2015年７月１日 ＜２＞ ※ 自治体労働者はすでに ﹁戦時体制﹂ に組み込まれている 本庁での労働安全衛生活動 について紹介します。 労働安全衛生法にもとづ き、府庁でも大手前・咲洲庁 を設置し、業務として取り組 物、設備等の安全を確保す する空港の施設の使用、建 使用、地方公共団体の管理 また、特定公共施設等利 用法では、港湾・空港、道 り壊しや木の伐採などが行 発に行っています。委員会は 解決に向けた意見や提案を活 森林等の提供が求められ、 やアメリカ軍を優先使用さ 終的には国の権限で自衛隊 陣地構築のために建物の取 陣地構築命令が発せられる せることが可能になりま 労使交渉の場ではなく、職務 も提案しています。 委員会の議事録や提出され た会議資料も全てＨＰで掲載 されるようになりました︵イ で、働きやすい職場環境をつ として設置された委員会なの くるうえでも重要な意義を持 エローページ 総務部 っています。 画厚生課庁内ＷＥＢ 管理Ｇ 企 健康 労働安全衛生の掲 誘導表示の設置、大型工事車 危険個所の改善や来庁者への 数と率を公表 ◆大手前周辺 の工事に伴い、通路陥没など 努力が結びつくことで実現し 厚生課健康管理Ｇ︶の資料作 の専門的意見や事務局︵企画 職場の意見を反映し、産業医 の確認などです。 また前回の委員会では職場 からの要望に応えて、本館・ 別館の洋式トイレ数を増やし 暖房便座を設置することなど パワーポイントを使って報告する 長野さん︵左︶岡本さん︵右︶ い。 名分もの署 れ、署名してくれた現地 名を集めたことが報告さ け、２人で の市民に署名を呼びか 行動では、ニューヨーク セントラルパークでの 核兵器廃絶を求める署名 た。 に伝わってくる内容でし 活動している姿がリアル 人が現地で楽しく元気に 写真や動画で説明し、２ を使って現地での様子を 報告は、パワーポイント で、 ご 意 見 を お 寄 せ く だ さ 発な論議をしたい思いますの 周知 ◆長時間過密労働の解 ます。 今後ともみなさんの協力を 決に向けての具体策の必要性 もとに、安全衛生委員会で活 成・調査・取りまとめなどの 両への注意喚起 ◆ハラスメ ントの防止に向けて職場への 改善は、労働組合が積極的に 。 開催に変更 ◆別館に休養室 示板︶ 本庁安全衛生委員会の議論 を設置 ◆時間外勤務削減に 向けて、退庁時間帯ごとの人 の活性化と身近な職場環境の 最近の取り組みを紹介する と、◆年２回の開催を年４回 ⇒ て、 病 院、 診 療 所 の 管 理 るための許認可、消防法上 われます。また、港湾や空 と、レーダーサイトや対空 ⇒ や、土地や家屋の使用、物 の救急搬送、人員及び物資 地や艦船などが第三国から 港、道路については、自治 する場面は広範に拡大しま ミサイルの構築がなされる ⇒ みを行っています。委員会は 資の保管や収容を行うこと ミサイル等による攻撃を受 す。それによって、これま す。 ⇒ 路、海域、空域、電波など 年４∼５回開かれ、取り組み 舎それぞれに安全衛生委員会 基本とすると定められてい が国の権限で軍事優先に利 々の課題について意見交換さ の報告、計画の紹介やその時 用されることになります。 ★米軍支援法では ます。 そのうえで、対策本部長 ︵首相︶は、関係する地方 公共団体の長に対しては、 アメリカ軍支援のため、 自治体や企業にも協力要請 大手前の安全衛生委員会の 構成は、人事局長や企画厚生 れています。 処措置に関する総合調整を に応じる努力義務が課せら 課長、庁舎管理課職員などの 地方公共団体が実施する対 行うことができるとされて れています。その内容につ 使用者側委員と労働組合選出 ます。 いますが、地方公共団体の いて制限はなく、アメリカ 今回の﹁戦争法案﹂にか かわらず、現在の有事法制 においても、自治体や自治 長 は、 ﹁総合調整﹂ に関し ★周辺事態法では 周辺事態において、地方 体労働者に対してはさまざ 公共団体の長や民間事業者 人です。 委員は役職に関わらず平等の 委員、産業医の計 きます。