精 密 機 能 検 査 - 日本環境工学設計事務所

精 密 機 能 検 査
精密機能検査
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精密機能検査とは、
「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」施行規則第5条の規定に基づいて行
う廃棄物処理施設の維持管理上必要な概ね3年に1回行う定期的な検査です。
ごみ処理施設の精密機能検査
①施設の概要調査
施設の概要調査では、対象施設の処理方式、処理フロー、設備仕様等の概略について整理しま
す。
②運転管理実績調査
運転管理実績調査として、施設に搬入されるごみ量、処理量、稼働日数、稼働時間、用役(水
使用量、電力使用量、薬品使用量等)を調査します。それらにより算出された処理率等から処理
機能状況、稼働状況を評価します。
③維持管理調査
維持管理調査として、管理状況、運転作業状況、日常作業状況、定期測定状況を調査します。
定期測定状況については、ごみ質、排ガス、焼却灰等の測定頻度・測定実績を調査します。測定
頻度については、関係法令等に遵守しているかを確認し、測定実績については、関係法令等に示
される基準値・施設の設計条件と比較することにより、処理機能状況を評価します。
④補修実績調査
補修実績調査として、年度毎の補修内容を調査するとともに年度毎の補修費並びに累積補修費
を把握し解析します。
⑤設備装置の状況調査
設備装置の状況調査として、プラント全体について現状を確認するための外観調査を実施しま
す。更に施設運転員からの聞き取り調査を実施します。それらで見出された設備装置の損傷箇所
については、主要部をデジタルカメラで撮影し、要補修、要交換、要改造等の判定を行います。
⑥処理条件と処理効果
処理条件と処理効果については、業務期間中の運転データをもとに、処理率、処理ごみ 1t 当
たりの用役、ごみ質、排ガス量、各設備の容量負荷等を設計条件と比較し、処理機能にどの程度
の負荷があるのか等を把握し解析します。それらにより施設が有する問題点を導き出します。
⑦考察
考察については、一連の検査結果をもとに導き出された問題点について総評します。
JEEC ㈱日本環境工学設計事務所
し尿処理施設・汚泥再生処理センターの精密機能検査
①施設の概要調査
施設の概要調査では、対象施設の処理方式、処理フロー、設備仕様等の概略について整理しま
す。
②運転管理実績調査
運転管理実績調査として施設に搬入されるし尿・浄化槽汚泥量等や、稼働日数、稼働日数、用
役(水使用量、電力使用量、薬品使用量等)を調査します。
それらを整理し、処理量 1kL 当たりの用役等から処理機能状況、稼働状況を評価します。
③維持管理調査
維持管理調査として、日常運転作業状況、管理状況、定期測定状況等を調査します。定期測定
状況については、処理工程毎の水質、臭気、汚泥等の測定頻度・測定実績を調査します。測定実
績については、関係法令等に示される測定頻度、基準値・設計条件等と比較することにより、処
理機能状況を評価します。
④補修実績調査
補修実績調査として、年度毎の補修内容を調査するとともに年度毎の補修費並びに累積補修費
を把握し解析します。
⑤設備装置の状況調査
設備装置の状況調査では、建築・附帯設備を含む施設全体の設備・装置の現状を確認、把握し
ます。更に施設運転員からの聞き取り調査を実施します。見出された設備装置の劣化・損傷箇所、
不具合箇所等については、要補修、要交換、要改造等の判定を行います。
⑥サンプリング調査
サンプリング調査では、処理工程毎の水質、汚泥等のサンプリング、及び臭気測定を行います。
それらの分析結果に基づき、関係法令等に示される基準値・施設の設計条件とを比較し、各処
理工程での処理機能に異常はないかを判断します。
⑦処理条件と処理効果
処理条件と処理効果では、業務期間中の運転データ並びにサンプリング調査時運転データに基
づき、処理率、処理 1kL 当たりの用役、設計条件、
「し尿処理施設構造指針」
「汚泥再生処理セン
ター等計画・設計要領」等と比較し、施設の処理効果=処理機能状況を把握します。
⑧考察
考察については、一連の検査結果をもとに導き出された問題点について総評します。
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