オーエヌ工業株式会社 代表者:代表取締役社長 中村 政弘 住所:岡山県津山市神戸 466 電話:0868-28-0171 URL:http://www.onk-net.co.jp/ 設立:1964 年 従業員数:165 名 採用:新卒 5 名~10 名 4 月~6 月、 中途 若干名 随時 ネクストGNTとなっている製品・サービスとその内容、強みの理由 同社は、建築用ステンレス屋内配管、工業用ステンレス配管、水道用ステンレス埋設配管 の継手、バルブなど、鋳造から加工、完成まで完全な品質管理のもと行っています。業界トップ クラスの技術を持ち、ステンレス製継手の国内シェア6割を有しています。 同社は、独自の継手構造を考案し、圧縮されたゴムが外側に拡がる力で、JIS G 3448の管 独自構造で優れた耐震耐久性を備えたステンレス製給排水継手を開発 ( 耐震性強度を実証試験で数値化し、業界の信頼性を獲得) の末端を太鼓状に膨らませる製造方式(拡管方式)を開発するとともに、耐久性の高いゴム材 料を開発しました。独 自の継手構造による 耐震性は、阪神・淡路 大震災でも圧倒的な 耐 震 性 が 実 証 され 、 業界から絶大な信頼 を得ています。 耐久性は80年以上 で、継手の取り替えが 不要であり、羽田空 ナイスジョイントの構造 ナイスジョイント 港、六本木ヒルズ、デ ィズニーランド、スカイツリーなど、重要建築物にも採用されています。 これまでの発展や海外展開の中で生じた課題とその対応策の内容 1.発売以来、給水、給湯用としての継手として高い信頼性を確保していましたが、大型病院、 製薬研究所への対応として80℃を超える高温水・蒸気還り管水への耐久性、超純水への耐久 性、及びオゾン水への耐久性が求められ、研究者の方々との研究を通してゴム材料を開発、 評価し、学会での発表を通して、根拠の無い宣伝に頼るのではなく、耐久性の根拠を学術的に 明確にすることにより高い信頼性を獲得することができました。 2.神戸の震災を経験し、自社内での簡易的な耐震試験により一定の耐震性は確認していまし たが、東日本大震災以後、業界でのキーワードが「耐震」となる中で、実体に即した試験により 耐震性の根拠を示すため、「平成23年度グローバル技術連携・創業支援補助金」により、愛知 工業大学の委託試験制度を活用し、施設使用と試験に対する指導を受けることができ、実物 大耐震試験を実施しました。そして、この試験により建築基準法で定められた加速度400Galの 2.5倍の1000Gal以上を超える耐震性を確認することができました。また、大学、建築設計事務 所、建設会社からの視察を受入れ、高い耐震性の確認を受けています。
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