不審電話や訪問者にご注意ください!! (PDF 154KB

全国各地で、
「還付金詐欺」や「被保険者証の詐取」などの事例が多発しています。
不審な電話や訪問者があったときは、以下の点にご注意ください。
◆ 絶対に被保険者証を渡さない。
◆ 簡単に個人の情報(口座番号・電話番号・生年月日など)を教えない。
◆ 広域連合・県・市町村職員や厚生労働省職員が、ATM を操作させて医療費等の還
付手続きを行うことは絶対にありません。
◆ 即答せず、相手の身分(所属など)や氏名を確認し、広域連合やお住まいの市町
村の後期高齢者医療担当課までお問い合わせください。
お問い合わせ先
青森県後期高齢者医療広域連合
TEL:017-721-3821
県内の事例
事例(還付金詐欺)
平成27年2月2日、八戸市在住の被保険者宅に市役所職員を名乗る男から「累積医療費の払
い戻しが2万円ほどあり、9月に手紙を送った。身分証とはんこを持って銀行で手続きしてほし
い。」と電話があった。
被保険者が「手紙を見た覚えがない。
」と伝えると、「銀行から電話がいくので手続をしてほし
い。」と言われた。
その後、みちのく銀行を名乗るものから「銀行のATMは古いのでコンビニのATMで手続き
が必要。30分以内にコンビニについたらコールセンター(0120-020-563)に電話
するように。」と電話があった。
不審に思った被保険者が確認のため市役所に問い合わせたことで不審電話であることが発覚し
た。
事例(還付金詐欺)
平成27年1月22日、つがる市在住の被保険者宅に市役所保険課を名乗る男から「医療費の
還付金があり、12月いっぱいの期限であったのだが、今日中に振り込みの手続きをすれば間に
合うので、津軽信用金庫か青森銀行の通帳とキャッシュカードを持っているか。」と電話があった。
被保険者が「そちらにはないが、郵便局には通帳もカードもある。」と答えたところ電話が切れ
た。
不審に思った被保険者が市役所に問い合わせたことで不審電話であることが発覚した。被害は
なし。
事例(還付金詐欺)
平成26年12月24日、青森市在住の女性宅に市役所ケンコウホケン課と名乗る者から「医
療費の還付金が25,000円あり、10月いっぱいまでが手続きとなっているのだが、書類は
届いているか。
」と電話があった。
女性は書類を探したが見つからなかったため「届いていない。」と答えると「手続きをしていな
い方には、取引している銀行から2、3日中に電話がある。キャッシュカードを持っているか。」
と聞かれたが、不審に思ったため電話を切った。
還付金等の手続きをした覚えはなく、電話の内容がおかしいと思い、市役所に問い合わせたこ
とで不審電話であることが発覚した。個人情報等は何も教えておらず、被害はなし。
事例(還付金詐欺)
平成26年12月24日、青森市在住の女性宅に市役所ケンコウホケン課のタカハシと名乗る
者から「20,000円を振り込めば平成21年度から平成25年度までの医療費を還付する。」
と電話があった。
女性が「普通は文書で通知が届くのではないか。」と聞いたところ、「10月に累積医療費の還
付通知を送った。
」と言われた。不審に思った女性が「メモを取るので、もう一度名前を確認させ
てください。」と言ったところ、電話が切れた。
女性の知人の家にも同様の電話がかかってきていたため、振り込め詐欺の手口ではないかと思
い、本人が市役所に問い合わせたことで不審電話であることが発覚した。個人情報等は何も教え
ておらず、被害はなし。
事例(還付金詐欺)
平成27年1月14日、青森市在住の女性宅に市役所ケンコウホケン課のタカハシと名乗る者
から「平成20年から平成25年の医療費控除の還付金約28,000円を還付する通知を昨年
11月に送ったが、返事がないため電話をした。今日が締め切りで口座振替の手続きをしなけれ
ばならないので口座を教えて欲しい。
」と電話があった。
女性が「○○銀行の口座は持っている。」と答えたところ、「30分くらいしたら○○銀行から
電話がくるので、免許証とキャッシュカードを持って待つように。」と言われ電話が切れた。
その後、○○銀行コールセンターのミムラと名乗る男から電話があり、不審に思った女性は夫
に電話を代わった。女性の夫が「親戚が○○銀行に勤務しているので、連絡先を教えて欲しい。」
と聞いたところ、電話が切れた。
電話の内容がおかしいと思い、確認のため市役所に問い合わせたことで不審電話であることが
発覚した。個人情報等は何も教えておらず、被害はなし。
事例(還付金詐欺)
平成27年1月16日、青森市在住の被保険者の女性宅に市役所ケンコウホケン課と名乗る男
から「こちらで手続きを忘れていたのだが、医療費還付金が37,000円あるので、その手続
きのために30分後に○○スーパーのATMまで来てほしい。そこに女性がいるので一緒に手続
きしてほしい。
」と電話があった。
被保険者は不審に思ったものの、動揺して○○スーパーのATMに行ってしまったが誰もいな
かった。
被保険者には昨年、実際に還付金が振り込まれており、現在も還付金があるか確認するために
市役所を訪問した。担当が還付金の状況を確認したところ、実際に還付金はあったが、電話での
連絡はしていないことから不審電話であることが発覚した。携帯電話の番号を教えてしまったが、
その他の個人情報等は教えておらず、被害はなし。