力 的に映るように求人情報を作成していきましょう。 魅力的な求人情報の作成にあたり、ポイントとなるのは、求人の募集要項だけではな く、自社の概要や社員などを通じた社風などをわかりやすく伝える会社概要をまずは 充実させることです。 「このような人を採用したい」という自社の募集要項だけを伝えても、多くの企業の 求人情報の中に埋もれてしまいます。主体的に求人情報を収集し、他社と比較検討し ている人材から「情報が少ない」「想いが伝わらない」という理由で選択肢から外さ れないようにしなければなりません。 事業や社員の魅力を「会社概要」で、具体的な募集の経緯や条件については「仕事内 容」で、バランス良く情報を伝えることで、会社全体に対して興味を持ってもらうこ とを目指しましょう。 ここからは、どのような内容を作成すれば「魅力的な求人情報」になるのか、作成に あたってのテクニックを公開していきます。 3. 魅力的な求人情報の作成ステップ①:公開企業プロフ ィール 魅力的な公開企業プロフィールの作成は、求人情報を強力にアシストします! 求人情報において、募集要項だけを記載したのでは、ブランド力のある会社や、より 条件の良い会社に負けてしまうというのが採用企業側共通の悩みです。 Copyright © BizReach, Inc. All Rights Reserved. 無断引⽤用・転載禁⽌止 2 しかし、一般的な採用力が劣る会社であっても、「メンバーは少数精鋭だが、自由に やりたいことに取り組める」「他にはない面白いチャレンジが出来る」など、自社の 「魅力」がたくさんあります。それを伝えることが出来るのが「公開企業プロフィー ル」です。 求人情報の作成にあたっては、募集要項をいきなり記載するのではなく、まずは下記 の項目例を参考に、自社ならではの「公開企業プロフィール」を魅力的に記載しまし ょう。 「公開企業プロフィール」の項目例 ●「会社のなかみ」 どのようなことをやっている会社か伝えていきましょう。具体的な事業内容や特徴、 これまでの歩みについて、求人情報に応募してもらいたい人材の興味を惹くように書 いてみましょう。 ●「会社のみらい」 これから会社がどのようなことに取り組んでいくのかを伝えていきましょう。会社の みなさんが事業にかけている熱い想いや、未来へのビジョンを書いてみましょう。 4. 魅力的な求人情報の作成ステップ②:仕事内容 具体的な求人条件だけではなく、「想い」を注入しよう! 「仕事内容」の作成は、求人条件だけを記載すればいいわけではありません。 応募が集まりやすい良い「仕事内容」は、具体的な採用条件以外にも、自社がどのよ うな「想い」で、今その求人情報を掲載しているのかというストーリーをきちんと記 載しています。 採用条件の掲載だけでは、条件や知名度で比較されてしまいますが、「仕事内容」に も「想い」を込めながら具体的に記載していくことで、まずはステップ①で作成した 「公開企業プロフィール」とあわせて興味を持ってもらうことを目指しましょう。 Copyright © BizReach, Inc. All Rights Reserved. 無断引⽤用・転載禁⽌止 3 初回作成時は少し時間がかかりますが、ここが採用プロモーションにおいて効果を高 める最大のポイントとなりますので、下記の記入例を参考にしっかりと具体的な内容 を記入していきましょう。 「仕事内容」の記入例 ●「仕事のなかみ」 どのような仕事に対して、どのような人材を求めているのかを伝えてみましょう。職 場環境や 1 日のスケジュールなど、求人情報に応募してもらいたい人材が仕事の中 身をイメージしやすいように書いてみましょう。 • • • • • • イメージ画像: オフィスや社員の笑顔など、画像は募集要項の中でも特に大切で す。写真の有無や内容によって、応募人数が大きく変わります。 採用理由: どのような目標や目的を達成するために、今採用を行うかなど、自社 の採用に込めた「想い」を書きましょう。 採用期間: いつから、どれだけの期間、どのような条件で採用したいのかを書き ましょう。 採用部署: どのような部署の雰囲気の中で、どのような経歴のメンバーと業務を 行うことになるのかを書きましょう。 採用職種: どのような職種内容で、どのような仕事を具体的に行うのかを書きま しょう。 職場環境: どのようなオフィスや勤務形態があるなど、職場環境や福利厚生につ いて書きましょう。 また、募集要項が専門的なエンジニアなどの専門職に関する求人情報は、採用担当が、 実際の採用部署や、同様の専門職スタッフと相談しながら作成したほうが、より専門 職の方が反応する良い求人情報が作成できます。 Copyright © BizReach, Inc. All Rights Reserved. 無断引⽤用・転載禁⽌止 4 「仕事内容」の悪い例 • テキストのみの事実情報だけで、会社の雰囲気がわか らない。 • 採用理由や経緯が記載されていないので、会社が求め ていることかわからない。 • 具体的な仕事内容に触れられていないため、何をする のかがイメージできない。 • 採用条件が曖昧なため、会社のことが信用できない。 