ると、さすがにその部分の強度はしオーパボートの取り付け部分を見で、 5 年の歳月を要している。を付けてから製品の発表に至るま回繰り返した。その結果、開発に手ろう。さらに海での耐久テストを 20 数る綿密な強度計算がされている点だ船体にもフロートにも、専門家によパクラフトのフェンダーフロート場合、頑丈でなくてはならないが、このオーしたがって力のかかる取り付け部はオーパクラフトのフェンダーフロート全景。取り付け用の金具にアイデアと試行錯誤の結果が盛り込まれ、完成度は高い。ハンドルが付いているので、取り付けも楽。運搬にも便利だな方向から相当大きな力が加わる。られると、取り付け部にはさまざままず、フェンダーフロートなしのノー者の体重により強く水面に押し付け大きな浮力を持つフロートが、乗船フェンダーの浮力は凄い！頑丈な取り付け部にしか取り付けられない。計算を済ませてあるオーパのボート行錯誤の末のアイデアが感じられる。ベルトが付けてある。これなども試そこでカラビナの先には引っ張り用の難しいほどのワイヤーの張り具合だ。直に持ってアイへかけるのが、非常にーフロートは、今のところ綿密な強度とお金がかかるそうで、このフェンダ計算を一から行うには、非常に時間が、他社のボートの構造計算、強度いずれ汎用化も考えているそうだたりそうになると、フェンダーのエアどの間にセットし、船体と岸壁が当したものが一般的で、船体と岸壁なかい塩化ビニールの中に空気を密閉いろいろあるが、厚さはあるが柔らそこでオーパクラフトでは、フェンダが、横転、浸水を防ぐことはできない。これでは沈めないという働きはするボートの舷だけが傾いて水没する。側のフェンダーは持ち上がってしまい、しかしこれだと、ボートが傾くと、舷ンダーの前後をロープで結ぶしかない。穴︶に差し込むためのものだ。オス金トに取り付けられたメス金具︵受けいている。このオス金具は船体のボーり付けるためのオス金具︵バー︶が付のバンド板には船体にワンタッチで取に掛けられている︶がセットされ、そな小さな板が付いている。体側にはポリカーボネート製の透明ャンバス製で、そのほかフロートの船を船内に入れないための波返しはキ走行中にフェンダーが跳ね返す水めのワイヤがフェンダー前端に付く。り込まれている。フェンダーの脱着は取り付けられるというアイデアも盛具を利用して、サイドにドーリーもさらに、まったく同じオス・メスの金時間的数字をいうなら数秒で済む。チでの簡単な脱着は見事で、あえてーセージ型フェンダーであれば、編集涙滴型が多いが、適度な大きさのソフェンダーはソーセージ型や楕円型、ボートからぶら下げやすいよう、 2 列のバンドのようにしてフェンダード板︵ 1 枚のステンレス板を加工して採用し、そこにはステンレス製のバン制作している。楕円型のフェンダーをーを固定するのに独特の金具を加工爪に掛かることで固定される。き、ボート舷側に付いたメス金具の具にはフック状のストッパー装置が付さらにフェンダー前部を固定するた立った姿勢で、完全にフェンダーフロートの上に重心を預けても、この程度しか傾かなかった。ボートはオーパライトⅡ クッションが衝撃や圧力を吸収し、ボ部でも以前から、それをスモールボーリギリに作られている。カラビナをけるようにと、ワイヤーの長さはギるだけだ。しっかりとテンションをかガンネルに付けられたアイへ引っ掛けられ、これもワンタッチで船首近くのイヤーも先端はカラビナが取り付けフェンダーに付いたブレ防止用のワ替えるという芸当ができるのである。いたグリップハンドルを持ち、ワンタッ素早さだろう。ステンレスバンドに付〝売り〟を挙げるならば、その脱着のこの﹁フェンダーフロート﹂の一番の証している。る。強度は、 5 馬力ボートまでは保もしない取り付けベースになっていェンダーを支える受け金具がびくと的に十数層の F R P 積層を重ね、フだが、取り付け部分にはさらに部分積層されているオーパボートの船体っかりしている。ただでさえ頑丈に水上でドーリーを外しフロートに付け滑り出すまでドーリーを付けておき、を使用して出航する際には、水上に水上でも手軽にできるので、スロープートが傷つかないよう機能する。プレジャーボート用フェンダーには、またはアイを取り付け、横にしたフェれたアイデアを盛り込んでいる。トを開発、取り付けの工夫にも優ー︵防舷材︶を利用したサイドフローーなどが接岸する時に使うフェンダーカー、オーパクラフトではクルーザはガンネルの適当な位置にクリートけることが、まず考えられる。それにある。ロープでボートの舷側へ結びつる場合の問題は、その取り付け方でしかしフェンダーを舷側へ取り付け愛知県にある分割ボート専門のメ定だった。う確信があり、近々試作してみる予アイデアが光る装着のしかたに十分な補助浮力体となるはず、といトの舷側に横方向に抱かすだけでも上：両舷に取り付けられたフェンダーフロートAタイプ。フロートは舷側にしっかり固定されており、十分な予備浮力を備えている。キャンバス製のスプレー返しが付いている下：フェンダー前端の透明な板はスプレー返しだが、現在のモデルはキャンバス製のスプレー返しに代わっている効サイ果ドフロをート検の証。