平成 27 年度 「食・バイオ品質管理認証取得補助金」 (札幌市補助事業)

平成 27 年度
応募要領
「食・バイオ品質管理認証取得補助金」
(札幌市補助事業)
公益財団法人北海道科学技術総合振興センター
応募書類は
当財団のホームページでダウンロードできます。
http://www.noastec.jp
公 募 締 切
平成 27 年 6 月 16 日(火) 17:00 必着
食・バイオ品質管理認証取得補助金
1
補助金の条件
⑴
補助金の目的
国が平成 27 年 4 月に創設した「機能性表示食品制度」では、届出に際して GMP や HACCP な
どの認証に自主的・積極的に取り組み、生産・製造及び品質の管理体制を整えるよう企業に求
めています。
また、食中毒事件や食品表示偽装問題などを契機に、食品衛生に対する消費者意識が高まって
いることから、製造・品質管理の認証を受けることによって、企業の信頼性が向上するととも
に、国内のみならず海外での販路拡大につながることが期待されます。
このような背景を踏まえて、札幌市内の企業等を対象として、健康食品 GMP や HACCP などの認
証制度の取得支援を行い、国内及び海外での競争力を高め、札幌市内の食・バイオ関連産業の
振興を図ることを目的とします。
⑵
補助対象者
以下のいずれかの条件を満たす中小企業が対象となります。
①札幌市内に本社を有する食・バイオ関連企業
②札幌市内に工場を有する食・バイオ関連企業
・食・バイオ(食品や化粧品等)関連製品の製造・加工を行う企業を対象とします。
・飲食店、スーパーマーケット等は対象外です。
・①の場合、本事業にて対象とする施設は札幌市内に限定しませんが、自社施設あるいは自社と高い
一体性を有する施設であることを要します。
⑶
補助対象事業
国内及び海外での競争力を高めるため、食・バイオ(食品や化粧品等)関連製品の製造・加工
について、各種の品質管理認証を取得し、あるいは取得に向けた社内体制構築を行う事業を対
象とします。単年度での認証取得を義務付けるものではありませんが、補助事業終了後 1 年程
度での認証取得に努めていただきます。
なお、対象となる品質管理認証制度の例は以下のとおりです。
認証制度
認証機関
健康食品 GMP
一般社団法人日本健康食品規格協会
公益財団法人日本健康・栄養食品規格協会
HACCP
地方公共団体、各業界団体等
ISO22000
民間審査機関
FSSC22000
民間審査機関
ハラル認証
民間審査機関
化粧品 GMP(ISO22716)
民間審査機関
その他各種制度で、補助目的を達成するために必要と認められるもの
⑷
補助期間
補助金交付決定の日から平成 28 年 3 月 18 日(金)まで
・ただし、経費の執行は平成 28 年 3 月 11 日(金)を期限とします。
⑸
補助金額
500 万円以内 (補助対象経費の 2/3)
・同一企業による同一の認証取得を目的とした申請については、採択は 2 回までとするとと
もに、2 年度の合計で 500 万円を超える補助を受けることはできません。なお、平成 28
年度については、札幌市の当該予算が成立することが前提となります。
・予算総額や経費配分も評価の対象とします。認証取得までのスケジュール・計画と照らし
て、妥当な内容となるよう留意してください。必ずしも補助金上限額(500 万円)で申請
する必要はありません。
・課税事業者が経費を支出する場合、消費税及び地方消費税額は補助対象経費から除きます
ので、予算の積算において消費税等は減額して算定してください。
(課税仕入れに伴う消費税等の還付金と補助金交付が重複しないようにするためです。)
⑹
採択予定件数
4 件程度(予算の範囲内で採択件数を増やす場合があります。
)
⑺
補助対象経費
事業の実施のために直接必要となる下記の経費を対象とします。
認証審査費
認証審査機関による審査・登録等に要する経費
謝金等
外部専門家・技術指導員等に係る技術指導費及びコンサルタント費
研修費
従業員研修に必要な教材費等、又はセミナー参加に要する経費
旅費
外部専門家・技術指導相談員等の招聘に必要な交通費・宿泊費、研
修受講等に必要な交通費・宿泊費
機器購入費・修繕費
認証取得のために新たに生じた機器等の購入や既存設備を改修す
る必要が生じた場合の修繕経費。
ただし、補助対象経費の 1/3 以内とします。
その他の経費
上記の他、事業の実施のために必要と認められる経費
・他の助成制度を利用している場合、その助成制度と経費を二重に計上することのないよう十
分ご注意ください。
・交通費は実費(ただし、特別車両料金、特別船室料金、特別席料金等を除く)とします。宿
