(7月号)

今月の情報
①水稲・当面の対策について
②園芸野菜
③果樹
病害虫防除情報
病害虫防除情報
④秋まき緑肥で土づくり
平成27年7月
JA全農ちば
営農販売企画部
営農技術情報集のカラー版や、その他の営農情報は全農ちばHP内営農情報コーナーにて公開中!
全農ちばHP<http://www.cb.zennoh.or.jp/index2.html>
営農情報
平成27年7月
水稲・当面の対策について
JA全農ちば
営農販売企画部
1.はじめに
今年度は県内の多くの地域で平年よりも 5~10 日程度早く幼穂形成期を迎えています。こ
のため、出穂期も早まると予想されますので、穂肥や病害虫防除等の作業が遅れないよう、
水稲の生育を確認しながら 27 年産米の品質向上に努めましょう。
2.コシヒカリの穂肥
穂肥の施用適期は出穂前 18 日~10 日(幼穂長 1cm~8 ㎝)で、施用量の目安は 10a 当たり
窒素量で 3kg です。穂肥の施用時期が早いと倒伏や籾数過剰による登熟不足や玄米の外観品
質低下を招き、遅い穂肥は玄米中の祖タンパク質含有率が高くなり、食味低下につながりま
す。水稲の生育を確認し、茎数の多い圃場や葉色の濃い圃場では施用時期を遅らせるのでは
なく、施用量を減らして対応しましょう。
3.倒伏軽減剤について
コシヒカリ栽培において、草丈が 75 ㎝以上で茎数が多くなってしまった圃場では倒伏の可能性
が高まります。稲の生育状態に合わせて「ロミカ粒剤」「スマレクト粒剤」「ビビフルフロアブ
ル」の散布を検討してください。また、大豆等からの復元田や倒伏の常発田においては事前に倒
伏軽減剤の散布を計画しましょう。
表-1
倒伏軽減剤の使用時期と目安
薬剤名及び
効 果
7 月 15 日頃
7 月 25 日頃
10a 当たり
使用時期
発現場所
出穂の場合
出穂の場合
使用量
6 月 20 日
6 月 30 日
ロミカ粒剤
(出穂 25~10 日前)
スマレクト粒剤
(出穂 20~7 日前)
ビビフルフロアブル
(出穂 10~2 日前)
上
位
(2~3 節)
上
位
(2~3 節)
上
位
(1~2 節)
農作業安全水稲空散ヘリ防除時の安全確認
~7 月 5 日
6 月 25 日
2~3 ㎏
~7 月 15 日
7月5日
~7 月 8 日
~7 月 18 日
7 月 5 日~13 日
7 月 15 日~23 日
2~3 ㎏
1000 倍液の 100 ㍑散
布(散布ムラに注意)
食の安全安心土壌消毒剤使用時は必ず被覆を行う
※ 本資料の無断使用・複写・転載を禁じます JA全農ちば
営農情報
平成27年7月
4.乳白米防止とカドミウム吸収抑制のために水管理の徹底を!
