HRS食味会・夏塾

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HRS食味会・夏塾
日本酒と日本料理のコラボレーション企画「HRS食味会・夏塾」が7月23日、
ホ
テル椿山荘東京の庭園内「料亭・錦水」で開催され、22人が参加した。今回ご協力
いただいた日本酒の酒蔵は、秋田県由利本荘市の「株式会社齋彌(さいや)酒造
店」。同社は明治35(1902)年の創業。
「雪の茅舎(ゆきのぼうしゃ)」は日本国内
で最も権威ある全国新酒鑑評会で金賞を平成に入り16回も受賞するほか、IWC
(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)
やISC(インターナショナル・サケ・チャレ
ンジ)など海外の権威ある種類コンクールでも最優秀を受賞している、いま話題
の日本酒の酒蔵。
今回の夏塾では、齋彌酒造店の佐藤昭久取締役統括本部長を講師に迎え、同社
の日本酒と
「錦水」の日本料理のマリアージュを楽しみながら、
日本酒の味わいの
違いや、
「のぼり蔵」
「山廃仕込み」など酒蔵の特徴に関する知識、提供時の温度管
理、料理との合わせ方を学んだ。食事と酒が進むにつれて和やかな雰囲気になり、
講師を務めた齋彌酒造店の佐藤昭久取締役統括本部長 参加者は夏の夜に至福の時を過ごした。
佐藤氏は参加者の質問に丁寧に答え、
日本酒の奥深さと楽しさを伝授
献立を説明するホテル椿山荘東京の
前田和秀料理長
着物姿の女性も参加し、和やかな雰囲気の中、参加
者は日本酒と日本料理の素晴らしさを堪能
御献立
前 菜
造 り
煮 物
焼 物
箸休め
食 事
止め椀
香の物
甘 味
青菜浸し 季節の胡麻豆腐 茗荷手鞠寿司
鱧の子煮凝り うるか和え 磯海苔
山桃蜜煮 枝豆 いぶりがっキー
炙り唐墨・大根
秋田・目張 本鮪 妻一式
白凝り酢 土佐醤油
米茄子鴨炊き おぼろ昆布 葱
糸賀喜 糸唐辛子
鯛玉蜀黍焼き 花蓮根 鶏塩焼き
揚葱 葱油 合わせ味噌 柚子胡椒
はたはた一夜干し
子持ち昆布・海鼠腸掛け
さば燻製 薩摩揚げ 畳鰯 奈良漬け
小川の稲庭うどん
比内地鶏のスープを用いて
比内地鶏もも肉 山本町・森岳のじゅんさい
焼きおにぎり(秋田県産 あきたこまち)
潮酒粕汁
いぶりがっこ
濃厚ぷりん 兵庫濃厚卵を用いて
果物ゼリー掛け
バニラアイス
今回の夏塾で提供された齋彌酒造店の日本酒の数々
提供された料理から、前菜(右上)、造り(左上)、焼物(右下)、箸休め(左下)
HRS news 2015 August
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