「エーデルワインの宴 2015

「エーデルワインの宴」に酔いしれて (リバーサイド徒然日記より)
2015 年
6 月 21 日(日)
昨日は何十年かぶりの「二日酔い」でフラフラしておりました。
前の晩にワインをいっぱいいただいたからでしょう。
「エーデルワインの宴
2015」が
6 月 19 日(金)東京台場のホテル日航東京で開催されました。
我々在京大迫人会も招待され、全員七五三並にめかしこんで出席です。
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天候はあいにくの雨模様でしたが、心は晴れやかでした。
なんといっても我がエーデルワインの大事な行事です。
私もワインにちなんで紫色のドレッシーなワンピースを着ていきました。
エーデルワインの東京でのイベントは今回が初めてということで、主催者側
の緊張が伝わって来ました。
会場に入るとウェルカムドリンクに白ワインをいただき、社長の藤館昌弘氏
がにこやかに迎えてくれました。
舞台中央では、ゲストの西村ヒロ氏のブルース・ハープの演奏が始まって
いました。本場アメリカで武者修行してきた本格的なブルースの人。プロフィ
ールを拝見したら、マラソンランナーでもあるそうで釜石の「はまゆりリレー
マラソン」に参加されたとか。
沢山ワインを頂戴している時に西村さんの「エーデルワイン」が流れて来
て、涙が出そうになりました。
このイベントの特徴はワインの原料の葡萄を栽培している生産者の皆様(34 園地)が出席されていて、そ
れぞれの葡萄の特徴などを直接伺えることです。
(株)エーデルワインの HP の「ぶどうの匠」に生産者の方々が詳しく載っています。↓
http://www.edelwein.co.jp/archives/kodawari/takumi
葡萄の種類は様々で、以下簡単な表にしてみました。
葡萄品種(略)(赤ワインか白ワイン)→「」内はエーデルワインの主な銘柄
リースリング・リオン(RL)(白)→「五月長根葡萄園」「早池峰神楽ワイン」
ツヴァイゲルトレーベ(ZW)(赤)→「ハヤチネゼーレツヴァイゲルトレーベ樽熟成 2011」
シャルドネ(CH)(白)→「シルバーシャルドネ 2011」
メルロー(ME)(赤)→「ハヤチネゼーレメルロー樽熟成 2011」「シルバーメルロー2011」
「いわて銀河葡萄園」
カベルネ・ソーヴィニヨン(CS)(赤)→
ロースラー(RO)(赤)→「シルバーロースラー2013」
他にも葡萄の品種にはナイアガラやカベルネ・フランなどがありますが、今回出品したものだけ表示しました。
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数日前のニュースで岩手の紫波町などの大雨の様子が報道されたので、心配しておりましたが、皆さん
「大丈夫だよ!」と朗らかでした。よかった〜。
おなじみ「五月長根葡萄園」の原料であるリースリング・リオン。大好きな味です。
初めて聞く品種がありました。「ロースラー」。
栽培家の方に伺ったら「オーストリアの品種です。」とのこと。少し渋みがあって、ボディがしっかりした重
厚なお味でした。ワインの銘柄は「シルバーロースラー2013」。
「ロースラー」は、日本で初めて栽培されているとか。どこまでもチャレンジしているエーデルワイン。楽し
みです。
エーデルワインは、私は 30 年以上飲んでるので、どの葡萄も大体馴染みがあります(ちなみに株式会社
エーデルワインと私は同い年です)。でも直接生産者の方から「この葡萄は樹勢が大きくてね」なんて話を
聞けるのは発見でした。ワインの味わい方が変わりそうです。
ワインの話だけではなく、昔話なんかも始まって楽しい。
父の話をしてくれる方もいて。兄も栽培家として来ると思っていましたが、丁度その日は「村喜本店」の 10
周年にあたるそうで、来られませんでした。毎朝早く畑に出掛ける義姉の姿を見ているので、葡萄造りも
なかなか苦労も多いことと想像しています。でも、苦労して栽培した葡萄がこんな美味しいワインになるの
なら、また喜びも大きいのではないでしょうか。
今回のイベントの目的は葡萄の生産者を増やしたい、という藤館社長の切なる願いが始まりのようです。
生産者の方々が高齢化してきて、葡萄栽培を止める方も。
もう旧大迫町の「おらほのワイン」だけではなく、「日本の自慢できるワイン」に成長したエーデルワイン。
せっかく育ったブランドを守っていきたいです。
そこで、「あなたの力を貸してください。」
※クリックすると拡大します。
「ぶどうつくり隊」募集のお知らせです。ぶどう栽培のお手伝いいただくボランティアスタッフ(無償)を募集
します。
農作業が出来る方で、栽培期間(4 月〜9 月)大迫に通える方
ご家族ぐるみ、友人同士、企業や学校などの団体も歓迎します。
作業の内容:(例)6〜7 月 新梢誘引、結束、摘房、摘粒、袋かけ
(例)8〜9 月 収穫 ※収穫までは 6〜7 月の作業あり
事前に研修を行いますので、経験されていない方でも安心して作業できます。
交通手段は、ご自分で対応してください。
詳しいことは↓
問合先:花巻市大迫総合支所 地域振興課 産業係 佐藤
TEL.0198-48-2111(内 168)
特典もなかなか魅力的です。
大迫のワイン祭り(9 月の第3日曜日)には、優先席を確保してもらえるし、なんと権現様の厄払いも優
先的にしていただける!これは羨ましい。
ワインプローベや大迫のイベント情報が送られてきます。
希望があれば「七折ノ滝」の山登りツアーも企画します。 ※案内つき
パワースポットの七折ノ滝を見て権現様に厄払いをしてもらったら、モリモリと身も心も元気になりそうで
す!!
舞台上ではいつのまにか藤館社長ともう1人のゲストの方とのトークショーがはじまってました。
福井富士子さん。東京都出身で盛岡に在住。数々のコンクールの受賞経験があり、「ワインで岩手を面白
く、岩手で日本を面白く」ワインコーディネーターとして、ワインの普及啓蒙につとめているそうです。やま
ぶどうのワインも猛プッシュしているとのこと。やまぶどうのワイン、私も飲んでみたいです。
福井さんのような美しい方がエーデルワインを応援してくださるのは、とても嬉しいことです。ワインを愛す
る方は美人が多い気がします。なぜでしょう?
ポリフェノール効果?ワインにはチーズやお肉料理がつきもの。
それにおしゃべりや歌(実家では必ず皆で歌っていました)。そして自然に笑顔になる。
そんな相乗効果がお肌にも良いのかもしれません。
エーデルワインの宴では、お料理も素晴らしかったです!
冷製料理
ヤマキイチ”泳ぐホタテ”のタルタル仕立て/根セロリのエクラゼ トリュフのソース/
鮎のフリット/赤茄子のコンポート/石黒農場のホロホロ鳥とキノコのルーロー仕立て/
温製料理
〜魚料理〜
真鯛と海老、根菜のガトー仕立て/アメリケーヌソース
〜肉料理〜
牛フィレ肉のピエス/ソースマルシャンドヴァン
〜〆の料理〜
茶蕎麦
デザート
トロピカルフルーツのマチェドニア ココナッツの香り
コーヒー
以上、至福の時間でした。
株式会社エーデルワインの皆様、ありがとうございました。