中干し終了後は「間断かんがい」を行いましょう。
乳白米は、天候や水稲の生育量、肥培管理など色々な要因により発生します。特に高温寡
照が続くと乳白米が多く発生し、品質低下が大きな問題となりますので注意しましょう。
また、自然由来のカドミウムの吸収を抑えるためにも出穂 3 週間前~出穂 2 週間後までは
湛水状態を保つようにし、収穫直前の出穂後25日頃まで間断かんがいを続け、早期落水は
出来るだけ避けましょう。
5.斑点米カメムシ類対策について
「ふさおとめ」や「ふさこがね」などの早生品種は、まもなく出穂期を迎えます。出穂後に斑点米
カメムシ類が周辺の雑草地などから圃場内に飛び込んできますので、特に注意が必要です。
1)雑草防除
圃場周辺の畦畔や休耕田などの雑草地は、カメムシの発生源になります。出穂の2週間前まで
には圃場周辺の雑草を防除しましょう。また、出穂前後の草刈りは斑点米の原因であるカメムシ類
を圃場内に追い込むことになりますので、絶対に避けてください。
2)薬剤防除
有人・無人ヘリコプターによる防除を行っている場合でも圃場をよく観察し、必要に応じて追加
防除を行ってください。
粉剤または粒剤を使用する場合、粒剤の方が農薬の飛散対策や使用者の労力負担軽減の
面で有効的です。散布に当たっては、風向き等の気象状況を十分考慮し、散布するようお
願いします。
表-2
出 穂
期
散布時期の目安
1回目散布(出穂期~穂揃期)
2回目散布(乳熟期~糊熟期)
【成虫対象】
【幼虫対象】
7月15日
7月15日~18日
7月29日~8月
3日
7月20日
7月20日~23日
8月
3日~8月
8日
7月25日
7月25日~28日
8月
8日~8月13日
7月30日
7月30日~8月2日
8月13日~8月18日
8月 5日
8月
8月19日~8月24日
5日~8月8日
※出穂期は、全体の40~50%が出穂した日
※穂揃期は、全体の80~90%が出穂した日
農作業安全水稲空散ヘリ防除時の安全確認
食の安全安心土壌消毒剤使用時は必ず被覆を行う
※ 本資料の無断使用・複写・転載を禁じます JA全農ちば
営農情報
平成27年7月
表-3
薬
剤
名
カメムシ類の防除薬剤
使用量
スタークル粒剤
使用時期
(収穫前日数)
使用回数
3㎏
7 日前まで
スタークル豆つぶ
3 回以内
250g
備考
出穂期~穂揃期に
湛水状態で散布
出穂 10 日前~出穂
キラップ粒剤
3㎏
14 日前まで
2 回以内
期に湛水状態で散
布
トレボン粉剤DL
3~4 ㎏
7 日前まで
MR.ジョーカー粉剤DL
3~4 ㎏
7 日前まで
3 回以内
2 回以内
MR.ジョーカーEW
2,000 倍
14 日前まで
エルサンバッサ粉剤 20DL
3~4 ㎏
7 日前まで
2 回以内
6.いもち病防除について
いもち病の感染に好適な条件は、平均気温20~25℃で曇雨天が続き、湿潤時間が長い(しとしと雨
で葉の表面がうっすら濡れているような状態が続く)場合です。圃場をよく観察し発生に注意してくださ
い。
表―4 主ないもち病防除農薬
薬剤名
イモチエース粒剤
ダ ブ ル カ ット 粉 剤
3DL
使用量
3kg
(収穫前数)
35 日
使用回数
特性
1回
予防・治療
3~4kg
1000 倍に希釈
カスミン液剤
使用時期
散布量目安
予防・治療
穂揃期まで
2回
治療
120~150ℓ
作成:栗原・川島
農作業安全水稲空散ヘリ防除時の安全確認
食の安全安心土壌消毒剤使用時は必ず被覆を行う
※ 本資料の無断使用・複写・転載を禁じます JA全農ちば
営農情報
平成27年7月
園芸野菜 病害虫防除情報
JA全農ちば
営農販売企画部
1 はじめに
果菜類の抑制栽培と秋冬作の作付準備の時期を迎えます。高温期にさしかかり、作物自体に負
荷がかかりますので、育苗~定植初期の栽培管理には注意しましょう。
