(コープ共済《あいぷらす》ゴールド)2015年9月改定版(PDF 1.77MB)

はじめに
■共済契約者にお渡しする書類
ご契約前または契約発効後にお渡しする書類は次の
とおりです。
<ご契約前>
□重要事項説明書
ご契約のお申し込みにあたり特にご確認いただき
たい内容を記載したものです。
□契約意向確認書
お申込みのご契約内容がご要望に沿っているかを
確認するための書面です。
□受領書等
加入申込書の受付日、受付募集人名等を記載した
ものです。
□パンフレットやチラシ等
保障内容や共済掛金等を記載したものです。
※ご契約前にお渡しする書類は、契約発効まで大切に保
管してください。
<契約発効後>
□共済証書
ご契約内容を記載したものです。内容をご確認の
うえ、大切に保管してください。共済証書の交付に
より契約の申し込みを承諾したことを通知します。
ご契約後のお手続きの際は、共済証書を準備のうえ
ご連絡ください。また、共済証書に記載の住所、電
話番号等に変更が生じた場合にはすみやかにご連絡
ください。
□ご契約のしおり
本冊子です。内容をご確認のうえ、大切に保管し
てください。なお、記載内容に変更が生じる場合に
は、後述する「加入者ニュース」で案内します。
-1-
<年 1 回郵送>
□加入者ニュース(毎年 9 月頃)
事業状況、商品改定内容等を掲載しています。必
ず共済証書、ご契約のしおりと一緒に大切に保管し
てください。
※「共済掛金払込証明書兼割戻金のご通知」に同封
します。
<契約が満期を迎えるとき>
□満期のご案内
満期時まで据え置いた割戻金をご請求いただくた
めの書類をお送りします。
CO・OP 共済ホームページ
http://coopkyosai.coop
重要事項説明書、ご契約のしおりの他、定期生命
共済事業規約・細則や個人情報保護方針もご覧にな
れます。
団体名の表記について
当団体は「日本コープ共済生活協同組合連合会」
が正式名称ですが、略称として「コープ共済連」を
使用しています。
■ CO・OP 共済のご契約にあたって
CO・OP 共済は CO・OP 共済を取り扱う生協の組
合員が利用できる商品です。発効日(更新契約の発
効日を含みます)時点で契約者の範囲、被共済者の
範囲を満たさない場合には、ご契約が成立しません
のでご注意ください。
-2-
■主な共済用語
《あいぷらす》ゴールド 85 およびゴー
ルド 80 の共済契約の保障内容等の大
切なことがらを記載したものです(以
下、
《あいぷらす》ゴールド 85 は「ゴー
ルド 85」、《あいぷらす》ゴールド 80
きょうさいしょうしょ
は「ゴールド 80」、ゴールド 85 およ
共済証書 び ゴ ー ル ド 80 の 両 方 を 指 す 場 合 は
「ゴールド」、共済契約は「契約」と表
記)。なお、《あいぷらす》と記載する
場合は満 18 歳から加入できる「生命
コース」または「入院付生命コース」
を指します。
コープ共済連と契約を結び、共済金を
きょうさい
請求する権利と健康状態等の告知・共
共済
済掛金の払い込み等の義務がある方を
けいやくしゃ
契約者
いいます(以下、共済契約者は「契約者」
と表記)。
ひきょうさいしゃ
被共済者
契約の保障の対象になる方をいいま
(加入者) す。
かにゅうしゃ
きょうさいきん
共済金
うけとりにん
受取人
共済金を請求して受け取る権利を持つ
方をいいます(以下、
「受取人」と表記)。
契約者(被共済者)と婚姻関係にある
方をいいます。婚姻関係には、内縁関
ひきょうさいしゃ
(被共済者) 係を含みます。ただし、契約者(被共
はいぐうしゃ
済者)または内縁関係にある方に戸籍
の配偶者
上の配偶者がいる場合を除きます。
ゴールドにおける年齢は満年齢のこと
ねんれい
をいいます。加入申し込みの際の被共
年齢
済者の年齢は、発効日における満年齢
をいいます。
けいやくしゃ
契約者
-3-
契約に基づき、保障に対して契約者が
コープ共済連に払い込むお金のことを
共済掛金 いいます(以下、共済掛金は「掛金」
と表記)。
きょうさいじゆう
共済金をお支払いする原因となる事象
共済事由 (死亡・入院等)をいいます。
きょうさいきん
共済事由が発生した場合に、受取人に
共済金
お支払いするお金のことをいいます。
決算において剰余が生じた場合に、契
わりもどしきん
約に対して割り当てるお金のことをい
割戻金
います。
きょうさいかけきん
かいやく
解約
へんれいきん
返戻金
契約を解約した場合等に、契約者に払
い戻すお金のことをいいます。
契約者と被共済者には、契約の申込時
に、告知事項等に正確に答える義務が
こ く ち ぎ む
あり、このことを告知義務といいます。
告知義務 回答が事実と異なる場合、コープ共済
連は告知義務違反として契約を解除す
る場合があります。
契約の申込時に、被共済者の健康状態
こくちじこう
告知事項 について確認するための質問事項のこ
とをいいます。
契約の加入申込書を生協が受け付けし
た日をいいます(以下、加入申込書は
もうしこみび
「申込書」と表記)。郵送で申し込む場
申込日
合は「消印日」を申込日とします。た
だし、後納郵便等の消印がない場合は、
生協が受け付けした日となります。
契約が有効となること(保障が始まる
はっこう
こと)をいいます。この日を発効日と
発効
いい、更新した場合の契約が有効とな
る日のことを更新日といいます。
まんき び
共済期間が満期を迎え、契約が終了す
満期日
る日をいいます。
-4-
きょうさいきかん
共済期間
こうしんけいやく
更新契約
こうかいけいやく
更改契約
いこうけいやく
移行契約
契約の発効日から満期日までをいいま
す。
期間は発効日から、ゴールド 85 は 20
年、ゴールド 80 は 15 年です(一部を
除きます)。期間の途中で契約が終了
(解約、解除、失効、消滅等)となっ
た場合は、終了日までです。
なお、「全共済期間」と表記する場合
には、初めて契約が発効した発効日か
ら、更新、更改した後の共済期間のす
べてを含みます。
ゴールド 80 の満 80 歳の満期終了後、
引き続いて被共済者を変更せずに継続
した場合、その契約を更新契約といい
ます。なお、満 80 歳以降は最高満 85
歳まで継続できるゴールド 85(共済
期間 5 年)に更新できます。
更新後の掛金は、更新契約の発効日に
おける満年齢の掛金が適用されます。
共済期間の途中で契約を解約すると同
時に、被共済者を変更せずに、保障内
容等を変更して再度契約をした場合、
その契約を更改契約といいます。
※2
013 年 9 月1日発効契約をもって、
新たな更改契約の取り扱いは終了し
ています。
《たすけあい》または《あいぷらす》
を解約すると同時に、引き続いて被
共済者を変更せずにゴールドまたは
《ずっとあい》に申し込みをした場合、
その契約を移行契約といいます。
-5-
はっこう
発効
おうとうび
応当日
発効日について、毎年(月)のその日
付に対応する日のことをいいます。つ
まり、その日からちょうど 1 年目、2
年目(または 1 ヵ月目、2 ヵ月目)等
にあたる日のことをいいます。
例えば、2015年9月5日の年応当日
は、2016年9月5日、2017年9月5
日、…です。
月応当日は、2015 年 10 月 5 日、2015
年 11 月 5 日、…です。
■ゴールドの特長としくみ
(1)ゴールドの特長
ゴールドは、《たすけあい》に加入している方の
保障年齢の延長に対する要望に応えて、生協が独自
に開発した《あいぷらす》の商品(厚生労働大臣の
認可を得たコープ共済連の商品)を用いて作られた
ものです。被共済者の病気や事故(ケガ)による死
亡、重度障がい、病気・不慮の事故による入院を対
象とし、日常のくらしの基礎的な保障を提供します。
組合員どうしのたすけあいの気持ちと声を大切にし
ています。なお、満期金はなく、「がん特約」を付
帯することはできません。
※《たすけあい》からゴールドへの申し込みをされた
移行契約においては、移行前のコースとの保障内容
の違いにご留意ください(例えば、手術共済金やケ
ガ通院共済金等はありません)。詳しくは、各共済
証書にてご確認ください。
<特長>
死亡・重度障がい・入院について保障します。短期
から長期の入院(1 日目から 180 日分)にも幅広く備
えられる商品です。毎年の決算において剰余が生じた
場合は、原則として剰余に応じて割戻金を割り当てま
す。契約が解約等により終了した場合、解約返戻金を
-6-
お支払いします。
①ゴールド 85 について
共済期間 20 年間(一部を除きます)で、最高
満 85 歳まで保障を続けることができます(一生
涯を保障する商品ではありません)。
②ゴールド 80 について
共済期間は 15 年間(一部を除きます)で、満
80 歳で更新* することで最高満 85 歳まで保障を
続けることができます(一生涯を保障する商品で
はありません)。
*契約を更新する場合、すでにご加入の契約と保
障内容が同じでも掛金は更新時の年齢に応じて
高くなります。
<概要>
ゴールド 85
加入できる
年齢
発効日における年齢が満 65 歳
発効日
2013 年 9 月 2 日
以降
共済期間
20 年
掛金の
払込方法
解約返戻金
割戻金
満期金
ゴールド 80
2013 年 9 月 1 日
以前
15 年
(満期を迎えた時は、
更新の手続きが必
要です)
月払、年払
あり
あり
(毎年の決算において剰余が生じた場合
は、剰余に応じて割戻金を割り当てます。
ただし、原則として契約満了日まで据え
置きます*)
なし
* 据え置いた割戻金は、共済期間中に請求すること
もできます。
※一部、共済期間 10 年のゴールド 80、共済期間 15 年
のゴールド 85 もあります。
-7-
※ゴールド 85 は、2013 年 9 月 2 日より募集を開始した
コースです。また、
《たすけあい》からの移行専用コー
スのため、新規で加入することはできません。
※ゴールド80は、2013年9月2日以降新たな募集は行っ
ていません。
※ CO・OP 共済では、共済金、解約返戻金および割戻金
等を請求する権利を質入れまたは譲渡することはでき
ません。
【ご加入例】
①ゴールド 85 5 型に満 65 歳で加入した場合
基本契約
疾病・災害入院特約
満65歳
満85歳
②ゴールド 80 5 型に満 65 歳で加入した場合
満65歳
更新
基本契約
疾病・災害入院特約
満80歳
満85歳
※満 80 歳で更新する場合は、手続きが必要です。(更新
の手続き方法は、更新を迎える際に書面にてご連絡い
たします。)
共済金をお支払いするとき
死亡したとき
所定の重度障がい状態に
なったとき
病気や不慮の事故により
入院をしたとき
(1 日目から 180 日分)
病気や不慮の事故により
連続して 270 日以上の
入院をしたとき
-8-
共済金
死亡共済金
重度障害共済金
疾病入院共済金
災害入院共済金
疾病長期入院共済金
災害長期入院共済金
※各共済金のお支払いの詳細は、P.26 以降にてご確
認ください。
(2)ゴールドのしくみ
ゴールドの契約は、コープ共済連が引き受けます。
契約内容は、定期生命共済事業規約・細則に定め
ています。ご契約のしおりでは、これらの内容をわ
かりやすく言いかえ、要約してお伝えしています。
定期生命共済事業規約・細則の本文をご覧になりた
い場合は、ご加入の生協までご連絡ください。
※定期生命共済事業規約・細則は、CO・OP 共済ホー
ムページ(http://coopkyosai.coop)でもご覧い
ただけます。
ご契約に際して
共済契約関係者
1.契約者になることができる方
契約者になることができる方は次のいずれかの方
です。
・生協の組合員
・組合員と同一世帯の方
加入申し込みの際は、被共済者となる方の同意を
得て、所定の申込書に必要事項を記入して提出して
ください。
※「同一世帯の方」とは、社会生活上の単位として住居
または生計を共にしている方をいい、必ずしも親族で
あることを要しません。
※「生計を共にする」とは、日々の消費生活において各
人の収入および支出の全部または一部を共同して計算
していることをいいます。
-9-
家族構成が変化した場合、契約者になること
ができる方の範囲から外れることがあります
「契約者から生
ご注意 ので、特にご注意ください(
協に通知が必要な場合(契約者の通知義務)」
(P. 48)、「生協を脱退する場合」(P. 49 )参
照)。
2.被共済者になることができる方
被共済者になることができる方は次の①〜④の条
件をすべて満たす方です。いずれかの条件を満たさ
ない場合は、加入できません。
①発効日において、年齢が満 65 歳(共済期間 15 年
のゴールド 85 は満 70 歳、共済期間 10 年のゴー
ルド 80 は満 65 歳または満 70 歳)の方
②契約者本人、契約者の配偶者、契約者またはそ
の配偶者と生計を共にする 2 親等以内の親族の方
(子、父母、孫、祖父母、兄弟姉妹)
③発効日時点の年齢において、加入限度 資料 2
(P.79)を超えない方(1 人の被共済者が《あいぷ
らす》に複数加入することは可能ですが、合算し
てこの金額を超える契約の申し込みはできませ
ん)
※原則として、ゴールドに複数加入することはでき
ません。
④①〜③をすべて満たし、コープ共済連が加入を妥
当と判断した方
※移行契約の申込日における健康状態を問わず加入
できます。
※ 2013 年 9 月 1 日発効契約をもって、新規契約、
新たな更改契約および共済金額を増額しての移行
の取り扱いは終了しています。
-10-
家族構成が変化した場合、被共済者になるこ
とができる方の範囲から外れることがありま
「契約の継続」
ご注意 すので、特にご注意ください(
(P.22)、「契約者から生協に通知が必要な場
合(契約者の通知義務)」(P.48)、「生協を
脱退する場合」(P.49)参照)。
3.共済金の受取人について
共済金の受取人は次の【表】のとおりです。死亡
共済金の受取人を指定、変更したい場合、または指
定の取り消しをしたい場合は、ご加入の生協までお
問い合わせください。
【表】
死亡共済金以外
の共済金
死亡共済金
受取人
死亡
指定なし
共済
死亡共済金
金
受取人
指定あり
契約者と被共済 契約者と被共済
者が同じ場合 者が異なる場合
契約者
(1)の順位
契約者
指定した死亡共済金受取人
(2)参照
(1)
契約者と被共済者が同一人の場合の死亡共済金
受取人
死亡共済金の受取人は次のとおりです(契約者が死
亡した時点における続柄で判断します)。
第 1 順位は、契約者の配偶者です(内縁関係を含み
ます。ただし、双方に戸籍上の配偶者がいない場合に
限ります)。
第 2 順位以下は、次の 2 〜 21 の順です。
-11-
している
していない
契約者と同居
契約者の
2. 子 3. 父母 4. 孫
5. 祖父母 6. 兄弟姉妹
配偶者の
7. 子 8. 父母 9. 孫
10. 祖父母 11. 兄弟姉妹
契約者の
12. 子 13. 父母 14. 孫
15. 祖父母 16. 兄弟姉妹
配偶者の
17. 子 18. 父母 19. 孫
