トラック協会杯 第 27 回全道少年団(U-11)サッカー大会

第 27 回全道少年団(U-11)サッカー大会
トラック協会杯
平成27年9月21日(月)~23日(水)
札幌サッカーアミューズメントパーク
東雁来公園サッカー場(西)
今年で27回目を迎えるこの大会はトラック協会
の全面的な支援のもと行われている。昨年から開会
式後に出場選手、役員、保護者を対象に交通安全教
室を実施しマナー向上と安全意識を選手に呼び掛け
ている。大会が9月開催となり温かく、3 日間天候
に恵まれた中で進められると思われたが、初日の 13
時過ぎから激しい雨に見舞われグラウンドが使えな
くなってしまった。そのため試合会場を変更して大
会を進める事態となったが、一日目を終えることが
できた。
【準決勝第一試合】エスピーダ旭川(旭川代表) VS フォーザサッカークラブ(札幌代表)
4
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0
6
0
2
-
[前半]
旭川はキックオフ開始 1 分左 45 度から⑪がゴ
ール。続いて 3 分⑪がシュート。キーパーがは
じいたところ⑩がゴール。その 1 分後には⑦が
左サイドからドリブルシュート。さらに 10 分⑩
が折り返しところを⑨がシュート。
前半旭
川が終始両サイドからパスをつなぎシュートま
で持ち込む。
フォーザは何度か攻め込むが旭川の DF に阻
まれる。
[後半]
旭川は 23 分 22 が右サイドからシュート。キ
ーパーがはじいたところ⑦がゴール。
直後の 24 分⑪がフリーキックからゴール。
後半も前半同様にフォーザが幾度か攻め込
むが得点に繋がらず……。
旭川はチャンスを生かし、しっかりとパスを
繋ぎゴールまで持ち込み勝利。
0
【準決勝第二試合】 SSS(札幌代表) VS サン・スポーツクラブ A(函館代表)
1
-
0
3
0
2
-
0
試合開始直前に円陣を組んだ両チーム。気合の
入った大きな声が、SSAP のフィールドに響き渡る。
前半は SSS のキックオフでスタート。空いたスペ
ースへ選手が流動的に動き、ボールを積極的に動
かす SSS。序盤から裏へ抜け出す場面が続き、SSS
が試合の主導権を握る展開に。しかしながら、サ
ン・スポーツクラブも粘り強いディフェンスで攻
撃をはね返し続ける。素早い動き出しからインタ
ーセプトをねらって仕掛けるが、なかなかサン・スポーツクラブも SSS の牙城を崩せない。球際
の当たりも互いに強く、お互いに一歩も譲らない激しい戦いとなった。しかし、迎えた前半 11
分、SSS の⑧がペナルティーエリアの外でボール
を受け、おとされたボールを SSS③がそのままミ
ドルシュート。大きな弧を描き、ボールはゴール
へと吸い込まれゴールイン。SSS が待望の先制点
を奪う。その後も一進一退の展開が続き、そのま
ま前半終了。
後半に入り、勝利を目指し積極的に仕掛け始め
るサン・スポーツクラブ。しかし、後半1分、SSS
の⑯がセンターサークル付近で裏へ抜け出る。そのままドリブルでキーパーをかわして、無人の
ゴールへ流し込み追加点をあげる。ただ、サン・スポーツクラブも諦めない。積極的なディフェ
ンスからの素早いカウンターで攻撃の糸口を探る。後半 8 分には、サン・スポーツクラブ㉙がミ
ドルシュートを放つが、SSS のゴールキーパーが好セーブ。後半11分には SSS の⑫が 3 点目を
奪い勝利を手繰り寄せた。そして、3 対 0 で SSS が勝利を収め、決勝へと駒を進めた。
【決勝戦】エスピーダ旭川 VS SSS札幌サッカースクール アマレーロ
1
-
0
2
1
1
-
1
前半開始されてから、両サイドのスペースを使い展開する
SSS 札幌と相手DFラインの裏にスルーパスを繰り出す、エスピ
ーダ旭川。両チームの長所を生かした展開を繰り返し拮抗した展
開が見られた。両チームとも果敢に攻撃を仕掛けるが、ラインコ
ントロールの上手さとボールを奪ってからの展開の速さで、決定
的な場面を作ることができなかった。
12 分 SSS 札幌のキーパーへのバックパスに対して素早く寄
せたエスピーダ旭川⑨のシュートが決まり、エスピーダ旭川が先制した。
その後、SSS 札幌⑯のシュートが惜しくもポス
トに当たり得点を決めることができなかった。エ
スピーダ旭川は、中盤を厚くしボールを奪い攻撃
につなげていた。シュート数がエスピーダ旭川 6
本に対して、SSS 札幌 3 本で前半が終了した。
後半は、1点リードしているエスピーダ旭川の
ポジション変更が見られた。SSS 札幌の攻撃を封
じようとする戦術だったが、それにともない SSS
札幌の中盤がボールを支配する時間が増え、両
サイドのスペースを生かせるようになってきた。
エスピーダ旭川もバランスの取れた守備で対抗
していた。
25 分 SSS 札幌 8 番がターンしてゴール左隅
にシュートを決め同点に追いついた。
その後も、ボールを奪ってから全体の押し上
げが速いエスピーダ旭川と粘り強く守備をする
SSS 札幌。残り1分、エスピーダ旭川⑩の左か
らの折り返しに7番が合わせシュート。このシュートが決勝点となりエスピーダ旭川が、決勝戦
を制し優勝した。
優勝したエスピーダ
準優勝の SSS