幼稚園の統廃合におけるQ&A(説明会資料)(PDF:229.1KB)

幼稚園の統廃合におけるQ&A
Q1
A1
国府幼稚園の統廃合とは、どういうものですか?
国府幼稚園をたかとり幼稚園に統合(平成29年度末(平成30年3月31日)
に国府幼稚園を廃園)するとともに、平成30年度から私立の認定こども園を公
募により誘致し、開設するものです。
【町立幼稚園の統廃合について】
町立幼稚園の統廃合については、平成16年度に、教育委員会で「幼稚園教育
プロジェクト」を立ち上げて、幼稚園の統廃合や民営化などについての検討を始
めました。大磯町財政健全化計画や「幼稚園教育改革検討委員会」などで検討を
進める中、平成18年度及び平成20年度に教育委員会で協議し、「町立幼稚園
の将来構想」を定めています。平成24年度に大磯幼稚園と小磯幼稚園を統廃合
して、私立こいそ幼稚園を誘致しました。国府幼稚園とたかとり幼稚園の統廃合
については、昨年度策定した大磯町子ども笑顔かがやきプランに基づいて、進め
ていきます。
Q2
A2
認定こども園とは、どういうものですか?
認定こども園とは、小学校就学前の子どもに対する教育・保育を一体的に提供
する施設で、幼稚園と保育所の両方の良さをあわせ持つ施設のことをいいます。
保護者が働いている、いないに関わらず利用でき、保護者の就労状況が変化し
た場合でも、通い慣れた園を継続して利用できることが大きな特長となっていま
す。
また、認定こども園には、地域における子育て支援を行う機能もあり、園に通
っていないお子さんのご家庭も、子育て相談や親子の交流の場への参加などの利
用をすることができる施設となっています。
平成27年度以降に新しく開設する幼保連携型認定こども園は、教育基本法に
基づく幼児教育と、児童福祉法上の保育の両方を提供する機能を持つ施設となり
ます。
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Q3
A3
国府幼稚園の入園児の募集を停止すると聞いていたのですが。
入園している園児や入園を希望しているお子さん、保護者や地域の方々に、で
きるだけ負担がかからないで、認定こども園への移行を進めるために、入園児の
募集停止は行わないこととしました。
現在の国府幼稚園の園舎では認定こども園としての運営は手狭になるため、国
府幼稚園の運営を行いながら、平成29年度に認定こども園の新しい園舎を整備
します。
現在の園庭に新園舎を整備する予定のため、園庭が使用できない期間が生じま
す。新園舎整備期間中の国府幼稚園の運営や外遊びなどについては、子どもたち
の安全を第一に考えた上で、保育を提供するなど対応していきます。
Q4
A4
町立と私立はどのように違うのですか?
町立幼稚園の場合は、運営者が大磯町ですが、私立認定こども園の場合は社会
福祉法人や学校法人などにより運営されることになります。
なお、幼保連携型認定こども園は、認定こども園法に基づいて神奈川県の認可
を受けることとなり、教育及び保育内容は、「幼保連携型認定こども園教育・保
育要領」に基づいて実施されます。
Q5
A5
入園手続きなどは変わりますか?
平成28年度、平成29年度の国府幼稚園の入園においては、基本的に手続き
は変わりありませんが、平成30年度からの認定こども園への移行を考慮して、
3歳児の定員を15人とします。
3歳児の定員を減らすことにより、入園希望者が定員を上回る場合は、抽選に
よる選考を予定していますが、新入園児が入園する際に兄・姉が国府幼稚園に在
園する家庭等の入園を優先することとします。
なお、平成28年度入園より、町立幼稚園の通園区域の指定がなくなりますの
で、国府幼稚園以外の町立幼稚園にも入園することができます。
平成30年度以降の入園については、認定こども園への入園手続きとなるため、
手続きが変わります。教育標準時間認定(1号認定)を受けて認定こども園に入
園を希望する場合は、公募により選定した設置・運営法人へ入園の申込みをしま
す(3歳児の定員は10人を予定)。保育認定(2・3号認定)を受けて認定こ
ども園に入園を希望する場合は、大磯町が利用調整を行うため、入所申込みの受
付は子育て支援課になります。
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Q6
保育時間はどうなりますか?
A6
認定こども園における保育時間は、教育に係る標準的な1日当たりの時間は、
4時間となります。
保育を必要とする子どもに該当する園児に対する教育及び保育の時間は、原則
として、1日につき8時間となります(園児の保護者の就労時間等により異なり
ます)。
満3歳以上の園児においては、学級を編成して教育課程に基づく教育を行うた
め、教育時間は、教育標準時間認定(1号認定)を受けた子どもと保育認定(2
号認定)を受けた子どもが、一緒に教育を受けます。
実際の教育及び保育を行う時間帯の設定については、現行の幼稚園の教育時間
に準じる方針で、公募により選定した設置・運営法人と協議していきます。
預かり保育及び延長保育の保育時間の設定についても、各家庭の状況に柔軟に
対応できるよう設置・運営法人と協議していきます。
Q7
認定こども園になると、給食になりますか?
A7
認定こども園は、保育認定(2・3号認定)を受けた子どもに対する食事の提
供が義務づけられます。満3歳以上の子どもの食事は外部搬入も可能であるとい
う規定ではありますが、原則は自園調理であるため、教育標準時間認定(1号認
定)を受けた子どもも含め、全園児に対する栄養のバランスを考えた完全給食と
アレルギー対応食の提供について、設置・運営法人の公募の条件としていきます。
Q8
平成28年度入園児は、幼稚園から認定こども園に移行した後の最初の卒園児
になるため、小学校入学など不安があります。
A8
認定こども園への移行については、子どもの最善の利益が得られるよう、また
環境の変化により子どもに負担を与えないよう、進めていくことを基本原則とし
ます。
町内の幼稚園や保育所、小学校と地域との連携については、町立幼稚園と変わら
ない連携を図るように、公募により選定した設置・運営法人と協議していきます。
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Q9
発達に支援や配慮を要する子どもへの保育はどうなりますか?