20. 祖父母 21. 兄弟姉妹
(2)
死亡共済金の受取人の指定、変更および指定の
取り消し
契約者は特に必要がある場合に限り、共済事由が
発生するまでに被共済者の同意を得て、死亡共済金
の受取人の指定、変更および指定の取り消しをする
ことができます。指定、変更および指定の取り消しに
はコープ共済連所定の書面での手続きが必要となり
ますので、ご加入の生協までお問い合わせください。
死亡共済金の受取人に指定(変更)できるのは、
次に該当する方です。
①契約者の親族(配偶者、6親等以内の血族、3親
等以内の姻族)
②契約者の日常生活に密接な関係にある方*(コー
プ共済連が認めた場合に限ります。)
*ご親族がいない場合でも、一定の条件を満たせ
ば死亡共済金の受取人を指定できる場合があり
ます。ただし、共済金請求の際、必要な書類が
提出されない場合、共済金のお支払いの手続き
がすすめられませんのでご注意ください(「共
済金のご請求とお支払い」(P.67)参照)。詳
しくはご加入の生協にお問い合わせください。
※法人を死亡共済金の受取人とすることはできま
せん。
※契約者と内縁関係にある方を死亡共済金の受取人
-12-
にしたい場合は、受取人の指定の手続きをするこ
とをお勧めします。なお、双方に戸籍上の配偶者
がいない場合のみ、配偶者として指定することが
できます(「主な共済用語」(P.3)参照)。
※指定した死亡共済金受取人が未成年者の場合は、
共済金の請求は法定代理人(親権者等)からとな
ります。
※所定の書面がコープ共済連に到達したときは、契
約者が書面を発したときにさかのぼって指定(変
更)の効力が生じます。
書面がコープ共済連に到達する前に、すでに
指定(変更)前の受取人に死亡共済金をお支
ご注意 払いしていたときは、重複してお支払いしま
せん。
※契約を更新、更改または移行した場合は、死亡共済
金受取人の指定および変更の内容は引き継がれます
(ただし、2011 年 12 月以前に《たすけあい》から
移行した契約の場合は、《たすけあい》の共済期間
中に指定した死亡共済金の受取人は移行後に引き継
がれませんので、再度指定していただく必要があり
ます)。なお、同時に契約者の変更をする場合は(4)
をご参照ください。
(3)
共 済事由発生以前に死亡共済金受取人が死亡
し、その後あらたな指定または変更がない場合
死亡共済金の受取人の指定をしていないときと同
様に【表】(P.11) に定める順位および順序により
お支払いします。
(4)
契約者を変更する場合における死亡共済金受取
人の取り扱い
契約者を変更する場合は、死亡共済金受取人の指
定および変更の内容は引き継がれません。再度指定
をすることが必要です(「契約者を変更する場合(承
継)」(P.50) 参照)。
-13-
(5)遺言による死亡共済金受取人の指定、変更
契約者は法律上有効な遺言によっても死亡共済金
受取人の指定(変更)ができます。ただし、死亡共
済金受取人に指定(変更)できる方の範囲は(2)
と同じです。遺言による死亡共済金受取人の指定(変
更)は、被共済者の同意がなければその効力を生じ
ません。
※契約者が死亡した後、契約者の相続人がコープ共済
連に通知しなければ、遺言により指定された人が優
先して死亡共済金受取人になることはできません。
相続人からの通知以前に他の死亡共済金受取
人に共済金をお支払いしていた場合は、重複
ご注意 して共済金をお支払いしません。
(6)指定代理請求人制度
契約者は、共済金を請求できない場合に備えて、
被共済者の同意を得て、指定代理請求人をあらかじ
め指定することができます。
指定代理請求人が共済金を請求できる場合と請求
できる範囲は次のとおりです。
指定代理請求人が
請求できる場合
請求できる
範囲
契約者が深昏睡状態、遷延性意
契約者が受取人
識障がい、重度認知症の状態に
となるすべての
ある等、契約者の意思が確認で
共済金
きない場合
①指定代理請求人は、次に該当する方のうち、1 人
に限り指定することができます。
ア.契約者の配偶者
イ.契約者の 3 親等以内の親族
ウ.契約者の配偶者の 3 親等以内の親族
エ.契約者の日常生活に密接な関係にある方 *
(コープ共済連が認めた場合に限ります。)
-14-
*ご親族がいない場合でも、一定の条件を満た
せば指定代理請求人を指定できる場合があり
ます。ただし、共済金請求の際、必要な書類
が提出されない場合、共済金のお支払いの手
続きがすすめられませんのでご注意ください
(「共済金のご請求とお支払い」
(P.67)参照)。
詳しくはご加入の生協にお問い合わせくださ
い。
②指定代理請求人は、加入申込時、更新時を含め、
いつでも契約者が指定、変更することができます。
※契約者が死亡した場合、および指定した後に上記
①の範囲外となった場合、指定は効力を失います。
※契約者を変更する場合は、再度指定をすることが
必要です(「契約者を変更する場合(承継)」
(P.50)
参照)。
※契約者を変更せず、契約を更新、更改または移行
した場合は、指定代理請求人の指定および変更の
内容は引き継がれます。
③指定代理請求人が共済金を請求する場合は、通常
の共済金請求書類に加えて、次の書類の提出が必
要です。
ア.受取人が共済金を請求できない事情を示す書
類(診断書等)
イ.受取人について成年後見人等が登記されてい
ないことの証明書(法務局で取得できます)
ウ.受取人と指定代理請求人の続柄等が確認でき
る書類(住民票等)
④共済金請求時に受取人の法定代理人がいる場合
は、指定代理請求人からの請求はできません。法
定代理人からの手続きとなります。
⑤指定代理請求人からの請求の場合には、受取人名
義の金融機関等の口座を指定してください。ただ
し、①ア~ウの方が請求する場合で、コープ共済
連が特に認める場合には、指定代理請求人名義の
口座を指定できます。
-15-
指定代理請求人からの請求で共済金をお支払
いしていた場合は、他の受取人や代理人には
ご注意 重複して共済金をお支払いしません。
指定代理請求人が故意に共済事由を発生させ
た場合、または受取人を共済金請求ができな
い状態にさせた場合、指定代理請求人は共済
金を請求することができません。
(7)
共済事由の発生後、契約者が当該事由の共済金
請求を行わずに死亡した場合
契約者が受取人となる場合、契約者が共済事由の
発生後、当該共済金の請求を行わずに死亡したとき
は、契約者の死亡時の法定相続人*で、共済事由の
発生時に生存している人を受取人とします。
*民法の規定により、相続人になれる人のことをい
います。
(8)受取人が 2 人以上いる場合の取り扱い
同順位の受取人が 2 人以上いる場合は、代表者を
1 人決めてご請求ください。死亡共済金受取人が複
数いる場合、各受取人の受取分は均等の割合になり
ます(死亡共済金受取人指定をしている場合は、指
定された受取割合になります)。なお、1 人の受取
人に対して共済金の全額をお支払いした場合は、他
の受取人から共済金請求があっても、重複してお支
払いしません。
(9)受取人に共済金を請求できない事情があり、か
つ指定代理請求人制度を利用できない場合
①受取人に共済金を請求できない事情がある場合
で、次のいずれかに該当し、指定代理請求人制度
を利用できない場合、コープ共済連の承認を得る
ことにより、他の代理人が共済金等を請求するこ
とができます。
ア.指定代理請求人に指定できる範囲から外れて
いる場合
イ.指定代理請求人が指定されていない場合(死
-16-
亡している場合を含みます)
ウ.指定代理請求人に共済金を請求できない事情
がある場合
エ.受取人が契約者とは異なる場合(契約者以外
の方が受取人となる死亡共済金の場合)
※共済金を請求できない事情とは、深昏睡状態、
遷延性意識障がい、重度認知症の状態にある等、
本人の意思が確認できない場合をいいます。
②代理人になることができるのは、次のいずれかの
方です。
ア.受取人の配偶者
イ.受取人と同居または生計を共にする、受取人
の 3 親等以内の親族
ウ.受取人と同居または生計を共にする、受取人
の配偶者の 3 親等以内の親族
エ.上記ア〜ウの方がいない場合や、それらの方
に共済金を請求できない事情がある場合は上記
ア〜ウ以外の、受取人の 3 親等以内の親族
③代理人が共済金を請求する場合は、通常の共済金
請求書類に加えて、次の書類の提出が必要です。
ア.受取人や指定代理請求人が共済金を請求でき
ない事情を示す書類(診断書等)
イ.受取人について成年後見人等が登記されてい
ないことの証明書(法務局で取得できます)
ウ.受取人と代理人の続柄等が確認できる書類
(住民票等)
エ.代理人の印鑑証明書
オ.コープ共済連所定の念書
④共済金請求時に受取人の法定代理人がいる場合
は、代理人からの請求はできません。法定代理人
からの手続きとなります。
⑤代理人からの請求の場合には、受取人名義の金融
機関等の口座を指定してください。
-17-
代理人からの請求で共済金をお支払いしてい
た場合は、他の受取人や代理人には重複して
ご注意 共済金をお支払いしません。
代理人が故意に共済事由を発生させた場合、
または受取人を共済金請求ができない状態に
させた場合には、その代理人は共済金を請求
することができません。
契約の申し込みについて
1.共済期間
共済期間は、満 65 歳で加入される場合、ゴール
ド 85 は発効日から 20 年、ゴールド 80 は発効日か
ら 15 年です。
例えば、2015 年 9 月 15 日が発効日となるゴールド
85 の契約の共済期間は、2015 年 9 月 15 日 0 時から
2035 年 9 月 14 日 24 時までとなります。
※ゴールド 80 について、満 80 歳で満期を迎えた後の
保障については、「契約の満期更新」(P. 22)をご参照
ください。
2.告知義務について
移行契約でゴールドに申し込む際に告知事項にお
答えいただいていない場合でも、《たすけあい》に
申し込む際の告知義務違反によってゴールドの契約
を解除することがあります。
申込時に、契約者または被共済者が故意また
は重大な過失により、告知事項について事実
ご注意 をかくしたり、
事実と異なる回答をした場合、
告知義務違反として契約を解除し、共済事由
が発生していても共済金をお支払いしない場
合があります。
-18-
契約を解除した場合、掛金は返還しません。
ただし、解約返戻金を請求することができま
す。詳しくは、「契約の解除」(P.54)をご参
照ください。
3.条件付加入制度
移行契約でゴールドに申し込む際、《たすけあい》
の条件付加入制度の免責期間(保障を制限する期間)
は継続します。
※詳しくは、ご加入の生協までお問い合わせください。
掛金と保障の開始について
掛金の払い込みと契約の成立
1.掛金の払込方法
払込方法
内容
月払
毎月、掛金を払い込む方法です。
毎年 1 回、1 年分の掛金をまとめて払い込
年払
む方法です。
※掛金は、ご加入の生協がお知らせした振替日に、契約
者ご指定の口座から振替えます。あらかじめ口座にご
準備ください。
※毎月の掛金の振替日は、ご加入の生協ごとに指定して
いますのでご注意ください。
※共済期間の途中で払込方法を変更することもできま
す。変更は、発効日の年応当日から開始します。詳し
くは、ご加入の生協までお問い合わせください。
-19-
2.契約の成立と発効(保障の開始)
(1)契約の成立
コープ共済連が契約申し込みを承諾したときは、
その申込日に契約が成立したものとみなします。申
し込みを承諾した旨の通知は、共済証書の送付を
もって代えます。
《たすけあい》からの移行契約の場合、契約の発
効(保障の開始)は移行前契約の終了日の翌日午前
0 時からとなります(発効日)。
※移行契約が発効すると同時に《たすけあい》の契約は
終了します(「《たすけあい》から移行する場合の共済
金のお支払いについてのご注意」(P. 37)参照)。
※更改契約の場合、契約の発効(保障の開始)は、更改
前の契約の解約日の翌日午前 0 時からとなります。
※新規契約の場合、契約の発効(保障の開始)は、1 回
目の掛金(以下、「初回掛金」といいます)振替日の
翌日午前 0 時からとなります。
※新規契約の場合、初回掛金が申込日から 3 ヵ月以内に
払い込まれなかったときは、その契約の申し込みはな
かったものとして取り扱います(不成立)。掛金を口
座振替で払い込む場合、2 ヵ月続けて初回掛金の振替
ができなかったときは、その契約の申し込みはなかっ
たものとします。
⇒初回掛金の振替ができなかった場合は、翌月 2 ヵ月
分を請求(月払の場合。年払の場合は再請求)しま
す。2 ヵ月分の掛金が振替えられた場合、契約は初
回掛金振替日の翌日にさかのぼって発効します。
※ 2013 年 9 月 1 日発効契約をもって、新規契約、新
たな更改契約の取り扱いは終了しています。
-20-
掛金の払込猶予期間と契約の失効
掛金の払込猶予期間は、払込期日(発効応当日の
前日が属する月の末日)の翌日から 3 ヵ月です。払
込猶予期間中に掛金が払い込まれない場合、契約は
発効応当日前日の 24 時にさかのぼって効力を失い
ます(失効)。
※口座振替で、掛金振替日に掛金の振替ができなかった
ときは、次回の振替日に、過去振替ができなかった掛
金を合計して請求します。
※毎月の掛金の口座振替日は、ご加入の生協ごとに指定
していますのでご注意ください。
※新規契約の 2 回目以降の掛金の払込猶予期間も、これ
と同様です。
※掛金の払込猶予期間中に共済事由が発生した場合は、
お支払いする共済金から未払込掛金を差し引いてお支
払いする場合があります。
(1)払込期日
①月払の場合の掛金は、ご加入の生協が指定する場
所に、払込期日までに払い込みください。
【例】4 月 26 日が発効応当日の契約の場合(月払)
4月
発効応当日
5月
6月
7月
払込期日
払い込みの猶予期間
⇒ 4 月 25 日に振替ができなかった場合、払込期日は 4
月30日、払込猶予期間は7月31日(払込期日から3ヵ
月後)となります。
②年払の場合の掛金は、ご加入の生協が指定する場
所に、払込期日までに払い込みください(例えば、
2 回目の掛金振替日が 2015 年 4 月 25 日の場合、
払込期日は 2015 年 4 月 30 日、払込猶予期間は
2015 年 7 月 31 日までとなります)。
-21-
(2)契約の失効
口座振替で、4 ヵ月続けて掛金の振替ができな
かったときは契約が失効します。
①払込猶予期間中に払い込みがなされなかった場
合、失効する日は、払込期日の属する月の発効応
当日前日の 24 時となります(例えば、
(1)の【例】
の掛金が払込猶予期間中に払い込まれなかったと
きは、契約は 4 月 25 日 24 時に失効します)。
なお、発効応当日が月の 1 日の契約の場合、払込
期日の 24 時に契約は失効します(例えば、(1)
の【例】を 4 月 1 日が発効応当日とした場合、失
効する日は、3 月 31 日 24 時となります)。
②契約が失効した場合、コープ共済連は契約者に対
