全国各地で、 「還付金詐欺」や「被保険者証の詐取」などの事例が多発しています。 不審な電話や訪問者があったときは、以下の点にご注意ください。 ◆ 絶対に被保険者証を渡さない。 ◆ 簡単に個人の情報(口座番号・電話番号・生年月日など)を教えない。 ◆ 広域連合・県・市町村職員や厚生労働省職員が、ATM を操作させて医療費等の還 付手続きを行うことは絶対にありません。 ◆ 即答せず、相手の身分(所属など)や氏名を確認し、広域連合やお住まいの市町 村の後期高齢者医療担当課までお問い合わせください。 お問い合わせ先 青森県後期高齢者医療広域連合 TEL:017-721-3821 県内の事例 事例(還付金詐欺) 平成27年4月20日、三沢市在住の被保険者宅に、市役所職員を名乗る男から「本来なら3 月末までに申請しないと戻らない還付金がある。」と電話があった。 続けて「キャッシュカードは持っているか。」と聞かれたため、「キャッシュカードは持ってい ない。振り込むものがあれば口座番号を教える。」と答えると、 「じゃあ、結構です。」と言い、電 話が切れた。 後日、不審に思った被保険者が確認のため市役所に来庁したことで不審電話であることが発覚 した。 事例(還付金詐欺) 平成27年4月3日、弘前市在住の被保険者宅に、市役所保険課のヤマモトと名乗る者から「医 療費の還付金が4万円ほどあるため、携帯電話とキャッシュカードを持ってATMへ行くよう に。」と電話があった。 通帳の残高等も聞かれ、被保険者は指示どおりにATMへ向かった。ATMを操作したがうま くいかず、何度か操作を繰り返した後、電話が切れた。 その後、再び電話がかかってきたが非通知設定だったため、不審に思った被保険者が市役所に 問い合わせたことで不審電話であることが発覚した。 事例(還付金詐欺) 平成27年3月13日、平川市在住の被保険者宅に平川市役所保険課のスズキと名乗る男から 「市役所からの医療費の還付があるので、その送金の手続きのために、通帳の番号を教えて欲し い、または直接とりに来てもいい。 」と電話があった。 被保険者は怪しいと思ったので、通帳の番号は教えずに「それでは市役所に行きます。」と答え たところ電話が切れたため、国保年金課に来庁したことで不審電話であることが発覚した。 事例(還付金詐欺) 平成27年3月11日、藤崎町在住の被保険者宅に藤崎町国保のカネコと名乗る男から「医療 費の還付金があるので手続きをしてほしい」と電話があった。 その後「青森銀行と連絡をとっているので、今日中に銀行に行ってください。」と言われ電話が 切れた。 不審に思った被保険者が役場に問い合わせたことで不審電話であることが発覚した。 事例(還付金詐欺) 平成27年3月11日、横浜町在住の被保険者宅に横浜町役場のミヤモトと名乗る男から「還 付金4万円くらいがある。金融機関のキャッシュカードはあるか。近くのATMまで行けるか。」 と電話があった。 指示に従い、近くのATMまで行き、携帯電話で本人の通帳の残高、妻の通帳の残高を聞かれ た。「キャッシュカードであれば送金手数料が安くなる。」と言われたが、「現在使っていない。」 と答えると電話が切れた。 後日、不審に思った被保険者が確認のため役場を訪れたことで不審電話であることが発覚した。
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