5.河川整備計画の変更 (1)新川圏域河川整備計画の変更 ○地震津波対策箇所 河川名 施行場所 延長 主な工事内容 新川 河口~約6.0kの内、必要な区間 延べ約5.8km 堤防耐震対策 水場川 水場川排水機場 - 耐震対策 ○計画堤防高 工事施行箇所 水場川排水機場 (耐震対策) 河川名 新川 河口が位置す る地域海岸にお ける施設計画 上の津波水位 T. P.+3.0m 現 計画高潮位 計 画 計画堤防高 T.P.+4.02m T.P.+6.2~5.0m (新川) 工事施行区間 (耐震対策) 延べ約5.8km 15 5.河川整備計画の変更 ○河川整備計画変更案(新川圏域) 16 5.河川整備計画の変更 (2)矢作古川河川整備計画の変更 ○地震津波対策箇所 河川名 矢作古川 施行場所 延 長 約0.8k~約4.0kの内、必要な区間 延べ約5.0km ○計画堤防高 (矢作古川) 工事施工区間 (堤防耐震対策) 延べ約5.0km 河川名 矢作古川 河口が位置する 地域海岸における 施設計画上の 津波水位 (河口地点) T. P.+4.6m (T.P.+3.6m) 現 計画高潮位 計 画 計画堤防高 T.P.+3.0m T.P.+5.8~ +5.0m 17 5.河川整備計画の変更 ○矢作古川 水位縦断図 18 5.河川整備計画の変更 ○河川整備計画変更案(矢作古川) 19 5.河川整備計画の変更 (3)筏川水系河川整備計画の変更 ○地震津波対策箇所 河川名 筏川 施行場所 排水機場(河口) 延長 - 主な工事内容 排水機場、樋門の耐震対策 工事施行箇所 筏川第1排水機場 (耐震対策) 工事施行箇所 筏川第2排水機場 (耐震対策) ○計画堤防高 河川名 筏川 現計画 河口が位置する 地域海岸におけ る施設計画上の 津波水位 計画高潮位 計画堤防高 T.P.+3.3m T.P.+4.02m T.P.+6.2m 20 5.河川整備計画の変更 ○河川整備計画変更案(筏川水系) 21 5.河川整備計画の変更 (4)境川水系河川整備計画の変更 ○地震津波対策箇所 河川名 明徳寺川 施行場所 明徳寺川樋門 延長 - 主な工事内容 耐震対策 ○計画堤防高 河川名 明徳寺川 河口が位置す る地域海岸にお ける施設計画 上の津波水位 T. P.+3.2m 現 計画高潮位 計 画 施設天端高 T.P.+3.65m T.P.+4.00m 工事施行箇所 明徳寺川樋門 (耐震対策) 22 5.河川整備計画の変更 ○河川整備計画変更案(境川水系) 23 5.河川整備計画の変更 (5)阿久比川水系・十ヶ川水系河川整備計画の変更 ○地震津波対策箇所 河川名 阿久比川 施行場所 約0.3k~約1.5kの内、必要区間 延長 延べ約1.2km 主な工事内容 堤防耐震対策 ○計画堤防高 工事施工区間 (堤防耐震対策) 延べ約1.2km) 河川名 阿久比川 河口が位置する 地域海岸における 施設計画上の 津波水位 T. P.+3.2m 現 計画高潮位 計 画 計画堤防高 T.P.+3.65m T.P.+6.30~ +4.00m 24 5.河川整備計画の変更 ○河川整備計画変更案(阿久比川・十ヶ川水系) 25 5.河川整備計画の変更 (6)大田川水系河川整備計画の変更 ○地震津波対策箇所 河川名 大田川 施行場所 延長 主な工事内容 河口~大田川樋門の内、必要区間 延べ約0.6km 堤防耐震対策 大田川樋門 ― 耐震対策 工事施行区間 (堤防耐震対策) 延べ約0.6km 工事施行箇所 大田川樋門 (耐震対策) ○計画堤防高 河川名 大田川 河口が位置す る地域海岸にお ける施設計画 上の津波水位 T. P.