して通知します。契約者は、コープ共済連に対し
て解約返戻金(「解約返戻金について」(P.60)参
照)を請求することができます。
契約の継続について
契約の継続
(1)契約の満期更新
●ゴールド 85 について
満 85 歳の満期を迎えたゴールド 85 の契約は、満
85 歳の満期日をもって終了します。
-22-
●ゴールド 80 について
満 80 歳の満期を迎えたゴールド 80 の契約は、共
済期間 5 年で満 85 歳まで保障するゴールド 85 に更
新することができます。契約を更新される場合には
手続きが必要です。なお、更新契約の発効日は、更
新前の契約の満期日の翌日午前 0 時となります。
満 80 歳の満期日の 3 〜 4 ヵ月前に、健康状態を
問わず更新できる加入型をご案内しますのでお手続
きください。
申し込みを承諾した旨の通知は、共済証書の送付
をもって代えます。
※更新契約には、更新契約の発効日時点の満年齢の掛金
が適用されるため、ゴールド 80 と保障内容が同じで
も掛金は高くなります。満 80 歳以降の掛金は、更新
のご案内をご覧いただくか、CO・OP 共済ホームペー
ジ(http://coopkyosai.coop)でご確認ください。
※《あいぷらす》に複数加入している場合等の加入限度
額については、 資料 2 (P.79)をご参照ください。
※更新の手続きをしない場合は満期日をもって契約は終
了します。
次の条件をすべて満たすとき、契約の更新が可能で
す。
①契約者が 「契約者になることができる方」 (P.9)
に定める範囲であること
②被共済者が「被共済者になることができる方」②
(P.10)の範囲内であり、かつ、年齢が満 80 歳
であること。
なお、満 80 歳以降は、共済金額の高い型への変
更はできません。
-23-
次のいずれかに該当するときは、契約を更新
することはできません。
ご注意 ア.契約者、被共済者または受取人が、次のいず
れかに該当するとき
ⅰ.暴力団、暴力団員(暴力団員でなくなった
日から5年を経過しない者を含みます。)、暴
力団準構成員、暴力団関係企業その他の反社
会的勢力(以下「反社会的勢力」といいます。)
に該当すると認められること
ⅱ.反社会的勢力に対して資金等を提供し、ま
たは便宜を供与するなどの関与をしていると
認められること
ⅲ.反社会的勢力を不当に利用していると認め
られること
ⅳ.その他反社会的勢力と社会的に非難される
べき関係を有していると認められること
イ.その他、コープ共済連が、契約の更新を不適
当であると認めたとき
満 65 歳で共済期間 10 年のゴールド 80 に加
入をした方が、満 75 歳で満期を迎えた場合
ご注意 は、契約が終了し、更新することはできませ
ん。保障を継続するためには、満 70 歳時点
で更改することが必要です(更改時は、保障
内容が同じであっても掛金は高くなります)。
(2)契約の移行
満 70 歳までの方は、ゴールドから《ずっとあ
い》に移行することができます。移行にあたっては、
CO・OP 共済に 2 年以上ご加入で、かつ、移行の際
の告知事項に該当しないことが必要です。
ご加入の加入型により移行できるコースは異なりま
すので、詳しくはご加入の生協までお問い合わせくだ
さい。
※移行契約は、2012 年 1 月 2 日以後の契約発効から実
施しています。
-24-
保障内容について
■保障内容
加入型により、保障内容が異なりますので、共済
証書にてご確認ください。
なお、各共済金のお支払いの対象となるのは、共
済期間中の共済事由に限ります。
※ゴールドには、手術やがんに対する特約は付帯できま
せん。
※新規契約の場合は、申込日から 1 年以内に発生・開始
した共済事由については、共済金を削減してお支払い
する場合があります(「共済金を削減してお支払いす
る場合」(P.43) 参照)。更改時に保障額の高い型に変
更した場合の増額部分についても同様です。
※新規契約の場合は、申込日の翌日から発効日の前日ま
での間に共済事由が発生・開始したときは、見舞金を
お支払いする場合があります。詳しくは「発効日前の
共済事由の取り扱い」
(P.45) をご覧ください。
※ 各 加 入 型 の 共 済 金 額 等 の 詳 細 に つ い て は 資料 1
(P.76)に記載しています。あわせてご参照ください。
※ 2013 年 9 月 1 日発効契約をもって、新規契約、新
たな更改契約の取り扱いは終了しています。
-25-
死亡・重度障害共済金について
1.死亡・重度障害共済金について
死亡共済金
重度障害共済金
被共済者が共済期 被共済者が共済期間中
お支払い
間中に、死亡した に、重 度 障がい 別表 1
する場合
とき
(P.72)となったとき
お支払い
基本契約共済金額
する金額
お支払い
死亡共済金と重度障害共済金は、
の限度
二重にお支払いしません
死亡共済金受取人
受取人
契約者
(P.11 参照)
契約の
医師の診断に基づく重
死亡したとき
終了
度障がいの症状固定日
※死亡共済金は死亡日、重度障害共済金は医師の診断に
基づく重度障がいの症状固定日における死亡・重度障
害共済金額をお支払いします。
※重度障がいの症状固定日前に契約が満期終了を迎えた
場合は、「契約が満期終了した場合、または消滅した
場合の取り扱い」(P.36)をご参照ください。
※医師とは、医師法に定める医師および歯科医師法に定
める歯科医師とします。
※次のいずれかに該当する場合、重度障がいについて
症状が固定したものとみなします。
(1)疾病により、 別表 1 「2.身体障害等級およ
びその内容」(P.72)に規定する障がいの状態の
うちいずれかに該当し、その原因となった疾病に
ついて回復の見込みがないとき。
(2)不慮の事故により、事故日から 2 年以内に、
別表 1 「2.身体障害等級およびその内容」
に規定する障がいの状態のうちいずれかに該当
し、その原因となった傷害について回復の見込み
がないとき。
(3)不慮の事故により、事故日から 2 年を超えて公
的な障がい認定(自動車賠償責任保険、労働災害、
-26-
公務災害等)を受けたとき(事故日から 2 年目に
おいて医師からの症状固定の診断がされたものと
みなします)。
重度障がいとは、
規約で定めるもの
( 別表 1
(P.72))であり、身体障害者福祉法等に定
ご注意 める障がい状態や公的介護保険制度の要介護
認定基準等とは異なります。
2.生死不明の場合の共済金のお支払い
被共済者の生死がわからないとき、次の場合は死亡
したものとみなして死亡共済金をお支払いします。た
だし、共済金をお支払いした後に、当該被共済者の生
存がわかったときは、受取人は死亡共済金とあわせて
お支払いした割戻金等をコープ共済連に返還しなけれ
ばなりません(請求時にはこのことに同意する念書の
提出が必要です)。
ア.家庭裁判所で失踪宣告を受けたとき
イ.船舶または航空機の事故またはその他の危難に
遭い、次の期間を経過しても生死がわからないと
き
ⅰ.航空機の事故の場合 30 日
ⅱ.船舶の事故の場合 3 ヵ月
ⅲ.ⅰ、ⅱ以外の危難の場合 1 年
-27-
入院共済金、長期入院共済金について
1.入院共済金について
疾病入院共済金
お支払い
する場合
お支払い
する金額
お支払い
の限度日
数
受取人
災害入院共済金
被共済者が申込日の
被共済者が共済期間
翌日以後に発生した
中に、疾病の治療を
不慮の事故 別表 2
直接の目的として病
(P.73)を直接の原因
院または診療所(以
として、事故日から
下、「病院」と表記)
180 日以内かつ共済
に入院* 1 を開始した
期 間 中 に 病 院 に 入・
とき
院* 1 を開始したとき
疾病入院共済金日額 災害入院共済金日額
×共済期間中の入院 ×共済期間中の入院
日数
日数
・1 回 の 入 院 に つ き ・1 回 の 入 院 に つ き
最高 180 日分
最高 180 日分
・全共済期間を通算 ・全共済期間を通算
して 1,000 日* 2
して 1,000 日* 2
契約者
* 1 入院とは、医師による治療が必要であり、かつ
自宅等での治療が困難なため、病院に入り、常に医
師の管理下において治療に専念することをいいま
す。
* 2 2013 年 9 月 1 日以降に開始した入院より適用
となります。2013 年 8 月 31 日以前に開始した入院
については、750 日となります。
※入院の共済金は、病院で“入院”と扱われていること
が支払条件となります(入院代、ベッド代等が算定さ
れている場合)。領収書が“外来”になっている場合、
医療機関で入院と扱われていないため、入院共済金は
お支払いしません。
※医師とは、医師法に定める医師および歯科医師法に定
める歯科医師とします。
-28-
ご注意
入院共済金は、次の場合にはお支払いしませ
ん。
ア.健康保険の療養の給付または療養費の対象と
ならない入院(美容整形、正常分娩、または介
護保険による入所等)の場合(ただし、コープ
共済連が特に認める場合は、この限りではあり
ません。)
イ.発効日前に開始した入院の場合(ただし、新
規契約の申込日の翌日から発効日の前日までに
入院が開始したときは、見舞金をお支払いする
場合があります。詳しくは、「見舞金について」
(P.45)をご参照ください。)
ウ.新規契約の申込日以前(当日を含む)の不慮
の事故を原因とする入院の場合(申込日から 2
年を超えて開始した入院を除きます。)
2.長期入院共済金について
疾病長期入院共済金
お支払い
する場合
お支払い
する金額
受取人
災害長期入院共済金
被共済者が申込日の
翌日以後に発生した
被共済者が共済期間 不慮の事故 別表 2
中に、疾病の治療を (P.73)を直接の原因
直接の目的として病 として、事故日から
院に入院* を開始し、 180 日 以 内 か つ 共・
共済期間中にその入 済期間中に病院に入
院が連続して 270 日 院 * を 開 始 し、 共 済
以 上 に な っ た と き、 期間中にその入院が
1回の入院について 連続して 270 日以上
1回まで
になったとき、1回
の入院について1回
まで
疾病入院共済金日額 災害入院共済金日額
× 60
× 60
契約者
*入院とは、医師による治療が必要であり、かつ自宅
等での治療が困難なため、病院に入り、常に医師の
-29-
管理下において治療に専念することをいいます。
※健康保険の療養の給付または療養費の対象とならない
もの(美容整形、介護保険による入所等)は入院に関
する共済金をお支払いしません。ただし、コープ共済
連が特に認める場合は、この限りではありません。
※医師とは、医師法に定める医師および歯科医師法に
定める歯科医師とします。
3.
入院に関する共済金の支払限度日数について
入院に関する共済金(疾病入院共済金、疾病長期
入院共済金、災害入院共済金、災害長期入院共済金)
には 1 回の入院についての支払限度があります。退
院後再入院した場合でも、1 回の入院とみなす場合
がありますのでご注意ください。
ご注意
「1 回の入院」についてのご注意
①退院日の翌日から 180 日以内に、その入院と同じ
原因(傷病名が異なっても、因果関係のある一連
の傷病を含みます。以下、同じです)で入院し
たとき、これらは 1 回の入院とみなし、通算して
180 日分を限度に共済金をお支払いします。原因
が同じ入院であっても、退院日の翌日を 1 日目と
して、再入院の開始日までの期間が 180 日を超
える場合には、新たな入院として扱います。
また、疾病長期入院共済金および災害長期入院
共済金は、1回の入院について1回のみのお支払
いとなります。
【例 1】1 回の入院とみなす場合1
糖尿病による
入院A
180 日以内
糖尿病による
白内障での入院B
⇒因果関係のある一連の病気のため、1 回の入院と
-30-
みなし、入院 A と入院 B の入院日数を合計して、
支払限度日数分までお支払いします。
【例 2】1 回の入院とみなさない場合1
糖尿病による
入院A
180 日超
糖尿病による
入院B
⇒同一原因の病気ですが、入院 A の退院日の翌日か
ら再入院の開始日までの期間が 180 日を超えて
いるため、それぞれの入院に対し、支払限度日数
分までお支払いします。
【例 3】1 回の入院とみなさない場合2
肝炎による
入院A
180 日以内
気管支炎
による入院B
⇒因果関係がまったくない病気の場合、1 回の入院
とみなさず、入院 A、入院 B それぞれの入院に対
し、支払限度日数分までお支払いします。
【例 4】1 回の入院とみなす場合2
※入院 A、B、C は同一原因による入院とし
ます。
入院A
180 日以内
入院B
180日以内
入院C
180日超
⇒入院 A と入院 B は同一原因による 180 日以内の
再入院のため、1 回の入院とみなします。入院 B
と入院 C も同一原因による 180 日以内の再入院
のため、入院 A、B、C をあわせて 1 回の入院と
みなします。したがって、入院 A と入院 B と入院
C の入院日数を合計して、支払限度日数(180 日
分)までお支払いします。
入院 A と入院 B で支払限度日数に達している
場合、入院 C の入院開始日が入院 A の退院日
ご注意 から 180 日を超えていても入院共済金をお
支払いしません。
-31-
②疾病入院期間中に別の病気になった場合、または、
入院を開始したときにその原因となった病気と異
なる病気をすでに併発していた場合は、当初の入
院開始の原因による入院とみなし、通算して 180
日分を限度にお支払いします。なお、重複する入
院期間については二重にお支払いしません。
【例 5】肝炎による入院中に胃腸炎を併発した場合
肝炎による入院A 10日
胃腸炎による入院B 15 日
5日
10 日
⇒肝炎による入院中に発症した胃腸炎による入院 B
は、入院開始時の原因(肝炎)による入院とみな
し、入院 A と入院 B を合わせて 1 回の入院として、
支払限度日数分までお支払いします(重複する入
院期間は共済金を二重にお支払いしません)。
・疾病長期入院共済金および災害長期入院共
済金は、270 日以上連続して入院をしたと
ご注意
きにお支払いします。入退院を繰り返し、
入院日数を通算して 270 日になった場合
は、長期入院共済金は支払対象外です。
・各長期入院共済金をお支払いした入院の
退院日の翌日から 180 日以内に、同じ原
因で 270 日以上連続して入院をしたとき、
これらは 1 回の入院とみなします。各長期
入院共済金は、1 回の入院につき 1 回のお
支払いを限度とします。
③被共済者が転入院した場合は、1 回の入院とみな
し、通算して 180 日分を限度にお支払いします。
なお、転入院は退院日の当日または翌日に入院し
たものをいいます。ただし、次のような場合で退
院日と入院日の間隔があるときは、転入院として
扱います。
ア.医師の指示により、転院の際に 2 〜 3 日待機
した場合
-32-
イ.旅行先の病院から居住地の病院への転院等、
やむをえない事情により転院する場合
4.
