NANIWA TIMES - 一般財団法人ものづくり医療コンソーシアム

平成27年1月1日発行
Vol.3
NANIWA TIMES
話題
第2回医工匠連携セミナー開催!
ものづくり医療コンソーシアムの
創立1周年記念式典開催!
理事長挨拶
ものづくり医療コンソーシアム:
2年目のスタート・ダッシュ!
ものづくり医療コンソーシアム
理事長 荒川哲男
新年あけましておめでとうございます。
取り上げられました。ありがたいことです。
ものづくり医療コンソーシアムは昨年9月に
サムライ集め、サムライづくりで始めた事
1周年を迎え、盛大に記念式典を行うことがで
業。ものづくり医療コンソーシアム事態は非営
きました。近畿経産局の関局長、北京オリン
利一般財団法人で、もうけを目的としていませ
ピック女子バレー代表監督の柳本氏にご講演い
ん。夢とロマンはそれ以上に価値があると思っ
ただき、160名余りの参加者を得たことは記
ています。このニュースレターの表題「なに
憶にあたらしいところです。著名人も多数駆け
わ」を「なに輪」ともじったのは、人の輪、つ
つけていただき感謝、感謝です。
ながりを第一に大事にしたいという思いです。
昨年の前半はニーズの収集・選定に集中し、
そのことを通じて、自然体で儲けにつながり、
100近くのニーズを集めることができまし
大阪、そして日本が元気になればいいですね。
た。医師から求められる先進医療機器のみでな
青木会長がよく言ってます。「もうけ」は漢
く、看護師さんなどのコメディカル・スタッフ
字でどう書く?「儲」とあまりうまくない字を
からの患者目線での療養環境周辺機器・器具の
書いて、信用の「信」に「者」、すなわち
ニーズも山のように出てきました。京阪奈で展
「人」が寄り添っている、というわけです。人
開している「ものづくり」のゼネプロの社長
と人とが信頼関係を築くことが「儲け」につな
が、めったに手に入らない宝物、と絶賛してく
がる。なるほどいいことを言いますね。
れました。
今年は羊。「未」が正しい干支の「ひつじ」
いくつか試作品も登場し、発表会では熱い討
の漢字です。気が付きました?未来の「未」な
論が繰り返されました。今年はなにかしらもの
のです。近い未来の大成功につながる年にしま
になりそうな気配がします。新聞・テレビなど
しょう!
のマスメディアも注目してくれており、何回も
1
ものづくり医療コンソーシアム 臨時評議員会を開催!
平成 26 年 9 月 29 日(月)、評議員 12 名
の出席とコンソーシアム・クリエーター 3 名
のオブザーバー参加の下で、平成 26 年度臨
時評議員会が行われました。
本評議員会はすべて報告事項であること
から荒川理事長が議事進行され、ニーズ収
集選定委員会での改良アイデア紹介に始ま
り、新会員の紹介、創立一周年記念事業の
内容の紹介がありました。ものづくり医療
コンソーシアムの活動としては、各種委員
会をより活発にする必要性に言及されたほ
か、関西公立医科大学・医学部連合や医療と
産業の国際交流シンポジウムなどの動向に
も積極的に関わり、且つ推進して行かねば
ならないことを強調されました。
平成 26 年度臨時評議員会の議題
1.
ニーズ収集選定委員会の報告
(ニーズに対する改良アイデアの紹介)
2.
新会員の紹介(定時評議員会〈5/7〉以降で7企業)
3.
創立一周年記念事業の紹介
企業展示会と第2回医工匠連携クリエイティブ・ワークショップ、
記念講演会と記念祝賀会について
4.
本コンソーシアムの各種委員会について
5.
関西公立医科大学・医学部連合について
6.
第6回医療と産業の国際交流シンポジウム in 関西の案内
7.
アセアン健康イニシアチブWGについて
会員企業の展示・発表会がはじめて開催されました!
10 月 10 日(金)、創立一周年記念事業の一環と
では熱の入った発表が続き、参加者は一様に真剣
して、会員企業が相互に自社シーズについて展示
な眼差しで説明スライドを見入っていました。
発表する会があべのメディックス 6 階ホールで行
展示はスペース以外に制限はなかったため、会
れました。参加のあった会員企業は 21 社で、内
員 各 自 が 工 夫 し た 展 示 を さ れ て い ま し た。展 示
15 社が自社シーズの発表を行い、さらに 13 社が
ブースを囲んで話の輪ができており、大いにシー
小さなスペースですが展示を行いました。自社シー
ズ情報の交換が出来たと思われます。
ズの発表時間は 3 分間と非常に短いながら、演台
2
第2回医工匠連携クリエイティブ・ワークショップ開催!