+3.2m 現 計画高潮位 計 画 計画堤防高 T.P.+3.37m T.P.+4.50m 26 5.河川整備計画の変更 ○河川整備計画変更案(大田川水系) 27 5.河川整備計画の変更 (7)神戸川水系河川整備計画の変更 ○地震津波対策箇所 河川名 神戸川 施行場所 神戸川樋門(0.2k) 延長 主な工事内容 ― 耐震対策 現神戸川水系河川整備計画では神戸川樋門の改築が実施内容として記載され ているため、施行場所、平面図旗揚げ等の記載の変更はない。 ○計画堤防高 工事施行箇所 神戸川樋門 (耐震対策) 河川名 神戸川 河口が位置す る地域海岸にお ける施設計画 上の津波水位 (河口地点) T. P.+3.7m (T.P.+3.33m) 現 計画高潮位 計 画 計画堤防高 T.P.+3.65m T.P.+5.30m 28 5.河川整備計画の変更 ○河川整備計画変更案(神戸川水系) 29 5.河川整備計画の変更 (8)高浜川水系河川整備計画の変更 ○地震津波対策箇所 河川名 施行場所 延長 主な工事内容 高浜川 高浜川水門 - 耐震対策 新川(碧海) 新川水門 - 耐震対策 ○計画堤防高 工事施行箇所 高浜川水門 (耐震対策) 河川名 高浜川 新川 河口が位置す る地域海岸にお ける施設計画 上の津波水位 T. P.+3.0m T. P.+3.0m T.P.+3.65m T.P.+3.65m T.P.+5.80m T.P.+5.30m 現 計画高潮位 計 画 施設天端高 工事施行箇所 新川水門 (耐震対策) 30 5.河川整備計画の変更 ○河川整備計画変更案(高浜川水系) 31 5.河川整備計画の変更 (9)蜆川水系河川整備計画の変更 ○地震津波対策箇所 河川名 蜆川(碧海) 施行場所 約0k~約2.7kの内、必要な区間 伏見屋樋門 延長 主な工事内容 延べ約2.9km 堤防耐震対策 (区間変更) 耐震対策 - ○計画堤防高 河川名 工事施行箇所 (堤防耐震対策) 延べ約2.9km 蜆川(碧海) 伏見屋樋門 河口が位置する 地域海岸におけ る施設計画上の 津波水位 T. P.+3.0m 計画高潮位 T.P.+3.65m 現 計 計画堤防高 画 T.P.+4.00m ----- 施設天端高 ----- T.P.+4.00m 32 5.河川整備計画の変更 ○河川整備計画変更案(蜆川水系) 33 5.河川整備計画の変更 (10)天白川水系河川整備計画の変更 ○地震津波対策箇所 河川名 管理者 施行場所 延長 主な工事内容 天白川 愛知県 河口~約3.5kの内、必要な区間 延べ約5.6km 堤防耐震対策 扇川 名古屋市 天白川合流点(約1.8k)~約2.8kの内、必要な区間 延べ約1.0km※ 堤防耐震対策 大高川 名古屋市 扇川合流点~約0.6kの内、必要な区間 延べ約1.2km※ 堤防耐震対策 (※検討中、今後確定) ○計画堤防高 (天白川) 工事施行区間 (耐震対策) 延べ約5.6km 河川名 天白川 河口が位置す る地域海岸にお ける施設計画 上の津波水位 T. P.+3.6m 現 計画高潮位 計 画 計画堤防高 (大高川) 工事施行区間 (耐震対策) 延べ約1.2km (扇川) 工事施行区間 (耐震対策) 延べ約1.0km T.P.+4.02m T.P.+5.0m 34 5.河川整備計画の変更 ○河川整備計画変更案(天白川水系) 35 5.