入院に関する共済金の共済金日額について
疾病入院、災害入院に関する共済金をお支払いす
る際の共済金日額は、入院開始日にご加入の加入型
の共済金日額です。
長期入院共済金は、入院が連続して270日となった
ときにおける長期入院共済金額にてお支払いします。
※ただし、更新や更改、一部解約により入院期間中に共済
金額の低い型が発効した場合は、その発効日以後の入院
については減額した共済金日額にてお支払いします。
【例 1】入院中に、共済金額の低い型へ一部解約
した場合
5型
医療3型
疾病入院A
疾病入院B
一部解約日
⇒入院Aは5型の疾病入院共済金日額(5,000円)、
一部解約日以後の入院 B は医療 3 型の疾病入院
共済金日額(3,000 円)(共済金額の低い型の
共済金日額)にてお支払いします。
【例 2】入院中に、共済金額の高い型へ更改した場
合
※入院 A、B、C は同一原因とします。
1型
疾病入院A
更改契約の申込日
医療5型
疾病入院 B
疾病入院 C
更改契約の発効日
⇒入院開始時の加入型の共済金日額にてお支払いし
ます(入院 A、B の期間とも 1 型の疾病入院共済
金日額(1,000 円)です)。
入院 C は更改した後の加入型の共済金日額に
てお支払いします(更改契約の発効日後に開始
した入院のため、医療 5 型の疾病入院共済金日額
(5,000 円)です)。
-33-
※不慮の事故発生後に共済金額の高い型への更改契
約を申し込み、更改契約が発効した後に入院を開
始した場合、事故発生時の加入型の共済金日額に
てお支払いします。ただし、共済金額の低い型へ
更改をした場合は、更改契約の発効日以後は共済
金額の低い型の共済金日額でお支払いします。
※ 2013 年 9 月 1 日発効契約をもって、新たな更改
契約の取り扱いは終了しています。
5.
入
院に関する共済金のお支払いについてのご
注意
①災害入院共済金をお支払いする入院期間中に疾病
入院を開始した場合、災害入院共済金をお支払い
する期間が終了した後の入院期間について、疾病
入院共済金をお支払いします(重複する入院期間
については二重にお支払いしません)。疾病入院
共済金をお支払いする入院期間中に災害入院を開
始した場合も同様です。
②疾病長期入院期間中に別の疾病を生じた場合、ま
たは入院を開始したときにその原因と異なる傷病
をすでに併発していた場合は、当初の入院開始の
原因による入院とみなし、連続して 270 日以上
となったときに疾病長期入院共済金をお支払いし
ます。災害長期入院の場合も同様です。
③入院期間中の外泊日は、コープ共済連が特に認め
た場合に限り、入院日数に含めます。
④医師が退院しても差し支えないと認定した後の入
院については、共済金をお支払いしません。
⑤次のいずれかに該当する入院については、疾病入
院とみなし、疾病入院共済金のお支払いの対象と
なります。
ア.コープ共済連が異常分娩と認めたものによる
入院
イ.申込日の翌日以後に発生した不慮の事故を直
接の原因として、事故の日からその日を含めて
180 日を経過した後に開始した入院
ウ.不慮の事故以外の外因を原因とする傷害によ
る入院(コープ共済連が認めたものに限ります)
-34-
エ.他者の疾病の治療を目的とする移植のための
臓器等(胸腹部臓器、骨髄および皮膚)の提供
(売買行為によるものは除きます) による入院
オ.他者の不慮の事故を直接の原因とする傷害の
治療を目的とする移植のための臓器等(胸腹部
臓器、骨髄および皮膚)の提供(売買行為によ
るものは除きます)による入院
カ.申込日以前の不慮の事故を原因として、申込
日から 2 年を超えて開始した入院
※被共済者が入院中に契約が満期終了を迎えたまたは消
滅した場合は、「契約が満期終了した場合、または消
滅した場合の取り扱い」(P.36) をご参照ください。
「不慮の事故」について
不慮の事故とは次の「急激」
「偶然」
「外因」の 3
つの条件すべてにあてはまる事故のことをいいます
( 別表 2 (P.73) 参照)。
急激
とは
偶然
とは
外因
とは
突発的に発生することをいいます。
ケガの原因としての事故が緩慢に発生するの
ではなく、原因となった「事故」から結果とし
ての「ケガ」までの過程が直接的で、時間的間
隔のないことを意味します。
予知されない出来事をいいます。
「事故の発生が偶然である」か、「結果の発生
が偶然である」か、
「原因、結果とも偶然である」
かのいずれかであることを必要とします。
ケガの原因が被共済者の身体の外からの作用に
よることをいいます。
交通事故や、転倒、転落等、 別表 2 で定め
る範囲のものをいいます。
※戦争や変乱は、 別表 2 で定める範囲外であ
り、外因に該当しません。
※疾病または体質的な要因を持つ方が軽微な外因によ
り発症(悪化)したようなケースは、不慮の事故と
みなしません。
-35-
※なお、次の感染症は、「急激」「偶然」「外因」の 3 つ
の条件にかかわらず、不慮の事故とみなします。
不慮の事故とみなす感染症
ペスト、エボラ出血熱、マールブルグ病、クリミア・
コンゴ出血熱、ラッサ熱、腸チフス、パラチフス、ジ
フテリア、コレラ、細菌性赤痢、急性灰白髄炎、腸管
出血性大腸菌感染症
(1)
「急激」
「偶然」「外因」の 3 つの条件すべてにあ
てはまる場合の具体例
①家庭生活で起きる事故
ア.交通事故 イ.はしご等高いところからの転
落 ウ.火災や爆発 エ.刃物での切り傷
②勤め先や通勤途上の事故
工場等で作業中に機械に指をはさむ事故
③スポーツや旅行中の事故
スキーで転倒し骨折
(2)
「急激」
「偶然」「外因」の 3 つの条件にあてはま
らない場合の具体例
しもやけ、日焼け、熱中症、靴擦れ、けんしょう炎、
寝違い、筋肉痛、疲労骨折、野球肘、テニス肘、習
慣性脱臼、各種職業病、陥入爪(まき爪)、爪周囲炎、
五十肩(肩関節周囲炎)、中耳炎、感染症(とびひ、
水ぼうそうなど)、アレルギー性結膜炎、化粧かぶれ、
薬かぶれ、など
契約が満期終了した場合、または消滅し
た場合の取り扱い
次のア〜ウのいずれかの理由により、契約が継続で
きずに満期終了または消滅した場合であって、①、②
のときは、共済期間終了後の期間も共済金をお支払い
します。
ア.満 85 歳の満期を迎え、契約が満了した場合
イ.更新する契約の発効日において、「契約の満
期更新」①、②(P.23) の範囲外のため、更新
-36-
できなかった場合
ウ.被共済者が入院期間中に所定の重度障がい状
態となり、固定日をもって契約が消滅した場合
①共済期間中の不慮の事故を直接の原因とする重度
障がいについて、満期日以後に症状固定した場合
も共済期間中の症状固定とみなし、重度障害共済
金の支払対象になります。
※事故日から 2 年以内の症状固定に限ります。
②共済期間中から継続する入院について、満期日ま
たは消滅日以後の期間も共済期間中の入院とみな
し、各共済金の支払対象になります。
※共済期間中から継続する入院の原因となった傷病
の治療を目的とするものに限ります。
※②の対象となる共済金は、疾病入院共済金、疾病
長期入院共済金、災害入院共済金、災害長期入院
共済金です。
《たすけあい》から移行する場合の共済金
のお支払いについてのご注意
《たすけあい》からの移行契約については、次の
点にご注意ください。
②、
③の内容は《たすけあい》の女性コース、
医療コー
ス、ベーシックコース等、1 回の入院共済金のお支払
いについて 184 日分を限度とするコースからの移行
契約について記述したものです。1 回の入院共済金の
支払限度が 184 日分以外のコースからの移行契約に
ついては、ご加入の生協までお問い合わせください。
①《たすけあい》からの移行契約については、《た
すけあい》の満期日より前にゴールドに移行し、
《たすけあい》は移行とともに解約となります。
ただし、《たすけあい》の保障は、解約日以後も、
解約日の属する月の月末まで継続します。
また、《たすけあい》の共済期間中から継続す
る入院とその入院共済金(長期入院共済金は除
きます)が支払われる期間中の手術* 1、および
《たすけあい》の共済期間中から継続する事故・
-37-
(ケガ )* 2 通院については、《たすけあい》の当初
の満期日以後の期間も《たすけあい》の共済期間
中の入院、手術、事故(ケガ)通院とみなし、支
払対象となります。
* 1 手術共済金は、《たすけあい》の共済期間
中から継続する入院の原因となった傷病の治療
を直接の目的とするものに限ります。
* 2 事故(ケガ)による共済事由に対する共済
金のお支払いは、事故日から 180 日以内に限
ります。
《たすけあい》の共済期間
解約日 《たすけあい》
当初の満期日
《あいぷらす》ゴールド
の共済期間
ゴールドの移行発効日
②ゴールドの発効日をまたいで、《たすけあい》の
共済期間から入院が連続している場合は、《たす
けあい》の入院期間とゴールドの入院期間を通算
して、最高 184 日分までお支払いします。
③《たすけあい》の共済期間中に各入院に関する共
済金(疾病入院・疾病長期入院・災害入院・災害
長期入院共済金)の支払対象となる入院をし、そ
の入院の退院日の翌日から 180 日以内に、その
入院と同じ原因(傷病名が異なっても因果関係の
ある一連の傷病を含みます)でゴールドの共済期
間中に入院したとき、これらの入院は 1 回の入院
とみなし、通算して 184 日分を限度にお支払い
します(「1 回の入院」については、「入院に関す
る共済金の支払限度日数について」(P.30)をあ
わせてご参照ください)。
【例】《たすけあい》の共済期間中と同じ原因の入
院をゴールドの共済期間中にした場合
ア.《たすけあい》でのお支払いが 184 日未満
の場合
※入院 A、B、C は同一原因による入院とします。
-38-
《たすけあい》
A:100日
60日
ゴールド
B:100日
190日
C:200日
⇒ A と B は同一原因による 180 日以内の再入院
のため、1 回の入院とみなします。したがって、
《たすけあい》で A の入院の 100 日分をお支払
いし、ゴールドで残りの 84 日(184 日− 100
日= 84 日)分をお支払いします(《たすけあい》
が 4 日分の免責のあるコースの場合は入院 A で
96 日分、入院 B で 88 日分をお支払いします)。
⇒ C は B と同一原因の入院ですが、B の退院日の
翌日から再入院の開始日までの期間が 180 日
を超えているため、それぞれの入院に対し、共
済金をお支払いします。したがって、C はゴー
ルドの 180 日分(支払限度日数まで)をお支
払いします。
イ.《たすけあい》で 184 日分をお支払い済み
の場合
※入院 A、B、C は同一原因による入院とします。
《たすけあい》
A:200日
60日
ゴールド
B:100日
190日
C:120日
⇒ A と B は同一原因による 180 日以内の再入院
のため、1 回の入院とみなします。したがって、
A は《たすけあい》で 184 日分をお支払いし、
B は支払限度日数(184 日)を超えるため共済
金はお支払いしません。
⇒ C は B と同一原因の入院ですが、B の退院日の
翌日から再入院の開始日までの期間が 180 日
を超えているため、ゴールドで 120 日分をお
支払いします。
④《たすけあい》の共済期間中に入院を開始し、ゴー
ルドの発効日をまたいで、《たすけあい》の入院
開始日から連続して 270 日以上の入院をした場
合は《たすけあい》の共済期間中の入院とみなし、
疾病長期入院共済金をお支払いします。
また、《たすけあい》の当初の満期日の翌日以
後のゴールドの共済期間中に 270 日目を迎えた
-39-
場合は、ゴールドの疾病長期入院共済金について
もお支払いします。
※災害長期入院も同様です。
《たすけあい》
ゴールド
A:100日
B:300日
270 日目
⑤《たすけあい》で疾病または災害長期入院共済金
の支払対象となる入院をし、その入院の退院日の
翌日から 180 日以内にその入院と同じ原因(傷
病名が異なっても因果関係のある一連の傷病を含
みます)でゴールドの共済期間中に連続して 270
日以上入院したとき、これらの入院は 1 回の入院
とみなし、ゴールドでは疾病または災害長期入院
共済金をお支払いしません。
【例】《たすけあい》の共済期間中と同一原因の入
院をゴールドの共済期間中にした場合
《たすけあい》
ゴールド
A:300日
60日
B:300日
270日目
※ A と B は同一原因による 180 日以内の再入院の
ため、1 回の入院とみなします。したがって、
《た
すけあい》で疾病または災害長期入院共済金をお
支払いし、ゴールドでは疾病または災害長期入院
共済金をお支払いしません。
⑥移行契約でゴールドに申し込む際に告知事項にお
答えいただいていない場合でも、《たすけあい》
に申し込む際の告知義務違反によってゴールドの
契約を解除することがあります。
共済金をお支払いしない場合について
1.共済金をお支払いしない場合(免責事由)
次の共済事由について、各欄に×印がある場合、共
-40-
済金をお支払いしません(免責事由)。
1.契約者、被共済者の故意による
とき
2. 上 記 1. の う ち 被 共 2 年以内
(* 2)
済者の自殺または自殺
行為による重度障がい 2 年超過
(* 2)
によるとき
3.被共済者の犯罪行為によるとき
4.契約者または被共済者の重大な
過失、または重大な過失により生
じた傷害によるとき
5.被共済者の法令に定める運転資
格を持たない運転、または酒気帯
び運転により生じた事故によると
き
6.被共済者の薬物依存または薬物
依存により生じた疾病・傷害によ
るとき
7.被共済者の頸部症候群(むちう
ち 症 ) ま た は 腰、 背 痛 で 他 覚 症・
状(* 4)のないものによるとき
8.被共済者の病気に起因して生じ
た事故によるとき
×
災害長期入院
災 害 入 院
疾病長期入院
疾 病 入 院
共済金をお支払いしない場合
重度障がい
死
亡
共済事由
(* 1)
×
×
―
―
×
×
×
×
×
(* 3)
×
×
* 1 死亡共済金については、受取人の故意による場
合もお支払いしません。死亡共済金受取人が複数で
ある場合には、その残額を故意に該当しない他の受
取人にお支払いします。
* 2 新規契約の申込日からの経過年数となります
(更改または移行時に共済金額を増額した場合は、
増額部分は増額した契約の申込日からの経過年数と
-41-
なります)。
* 3 医療行為によって薬物依存になった場合や、薬
物依存の原因について、契約者、受取人または被共
済者のいずれにも責任がない場合を除きます。
* 4 「他覚症状」とは、患者自身の自覚(疼痛等)
に関わらず、レントゲン検査または脳波検査等の結
果、客観的、かつ医学的に証明できる所見が認めら
れる状態でコープ共済連が認めたものとします。
※共済金をお支払いしない場合に該当した入院は、1 回
の入院とみなす退院後 180 日以内の再入院等について