A9
認定こども園への移行後も、発達に特別な支援等を要する子どもたちの保育は
実施していただきます。
他の教育・保育施設等においてもより多くの支援や配慮を要する子どもたちを
受け入れていただけるよう、加配職員への町独自の経費助成等、町としての支援
体制の強化を検討していきます。
なお、子ども発達相談員による巡回相談については、認定こども園への移行後
も引き続き実施していきます。
Q10
認定こども園への移行を理由とする転園は受け付けてもらえますか?
A10
平成28年度から、町立幼稚園の通園区域の指定がなくなるため、認定こど
も園への移行を理由とする転園希望も通常の転園希望と同様に受け付けます。
ただし、他の施設への入園、転園希望に優先した取扱いをする予定はありま
せん。
Q11
民営化すると若い教諭ばかりにはなりませんか?
A11
経験の浅い若手の教諭は、体力があり活発で子どもと一緒に遊べるといった
メリットがあり、園の明るい雰囲気づくりに大きく貢献していますが、保育や
保護者の相談など経験不足の面もあります。若手教諭とベテラン教諭がバラン
スよく配置され、保護者が様々な支援を受けながら安心して子育てできる環境
が整えられていることが望ましい保育環境と考えています。
職員の採用については、公募により選定した設置・運営法人が決定すること
になりますが、バランスのよい教諭の年齢構成になるように、設置・運営法人
を選定する条件にしていきたいと考えています。
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Q12
認定こども園に移行すると、教諭はみんな変わってしまうのですか?
A12
認定こども園は民間法人が設置・運営するため、幼稚園教諭のうち、町の正
規職員は他の公立施設に異動することになります。臨時幼稚園教諭については、
単年度採用となるため、募集があれば他の公立施設に応募いただくか、希望が
あればそのまま新しい認定こども園で引き続き働いていただけるように、公募
により選定した設置・運営法人と協議していきます。
認定こども園への移行により教諭が変わることについては、移行する前に、
認定こども園の職員と町立幼稚園の職員との合同保育を行う期間を十分に設け
ることで、環境の変化を少なくし、認定こども園の職員と子どもたちや保護者
の方との信頼関係を築くとともに、子どもたちの状況等について丁寧な引継ぎ
を行います。
丁寧な引継ぎを行うことにより、子どもたちや保護者の方への負担をできる
だけ軽減したいと考えています。
Q13
引継ぎはどのように行われるのですか?
A13
認定こども園に移行する前に、引継ぎ期間を設け、幼稚園に認定こども園の
職員を派遣していただき、合同保育を行う予定です。
また、認定こども園に移行した後も、引継ぎ保育を実施し、国府幼稚園に勤
務していた町職員が引継ぎ状況の確認を行います。
合同保育及び引継ぎ保育の具体的な内容は、公募により選定した設置・運営法
人と協議して決定していきます。
子どもたちや保護者の方への影響に配慮した円滑な引継ぎを行うために、計画
的に実施していきます。
Q14
私立の認定こども園に移行すると保育料が変わるのですか?
A14
子ども・子育て支援新制度では、認定区分ごとに保護者の収入により、大磯
町が保育料を決定しているため、教育標準時間認定(1号認定)を受けて認定
こども園を利用する場合は、町立幼稚園の保育料と同じになります。
保育認定(2・3号認定)を受けて認定こども園を利用する場合は、町立保
育園の保育料と同じになります。
認定こども園になると、保育料は園に納めていただくことになります。
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Q15
保育料以外で保護者
保護者の金銭的な負担はどうなりますか?
A15
既に入園している園児の保護者負担は、現行に準じる方針です。実際の決定
にあたっては、新たなサービス(例えば、遠足など)の対価として負担を求め
新たなサービス(例えば、遠足など)の対価として負担を求め
る場合は、事前に保護者に説明し、理解を得た上で実施することになります。
預かり保育及び延長保育に係る保育料は、公募により選定した設置・運営法
延長保育に係る保育料は、公募により選定した設置・運営法
人が定める保育料となりますが、実際の決定にあたっては、設置・運営法人と
協議していきます。
Q16
今使っている園服などは
などは使えなくなるのですか?
A16
平成28年度、平成29年度にお子さんが入園される保護者の方においては、
平成28年度、平成29年度にお子さんが入園される保護者の方に
町立幼稚園から認定こども園へ
町立幼稚園から認定こども園へ移行するにあたり、新たな負担が増えないよう
新たな負担が増えないよう
に、公募により選定した設置・運営法人と
公募により選定した設置・運営法人と協議していきます。
協議していきます。
Q17
保護者の声を今後どのように
どのように反映してくれますか?
A17
認定こども園への移行について、保護者の不安を解消し、ご理解ご協力をい
ただけるよう、設置・運営法人の公募や選定など移行準備の進行に合わせて、
ただけるよう、設置・運営法人の公募や選定など移行準備の進行に合わせて、
説明会等により、ご意見をいただきます。
ご意見をいただきます。
子育て支援課においては、随時ご意見等を承り、説明会等の状況やお問い合わ
子育て支援課においては、随時ご意見等を承り、説明会等の状況やお問い合わ
せいただいた内容等について、町ホームページに公表していきます。
せいただいた内容等について、町ホームページに公表していきます。
大磯町町民福祉部 子育て支援課 保育園・幼稚園係 ℡0463-41-4100 内線 317・318
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