河川整備計画の変更 ■扇川・大高川(名古屋市管理)の地震・津波対策について(1/3) ■扇川・大高川の地震・津波対策 愛知県管理の天白川と一体となった地震・津波対策の推進 対象とする地震・津波及び区間選定の考え方は同一とし、対策手法の整 合を図り、工事進捗に合わせた整備を進める ■ 「名古屋市震災対策実施計画」 ○概要 平成26年2月及び3月に公表した「南海トラフ巨大地震の被害想定」を踏まえ、本 市が平成30年度までの期間で震災対策を総合的、計画的に進めていくため、施 策体系、事業内容、実施時期を示した「名古屋市震災対策実施計画」を平成26年 10月に策定しました。 ○基本方針 「市民の命を守る」とともに、「市民生活への影響を最小化する」ことを基本理念 とし、『安心して暮らせる減災都市名古屋』を目指します。 ○河川堤防の耐震対策・津波対策の位置付け 「河川堤防の耐震対策・津波対策」は、 「公共土木施設の耐震化推進施策」の ひとつに位置付けられており、国・県等から示される技術基準を踏まえながら対策 を推進していきます。 36 5.河川整備計画の変更 ■扇川・大高川(名古屋市管理)の地震・津波対策について(2/3) ■意見聴取の方法 名古屋市では東日本大震災の教訓や本市が公表した被害想定結果を踏まえ、昨年10 月に「名古屋市震災対策実施計画」を策定、公表しました。 これに伴い、河川整備計画に地震・津波対策を位置付けることとなり、地震・津波対策の 内容についての説明会を以下のとおり開催し、住民の皆様から意見をいただきます。 (対象は、本市管理河川である扇川・大高川の地震・津波対策検討区間に該当する学区) ≪説明会の開催予定日≫ 対象河川 学区 開催日時 開催会場 扇川 大高川 大高学区 平成27年6月6日(土) 大高地域コミュニティセンター 扇川 大高川 大高北学区 平成27年6月8日(月) 緑コミュニティセンター 扇川 緑学区 平成27年6月8日(月) 大高地域コミュニティセンター ※天白川(愛知県)についても、関係地区(南区、緑区、東海市)において情報提供を行い、 地震津波対策について一層の周知および理解を図る。 37 5.河川整備計画の変更 ■扇川・大高川(名古屋市管理)の地震・津波対策について(3/3) 住民説明会での提示資料 38 5.河川整備計画の変更 ○地震・津波対策の事業費と効果 地震・津波対策※1 治水対策の費用対効果※3 被害予測結果※2 河川整備 総事業費 計画名 (億円) 全壊家屋(棟) 死者数(人) 約44 2,700 1,200 新川圏域 費用便益比 B/C 総便益 B(億円) 総費用 C(億円) 1.3 2,033 1,561 矢作川 下流圏域 約31 2,600 1,200 3.9 1,319 337 天白川水系 約55 2,800 1,240 8.9 660 74 筏川水系 約5 1,860 370 - - - 境川水系 約2 2,950 1,260 8.3 3,065 368 阿久比川 ・十ヶ川水系 約9 410 150 10.8 279 26 大田川水系 約11 100 40 19 201 11 神戸川水系 - 250 100 2.3 56 24 高浜川水系 約15 2,730 1,330 6.5 548 85 蜆川水系 約19 20 100 2.1 36 17 ※1 耐震対策については、B/Cの算出方法が定まっていないため、参考に河川整備計画に位置付けた堤防耐震対 策、排水機場・水門耐震対策に必要な総事業費と被害予測結果を示す。なお、総事業費は、現時点における区間等 に対するもので有り、今後の詳細な調査等により変更になる場合がある。 ※2 県防災局「被害予測調査結果」(H26.5公表)による関係市町全域の合計 39 ※3 算定方法は治水経済調査マニュアル(案)(国土交通省河川局H17.4)による。
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