も、支払対象になりません(「入院に関する共済金の
支払限度日数について」(P.30) 参照)。
2.免 責事由以外で共済金をお支払いしない主
な事例
「共済金をお支払いしない場合(免責事由)」以外に
次のような場合は、共済金をお支払いしません。
①各共済金の「お支払いする場合」(P.26 〜 ) に該
当しない場合
ア.申込日以前(申込日当日を含みます)に発生
した不慮の事故によるケガの治療のための入院
をした場合(申込日から 2 年を超えて開始した
入院を除きます)
イ.医師が退院しても差し支えないと認定した後
の入院の場合
ウ.平常の生活または業務に支障がない程度に治
癒した後の入院や、医師が入院しなくてもよい
と認定した後の入院の場合
エ.介護保険による入所をした場合
②告知義務違反により契約が解除となった場合
※申込時に、契約者または被共済者が告知事項に事
実と異なる回答をしていたときは、契約が告知義
務違反により解除となる場合があります(「契約
の解除」(P.54) 参照)。
③重大事由により契約が解除となった場合
※例えば、共済金請求時に詐欺行為を行った場合や、
契約者、被共済者または受取人が反社会的勢力
-42-
に該当する場合等は、契約が重大事由による解
除となります(「契約の解除」(P.54)参照)。
④コープ共済連が求めた共済金請求に必要な書類が
未提出の場合
※必要な書類を提出いただき、事実確認ができるま
では共済金をお支払いしません。
⑤受取人による書類の虚偽表示・偽造があった場合
⑥条件付加入制度で加入しており、申込時に共済金
をお支払いしないことに同意した条件に該当する
場合(「条件付加入制度」(P.19) 参照)
⑦共済事由発生時に契約が失効していた場合(「掛
金の払込猶予期間と契約の失効」(P.21) 参照)
⑧契約が無効や取り消しとなった場合(「契約の終
了について」(P.53) 参照)
共済金を削減してお支払いする場合につ
いて
1.共済金を削減してお支払いする場合
新規契約または共済金額を増額した更改、移行契
約の申込日から 1 年以内に発生・開始した共済事由
については、共済金を削減してお支払いする場合が
あります。
共済金をお支払いする場合(各共済金の「お支払い
する場合」(P.26 〜)参照)で、申込日以前に被共済
者のすでにかかっていた* 1 疾病または受傷していた
傷がいを原因(直接、間接を問いません)として共済
事由(死亡、重度障がい、入院* 2)が発生した場合には、
次の支払率で共済金をお支払いします。
-43-
◎共済金額は、次の計算により算出します。
支払共済金額=
共済金額×支払率(表中「支払率」に表記)
すべての削減事由
支払率
申込日から申込日を含んで、90 日以内に発生
30%
した事由の場合
申込日から申込日を含んで、91 日から 180
50%
日以内に発生した事由の場合
申込日から申込日を含んで、181 日から 1 年
70%
以内に発生した事由の場合
※更改または移行時に共済金額を増額した場合は、増額
部分は増額した契約の申込日からの経過日数に応じた
支払率で共済金をお支払いします。
* 1 「申込日以前にすでにかかっていた」とは、次
のいずれかの状態をいいます。
ア.契約者または被共済者が、申込日以前に被共
済者の病気の症状について自覚または認識して
いた場合
イ.被共済者が申込日以前に医師の診療を受けて
いた場合
ウ.被共済者が健康診断等において検査異常の指
摘を受けていた場合(被共済者の法定代理人が
被共済者に代わり、検査異常の指摘を受けてい
た場合も含みます)
* 2 共済金を削減してお支払いした入院と 1 回の入
院とみなされる再入院について、共済金をお支払い
する場合は、前の入院と同じ支払率でお支払いしま
す(「疾病入院共済金を削減してお支払いする主な
事例」(P.45)参照)。
ただし、他の規定により共済金をお支払いしない
場合があります(「共済金をお支払いしない場合に
ついて」(P.40) 参照)。
-44-
2.疾 病入院共済金を削減してお支払いする主
な事例
◎以下、例に挙げる入院については、すべて最初の申
込日以前にすでにかかっていた病気が原因の入院と
します。
【例 1】
90日以内
申込日
入院
発効日
⇒申込日から 90 日以内に開始した入院のため、共
済金額の 30% にてお支払いします。
【例 2】1 回の入院について
※入院 A、B は同一原因の入院とします。
90日以内
申込日
入院A
180 日以内
入院B
発効日
⇒入院 A は、申込日から 90 日以内に開始した入院
のため、共済金額の 30% にてお支払いします。
入院 B は、入院 A の退院日から 180 日以内の入
院のため、1 回の入院とみなし、入院 A と同じ支
払率(共済金額の 30%)にてお支払いします。
※更改または移行時に共済金額を増額した場合は、
増額部分は増額した契約の申込日からの経過日数
に応じた支払率で共済金をお支払いします。
見舞金について
1.発効日前の共済事由の取り扱い
新規契約の場合に限り、発効日前に開始した共済事
由でも、見舞金をお支払いすることがあります。
※ただし、新規契約の申込日の翌日から発効日の前日ま
でに他の《あいぷらす》の契約が継続しており、同一
事由について共済金をお支払いする場合には、お支払
いの限度を超えて見舞金をお支払いしません。
-45-
(1)災害入院見舞金、災害長期入院見舞金
申込日の翌日以後に発生した不慮の事故 別表 2
(P.73) を直接の原因として、発効日の前日までの
期間に、次に該当する事由が発生した場合にお支払
いします(契約が発効しなかった場合はお支払いし
ません。また、契約が終了した場合は、終了日まで
の保障となります)。
災害入院見舞金
災害長期入院見舞金
被共済者が申込日の翌日以後に発生した不慮
の事故 別表 2 (P.73)を直接の原因として、
発効日の前日までの期間に、
お支払
病院に入院を開始し、
いする
その入院が発効日よ
場合
病院に入院を開始した り 前 の 入 院 日 数 を 含
場合
んで共済期間中に連
続 し て 270 日 以 上 に
なった場合
お支払
災害入院共済金日額
災害入院共済金日額
いする
×入院日数
× 60
金額
災害入院見舞金の支払
日数は、災害入院共済
金の支払日数と通算し
お支払 て次の日数を限度とし
1 回の入院につき
いの限 ます。
1 回を限度
度
・1 回の入院につき最
高 180 日分
・全共済期間を通算し
て 1,000 日
受取人
契約者
※これらの見舞金についても「共済金の受取人について」
(P.11)、「入院に関する共済金のお支払いについての
ご注意」(P.34)、「共済金をお支払いしない場合(免
責事由)」(P.40)および「共済金・見舞金のご請求と
お支払いの流れ」(P.65)の各規定を準用します。
-46-
(2)
疾病入院見舞金、疾病長期入院見舞金
疾病の治療を目的として、申込日の翌日以後発効日
の前日までの期間に、次に該当する事由が発生した場
合、発効日以後の入院期間について見舞金をお支払い
します(発効日前の入院期間は支払対象外です)。
疾病入院見舞金
疾病長期入院見舞金
被共済者が疾病の治療を目的として、申込日
の翌日以後発効日の前日までの期間に、病院
お支払 に入院を開始し、
いする
共済期間中に連続し
場合
共済期間中に 1 日以上
て 270 日 以 上 入 院 し
入院をした場合
た場合
お支払
疾病入院共済金日額× 疾病入院共済金日額
いする
共済期間中の入院日数
× 60
金額
疾病入院見舞金の支払
日数は、疾病入院共済
金の支払日数と通算し
お支払 て次の日数を限度とし
1 回の入院につき
いの限 ます。
1 回を限度
度
・1回の入院につき最
高 180 日分
・全共済期間を通算し
て 1,000 日
受取人
契約者
※これらの見舞金についても「共済金の受取人について」
(P.11)、「入院に関する共済金のお支払いについての
ご注意」(P.34)、「共済金をお支払いしない場合(免
責事由)」(P.40)、「共済金を削減してお支払いする
場合」(P.43)および「共済金・見舞金のご請求とお
支払いの流れ」(P.65)の各規定を準用します。
2.異常災害見舞金
契約者または被共済者の居住している住宅が、地震、
津波または噴火によって損害を被ったときは、世帯に
対し、損害の程度に応じた異常災害見舞金をお支払い
-47-
する場合があります。損害を受けた場合は、ご加入の
生協までご連絡ください。
※ 1 世帯に複数の契約がある場合や、他の CO・OP 共済・
(2015 年 9 月 現 在、 異 常 災 害 見 舞 金 の 対 象 と な る
CO・OP 共済は、《たすけあい》《あいぷらす》《ずっと
あい》《あいあい》です)に加入している場合でも、1
世帯に対し 1 回のお支払いとなります。
ご契約後について
契約に関する各種ご照会、お手続きは契約者ご本人
からご加入の生協までご連絡ください。その際、共済
証書記載の契約番号、組合員番号、契約者と被共済者
の氏名および電話番号をお知らせください。各種お手
続きの場合、ご提出いただく書類をご案内し、必要書
類を送付します。
通知事項について
1.契 約者から生協に通知が必要な場合(契約
者の通知義務)
次の変更があった場合、契約者はすみやかにご加
入の生協までご連絡ください。
①結婚等による契約者、被共済者、指定した死亡共
済金受取人および指定代理請求人の氏名変更*
*「氏名変更」とは、結婚等による「姓名」の変
更であって、人の変更ではありません。
②引越し等による契約者の住所または住居表示の変
更
③掛金の振替口座の変更
④結婚、子供の就職にともない組合員と契約者や契
約者と被共済者が別生計になる等の世帯の変化
※ゴールドの改定事項や契約に関する重要な事項は、共
済証書記載または変更の通知のあった契約者の住所に
送付します。契約者の氏名、住所または住居表示の変
更について通知がされていない場合、コープ共済連に
-48-
最終の通知のあった契約者の住所への送付をもって契
約者に通知したものとみなします。
※上記①〜④の事項の変更の通知や連絡がされていない
場合、共済金請求時に共済金をお支払いできない場合
や、お支払いに時間がかかる場合があります。契約者
が正当な理由なく①〜④の変更の通知を怠ったことに
より共済金のお支払いが遅滞した場合、コープ共済連
は通知がされるまでの期間についての遅滞の責任を負
いません。
他都道府県への転居等、ご加入の生協を脱退・
変更する場合も必ずご連絡ください(「生協
ご注意 を脱退する場合」参照)
。
2.生協を脱退する場合
(1)組合員が転居により生協を脱退する場合
転居先でゴールドを取り扱う生協の組合員となる
ことで、契約を継続できます。
転居後、すみやかに生協加入手続きを行って
ください。手続きが所定の期限内にされない
ご注意 場合は、掛金の振替ができずに失効すること
があります。
(2)組合員が生協を任意で脱退する場合
契約を継続するためには、生協の組合員である
ことが必要です(「契約者になることができる方」
(P.9) 参照)。
生協の組合員でなくなった場合、掛金の振替がで
きずに失効することがあります。ご加入の生協を脱
退される場合、ゴールドを取り扱う他の生協の組合
員となることで、契約を継続できます。
※詳しくは、ご加入の生協までお問い合わせください。
-49-
契約の継続を希望しない場合は、生協脱退の
手続きとは別に、契約の解約手続きが必要で
ご注意 す。
3.海外渡航をする場合
契約者が 3 ヵ月を超えて海外に渡航する場合は、
契約上の事務手続きを行う方として、代理人*を指
定することが必要となります。海外への書類等の発
送、振込み等は行うことができません。
*代理人は、原則として契約者の親族とし、日本国内
に在住する方に限ります。
※詳しくは、ご加入の生協までお問い合わせください。
※被共済者が海外渡航中に入院、死亡等の共済事由が発
生した場合の取り扱いは日本国内と同様です。ただし、
診断書等の提出書類が外国語で記載されている場合、
受取人に訳文の添付を求める場合があります。
契約内容の変更について
1.契約者を変更する場合(承継)
契約者は、被共済者の同意およびコープ共済連の
承諾を得て、他の方に契約を引き継ぐことができま
す(契約の承継)。また、契約者が死亡した場合、
同様の手続きで、被共済者が契約を引き継ぐことが
できます。
※被共済者が契約者となることが困難な場合は、他の方
が契約を引き継ぐことができます。
※い ずれの場合も、契約を引き継ぐことができる方は、
「契約者になることができる方」
(P.9)の範囲内であり、
かつ、その方との関係で、被共済者が「被共済者にな
ることができる方」
(P.10)の範囲内となる方です。
-50-
約者が変更された場合は死亡共済金受取
契
人、および指定代理請求人の指定の効力を失
ご注意 いますので、再度指定する必要があります
(「死亡共済金の受取人の指定、変更および指
定の取り消し」(P.12)、「指定代理請求人制
度」(P.14)参照)。
2.掛金の払い込みが難しい場合
4 ヵ月連続で掛金の払い込みができなかったとき
は契約が失効します。掛金の払い込みが難しい場合、
契約を有効に継続するために払込方法の変更をする
ことができます。
新たな払込方法は発効日の年応当日(「主な共済用
語」(P.3)参照)から適用となります。
3.共済金額を減額したい場合
ゴールド 3 型、5 型、医療 3 型、医療 5 型にご加
入の方は契約の一部解約 * をすることができます
(共済金額を増額することはできません)。
*一部解約とは
共済期間を変えずに共済金額の低い型に変更す
ることです。一部解約をした場合、払込方法が月
払の方は月応当日(主な共済用語(P.3)参照)から、
年払の方は年応当日から掛金および共済金額が変
更となります。
-51-
【例】ゴールド 85 5 型に加入した方が、ゴールド
85 3 型に一部解約する場合
共済期間(20 年)
ゴールド85 5型
発効日
2015年9月15日
ゴールド 85 3 型
一部解約日
2022年1月15日
満期終了日
2035年9月14日
⇒一部解約日以後の掛金は、発効日時点の掛金(【例】
の場合、2015 年 9 月 15 日時点の 3 型の掛金)を
適用します。変更後の保障は、発効応当日から開
始します。
※ゴールド 85(発効日が 2013 年 9 月 2 日以降)には、
1 型の取り扱いはありませんので、ゴールド 85 に加
入の方は、1 型には変更できません。
※ゴールド 80(発効日が 2013 年 9 月 1 日以前)に加入
の方は、1 型に変更できます。
※一定の条件を満たす場合は、
《ずっとあい》へ移行す
ることもできます(
「契約の移行」
(P.24)
参照)
。
4.契約を解約する場合
契約者は、いつでも将来に向かって契約を解約し、
解約返戻金を請求することができます。解約する場
合は、コープ共済連所定の解約届をご提出ください。
解約届のご提出後、つぎのいずれか遅い日の翌日午
前 0 時から、契約は効力を失います。