また施設栽培(トマト、キュウリ、ナス、イチゴ等)、路地栽培(秋冬ニンジン等)それぞれ
土壌消毒の時期となります。土壌消毒剤使用時のポイントを参考に防除を行いましょう。
2 トマト(黄化葉巻病、タバココナジラミ防除)
育苗~定植初期のコナジラミによる黄化葉巻病の被害は特に注意が必要です。
育苗期~定植時の粒剤処理は必ず行いましょう。また薬剤だけでは防ぎきれないので、以下の物
理的防除も徹底しましょう。
●物理的防除 育苗ハウスへのコナジラミ進入防止対策を実施しましょう。
・ハウス周辺の除草を実施し、発生源を除去しましょう。
・ハウス内に黄色粘着板を吊るし害虫の予察に努めましょう。
・育苗ハウスには防虫ネットを張り、微小害虫侵入(コナジラミ・アザミウマ)を防ぎましょう。
○トマト コナジラミ類 防除薬剤
薬剤系統
ネオニコチノイド
系
薬剤名
希釈倍数
スタークル粒剤
1~2g/株
ベストガード粒剤
1~2g/株
ベリマークSC
ジアミド系
プリロッソ粒剤※
その他①
コルト顆粒水和剤
その他②
マクロライド系
400 倍・25mL/株
2g/株
使用方法:株元散布
使用時期
使用回数
育苗期(株元散布)
1回
定植時
1回
育苗期(株元散布)
どちらか
定植時
1回
育苗期後半~定植当日
育苗期後半~定植時
1回
4000 倍
前日まで
3 回以内
ハチハチ乳剤
1000~2000 倍
前日まで
2 回以内
アニキ乳剤
1000~2000 倍
前日まで
3 回以内
※プリロッソ粒剤使用後は株元潅水を行う。
農作業安全水稲空散ヘリ防除時の安全確認
食の安全安心土壌消毒剤使用時は必ず被覆を行う
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営農情報
平成27年7月
3 土壌消毒時のポイント
★★★ 各土壌消毒剤効果の特徴 ★★★
薬剤により対象病害虫が異なりますので、圃場で発生している病害虫の状況に合った薬剤を選択し
ましょう。
薬剤名
薬剤分類
D―D剤(テロン・DC油剤) D-D
クロルピクリン
クロピク※
(ドロクロール)
D-D
ソイリーン
クロピク※
ガスタード微粒剤
(バスアミド微粒剤)
MITC
D-D
ディ・トラペックス
MITC
センチュウ
病害
雑草種子
◎
×
×
△
◎
×
◎
◎
×
△
○
○
◎
○
○
※クロルピクリン剤は被覆が必須です!
★★★ 土壌消毒剤使用時のポイント
★★★
①薬剤は土壌中でガス化しますので、被覆が必要です。
特に高温時はガス化が早いため、被覆を行わないとすぐにガスが抜けきってしまいます。
ビニール・ポリエチレン等の資材(厚さ 0.03mm 以上)による被覆を行いましょう。
②土壌水分の目安は、土を手で握って割れ目ができるくらいにしましょう。
③圃場衛生管理(耕種的防除)
前作の残渣はセンチュウ・土壌病害等の発生源となるので、収穫後にうない込まず、可能
な限り持ち出しましょう。
大切なポイント
①被覆作業
被覆がないと、薬剤はガス化してどん
どん抜けてしまいます。事故防除や効果
を高めるために必要です。
②丁寧な耕うん(ガスタード微粒剤)
2 回耕うんしましょう。
③残さの持ち出し
発生減を減らさないと、薬剤の効果も
十分に発揮できません。
農作業安全水稲空散ヘリ防除時の安全確認
食の安全安心土壌消毒剤使用時は必ず被覆を行う
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平成27年7月
果樹 病害虫防除情報
JA全農ちば
営農販売企画部
1
はじめに
今年度は3~4月の天候不順の影響が大きく、栽培初期から黒星病の発生が見られます。一
方、果実の肥大は例年並みであり順調です。6月下旬~7月上旬の幸水は後期肥大期となり、
果実が黒星病に感染しやすい時期です。収穫直前の防除を行いましょう。