医工匠連携クリエイティブ・ワークショップは平
成 26 年 4 月 21 日の第 1 回に引き続き行われました。
今回は前回のワークショップで説明されたニーズ
に対する改良アイデアの紹介と、改良アイデア提案
に至らないニーズの追加説明です。
改良アイデアは「なに輪たいむず Vol.2」でも紹介した 7 件と頭
頸部固定具の計 8 件です。それぞれがニーズ提案者と企業の会員
によって Face to Face の面談を経てまとめられており、設計がよ
り具体的になり商品化も近いと思われるアイデアがありました。
紹介された改良アイデアです。
① 診察券ポケット
② 排尿バックの伸縮自在カバー
③ 点滴滴下タイミング調整
④ 万能型テーブルタップ
⑤ 使い捨てユーリパン
⑥ 段落難無くキャスター
⑦ 可動域拡大訓練ボード
⑧ 頭頸部固定具
ニーズの追加説明では、次の 4 部門から 8 件のニーズ説明が
平成26年10月30日付朝日新聞 朝刊30面
ありました。主にスライドを用いた詳しい説明が行われ、必ず
改良アイデアに結び付くものと期待されています。
① 薬剤部:コンパクトな錠剤監査システム
② 臨床工学部:残量時間表示、残量アラーム内蔵 酸素ボンベ流量計の提案
③ 中央臨床検査部:皮膚表面を温め血行や血液流量を改善する機器
④ 看護部:イ)内視鏡スコープ時の安全ベルト
ロ)検体提出用ろ紙の付箋様改善
ハ)人手感覚の下肢マッサージ器械
ニ)セントラルモニターアラームが巡回ナースに分かる器械
ホ)車イスとスタンドキャスターの適宜一体化
3
創立一周年記念式典を 平成 26 年 10 月 14 日 ( 火 ) 午後 5 時 30 分より、
天王寺都ホテル 6 階『吉野の間』にて創立一周年記
念式典が開催されました。
式典は、一般財団法人ものづくり医療コンソーシ
アムの石河理事の開会挨拶にはじまり、記念講演会
として本コンソーシアムの荒川理事長の講演、次に
近畿経済産業局 関 総一郎局長、全日本女子バレー
ボール アテネ・北京両五輪監督の柳本晶一氏の講
演と続きました。
会場は瞬く間に満席となり、150 名を超す参加者
となりました。
記念講演会
◆「ものづくり医療コンソーシアムの 1
年の軌跡
........................................................................ 一般財団法人ものづくり医療コンソーシアム 理事長 荒川 哲男
◆「関西経済の活性化とライフサイエンス」
................................................................................................................................ 近畿経済産業局 局長 関 総一郎
◆「人生、負け勝ち」
................................................................... 全日本女子バレーボール アテネ・北京両五輪 監 督 柳本 晶一
近畿経済産業局 局長 関 総一郎 氏
4
大々的に開催しました!
!
!
全日本女子バレーボール
アテネ・北京両五輪 監督 柳本 晶一 氏
記念祝賀会
祝賀会はやや予定時間を超過して開会され、本コンソーシアムの評議員である株式会社平創機の
平亮一社長様の司会により、多くの方からお祝辞を頂戴し、また祝電を紹介いただきました。
歓談と交流の時が流れ、本コンソーシアムの青木理事のあいさつによって閉会となりました。
第6回ニーズ収集選定委員会を開催しました!
平成 26 年 12 月 9 日 ( 火 )17:15 より、医学部学舎 1 階応接室にて第6回ニーズ収集選定委員会が
開催されました。今回の委員会では医学部附属病院のニーズに対する改良アイデア4件と、医師のニー
ズを含む新しいニーズ5件の提出があり、改良アイデアは企業自ら提案発表が行われ、活発な意見交
換が行われました。また、新しいニーズ5件についても、ニーズ提出者自らの説明がなされました。
5
遂に、会員企業による企業部会が立上りました!
!
!
企業部会は、ものづくり医療コンソーシアム
(火)18:45 よりグランフロント大阪北館ナレッ
の会員企業が主体となって、会員企業のための
ジサロンにて開催され、中小企業向けの補助金
勉強会と会員相互のフォーラム活動の推進を目
等支援の説明会と、会員企業2社からは企画製
的として企画開催されました。
品の協業提案があり、最後に新しいホームペー
第1回目の企業部会は、平成 26 年 11 月 25 日
ジの CMC 会員サイトの紹介がありました。
1. 説明会『中小企業向け補助金等支援策について』
大阪府商工労働部中小企業支援室 ものづくり支援課.................................................... 参事 領家 誠
2. 会員企業2社からの協業提案
1)人工温泉開発への取り組み..................................................... 株式会社オムシー 部長 平野 正博
2)車イスごと覆うマント他2件................................. 株式会社メディカ出版ディレクター 林 亨
3. 新ホームページ『CMC 会員サイト』の紹介 .................................. ホームページ作成協力 谷川 敦史
企業部会の終了後は、グランフロント大阪北館 2 階サントリーウィスキーハウスで、
忘年会を兼ねた懇親会を行いました。
6
株式会社
平創機
代表取締役社長
平 亮 一
〒599-8242 堺市中区陶器北1675番地7
TEL 072−239−3300
URL http://www.tairaml.net
医療法人山紀会
山本第三病院
理 事 長・院 長
山 本 時 彦
〒557-0063 大阪市西成区南津守4-5-20
TEL 06−6658−6611
http://www.yamakikai.or.jp
伸明工業株式会社
代表取締役
尾 崎
栄 作
〒582-0022 大阪府柏原市国分市場1丁目8-8
TEL 072−975ー4113
総院長
太 田
勝 康
〒590-0018 堺市堺区今池町3丁3番16号
TEL 072−229−4882
URL http://www.asakayama.or.jp
医療法人 橘会
法人本部
専務取締役
中 原
祥 弘
〒581-0811 大阪府八尾市新家町5丁目29-4
TEL 072-922-8411
URL http://www15.ocn.ne.jp/~sistek/
理事長
森 本
義
彦
〒546-0014 大阪市東住吉区鷹合3-2-66
TEL 06−6606−0010
URL http://www.tachibana-med.or.jp
医療法人
宝生会
PL 病 院
代表取締役社長
院 長
〒581-0091 大阪府八尾市南植松町4丁目23-1
TEL 072−991−3671
URL http://www.ozk-inc.co.jp
〒584-8585 大阪府富田林市新堂2204
TEL 0721−24−3100
URL http://www.plhospital.or.jp/
山 﨑
陽 彦
橋 本
清 保
一般財団法人 ものづくり医療コンソーシアム
事務局 古曳 輝義
〒545-8585 大阪市阿倍野区旭町1-4-3
大阪市立大学医学部学舎南館4階
TEL・FAX:06-6649-0352
E-mail:[email protected]