・解約届に記入された解約指定日
・解約届がご加入の生協に到達した日
解約の申し出をされた場合も解約日までは保
障期間となるため、解約日までの掛金を払込
ご注意 みいただく必要があります。
◎ゴールドは将来、万が一の病気やケガの際にお役に
立つ保障商品ですので、ぜひ末永くご継続ください。
-52-
また、解約後改めて加入を申し込むことはできませ
んので、契約を見直す際は慎重にご検討ください。
契約の終了について
◎契約が失効となる場合は「掛金の払込猶予期間と契
約の失効」(P.21)、契約を解約する場合は「契約
を解約する場合」(P.52)をご参照ください。
1.契約の終了の種類
契約の終了には、次の種類があります。
終了事由
契約の取り扱い
申込日から効力が生じなかったものと
(1)無効
します
(2)解除
将来に向かって終了します
死亡したときまたは重度障がいの固定
(3)消滅
日をもって終了します
(4)取り消し 申込日にさかのぼって取り消します
(5)満期終了 共済期間の満期日をもって終了します
2.契約の無効
次のいずれかに該当するとき、契約の効力は契約締
結時から生じなかったこと(無効)とし、共済事由が
発生しても共済金をお支払いしません。すでに共済金
をお支払いしている場合、コープ共済連はその共済金
の返還を請求することができます。また、すでにコー
プ共済連に払い込まれた掛金は、無効が判明したとき
からさかのぼって 3 年間に払い込まれた掛金を限度と
して返金します(契約が無効であることを契約者が
知っていた場合を除きます)。
①発効日において、契約者が「契約者になることが
できる方」(P.9)に定める範囲外だったとき、ま
たは被共済者が「被共済者になることができる方」
(P.10)に定める範囲外だったとき。
②被共済者が発効日の前日にすでに死亡していたと
-53-
き。
③被共済者 1 人あたりの加入限度を超過していたと
き(「被共済者になることができる方」(P.10)、
資料 2 (P.79)
参照)。
※《あいぷらす》との重複加入による加入限度額の
超過の場合、原則として、発効日の遅い契約が無
効となります。
④契約者の意思によらない契約、または被共済者の
同意を得ていない契約のとき。
3.契約の解除
契約が解除となった場合、解除の通知は、契約者に
対して行います。ただし、契約者の所在不明、その他
の理由で契約者に通知できない場合は、コープ共済連
は、被共済者または受取人に対する通知によって行う
ことができます。
この場合、契約者は、コープ共済連に対して解約返
戻金を請求することができます。
①告知義務違反による契約の解除
契約者または被共済者が、契約の申し込みにあ
たって、故意または重大な過失により、告知事項
等の契約にかかわる事項について、事実をかくし
たり、または事実でないことを告げて申し込みを
した場合(告知義務違反)は、コープ共済連は将
来にむかってその契約を解除することができま
す。この場合、すでに払い込まれていた掛金は返
金しません。
解除をした日(契約者、被共済者、または受
取人に解除の通知をした日。以下、「解除日」
ご注意 といいます)以前に共済事由が発生していた
場合でも、共済金をお支払いしません。すで
に共済金をお支払いしていたときは、コープ
共済連はその共済金の返還を請求することが
できます。ただし、その共済事由が解除の原
因となった事実によらなかったことを、契約
-54-
者または受取人が証明したときはこの限りで
はありません。
※移行契約でゴールドに申し込む際に告知事項にお答
えいただいていない場合でも、《たすけあい》に申
し込む際の告知義務違反によって契約を解除するこ
とがあります。
※契約が解除になった場合、契約者は、コープ共済連
に対して解約返戻金を請求することができます。た
だし、死亡共済金または重度障害共済金をお支払い
した場合は解約返戻金はありません。
※次のいずれかのときは、コープ共済連は契約を解除
することができません。
ア.コープ共済連が告知義務違反の事実のあるこ
とを知っていた、または過失により告知義務違
反の事実のあることを知らなかったとき。
イ.コープ共済連との契約を媒介できる者(共済
募集人)が契約者または被共済者による告知事
項への回答を妨げたとき。
ウ.コープ共済連との契約を媒介できる者(共済
募集人)が契約者または被共済者に対して、事
実を告げないように、または事実でないことを
告げるようにすすめたとき。
エ.コープ共済連が解除の原因(告知義務違反)
を知ってから 1 ヵ月を経過したとき。
オ.告知義務違反のあった申込日(共済金額を増
額する更新、更改または移行契約の申込日を含
みます)から 2 年以内に共済事由が発生してお
らず、なおかつ 2 年を超えて契約が存続してい
たとき。
カ.告知義務違反のあった申込日(共済金額を増
額する更新、更改または移行契約の申込日を含
みます)から 5 年を経過したとき。
※イ、ウについては、コープ共済連との契約を媒介
できる者(共済募集人)の行為がなかった場合で
あっても、契約者または被共済者が解除の原因と
なる事実を告げず、または事実でないことを告げ
たと認められる場合には、コープ共済連は契約を
-55-
解除することができます。
②重大事由による契約の解除
次のいずれかの場合、 コープ共済連は将来に向
かってその契約を解除することができます。この
場合、すでに払い込まれていた掛金は返金しませ
ん。
ア.契約者、被共済者(死亡共済金の場合を除き
ます)または受取人が、コープ共済連に共済金
を支払わせることを目的として、故意に共済事
由を発生させ、または発生させようとしたとき。
イ.契約者または受取人が共済金の請求行為に関
して詐欺を行い、または行おうとしたとき。
ウ.他の契約または保険契約等との重複により、
被共済者にかかる共済金等の合計額が著しく過
大であり、共済制度の目的に反すると認められ
たとき。
エ.契約者、被共済者または受取人が、次のいず
れかに該当するとき。
ⅰ.暴力団、暴力団員(暴力団員でなくなった
日から5年を経過しない者を含みます。)、暴
力団準構成員、暴力団関係企業その他の反社
会的勢力(以下「反社会的勢力」といいます。)
に該当すると認められること
ⅱ.反社会的勢力に対して資金等を提供し、ま
たは便宜を供与するなどの関与をしていると
認められること
ⅲ.反社会的勢力を不当に利用していると認め
られること
ⅳ.その他反社会的勢力と社会的に非難される
べき関係を有していると認められること
オ.契約者、被共済者または受取人が、過去に共
済金または保険金(共済または保険契約の種類
を問いません。以下同じです)を取得する目的
で、共済事故または保険事故を発生させる行為
を行ったとき。
カ.契約者、被共済者または受取人が、過去に共
済金または保険金の請求行為について詐欺行為
を行ったとき。
-56-
キ.相互扶助による生協組合員の共済を図ること
の趣旨に照らし、著しく妥当性を欠くと認めた
とき。
解除日以前に共済事由が発生していた場合で
も、共済金をお支払いしません。すでに共済
ご注意 金をお支払いしていたときは、コープ共済連
はその共済金の返還を請求することができま
す。ただし、複数の死亡共済金受取人のうち、
一部の受取人のみが P.58 エ.に該当し、重
大事由による解除を行う場合で、その死亡共
済金受取人が死亡共済金の一部の受取人であ
るときは、死亡共済金のうち、その受取人以
外に支払われるべき共済金は支払います。
※契約が解除になった場合、契約者は、コープ共済連に
対して解約返戻金を請求することができます。ただし、
死亡共済金の一部が支払われる場合、支払われない部
分について、解約返戻金を支払います。
4.契約の消滅
被共済者が死亡した場合はそのときをもって、また
は重度障害共済金をお支払いした場合は重度障がいの
固定日をもって契約は消滅します。
※払込方法にかかわらず、未経過期間の掛金の返還はあ
りません。
※解約返戻金(「解約返戻金について」(P.60)参照)の
支払いはありません。ただし、被共済者が死亡し、死
亡共済金が支払われなかった場合は、契約者は、コー
プ共済連に解約返戻金を請求することができます。
5.詐欺または強迫による契約の取り消し
契約の締結に際して、契約者、被共済者または受取
人に詐欺または強迫の行為があったときは、コープ共
済連は契約を取り消すことができます。この場合には、
掛金の返還および解約返戻金、割戻金の支払いはあり
-57-
ません。また、取り消し以前に共済事由が発生してい
た場合でも共済金をお支払いしません。すでに共済金
および割戻金等をお支払いしていたときは、コープ共
済連はその返還を請求することができます。
6.契約者以外の者による契約の解約請求
①被共済者による契約の解約請求
契約者と被共済者が異なる契約について、次の
いずれかに該当するときは、その被共済者は契約
者に対してその契約の解約を請求することができ
ます。
ア.契約者または受取人が、コープ共済連に共済
金を支払わせることを目的として、故意に共済
事由を発生させ、または発生させようとしたと
き。
イ.契約者または受取人が共済金の請求行為に関
して詐欺を行い、または行おうとしたとき。
ウ.契約者または受取人が、次のいずれかに該当
するとき。
ⅰ.暴力団、暴力団員(暴力団員でなくなった
日から5年を経過しない者を含みます。)、暴
力団準構成員、暴力団関係企業その他の反社
会的勢力(以下「反社会的勢力」といいます。)
に該当すると認められること
ⅱ.反社会的勢力に対して資金等を提供し、ま
たは便宜を供与するなどの関与をしていると
認められること
ⅲ.反社会的勢力を不当に利用していると認め
られること
ⅳ.その他反社会的勢力と社会的に非難される
べき関係を有していると認められること
エ.被共済者の契約者または受取人に対する信頼
を損ない、 コープ共済連が当該契約の存続を不
適当と認めたとき。
オ.契約者と被共済者との間の親族関係の終了等
の事情により、当初被共済者が契約申し込みに
同意した前提に大きな変化が生じたとき。
-58-
②債権者等による解約、および受取人による契約の
存続
契約者の差押債権者、破産管財人等(以下、
「債
権者等」といいます)により解約返戻金等が差し
押さえの対象になった場合、次の手続きにより債
権者等が契約の解約をすることがあります。また、
そのような場合に、 受取人は契約を継続するため
の手続きを行うことができます。
ア.債権者等による解約請求
債権者等による契約の解約はコープ共済連所
定の書面を提出し、コープ共済連に到着した時
から 1 ヵ月を経過した日に効力を生じます。
※契約が解約となった場合、コープ共済連は債権
者等に解約返戻金等をお支払いします。
※契約が解約となる前に、死亡共済金または重度
障害共済金の支払事由が発生した場合は、債権
者等に支払うべき共済金額等を差し引いた額を
受取人にお支払いします。
イ.受取人による契約の存続
ア.により債権者等が解約の通知を行った場
合でも、解約がコープ共済連に通知された時に
おいて、次のすべてを満たす受取人(解約返戻
金等の受取人を含みます)は契約を継続させる
ことができます。
ⅰ.契約者以外の者
ⅱ.契約者もしくは被共済者の親族、または被
共済者本人
※受取人が契約を継続させるためには、解約の
通知がコープ共済連に到着したときから 1 ヵ
月を経過する日までの間に、次のすべての手
続きを行う必要があります。
ⅰ.契約者の同意を得ること
ⅱ.解約の通知がコープ共済連に到着した日
に解約の効力が生じたとすればコープ共済
連が債権者等に支払うべき金額を、債権者
等に対して支払うこと
ⅲ.ⅱについて、債権者等に支払いを行った
ことをコープ共済連に対して通知すること
-59-
(コープ共済連への通知についても期間内
に行うことが必要です)
7.契約の満期終了
共済期間の最終日である満期日の 24 時をもって、
その契約は終了します。これを「満期終了」といいま
す(「共済期間」(P.18)参照)。
解約返戻金について
ゴールドには満期金はありませんが、次の①〜④の
いずれかにより契約が終了し、解約返戻金がある場合
には解約返戻金をお支払いします。なお、解約返戻金
は、発効日からの経過月数(1 ヵ月単位に切り上げま
す。日割り計算は行いません。)に応じた金額となり
ますが、発効日後短期間での終了、または満期直前の
終了の場合、解約返戻金はまったくないか、あっても
ごく少額です(「解約返戻金目安表」(P.83 〜)
参照)。
①失効(「掛金の払込猶予期間と契約の失効」
(P.21)
参照)
②解約(「契約を解約する場合」(P.52)参照)
③告知義務違反または重大事由による解除(「契約
の解除」(P.54)参照)
※告知義務違反による解除で、死亡共済金または重
度障害共済金をお支払いした場合は解約返戻金は
ありません。
※重大事由による解除で、死亡共済金の一部が支払
われる場合、支払われない部分について、解約返
戻金を支払います。
④死亡共済金をお支払いしない消滅(「契約の消滅」
(P.57)参照)
-60-
割戻金について
(1)割戻金の割り当て
毎年 3 月 20 日に決算を行い、剰余金があれば、
次の条件のいずれかを満たす契約に対し、割戻金の
割り当てを行います。割戻金額は「割戻金通知」に
て、毎年 9 月頃に契約者に通知します。
①当該事業年度 *末に有効な契約
②当該事業年度*中に満期終了または消滅となった
契約
③当該事業年度*中に更改した場合で、更改後の契
約が当該事業年度末に有効であった契約(更改後
契約が当該事業年度末に有効である場合、更改前
契約部分の割戻金を翌事業年度の 7 月頃にお支払
いします)
④当該事業年度*中に《ずっとあい》へ移行した契
約
*事業年度とは、毎年 3 月 21 日から翌年 3 月 20 日
をいいます。
(2)割戻金の据え置き
剰余金が出た場合、原則として割戻金の割り当て
を行い、満期または終了日まで利息をつけて据え置
きます。契約者は据え置いた割戻金を共済期間中に
請求することもできます。
※詳しくは、ご加入の生協までお問い合わせください。
共済と税金について
◎以下は平成 27 年9月現在の税制に基づく解説です。
今後税制の変更にともない取り扱いが変わることが
あります。詳細については、最寄りの税務署へお問
い合わせください(住民税については、都道府県、
市区町村にお問い合わせください)。
-61-
1.掛金の所得控除
毎年 1 月 1 日から 12 月 31 日の間に払い込まれた
掛金は、保険料控除の対象となります。
(1)控除対象となる掛金
①平成 24 年 1 月 1 日以降に締結(更新・更改を含
みます。以下同じです。)した契約の場合
期間中に払い込まれた掛金から、その年度に割
り当てられた割戻金(「割戻金について」(P.61)
参照)を差し引いた額が、保険料控除の対象とな
ります。なお、基本契約部分の掛金が一般生命保
険料控除の対象となり、それ以外の掛金が介護医
療保険料控除の対象となります。
②平成 23 年12月31日以前に締結した契約の場合