また、防衛大臣の 立場で臨み、互選による議長 軍がすべて決めることがで き ず、 ﹁総合調整﹂ という 権限によって、米軍に土地 て意見を述べることしかで 求めることができるとされ 名で、自治体に対して対処 により進行します。 等に対して、必要な協力を ています。 を使用させ、立木の伐採や となります。国が緊急を要 の輸送に関する地方公共団 ける事態となり、存立危機 で具体化することのなかっ こととなります。そのとき 府職労教委支部 有田 桂一 ススメ まな役割が課されていま す。 ★自衛隊法では 措置が事実上強制されるこ すると判断した場合には、 ﹁戦争法﹂ が成立すれ よる給水、公立医療機関へ ば、自衛隊が戦争︵武力行 体の協力、地方公共団体に 使︶を行う場面、他国の戦 ３人の府職労選出委員は、 疑問や問題点を明らかにし、 家屋の取り壊しなども行う 都道府県知事に対する通知 の患者の受入、地方公共団 体の首長が拒否しても、最 こともできます。 ととなります。 防衛出動時において、都 具体的には、地方公共団 道府県知事は、国の要請に 体の管理する港湾の施設の だけを行って、国︵防衛大 体の有する物品の貸与等が 事態が宣言され、自衛隊に よ り、 公 用 令 書 を 発 行 し 臣 等 ︶ が 自 ら、 管 理 や 使 争︵武力行使︶を協力支援 る公園や、海岸、河川敷、 用、収容などを行うことが 挙げられています。 た自治体・自治体労働者へ に、自治体が保有・管理す 戦争法で 戦争協力が現実化 できます。土地の使用に当 の指示・命令が現実のもの た っ て は、 家 屋 の 形 状 変 自治体は武力攻撃事態等 県知事を通じて行われる場 における当該地方公共団体 更、木の伐採等が、都道府 の住民の生命、身体及び財 となります。 の方に﹁あなたたち日本 人が活動することに意味 があるわね﹂ と激励さ れ、被爆国としての日本 の役割を強く感じたとい う報告もありました。 働者やニューヨーク市労 えて、アメリカの反戦労 また、現地ではパレー ドや署名の提出行動に加 界をめざすつどい めざすつどい ★武力攻撃事態法では 府県知事は、国の要請によ 産の保護に関して、国の方 手などは優先的に徴用され ６月 日に﹁ＳＴＯＰ ﹃ 戦 争 法 案 ﹄、 基 地 も 核 し、今年４月にニューヨ をめざすつどい﹂を開催 もない平和な日本・世界 25 ークの国連本部で開催さ 21 合もあります。また、都道 り、医療従事者、土木作業 例えば、アメリカ軍の基 針に基づく措置の実施その 他適切な役割を担うことを 自衛隊に防衛出動が命じ られると、国から都道府県 ることが予想されます。 スラム国に対する空爆など 湾岸戦争やイラク戦争、イ 理や土地建物の使用、物資 これまでの歴史や、アメ リカの軍事力から考えて、 さらに、医師、看護師等 されます。 の保管や収容を行う要請が に対し、病院、診療所の管 輸送機関やそこで働く運転 病院、医師・看護師も 戦争に 従事者、運転手等に業務従 の一つで、法律問題に関し 助言を与える内閣直属の機 、法令の適用や解釈につい 疑義が生じたときに意見を 律問題に関し、政府統一見 に大きな役割を果たす。 本庁（大手前） での労働安全衛生活動 名活動 15 事命令を発することとなり 全保障 「私の職場のローアン活動」⑤ ローアンの ー」 の思いを届けよう ６７００人を超える憲法学者も、 元内閣法制局長官らも ﹁憲法違反﹂と表明 私たちの仕事はどうなるの？ で 案 法 争 法制） 反社会的行為を 押しつけ解雇 ＜３＞ 第2021号 （第三種郵便物認可） たくさんの参加に驚き 楽しく歩い た も、公立の医療機関やそこ することとなります。中で 県が公用令書を発して徴用 運転手等に対して、都道府 事者、トラック・バス等の さらに、医師、看護師等 の医療従事者、土木作業従 うことになるのです。 