またこの時期は梅雨期とも重なります。平年ですと7月20日前後に関東地方は梅雨明けを
迎えます。降雨の合間に防除を行えるよう、管理・防除作業の予定を確認しましょう。
2
黒星病・輪紋病防除
黒星病
輪紋病
・ベルクート
輪紋病、耐性菌対策
として混用
黒星病、輪紋病
防除薬剤
7月上旬※:インダーフロアブル
+
10,000 倍(収穫 7 日前/3 回)
ベルクートフロアブル
1,500 倍(収穫 14 日前/5 回)
梅雨明け後(7 月中旬頃):ナリアWDG
収穫期
:トップジンM水和剤
2,000 倍(収穫前日/3 回)
1,500 倍(収穫前日/6 回)
※黒星病のみを対象とする場合、アンビルフロアブル 1000 倍でもよい(収穫7日前/3 回)
●黒星病 防除のポイント
新梢停止期以降の6月下旬~7月上旬は幸水果実の後期肥大期となり、果実が黒星病に
感染しやすい時期です。収穫直前での果実被害とならないためにも、6月下旬~7月上旬に
インダーフロアブル 10,000 倍、7月中旬にナリアWDGを散布して下さい。
①発病した果そう基部、葉、果実は 2 次伝染源となるため、圃場外に持ち出し処分する。
②薬剤散布を行うに当たっては、薬剤が十分にかかるように散布してください。
(目安 250ℓ/10a)特に散布量が少ない(150ℓ/10a程度)と防除効果にムラが出ます。
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食の安全安心土壌消毒剤使用時は必ず被覆を行う
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3
平成27年7月
カメムシ類・シンクイムシ類・ハダニ類
カメムシ被害
カメムシ類・シンクイムシ類・ハダニ類
7月上旬 : テルスターフロアブル
3,000 倍(収穫前日/2 回)
【カメムシ・シンクイムシ対策】
7月中旬 : バロックフロアブル
2,000 倍(収穫 14 日前/2 回)【ハダニ対策】
(梅雨明け) 梅雨明け時期が変動する際は、それに応じて時期を調整する。
7月下旬 : サムコルフロアブル
5,000 倍(収穫前日/3 回)【シンクイムシ対策】
収穫期
1,000 倍(収穫前日/2 回)【シンクイムシ対策】
: ロディー水和剤
または
コロマイト乳剤
1,000 倍(収穫前日/1 回)【ハダニ対策】
ダニサラバフロアブル
1,000 倍(収穫前日/1 回)【ハダニ対策】
【カメムシ発生時】
7月中旬 : MRジョーカー水和剤
2,000 倍(収穫 14 日前/2 回)
7月下旬 : アグロスリン水和剤
1,000 倍(収穫前日/3 回)
多発生時 : スタークル顆粒水溶剤
2,000 倍(収穫前日/3 回)
●カメムシ類防除のポイント
園内のカメムシ類の発生動向と合わせて注意しましょう。カメムシの移動範囲は広く、主な発
生源は園周辺の各種樹木(主にヒノキ、スギなどの針葉樹)です。
夜行性のカメムシ類は日没後2時間ほどしてから見られるため、有効な薬剤を夕方散布します。
カメムシは散布作業が始まると園外へ飛散しようとするので、地域でまとまって一斉防除するこ
とが理想的です。
作成:名雪
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平成27年7月
秋まき緑肥で土づくり
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営農販売企画部
1.「秋から緑肥で土づくり」⇒野菜の品質向上や増収効果を!
梅雨時期も終盤となり、本格的な夏を迎えようとしています。そろそろ秋冬作の準備を始める
方もいるかと思います。
もし、翌春まで作付予定の無い畑がありましたら、緑肥を作付してみませんか?