期間中に払い込まれた掛金から、その年度に割り
当てられた割戻金を差し引いた額が、生命保険料
控除の対象となります。
(2)共済掛金払込証明書の発行
毎年 9 月頃に、保険料控除に関する「共済掛金払
込証明書」を発行します。年末調整または確定申告
の手続きの際に使用してください。共済掛金払込証
明書には、所得控除の対象となる掛金額および算出
方法を記載していますのでご確認ください。
2.共済金の取得に関わる税金の取り扱い
◎死亡共済金以外の共済金は課税の対象になりませ
ん。
(1)課税の対象となる共済金
①死亡共済金の税法上の取り扱いは契約者(掛金の
負担者)、被共済者および受取人の関係によって、
課税される税金の種類と金額が異なります。
②次の課税の例において所得税(一時所得)となる
場合には、確定申告が必要です。なお、入院をし
-62-
た場合で医療費控除を受ける際には、かかった医
療費から取得した入院共済金等を差し引いて計算
します。
【死亡共済金に関わる課税の例】
契約者
被共済者
(掛金
受取人
(死亡)
負担者)
契約
形態
契約者と
被共済者
が同一人
契約者と
受取人が
同一人
契約者と
受取人が
別人
夫
夫
夫
夫
夫
妻
夫
妻
税の種類
相続税
(保険金非課税
の特典あり)
法定相 相続税
続人* 1 (保険金非課税
以外
の特典なし)
所得税
夫
(一時所得)
/ 住民税
妻
子* 2
贈与税
* 1 民法の規定により、相続人になれる人のことを
いいます。
* 2 子を死亡共済金受取人に指定した場合。
(2)課税対象金額算出方法
相続税
所得税
住民税
贈与税
死亡共済金受取人が法定相続人の場合
・死亡共済金−(500 万円×法定相続人の人
数)
死亡共済金受取人が法定相続人以外の場合
・死亡共済金
・(死亡共済金−当該共済期間の払込掛金−
50 万円)× 1/2
・死亡共済金− 110 万円
※所得税、住民税について、他の商品にも加入されてい
る場合や、契約が複数件ある場合も、1 人に対して 1
年間に最高 50 万円の控除です。
-63-
※税額は、ゴールドの死亡共済金以外の保険金や所得、
相続、贈与財産を考慮しなければ、通常、 相続税が
最も低くなります。
異議申し立てについて
1.異議の申し立て
①契約または共済金のお支払いについて、不服があ
る契約者または受取人は、コープ共済連に対して
不服申し立てを行うことができます。不服申し立
ては、コープ共済連の決定があったことを知った
日の翌日から 60 日以内に行ってください。
②不服申し立てに対するコープ共済連の決定になお
不服があるときは、審査委員会に対して異議を申
し立てることができます。異議の申し立ては、不
服申し立てに対するコープ共済連の決定を知った
日の翌日から 60 日以内に書面によって行ってく
ださい。
③異議の申し立てを受けた場合、審査委員会は、異
議の申し立てを受けた日から 60 日以内に審査を
行い、その結果を通知します。
④上記①~③にかかわらず、審査委員会は、審査委
員会よりも第三者機関での判断が妥当な事案につ
いては、申立者の同意を得て、第三者機関におい
て解決を図ることができます。
2.管轄裁判所
契約における共済金請求等に関する訴訟について
は、コープ共済連の主たる事務所の所在地または契約
者あるいは受取人の住所地を管轄する日本国内にある
地方裁判所をもって、合意による管轄裁判所とします。
-64-
請求手続きについて
共済金・見舞金の請求手続きについて
1.共済金・見舞金のご請求とお支払いの流れ
共済事由が発生した場合は、共済金請求の手続きが
必要です。共済金の請求手続き方法につきましては、
CO・OP 共済ホームページ
(http://coopkyosai.coop)でもご覧いただけます。
①共済事由が発生したとき
受取人(「共済金の受取人について」
(P.11)参照)
はご加入の生協のコープ共済センターにご連絡くだ
さい。ご提出いただく書類をご案内し、共済金請求
書等の必要書類を送付します。
※コープ共済センターの電話番号、ご加入の保障内容は、
共済証書にてご確認ください(1 人の被共済者が複数
の契約に加入されている場合は、それぞれの共済証書
をご確認ください)。
※ご請求いただく前に、共済証書、ご契約のしおり(本
冊子)等でご加入の保障内容をご確認ください。
※共済金請求の手続きは、
受取人ご本人からお願いします。
※手続きの際には、共済証書記載の契約番号、組合員番
号、契約者と被共済者の氏名および電話番号をお知ら
せください。
済証書に記載の内容(住所等)に変更がある場合
共
は、あわせてご連絡ください。
②共済金請求書等が手元に届いたら
到着した書類をご確認のうえ、共済金請求書等に
必要事項を記入し、ご案内した提出書類をご準備く
ださい。提出書類は同封の返信用封筒に入れて送付
してください。
※ご請求時に提出いただいた書類は返却いたしませんの
で、ご注意ください。
-65-
ご請求に必要な書類(診断書、戸籍謄本等)
の取得費用は、受取人の負担となります。
ご注意 ご請求いただく際は、病院および医師等に対
し治療内容や傷病内容について照会するこ
と、また照会内容についての証明書の発行を
受ける場合があることをご了承ください。被
共済者(治療の対象者)にご了承いただいて
いることを確認するために、 同意書の提出を
お願いします(同意書は、 共済金の請求内容
に関わらずご提出ください)。
③提出書類を送付したら
コープ共済連に書類が到着後、ご請求内容を確認
します。
ご提出いただいた書類の内容を確認した後、
入院の期間等について、共済金のお支払い内
ご注意 容を確定するために必要な事項が確認できな
い場合等は、改めて他の書類の提出をお願い
することがあります。
④共済金・見舞金のお支払い
ご請求内容を確認後、契約内容に基づいて受取人
に共済金・見舞金をお支払いします。
ご請求内容を確認した結果、共済金・見舞金
をお支払いしない場合や削減してお支払いす
ご注意 る場合があります(
「共済金をお支払いしな
い場合(免責事由)」(P.40)、「共済金を削
減してお支払いする場合」(P.43)参照)。
-66-
2.共済金のご請求とお支払い
(1)共済金のご請求
①受取人は、共済事由が発生したことを知ったとき
は、すみやかにご加入の生協までご連絡ください。
共済金請求書等、必要書類を送付します。共済金
の請求は、特別な理由がある場合を除き、共済事
由が発生した日からすみやかに行ってください。
※入院中等で治療が継続中の場合は、上記に関わら
ず、治療の終了後に共済金請求のお手続きを行っ
ていただければ結構です。
※ご請求にあたり、病院および医師等に対し治療内
容および傷病内容について照会する場合や、照会
内容について証明書の発行を受ける場合があるこ
とをご了承ください。
②共済金は、請求に必要な書類すべてがコープ共済
連に到着した日の翌日から 10 日以内に受取人に
お支払いします(この 10 日には、土曜日、日曜日、
祝日および 12 月 29 日から翌月 3 日までの日を含
みません)。
ただし、共済事由の有無、契約の解除、無効また
は取消事由の有無、その他、コープ共済連がお支
払いすべき共済金の額を確定するために調査また
は確認が必要な場合は、必要書類の到着日の翌日
から 30 日以内に共済金をお支払いします。さら
に、この調査または確認のために、表に掲げる事
項について特別な照会や調査が必要な場合は、必
要書類の到着日の翌日から、表に掲げる期間(履
行期)中に共済金をお支払いします。
-67-
特別な照会や調査が必要な事項
履行期
災害救助法が適用された地域において調査ま 60 日
たは確認等が必要な場合
以内
病院等の医療機関または医師等へ書面または
面談による調査または確認等が必要な場合
90 日
医療機関、検査機関その他専門機関による鑑
以内
定または審査等が必要な場合
弁護士法その他法令に基づく照会が必要な場合
警察、検察、消防その他の公の機関による捜
180 日
査または調査等の結果を得る必要がある場合
以内
調査または確認先が日本国外にある場合
災害対策基本法に基づき設置された中央防災
会議において専門調査会が設置された首都直
360 日
下地震、東海地震、東南海・南海地震または
以内
これらと同規模の損害が発生するものと見込
まれる広域災害が発生した場合
③共済金のお支払いについて、②に定めた期間より
遅滞した場合、コープ共済連は民法の規定に従っ
て遅滞の責任を負います。
④コープ共済連は、必要に応じて、コープ共済連の
指定する医師による診断(検案を含みます)、お
よび事実の確認を求めることができます。
⑤未払込掛金があるときは、コープ共済連は支払う
べき共済金から払い込むべき掛金を差し引くこと
ができます。
⑥次の場合は共済金をお支払いしません。
ア.受取人が共済金の請求を、共済事由が発生し
た日の翌日から 3 年間行わなかった場合(ただ
し、共済金をお支払いできる場合もあります)
イ.契約者、被共済者または受取人が共済金請求
書類の虚偽表示、偽造、変造をした場合
ウ.コープ共済連が必要と認めた診断(検案を含
みます)、および事実の確認・照会に際し、契
約者、被共済者、受取人もしくはこれらの代理
人が、正当な理由なくその協力、同意または回
答を拒みもしくはこれを妨げた場合(これによ
り診断や事実の確認・照会が遅延した期間につ
-68-
いては、コープ共済連は遅滞の責任を負わず、
必要な診断や事実の確認・照会が終わるまで共
済金をお支払いしません)
⑦次の場合、傷害に関する共済金を削減してお支払
いします。
ア.事故時にすでに存在した障がい・傷病、また
は事故後無関係に発生した傷病の影響によって
当該事故による傷害が重くなったときは、それ
らの影響がなかった場合に相当する共済金の額
を決定してお支払いします。
イ.正当な理由がなく、被共済者が治療を怠り、
または契約者もしくは受取人が治療させなかっ
たために傷害が重くなったときは、通常の治療
を行っていた場合に相当する共済金の額を決定
してお支払いします。
⑧コープ共済連が次の事項について報告を求めたと
きは、契約者は遅滞なく報告してください。契約
者が正当な理由がなく報告を怠ったときは、その
報告がなされるまでの期間については、コープ共
済連は共済金お支払いの遅滞の責任を負いません。
ア.被共済者の傷病もしくは障がいの状況
イ.被共済者の就業の状況
ウ.その他契約の維持または共済金のお支払い上
必要な事項
⑨戦争その他非常な出来事または地震、津波、噴火
その他これに類する天災の場合、コープ共済連の
総会の議決を経て、共済金の分割払い、支払いの
延期または削減をすることがあります。
(2)共済金のご請求に必要な書類
共済金請求の際は、次の共済事由について、表【共
済金請求時の必要書類】に該当する書類をご提出く
ださい。必要な書類が提出されない場合、共済金の
お支払いの手続きがすすめられず、支払いが遅れた
り、お支払いできない場合があります。ご提出いた
だく書類については、共済金のご請求の手続き時に
ご案内します。
※書類(診断書、戸籍謄本等)の取得にかかる費用は
-69-
受取人の負担になります。なお、コープ共済連は、
次の表以外の書類の提出を求めることや、書類の一
部の省略を認めることができます。
疾病長期入院
疾 病 入 院
災害長期入院
災 害 入 院
●
診断書(治療証明書)
○
○
入院についての申告書
○
○
亡
必要書類
共済金請求書
●
死亡診断書(死体検案書)
●
被共済者の戸籍謄本
●
受取人の戸籍謄本
○
受取人の印鑑証明
○
障がい診断書
重度障がい
●
共済事由
死
【共済金請求時の必要書類】
●=必ず提出いただく書類
○=コープ共済連が省略を認めることができる書類
●
○
●
事故申告書
○
委任状
○
委任者の印鑑証明
○
その他コープ共済連が指
定するもの
○
○
○
●
○
○
※同順位の受取人が 2 人以上いる場合は、代表者を 1 人
決めて請求してください。その際は委任状が必要です。
コープ共済連は委任者の印鑑証明を求める場合があり
ます。
※上表の書類のうち、「死亡診断書(死体検案書)」「障
がい診断書」「診断書(治療証明書)」については、原
則としてコープ共済連所定の様式によるもので、原本
の提出が必要です。
※共済金の請求においては、受取人と被共済者の続柄等
-70-
の確認、および受取人の順位等の確認のため、住民票
や被共済者の出生から亡くなるまでをたどった戸籍謄
本・改製原戸籍謄本等のすべての提出を求める場合が
あります。
※「指定代理請求人制度」
(P.14)により指定代理請求
人が請求する場合、上表の書類に加えて、次の書類の
提出が必要です。
ア.受取人が共済金を請求できない事情を示す書類
(診
断書等)
イ.受取人について成年後見人等が登記されていない
ことの証明書(法務局で取得できます)
ウ.受取人と指定代理請求人の続柄等が確認できる書
類(住民票等)
※「受取人に共済金を請求できない事情があり、かつ指
定代理請求人制度を利用できない場合」
(P.16)によ
り代理人が請求する場合、上表の書類に加えて、次の
書類の提出が必要です。
ア.受取人や指定代理請求人が共済金を請求できない
事情を示す書類(診断書等)
イ.受取人について成年後見人等が登記されていない
ことの証明書(法務局で取得できます)
ウ.受取人と代理人の続柄等が確認できる書類(住民
票等)
エ.代理人の印鑑証明書
オ.コープ共済連所定の念書
解約返戻金・割戻金の請求手続きについて
解約返戻金や割戻金の請求の際は、解約返戻金請求
書(またはその他請求書)、その他コープ共済連が指
定するものをご提出ください。必要な書類が提出され
ない場合、解約返戻金等のお支払いの手続きがすすめ
られません。ご提出いただく書類については、解約返
戻金等のご請求の手続き時にご案内します。
※書類取得にかかる費用は契約者の負担になります。なお、
コープ共済連は、上表の書類以外の書類の提出を求め
ることや、書類の一部の省略を認めることができます。
-71-
別表・資料
別表
別表 1
重度障害の定義
1.重度障害とは、疾病または不慮の事故によって、
労働者災害補償保険法施行規則(昭和 30 年 9 月 1
日労働省令第 22 号)別表第 1(第 14 条、第 15 条、
第 18 条の 8 関係)「障害等級表」の第 1 級、第 2 級
および第 3 級の②、③、④のいずれかの身体障害の
状態であると医師が診断したものをいいます。
なお、重度障害の認定における「身体障害」とは、
疾病または傷害が治癒したときに残存する器質的変
化を原因とし、将来においても回復が困難と見込ま
き そ ん
れる精神的または身体的な毀損状態をいいます。
※「身体障害」には、不慮の事故を直接の原因とする
非器質性精神障害(PTSD 等)を含みます。
2.身体障害等級およびその内容
(1)第 1 級障害
① 両眼が失明したもの
② そしゃく、および言語の機能を廃したもの
③ 神経系統の機能または精神に著しい障害を残
し常に介護を要するもの