雰囲気や採用理由、経緯がわからない求人 票では仕事内容や会社に対する信頼が持 てず、応募につながりません。 「仕事内容」の良い例 • オフィスや社員などのイメージ写真を使い、直感的に会 社のイメージが伝わるように努めている。 • 採用に至った理由や経緯が、想いがこもった一つのスト ーリーとして記載されている。 • 仕事内容について、どのような業務を誰と行い、何を目 指すのか魅力的に記載されている。 • 採用条件が具体的に記載されている。 直感的に会社のイメージが伝わるような 構成で、採用の理由や経緯が具体的なスト ーリーとして記載されている求人票が望 ましいでしょう。 Copyright © BizReach, Inc. All Rights Reserved. 無断引⽤用・転載禁⽌止 5 5. 効果的な採用プロモーションとは? 自社が持つルートを活用し、求人情報を主体的にプロモーションしよう! 求人情報を作成しても、希望する人材が自社の求人情報に偶然訪れるのを待っていて は今までの受け身の採用活動と変わりません。そこで、これから説明する 3 つの「お 金をかけない効果的な採用プロモーション」によって、主体的なアプローチを行って いきます。 1. 自社メディアへの掲載・告知を行う 自社ホームページの「お知らせ」や「採用情報」の欄や、自社が運用する facebook や Twitter などの SNS アカウントなどでまずはスタンバイ・カンパニーで作成した 求人情報の告知をしましょう。 充実した採用情報ページを作成するには費用と手間がかかりますが、スタンバイ・カ ンパニーで作成した求人情報へリンクを貼り、採用情報を一元管理することで、費用 も手間もかからず自社の採用ページが準備可能となります。 それにより、日頃より自社ホームページに来ているお客様にも最新の採用情報を告知 することが可能になり、また、自社の人事担当者もプログラミングなどの専門知識が なくても自ら採用情報を作成・公開・管理出来るため、採用部署の負担も軽減されま す。 2. 自社の社員から知り合いに求人情報の告知を行う 次のプロモーション手法は「社員の活用」です。自社の社員のまわりには必ずその社 員に近い価値観や考えの人がいます。また、直接応募をしてくれなくても、その先の 人まで告知してくれれば、更に自社の求人情報は拡がっていきます。 ただし自社の概要や仕事内容の説明はなかなか難しく、説明を行う社員によって説明 内容が異なることもあります。その負担を軽減するために、スタンバイ・カンパニー で作成した求人情報ページをそのまま知り合いに紹介してもらいましょう。 Copyright © BizReach, Inc. All Rights Reserved. 無断引⽤用・転載禁⽌止 6 まずは自社の社員に「友達などに facebook や Twitter などの SNS やメールなどで 求人情報を告知してほしい」と依頼しましょう。告知する際にベースとなるページが あることで、個々の社員がより自社の求人情報を紹介しやすくなります。 3. 経営陣からの告知を行う 社長や役員などの経営陣は、自社を体現するような魅力があり、人脈も広く、周囲に 影響力があります。 経営陣自ら、なぜ今自社が採用を行うのかという「想い」を込めたメッセージを周囲 の人脈に向けて、facebook や Twitter などの SNS やメールなどで発信してみてく ださい。現場の社員からの告知も効果はありますが、経営幹部からのメッセージは更 に影響力が強く、求人情報の更なる告知効果が見込めます。 6. 応募者とのコミュニケーション 自社の「想い」を丁寧に伝え、興味を持ってもらおう! 応募者の中から、選考過程に進む候補者が決まった場合は、すぐに連絡を取りましょ う。合否にかかわらず早めに連絡を取ることが重要です。応募者も色々な会社に応募 していることが想定されます。連絡が遅かったという理由で、自社が求める人材を他 社に取られることほど、もったいないことはありません。 また、候補者と初対面の際には、冒頭に今まで「スタンバイ・カンパニー」で公開し てきた「公開企業プロフィール」や「仕事内容」は当然のことながら、改めて採用担 当者自らが、採用にかける「想い」を丁寧に説明しましょう。 候補者側の状況も「すぐにでもこの会社で働きたい」「とりあえず話を聞きにきた」 など様々な状況が想定されます。応募があったからといって、自社が優位に立ってい ると勘違いせず、採用担当自らが主体的に自社を売り込みましょう。 また、幹部候補や専門職など、どうしても他社に奪われたくない人材には、他の候補 者とは違うアプローチやイレギュラーな対応を取ることも重要です。オフィスツアー Copyright © BizReach, Inc. All Rights Reserved. 無断引⽤用・転載禁⽌止 7 や、採用担当以外の社員紹介、場合によっては会食なども行い、常に自社の魅力を伝 え続ける努力をすることで、候補者に熱意を伝えていきましょう。 Copyright © BizReach, Inc. All Rights Reserved. 無断引⽤用・転載禁⽌止 8
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