天城小だより 平成27年9月号 防災の日に寄せて 校長 「天災は忘れた頃に来る」 関本 光泰 東京帝国大学の物理学の教授で、随筆家でもあった寺田寅 彦(1878-1935)が関東大震災後に残した警句であると言われています。昨今、「天 災」は「忘れる」どころではなく、毎年毎年手を変え品を変え「来る」ように思います。 ここ数年を振り返ってみても、2011年東日本大震災、2012年7月の九州北部豪雨、 2013年台風26号による伊豆大島の土石流災害、2014年8月の豪雨による広島市の土 石流災害、9月の御嶽山噴火。今年に入ってからは火山の噴火が続いています。 これだけ続けば「忘れる」訳がないだろうと思いますが、はたしてそう言いきれるでし ょうか。もちろん災害の被害に遭われた方たちは一生忘れることができない壮絶な体験を されたと思います。しかし、テレビのニュースや新聞で見聞きしただけの多くの人たちが、 どれだけ災害に対して危機感をもって、生活を送っているかというと大変心許ないように 思います。 本県でも「東海地震に備える」ことが始まって、すでに40年が経過しようとしていま す。建物の耐震化は進み、全国でも防災先進県であるように言われていますが、その一方 でマンネリ化が心配されています。 防災の根本は人の心ではないかと思います。「常に災害を警戒し、備えを怠らない」こ とができていることが大切ではないでしょうか。 9月1日は「防災の日」です。本校では年4回の避難訓練や各教科等で、子どもたちの 防災意識を高める取り組みをしています。また、8月30日には各地区の防災訓練に参加 させていただき、ご指導いただきました。防災教育には、ここまでやれば十分ということ はありません。家庭、地域、学校が協力し、子どもたちに「自分の命を守る」ために必要 なことを、日々伝えていくことが大切なのではないでしょうか。 9月の生活目標 運動会スローガン 力を合わせて活動しよう 運動会 かがやく絆で 勝利をつかめ! 9月は運動会があります。運動会の目標は次の3点です。 ①練習や準備などで友達や先生の話をしっかり聞き、自分の考えをもって取り組む。 ②一人一人が自分の役割をもち、友達と協力して進んで活動に参加する。 ③目標を持ち、最後まで諦めないで取り組む。 このなかで、分かるようで分かりにくいのが「協力」です。協力とは、いったいどんなことなの でしょう。「心の時間」を使って、具体的に行動で考えていきます。順位やできばえも気になりま すが、今年は、是非、運動会でのお子さんを「協力」という視点でも御覧いただきたいと思います。 PTA奉仕作業ありがとうございました 日 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 曜 給 日 食 学 校 行 事 委員会(34年6校時打切り) 火○ 発育測定12年 水 ○ 朝会(任命) 木 ○ 安全点検 金○ 土 日 代表委員会 運動会係打合せ 月○ 山﨑SC来校 家庭読書の日 クラブ日課(1~3年4時間) 火○ クラブ④(2時間) 水○ 木 ○ 運動会全体練習 金 ○ (全体練習予備日) 土 日 3さんウイーク 月 ○ 運動会係打合せ 火○ 水 ○ 心の時間 運動会総練習 木○ PTA運営委員会④ 金 ○ 総練習予備 土 日 月 敬老の日 火 国民の休日 水 秋分の日 木○ 運動会準備 56年特日6時間 金○ 1~4年特日4時間 26 土 弁 運動会 27 28 29 30 日 月 休業日(運動会) 天城中と統一日 火○ 水 ○ リレー⑥ 10/13(火)市仲良し交流会 10/14(水)リレー会 10/15(木)体力テスト 10/17(土)18(日) 支援学級活動 展 10月 10/19(月)仲良し交流会 10/20(火)参観会(一斉道徳) 10/22(木)市音楽発表会(弁当の日) 10/28(水)リレー会 8月22日(土)には、PTA奉仕作業に御協力いただきあり がとうございました。暑い中でしたが、普段手の回らない、 草取り、剪定、側溝の土上げ、草捨て場の整地までできまし た。深く感謝申し上げます。これで、子どもたちも整った環 境で気持ちよく学校生活を送ることができます。 プール監視当番ありがとうございました 子どもたちのために、プール監視当番に御協力いただきあ りがとうございました。お陰様で事故もなく、10日間(1日 中止)の開放を行うことができました。 日 7/27 28 30 8/3 4 6 7 10 11 12 数 44 45 51 47 52 60 46 43 51 35 延べ474人の子どもたちが利用、プールに歓声が響きました。 砂防ダムが完成しました ここです 昨年から工事を行ってい た天城小学校西側の砂防ダ ムがこのほど完成しまし た。これまで工事車両の通 行のため、運動場の一部が 使用できませんでしたが、 その柵が取り払われまし た。久しぶりの広い運動場 で元気いっぱい運動します。 (文責:矢田吉子)
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