④ 胸腹部臓器の機能に著しい障害を残し常に介
護を要するもの
⑤ 削除
⑥ 両上肢を肘関節以上で失ったもの
⑦ 両上肢の用を全廃したもの
⑧ 両下肢を膝関節以上で失ったもの
⑨ 両下肢の用を全廃したもの
(2)第 2 級障害
① 1 眼が失明し、他眼の視力が 0.02 以下になっ
たもの
② 両眼の視力が 0.02 以下になったもの
②- 2 神経系統の機能または精神に著しい障害
を残し随時介護を要するもの
-72-
②- 3 胸腹部臓器の機能に著しい障害を残し随
時介護を要するもの
③ 両上肢を手関節以上で失ったもの
④ 両下肢を足関節以上で失ったもの
(3)第 3 級障害
② そしゃくまたは言語の機能を廃したもの
③ 神経系統の機能または精神に著しい障害を残
し終身労務に服することができないもの
④ 胸腹部臓器の機能に著しい障害を残し終身労
務に服することができないもの
〔備 考〕
視力の測定は、万国式試視力表により、1 眼ずつ矯
正視力について測定します。
※重度障害の等級の認定は、労働者災害補償保険法
施行規則(昭和 30 年 9 月 1 日労働省令第 22 号)第
14 条(障害等級等)に準じて行います。
※身体障害者手帳に記載されている障害の級別(身体
障害者福祉法施行規則(昭和 25 年 4 月 6 日厚生省
令第 15 号)別表第 5 号(身体障害者障害程度等級
表)による認定)とは異なる場合があります。
別表 2
不慮の事故等の定義とその範囲
1.不慮の事故の定義
不慮の事故とは、「急激かつ偶然な外因による事
故」をいいます。ただし、疾病または体質的な要因
を有する者が軽微な外因により発症しまたはその症
状が増悪したときには、その軽微な外因となった事
故は急激かつ偶然な外因による事故とみなしませ
ん。
2.外因による事故の範囲
外因による事故の範囲は次のものをいい、分類項
目の内容については厚生労働省大臣官房統計情報部
編「疾病、傷害および死因統計分類提要 ICD-10
(2003 年版)準拠」によります。
-73-
分 類 項 目
分類番号
1.交通事故
V01 ~ V99
2.不慮の損傷のその他の外因
ただし、次の各号に該当するものを
除きます。
(1)疾病により呼吸障害、嚥下障害ま
たは精神神経障害の状態にある者の
「胃内容物の誤えん<嚥><吸引>
(W78)」、「気道閉塞を生じた食物の
誤えん<嚥><吸引>(W79)」およ
び「気道閉塞を生じたその他の物体
の誤えん<嚥><吸引>(W80)」
(2)「高圧、低圧および気圧の変化への
W00 ~ X58
曝露(W94)」
(3)
「自然の過度の高温への曝露(X30)
」
(4)
「自然の過度の低温への曝露(X31)
」
(5)「日光への曝露(X32)」
(6)疾病の診断や治療を目的とした「有
害物質による不慮の中毒および有害
物質への曝露(X40 ~ X49)」
(7)「旅行および移動(X51)」
(8)「無重力環境への長期滞在(X52)」
(9)「食糧の不足(X53)」
(10)「水の不足(X54)」
(11)「詳細不明の欠乏状態(X57)」
3.加害にもとづく傷害および死亡
ただし、
「その他の虐待症候群(Y07)」 X85 ~ Y09
に該当するものを除きます。
4.法的介入
ただし、
「合法的処刑(Y35.5)」に該
Y35
当するものを除きます。
5.治療上の使用により有害作用を引き
起こした薬物、薬剤および生物学的製
剤
Y40 ~ Y59
ただし、疾病の診断や治療を目的と
したものを除きます。
-74-
分 類 項 目
分類番号
6.外科的および内科的ケア時における
患者に対する医療事故
Y60 ~ Y69
ただし、疾病の診断や治療を目的と
したものを除きます。
7.患者の異常反応または後発合併症を
生じた外科的およびその他の医学的処
置で、処置時には事故の記載がないもの Y83 ~ Y84
ただし、疾病の診断や治療を目的と
したものを除きます。
8.その他コープ共済連が特に認めたもの
※外因による事故の範囲には、戦争行為によるもの等は
含まれません。
3.感染症
感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関
する法律(平成 10 年 10 月 2 日法律 114 号)第 6 条
第 2 項、第 3 項および第 4 項に定める感染症は不慮
の事故とみなします。
不慮の事故とみなす感染症
ペスト、エボラ出血熱、マールブルグ病、クリミア・
コンゴ出血熱、ラッサ熱、腸チフス、パラチフス、
ジフテリア、コレラ、細菌性赤痢、急性灰白髄炎、
腸管出血性大腸菌感染症
<不慮の事故(急激かつ偶然な外因の事故)とは>
① 急激とは、いいかえれば突発的に発生すること
を意味します。ケガの原因としての事故が緩慢に
発生するのではなく、原因となった「事故」から
結果としての「ケガ」までの過程が直接的で、時
間的間隔のないことを意味します。
② 偶然とは、予知されない出来事をいいます。「事
故の発生が偶然であるか」、「結果の発生が偶然で
あるか」、「原因、結果とも偶然であるか」のいず
れかであることを必要とします。
③ 外因とは、傷害の原因が被共済者の身体の外か
らの作用によることをいい、上表で定める範囲の
-75-
ものをいいます。
資料
資料 1
各加入型の保障表
ご加入の保障内容は、共済証書でご確認ください。
詳細については、「保障内容」(P.25 ~)等をご参照く
ださい。
基本契約、各特約の 1 口あたりの共済金額は次のと
おりです。
契約の構成
基本契約
疾病入院特約
災害入院特約
1口あたりの共済金額
10 万円
1,000 円
※共済証書に記載の「お支払いする共済金額」は、基
本契約および各特約の「1 口あたりの保障金額」の
口数に、上表の共済金額を乗じた金額です。
【保障表】
ゴールド 85(発効日が 2013 年 9 月 2 日以降の方)
契約
の
共 済 金 の 種 類
構成
基本 死亡共済金
契約 重度障害共済金*1
共 済 金 額(保障金額)
疾病入院共済金*2
疾病(1日目から180日分)
入院
特約 疾病長期入院共済金
(270日以上連続した入院)
災害入院共済金*2
災害(1日目から180日分)
入院
特約 災害長期入院共済金
(270日以上連続した入院)
-76-
3型
5型
60 万円
100 万円
日額 日額 3,000円
5,000円
18 万円
30 万円
日額 日額 3,000円
5,000円
18 万円
30 万円
契約
の
共 済 金 の 種 類
構成
基本 死亡共済金
契約 重度障害共済金*1
共 済 金 額(保障金額)
医療2型 医療3型 医療5型
10 万円 10 万円 10 万円
日額
日額
日額
疾病入院共済金*2
疾病(1日目から180日分)
円
円
2,000 3,000 5,000円
入院
特約 疾病長期入院共済金 12 万円 18 万円 30 万円
(270日以上連続した入院)
日額
日額
日額
災害入院共済金*2
災害(1日目から180日分)2,000円 3,000円 5,000円
入院
特約 災害長期入院共済金 12 万円 18 万円 30 万円
(270日以上連続した入院)
* 1 重度障害共済金は、労働者災害補償保険法の障
害等級表の 1 級、2 級、3 級の②③④の状態( 別表1
(P.72)参照)に該当する場合にお支払いします。
* 2 全共済期間を通算して 1,000 日分が支払限度で
す。
※ 1 人の被共済者につき加入できる金額に制限がありま
す(詳しくは、 資料 2 参照)。
※不慮の事故による共済事由に対する共済金のお支払い
は、事故日から 180 日以内に開始した場合です。
※2013年9月2日より募集を開始したコースです。また、
《たすけあい》からの移行専用コースのため、新規で
加入することはできません。
※ゴールド 85 には、1 型の取り扱いはありません。
-77-
【保障表】
ゴールド 80(発効日が 2013 年 9 月 1 日以前の方)
契約
の
共 済 金 の 種 類
構成
基本 死亡共済金
契約 重度障害共済金*1
共 済 金 額(保障金額)
1型
3型
5型
30 万円 60 万円 100 万円
日額 日額 日額 疾病入院共済金*2
疾病(1日目から180日分)
1,000円 3,000円 5,000円
入院
特約 疾病長期入院共済金
6 万円 18 万円 30 万円
(270日以上連続した入院)
日額 日額 日額 災害入院共済金*2
災害(1日目から180日分)1,000円 3,000円 5,000円
入院
特約 災害長期入院共済金
6 万円 18 万円 30 万円
(270日以上連続した入院)
契約
の
共 済 金 の 種 類
構成
基本 死亡共済金
契約 重度障害共済金*1
共 済 金 額(保障金額)
医療2型 医療3型 医療5型
10 万円 10 万円 10 万円
日額
日額
日額
疾病入院共済金*2
疾病(1日目から180日分)
2,000円 3,000円 5,000円
入院
特約 疾病長期入院共済金 12 万円 18 万円 30 万円
(270日以上連続した入院)
日額
日額
日額
災害入院共済金*2
災害(1日目から180日分)2,000円 3,000円 5,000円
入院
特約 災害長期入院共済金 12 万円 18 万円 30 万円
(270日以上連続した入院)
* 1 重度障害共済金は、労働者災害補償保険法の障
害等級表の 1 級、2 級、3 級の②③④の状態( 別表1
(P.72)参照)に該当する場合にお支払いします。
* 2 全共済期間を通算して 1,000 日分が支払限度で
す。
※ 1 人の被共済者につき加入できる金額に制限がありま
-78-
す(詳しくは、 資料 2 参照)。
※不慮の事故による共済事由に対する共済金のお支払い
は、事故日から 180 日以内に開始した場合です。
※ゴールド80は、2013年9月2日以降新たな募集は、行っ
ていません。
資料 2
加入限度
《あいぷらす》とゴールドには、発効日時点の年齢
等により加入できる共済金額に制限があります。なお、
《あいぷらす》とゴールドに複数加入している場合お
よび複数の CO・OP 共済に加入している場合は、合算
してこの金額を超える契約の申し込みはできません。
なお、ゴールドに複数加入することはできません。
【
《あいぷらす》の発効日時点の年齢等における加入限
度と共済期間】
発効日が 2013 年 9 月 2 日以降でゴールド 85 に加入の方
発効日時点の
年齢等
満 65 歳
《あいぷらす》、
ゴールド 85
保障内容等
死亡・重度障害
共済金額
1,000 万円
疾病・災害の
入院共済金額
日額 共済期間
20 年
10,000 円
※一部、共済期間 15 年のゴールド 85 もあります。
-79-
発効日が 2013 年 9 月 1 日以前でゴールド 80 に加入の方
発効日時点の 満 65 歳 満 70 歳
満 80 歳
年齢等
《あいぷらす》、 《あいぷ ゴール
ゴールド 80
らす》 ド 85 * 1
保障内容等
死亡・重度障害
共済金額
1,000 万円* 2
疾病・災害の
入院共済金額
日額 共済期間
10,000 円
*2
15 年
*2
10 年
500
100
万円
万円
日額 日額 5,000 5,000
円
円
5年
* 1 ゴールド 80 で満 80 歳の満期を迎えた方のみ加
入できるコースで、発効日が 2013 年 9 月 2 日以
降の共済期間20年のゴールド85とは異なります。
なお、満 80 歳以上は、《あいぷらす》とゴールド
85 のそれぞれに加入限度額があり、ゴールド 85
はゴールド 80 の加入型と同額まで更新できます。
* 2 新規で加入することはできません。
【CO・OP 共済《たすけあい》《あいぷらす》《ずっと
あい》を合わせた加入限度】
被共済者の 発効日において 発効日において加
職業 右記以外の職業 入 申 込 書 記 載 の
(「加入できない「加入に制限があ
職業」を除く) る職業」
保障内容
他 の CO・OP 共《あいぷらす》
死亡・重度障害共 済の契約と合わ《ずっとあい》終
済金額
せた加入限度は 身生命を合わせて
なし
1,000 万円が限度
《たすけあい》
《あいぷらす》
《あいぷらす》
《ずっとあい》終
疾病・災害の入院《ずっとあい》終
身医療を合わせて
共済金額*
身 医 療 を合わせ
日額 5,000 円が限
て日額 20,000 円
度
が限度
-80-
*《たすけあい》女性特定病気入院共済金、《あいぷ
らす》がん入院共済金は含みません。
資料 3
主な商品改定のあゆみ
ゴールドの主な商品改定は次のとおりです。商品改
定の詳細は、各年度の加入者ニュースにてご案内して
いますので、あわせてご覧ください。
※なお、*印のある改定は、その年月までにご加入の
契約にも適用されています。
年
主な改定
2002 ・ゴールド 80 誕生
2003 ・共済期間 15 年のゴールド 80 の新設
・保障年齢の 85 歳への延長
・病気入院特約の「1日目からのお支払い」の
2006
実現(9月 ) *
・共済掛金の引き下げの実施
・健康診断書による加入可能範囲の拡大
2008 ・子宮筋腫に関する条件付加入の範囲拡大
・共済期間中の割戻金の支払請求の開始(9月) *
2009 ・ゴールド 80 医療型の実施
・共済期間中の払込方法の変更の実施(6月 ) *
2010 ・保険法改正にともなう変更の実施(3月 )( *一部のみ)
・代理請求制度の対象範囲の変更等の整備
・《ずっとあい》の開始にともなう商品合算の
2011
加入限度額の設定*
・共済掛金の改定の実施
・疾病入院共済金、災害入院共済金の通算支払
限度日数を 1,000 日に拡大*
2013
・85 歳満期の導入(共済期間 20 年のゴールド
85 の新設)
・指定代理請求人制度の導入
-81-
その他お知らせ
■ CO・OP 共済 個人情報の取り扱いについて
<利用目的>
皆様からご提供いただいた個人情報は以下の目的で
利用させていただきます。
①各種共済契約のお引き受け、維持管理、共済金のお
支払
② CO・OP 共済商品・サービスのご案内・提供
③ご加入の生協の共済事業、利用事業、店舗事業、宅
配事業、福祉事業等の運営や商品、サービスのご案
内・提供
④その他、共済に関連・付随する業務、並びにお取引
等を適切かつ円滑に履行するための業務
<第三者への提供>
弊会は、以下の場合を除いて、個人情報を第三者へ
提供することはありません。
①ご本人の同意をいただいている場合 ②法令に基づく場合
③弊会の業務執行上必要な範囲で、業務委託先に提供
する場合
④個人情報保護法に従って個人情報の共同利用を行う
場合
<共同利用>
弊会、弊会の子会社およびご加入の生協とは、共済
事業、利用事業、店舗事業、宅配事業、福祉事業等の
運営や商品、サービスのご案内・ご提供のため、取得
した個人情報を共同利用することがあります。
詳しくは、コープ共済連、またはご加入の生協のホー
ムページをご覧ください。
コープ共済連のホームページ:
http://coopkyosai.coop
-82-