﹁オ綿フーパ密ェクンなラフダ強トー度フ計ロ算ーのト下﹂に開発された 28 トを静止させ、安定性をチェックしフロートなしの「オーパライトⅡ」、2 馬力での走航。旋回時はこのくらい傾くとはできなかった。ローイングではフロートがオールと干渉してしまう。オールクラッチの位置もしくはフロート取り付け位置を少しずらすことで解決できそうだ上：静止状態で体を乗り出したが、これが限界だった下：3メートルちょっとのミニボートに 2 人合わせた体重 150キロが片舷に重心をかけても、傾斜はこのくらい。フェンダーの浮力は十二分にあるフェンダーひとつでこの浮力には正かわらずだ。て海側へ体重をかけているにもかした上、さらにフロートに手をついた。後部の乗船者は舷側へ乗り出きをしっかりと抑えることができてみた。それでもこのフロートは傾メートルのミニボートの片側に乗っが全長 3 ・ 15 メートル、全幅 1 ・ 26 と、 1 5 0 キロ以上であった。それ今回の乗員 2 人の体重を合わせる 2 人乗りでの実験もしてみた。フェンダーフロート（A） ●長さ：76cm ●径：30cm ●重量：5.2kg_2 （B） ●長さ：65cm ●径：31cm ●重量：4.7kg_2 ●価格（AB 共通）：ドーリー共用ソケット 20,000 円（取り付け工事とも）フェンダーフロート 68,000 円（2 個セット）問い合わせ先：オーパクラフト TEL：0562-57-3901 www.opacraft.com とはなかった。はボートを横転させ転覆に至るこフェンダーに充填された空気の浮力な平水状態ではこの位までしても、体重もその足にかけてみる。完全みてはいかがだろうか。えている人は、その装備を検討して分な完成度で、オーパのボートを考あるということだが、現時点でも十さらに片足をフロートに乗せて、よると、まだいくつか改良する点はフェンダーフロートを取り付け、2 馬力をフルスロットルにした状態。フロートの形状が割とよく、抵抗は少ない。スプレーの上がり方を見るため、スプレー返しは取り外してあるたボートはびくともしない。フェンダーフロートにより、旋回時もほとんど船体は傾斜しなかった直のところ驚いた。オーパクラフトに Bタイプのフェンダーフロートを付けたオーパボート。この黄色いフェンダーは遠方からとても目立つのがいいをあまり感じないためだろう。上：がっちりとはめ込まれた舷側のメス金具とフロート側のオス金具下：メス金具には爪、オス金具にはフックが付き、脱落防止ストッパーになっているを舷側へ移動してみる。フロートなしことにする。立ち上がって乗船位置じく、静止してその安定性能を見るフロートなしのノーマルボートと同足を揃えて立ち上がっても、安定しなる。そのまま完全に船内の舷側へ見せたボートはそれ以上傾斜しなくりと利き始め、一定以上の傾きを少し上がるだろう。走行時にはフロートの抵抗値ももうればもう少し吃水は沈み、その結果、ていくにつれフロートの浮力はしっかへ乗り出すことができた。乗り出しらなかったが、体はいくらでも水面側し 2 人乗船しそれらの搭載物があするとボートの傾きはさほど変わど︶は一切積んでいない状態だ。ももその他の荷物︵釣り用道具一式なしかしテストでは 1 人乗り、しか一通りの走行をしたあとにボー目新しいことはなかった。ら、今回でもその乗り心地にさしてこれは以前にも乗船経験があるかルは 2 馬力専用の﹁オーパライト Ⅱ ﹂。マルのオーバボートに乗ってみた。モデ杯で、それ以上は横に乗り出すこージ左上の写真の状態までが精一急激な傾きはしない。それでも次ペズの割に重量があるため、それほどてみる。オーパボートの場合はサイた。恐る恐る、舷側へ体重を移動しので、抵抗となるような引きずり感下部がそれほど水中に浸かっていない心地だった。というのも、フロートのなボートとほとんど変わらない乗りて乗り込む。その走航中はノーマル次はフェンダーフロートを取り付けは最小限に抑えられている感じだ。けられた波返しの工作により、抵抗がスムースなのと、前方下部に取り付かし楕円型フェンダーのフロート形状傾き、フロートが少し抵抗になる。しただし、旋回するとボートがややフェンダーフロートの装着手順く透明なスプレー返しが付いているる。フロートの船体側にはさりげな金具はともに頑丈な造りだされたメス型受け具へ差し込む。金具に深く差し込むロートのオス金具を船体側のメスのまま一気に持ち上げ、フンネルとほぼ同じになるフロートの位置は高く、上面はガこの状態になる。フェンダーかなりのテンションだを、船体前部のアイに取り付ける。 1 込みやすいよう先が絞ってあフロートのオス金具は、差し 2 のオス金具を、舷側に設備丸い把っ手を持ってフロート 3 丸い把っ手だけを持ち、そ効サイ果ドフロをート検の証。フェンダーフロート 4 金具を完全に差し込むと、 5 いるブレ防止用のワイヤーフロート前端に付けられてではできなかったテストだ。左：キャンバス製のスプレー返し。スプレーが上がり船内に入るのをこれで防いでいる右：2 種類のフェンダーフロート。青いほうが Aタイプ、黄色い方が Bタイプ。長さと径は異なるが、浮力はほぼ同じなので、色のバージョンと考えていい 30