泊費は、原則として各企業の規程によることとしますが、規程類が未整備の場合は実費を基
に算定します。
2
応募の手続き及び日程
⑴
提出書類
① 申請書(様式 1)
:原本(1 部)と写し(7 部) 合計 8 部
・必ず片面印刷とし、左肩をホチキス留めしてください。
・代表者の押印が必要ですのでご注意ください。
② 提案データ入力表:1 部
③ 上記①及び②の電子データ:1 式
※申込書(様式 1)は MS-WORD、提案データ入力表は MS-EXCEL にて作成の上、CD-R 等に保
存して、ラベル等に企業名、担当者名、連絡先を記載すること。
⑵
受付期間
提出期限:平成 27 年 6 月 16 日(火)17:00 必着
・郵送等の場合は、配達等の都合で締切までに届かない場合がありますので、期限に余裕を
もって送付されるようご注意願います。
(締切までに届かない場合は、原則、受付することはできません。
)
⑶
提出方法及び提出先
所定の様式を、提出期限までに当財団へ提出してください。
なお、提出いただいた書類等は返却いたしませんので、あらかじめご了承願います。
◆ 提出方法:ご持参または、郵便・宅配便等による送付
なお、E-mail および FAX による提出は受け付けられません。
◆ 提 出 先:〒001-0021 札幌市北区北 21 条西 12 丁目 北海道大学構内 コラボほっかいどう
公益財団法人 北海道科学技術総合振興センター(ノーステック財団)
研究開発支援部 岡・関原あて
TEL:011-708-6392
3
審査及び採択後の手続き等
⑴ 選考方法
採択に当たっては、当財団による要件審査を経て、当財団が組織する「審査委員会」におい
て、
「事業目的との適合性」及び、下記の「評価の観点」についての書類及び面談(必要に応じ
て実施:面談審査対象者には別途通知します)による審査を行ったうえで決定します。なお、
必要に応じて別途追加資料をお願いする場合がありますのでご了承ください。
○評価の観点
①目的の妥当性
②実現の可能性
③予算の適切性
④認証取得後の経営戦略
認証の取得を目指す目的が具体的かつ明確に設定されていて、妥
当であること。
取得を予定している認証制度、認証取得へ向けた計画及び体制、
他からの指導者又は協力者、スケジュール、これまで取得した品
質管理認証制度を総合的に勘案して、取得の実現性が高いこと。
認証取得へ向けた計画及び体制、スケジュールに則した適切な予
算であること。
認証取得を今後どのように国内及び海外での競争力の強化につ
なげていくかという経営戦略が明確であること。
⑵
採択
平成 27 年 7 月中旬を目途に採否を内定する予定です。採否の結果は、代表者に対し文書で
お知らせします。
なお、補助金申請額の積算内容を精査し、その一部を減額させていただく場合があります。
⑶
公表
補助金交付決定後、財団ホームページにて企業名及び取得を予定している認証制度を公表い
たします。
⑷
補助金の交付
補助金の交付が内定した応募者には、当財団が定める補助金交付申請書を提出していただき
ます。詳しくは、内定通知時に改めてお知らせします。申請書を受領後、交付決定通知を送付
します。
⑸
補助金に係る経費
・補助金の交付が決定した応募者に配布する補助金交付規程等に従って、補助金を適正に執
行していただきます。
・契約書(写)
、請求書(写)、支払を証明する書類(領収書などの写し)などの会計書類を適
切に保管して下さい。
4
実施上の留意事項
⑴
報告書等の提出
平成 28 年 3 月 18 日(金)までに以下の書類を提出していただきます。
① 補助事業完了報告書
② 補助事業精算報告書
③ 契約書(写)等の会計書類
④ 事業の概要をまとめた成果報告書(A4 で 2~3 枚程度)
・提出いただく報告書の様式等は、補助金交付通知の際に併せて送付・通知します。
・また事業終了後、フォローアップ活動(アンケート調査等)にご協力いただきます。
⑵
事業成果の公表
・本事業の成果は、一般に公表することがあります。また、札幌市や当財団が実施する成果報告
会、セミナー等で発表していただく場合がありますので、ご協力をお願いします。ただし、特
許出願などの知的財産戦略上、支障がある場合はこの限りではありません。
<お問合わせ先>
〒001-0021 札幌市北区北 21 条西 12 丁目 北海道大学構内 コラボほっかいどう
公益財団法人北海道科学技術総合振興センター(ノーステック財団)
研究開発支援部
TEL
011-708-6392
URL
FAX
011-747-1911
http://www.noastec.jp