テレビと原発報道の60年(仮)

彩流社の新刊案内
社会(原発・メディア)
テレビと原発報道の 60 年
フィギュール
彩
七沢潔 著 四六判並製 200 ページ 2016 年 3 月刊 定価本体 1900 円+税
2011 年、視聴者から圧倒的な支持を得た NHK・ETV 特集『ネッ
トワークでつくる放射能汚染地図』
。日本ジャーナリスト会議大賞、石
橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞、文化庁芸術祭大賞ほか国内外
で数々の賞を受賞し、国際的にも高い評価を得た。この番組のディレ
クター(本書の著者)は、チェルノブイリ報道など、約 30 年にわた
り原発報道に熱心に取り組んできた。国が隠そうとする情報をいかに
発掘し、苦しめられている人々の声をいかに拾い、現実を伝えたか。
3・11 後、テレビ報道に光は見えたのか。
報道現場の葛藤、メディアの役割と責任とは。50 年間の原発番組の
コンテンツをとりあげた分析も読み応えあり。
◉七沢潔◉(ななさわ・きよし)
(内容・予定)
第一部 3・11 以後
1957 年生。1981 年早大卒後 NHK 入局、ディレクターとしてチェ
ルノブイリ、東海村、福島などの原子力事故を取材。主な作品に
「放射能食糧汚染~チェルノブイリ 2 年目の秋」
(1987)
、
「原発立
地はこうして進む~奥能登土地攻防戦」
(1990)
、
「チェルノブイ
リ・隠された事故報告」
(1994)
、
「東海村臨界事故への道」
(2003)
、
「ネットワークでつくる放射能汚染地図~福島原発事故から 2 カ月」
(2011)など。現在は NHK 放送文化研究所上級研究員。著書に『原
発事故を問う』
(岩波新書 1996)
、
『東海村臨界事故への道』
(岩波
書店 2005)
『
、ホットスポット』
(共著・講談社 2012)など。論文「テ
レビと原子力」
(
『世界』2008.06-08)で科学ジャーナリスト賞受賞。
「放射能汚染地図」から始まる未来
チェルノブイリ事故時の言葉から何を引き出すか
操作された記憶の半減期
福島はいまどうなっているか
第二部 3・11 以前
「核と現代」
原子力 50 年・テレビは何を伝えてきたか
――アーカイブスを利用した内容分析
書名
本棚に知の彩りを
彩流社刊
七沢潔 著
定価(本体 1900 円+税)
テレビと原発報道の 60 年
(仮)
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彩流社
フィギュール
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