て戦争に巻き込まれてしま 存立危機事態にあたるとし 手国からの反撃があれば、 を仕掛け、これに対する相 に対して戦争︵武力行使︶ のようにアメリカが相手国 スラム国に対する空爆など で働く医療従事者、公営の ﹁戦争法案﹂の成立のために国会の会期延長が強行された中、 大きな世論で安倍政権を包囲し、憲法違反の﹁戦争法案﹂を廃案 日夕、大阪市北区の扇町公園で開かれ、４０ ークの国連本部で開催さ れた第９回核不拡散条約 ︵ＮＰＴ︶再検討会議の 成功をめざす代表団とし て参加した八尾保健所の 岡本さんと泉佐野保健所 の長野さんから報告があ りました。 つどいでは、安倍政権 のねらう戦争法をめぐる 情勢について有田委員長 があいさつし、小松書記 長からは、今回のＮＰＴ 再検討会議の到達は、ア メリカ・イギリス・カナ ダの反対で最終文書は採 択されなかったものの、 世界の流れは大きく核兵 器廃絶へと向かっ てお り、次につながる意義の ある会議であったことが 報告されました。 働者やニューヨーク市労 連との交流などの様子も 報告されました。最後に は、今回参加したことに より、平和活動や自ら行 動を起こすことの大切さ ととともに、労働組合の 大切さを感じたことが報 告されました。 ５年後は 僕が参加します ２人の報告を聞いた参 加者から﹁若い２人の報 告を聞いて元気になっ た﹂ ﹁とても感動する報 告だった。戦争法阻止に 向けがんばりたい﹂など 歳の青年からは﹁５ 21 の感想が出され、参加し た 年後もまだ青年なので、 次のＮＰＴ再検討会議に は参加したい﹂という頼 もしい発言もあり、みん なが元気になるつどいと ◆ 「戦争立法」に反対する署名をしよう ＳＴＯＰ「戦争法案」、基地も核もない平和な日本・世界をめざすつ 世界をめざ なりました。 ◆全国集会や国会包囲行動に参加しよう 第一弾 ７月24日（金） ∼25日 （土） を予定 岡本さんと長野さんの ◆戦争法案は廃案に！ おおさか１万人大集会＆パレードに参加しよう ７月18日（土）17時 扇町公園 ＮＹで元気にパレード・署名 楽しさと元気の 伝わってくる報告 ◆宣伝行動に参加しよう ※各地域でも宣伝行動を計画します 府民集会が ＊できることから少しずつでも始めよう＊ ◆ 「戦争する国にしない」リーフを広げよう 23 ※内閣法制局 内閣の補助部局の一 て内閣や大臣に助言を 関。内閣法制局は、法 て内閣や各省庁で疑義 述べ、あるいは法律問 解を作成するときに大 国連に「核兵器ノー」の思 の 戦争法阻止をめざす当面のとりくみ ◆すべての職場で職場学習会を開催しよう 23 に追い込んでいこうと、ＳＴＯＰ安倍政権！﹁戦争法案﹂阻止！ ★今回の集会では、所属や立場の ★若い方が力強く意見表明され、 勇気づけられました。進行が滞る ほど大人数のパレードは初めてで した。元気になれました。この元 気で戦争法案阻止の学習、運動を 頑張りたいです。 （戦略事業室 小西裕絵さん） ６・ ★平日の晩にもかかわらず、府内 各地から多くの参加者が集まって いたことに、率直に驚いた。それ だけ、この「戦争法案」はおかし いから何とかしたいと思う人が多 くいるんだということを、代表者 の発言を聞きながら強く感じまし た。 （下水道室 永本隆行さん） 違いを超えて、平和への思いは一 つであることを実感しました。５ 月の住民投票のときにも感じたこ とですが、一人一人が「本当の中 身」を知ること、そして周りに伝 え広げていくことは本当に大切な ことだと思います。そして、それ が今の平和を守っていく方法だと 再認識できたので、私もできるこ とから始めたいと思います。 （守口保健所 後呂美也子さん） ００人を超える人たちが集まりました。集会後は西梅田公園まで ★夕方の扇町公園は涼風が気持ち 良く参加者であふれていました。 退職者や年金者組合のなつかしい 人たちの顔もあり、元気が出まし た。みんなで 「戦争あかん！」 のシ ュプレヒコールをしながら西梅田 公園までデモも楽しく歩きました。 （成人病センター 東里美さん） 元気にパレードしました。 集会に参加した組合員の声 （ 元気になれた できることから始めたい ６・23府民集会に4000人 戦安争 全保
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