Electronic Journal誌 2009年11月号

特集
?O2@@@@@@@@6X?e?
?W2@@@@@@@@@@@)Ke?
W&@@@@@@@@@@@@@@@??
?W&@@@@@@@@@@@@@@@@L?
?7@@@@@@@@@@@@@@@@@)X
J@@@@@@@@@@@@@@@@@@@)
7@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
3@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
V'@@@@@@@@@@@@@@@@@@?
?N@@@@@@@@@@@@@@@@@5?
@@@@@@@@@@@@@@@@(Y?
?I'@@@@@@@@@@@@0Y??
V4@@@@@@@@@0M?e?
?W2@@@@@@@6Xe?
W&@@@@@@@@@)X??
?W&@@@@@@@@@@@)X?
W&@@@@@@@@@@@@@)X
7@@@@@@@@@@@@@@@1
@@@@@@@@@@@@@@@@@
@@@@@@@@@@@@@@@@@
@@@@@@@@@@@@@@@@@
@@@@@@@@@@@@@@@@@
@@@@@@@@@@@@@@@@@
@@@@@@@@@@@@@@@@@
@@@@@@@@@@@@@@@@@
3@@@@@@@@@@@@@@@5
V'@@@@@@@@@@@@@(Y
?V'@@@@@@@@@@@(Y?
V'@@@@@@@@@(Y??
?V4@@@@@@@0Ye?
SEMICON Japan 2009
田中機販 の 装置戦略
エッジ検査をハイビジョン化
GaN/SiC基板へも展開図る
★田中機販の概要★
①設立:1995年5月 ②本社:神奈川県横浜市
③代表取締役:田中澄夫
④営業品目:各種検査装置の販
売、各種金型の加工、半導体
洗浄装置のOEM販売、半導体
製造装置の再販など ●エッジ検査装置の新機種を展示
明視野と暗視野を1台に集約している。暗視野検査
ビジョンサイテック/田中機販は、SEMICON Japan
では、非常に明るい高解像度レンズを新規に採用
2009において、ウェーハエッジ検査装置「Microするとともに、従来のファインドーム照明をイン
MAX VMW-1200」シリーズの新機種「Micro-MAX
プリントパターン向けに最適化した。これにより
VMW-1200HR」を出展する。同装置はビジョンサ
スクラッチや異物だけでなく、マクロ視野でパタ
イテックが開発・製造し、田中機販が販売する。
ーンムラ、パターン欠損などが可視化できる。一
Micro-MAX VMW-1200シリーズは従来、ビュー
方、明視野検査では、独自のコリメータ照明が
ワ検査が困難とされていたウェーハエッジ部の微
AFMなどでは捉えることができない、数nm∼数Å
細な欠陥を検出する検査装置で、明視野/暗視野の
レベルの長周期的な表面の段差やうねりなどをリ
両タイプを揃えている。明視野方式の「Microアルな画像で可視化する。さらに、新たに位相差
MAX VMW-1200P」は、独自の光学照明システム
板を搭載したことによって、パターンからの反射
などにより、エッジの微細な表面情報の可視化を
回折光に含まれる規則位相成分とパターン異常部
実現している。2種類の異なる光学系により、エッ
からの位相差を分離、コントラスト差として表示
ジ部の加工状態とエッジ周辺の
する。この他、ナノインプリン
表面部の微細な変化を鮮明に表
ト用原盤やインプリント後のメ
示する。一方、暗視野方式の
ディアの観察でも強い引き合い
「Micro-MAX VMW-1200F」は、
を受けている。
エッジラインの反射をキャンセ
ルする特殊な照明とバックリフ
●ユーザーの問題解決につ
レスタにより、エッジ部の加工
ながる技術・装置を提供
状態と表面部の超微細な欠陥を
同社はこれまで見えなかった
検出できる。Micro-MAX VMWものを“見る/調べる”ようにで
1200HRは、Micro-MAX VMWきる装置の開発を進めてきた。
▲グルーブパターンムラの例
1200Pをベースに開発した機種
これにより、従来ではわからな
で、3台あるカメラのうち、上下
かった様々な問題の解決につな
カメラはそのままだが、横のカメラをハイビジョ
げることができるようになる。定量化が重視され
ン化している。また、モニタもハイビジョン化に
る半導体などエレクトロニクス業界の中で、同社
伴い高画質モニタに変更しており、欠陥の質感ま
は貴重な存在となっている。
で表現できるという。これにより、Siウェーハメー
世界的な不況の波はいまだ強く残っており、同
カーでの検査や半導体メーカーの受け入れ検査だ
社もその影響を受けているが、汎用の装置を販売
けでなく、液浸など半導体製造プロセスでの活用
するのではなく、ニーズに最適な製品を提供する
も十分可能という。また、Siウェーハだけでなくサ
ビジネスモデルとなっている。このため、ユーザ
ファイヤ基板にも使用されており、今後GaN/SiC基
ーとともに長い時間をかけてじっくりと煮詰めて
板の検査にも展開していきたいとしている。
いく案件が多い。データ取りをしっかりやるには
この他、SEMICON Japanでは、ディスクリート
どうしても時間がかかる。
トラックメディア(DTM)・ビットパターンドメ
今後も方針に変更はなく、ユーザーの問題解決
ディア(BPM)対応外観検査装置「VDM-5000」も
につながるような技術・装置の開発を着実に取り
出展する。VDM-5000はツインヘッド構造を採用、 組んでいく構えだ。
84
Electronic Journal 2009年11月号