今回はこれから播種できる緑肥について紹介します。
2. 秋まき緑肥の主な種類について
(1)『エンバク』(商品名例:ヘイオーツ)
◎「地力の向上」「団粒構造形成」「有害センチュウ抑制」など多機能な緑肥。
腐植のもとになる有機物を確保することによる地力向上に
加えて、キタネグサレセンチュウ抑制効果、アブラナ科野菜に
発生する根こぶ病「おとり作物」として利用できるなど、多様
な効果が期待できる緑肥です。
〈時 期〉:
8月下旬~
9月中旬(年内すきこみ)
10月中旬~11月上旬(露地
越冬栽培)
〈播種量〉:10~15kg/10a
(センチュウ対策の場合は15kg/10a)
〈栽培のポイント〉
・播種後は覆土と鎮圧を行ってください。
・肥料分は前作の残肥を利用してください。(チッソ成分で5kg/10a目安)
・栽培期間は播種後2か月が目安とし、腐熟期間はすきこみ後3~4週間です。
(2)『チャガラシ』(商品名例:辛神)
◎辛み成分「グルコシノレート」がホウレンソウ萎凋病、トマト青枯病に抑制効果
辛み成分「グルコシノレート」は酵素と水によって分解
されると、「イソチオシアネート」というガスを発生させ、
特定の土壌病原菌やセンチュウを抑制する、燻蒸作物です。
〈時 期〉:10月中旬~11月上旬(露地
11月
越冬栽培)
~12月および2月~3月
(ハウス栽培)
〈播種量〉:1.0~1.5kg/10a(コート種子)
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平成27年7月
〈栽培のポイント〉
・播種後は覆土と鎮圧を行ってください。
・地力の無い畑では、N-P-Kで8~10kg/10a
施肥してください。
・すきこみは、着蕾期~開花始めです。
・細断してからすぐすきこむことがベストですが、機械が
ない場合はロータリーにて2回以上かけてください。
・根こぶ病が発生した畑やその近くではヘイオーツを播種してください。
(3)『ライムギ』(商品名例:R-007)
◎深くまで根が張り、適度な排水性、保水性改善に効果。
キタネグサレセンチュウ抑制にも!
「地力の向上」や「団粒構造形成」「有害センチュウ抑制」に効果があります。
また、R-007(雪印種苗)は越冬性に優れ、エンバクの播種時期を逃してしまった
場合でも、年内は12月上旬まで播種できるのが特徴です。
〈時 期〉9月下旬~12月上旬(露地
秋まき栽培)
〈播種量〉6~8kg/10a
(センチュウ対策の場合は15kg/10a)
〈栽培のポイント〉
・播種後は覆土と鎮圧を行ってください。
・すきこみ時期は出穂前に行ってください。出穂期以降にすきこ
んだ場合は、ロータリーに絡みやすくなったり、分解に時間が
かかるため、モアなどで細断してからすきこんでください。
(4)『ヘアリーベッチ』(商品名例:まめ助・寒太郎)
◎マメ科の緑肥。根粒菌による窒素固定や地力向上、雑草抑制効果あり。
マメ科緑肥は、窒素固定による土壌の肥沃化など地力対策に有効です。さらに、開花
後は地際から枯れ上がり、地面を覆うため、雑草抑制効果(マルチ効果)があります。
〈時 期〉9月中旬~11月上旬(露地
3月上旬~
4月中旬(露地
秋まき栽培)
春まき栽培)
〈播種量〉3~5kg/10a
〈栽培のポイント〉
・播種後は覆土と鎮圧を行ってください。
・「まめ助」は早生種、「寒太郎」は晩生種です。
・排水不良の畑では、生育が遅くなるので、額縁明渠など
排水対策を実施してください。
・すきこみ時期は、後作物の作付時期より3~4週間前が目安となります。
農作業安全水稲空散ヘリ防除時の安全確認
食の安全安心土壌消毒剤使用時は必ず被覆を行う
※ 本資料の無断使用・複写・転載を禁じます JA全農ちば
営農情報
平成27年7月
(5)ハゼリソウ(商品名例:アンジェリア)
◎紫色の花が一面に咲き誇る景観作物。長ネギとの相性良好。
発芽すると、土壌を早期に被覆し、表土の流亡や雑草抑制効果があります。
また、ネギとの相性がよく、増収・品質向上などの効果が見られます。
〈時 期〉11月上旬~11月下旬(露地
3月上旬~
4月下旬(露地
秋まき栽培)
春まき栽培)
〈播種量〉2~3kg/10a
〈栽培のポイント〉
・播種後は覆土と鎮圧を行ってください。
作成:卜部
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