Title 被服造形のための基礎研究(1) : 女子身体水平断面と水 平体系の

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被服造形のための基礎研究(1) : 女子身体水平断面と水
平体系の計測(第1報)
三吉, 満智子
研究紀要 2 (1970-11) pp.22-43
1970-11-01
http://hdl.handle.net/10457/2280
Rights
http://dspace.bunka.ac.jp/dspace
被服造形のための基礎研究( 1 )
女子身体水平断面と水平体型の計測(第1報)
士
口
I
序
E
水平断面と水平体型
水平断面の計測
1) スライデイングゲージについて
1II
2) 計測方法
3) 計測部位の選択について
4) 計測結果
以上第l報
N 水平体型の組立て
いての考察
被服構成への応用につ
の問題は欠くべからざるものとしてp すでに多
くの研究がなされている。 しかしそれらの観察
や計測の方法は, 必ずしも被服構成の分野に適
合したものではないので, 被服学, あるいは被
服人間工学として, そうしたものを取入れた独
自のsystem を持たなければならないことを痛
感している。
水平体型の分類
本研究においては, 1次元的な計測(metria )
と, 2 次元的な計測(scopia) とを実施し, 更
に3 次元的な意味での立体の採取を試みること
によって, 被服造形に必要な, 形状としての人
I
体因子を捉えることと, それによる体型の分類
を試みようとするものである。
以下第2 報
,�
満智子
序
容積や重さp 立体形態の幾何学的計測・表示と
いった3 次元的な計測による認識も重要であろ
うと考えられるのである。
人類学・美術解剖学および人体美学では, 形
( 22 )
についてお乙なった。
①マルチン計測器による計測
元測
体側の因子を追求していく場合にも, 計測部位
を増し, それを数学的に処理することによって
分類・整理するとし1う方法が多くとられている
つまりd長さが を主として計測しp 表示するl
次元的な計測方法が多いと考えるのである。
人体の認識はζのl次元的な計測方法の他に
すでに幾種かの報告もあるが, 長さの持ってい
る形状, ある長さで固まれた面の形状p 面積等
の把握・比較といった2 次元的な計測方法によ
ってもなされる必要があると考える。 更にまた
計測はp 各被計測者ごとに, 次のような事項
次計
l的
被服を造形する上に人体をいかに認識するか
は重要な問題である。 従来被服構成に使用され
ている人体そのものに関する因子は, 一般的に
は胸囲・腹囲・腰囲等わずかの部位の周径と,
背丈・肩'-[J・ゆき丈等のいくつかの部位の長さ
のみである。 更にこの分野において専門的に人
@静立時における計測 173項目
⑤運動時における計測 2 40項目
(主として上肢の運動)
②角度計による計測4 項目
③写真撮影
)
スライデイングゲ
ージによる水平 jl, 2 次元
④
[ 的計測3
断面の計測
j
⑤布南での立体裁断技法による体型 )
l 3 次元
<vrrrt
採取とp その展 開 図 のか取
的計測
③体幹部と大腿部をつづけて包 む j
j
⑤体幹部上半を包む
以上のうち今回は④水平断面の計測と, その3
手段として選んだスライデイングゲージ法につ
いて報告することとした。 乙の計測方法に関し,
てはy 資料も殆んどなくp 計測方法そのものの・
実験からはじめなければならなかったもので,
そのために不備の点も多いが, その故に乙そ詳
文化女子大学研究紀要第2集(970)
細な報告が必要でもあろ うかと考え, 方法の説
明にやや多い紙数をさく結果となった。
E
水平断面と水平体型
人体の体型(somato type) の2 次元的な把
握は3 通常直立している姿勢の前面・側面・後
面からみた形, 即ち立面への投影図として捉え
た形での観察・計測によってなされる場合が多
い。 シェJレドンの体型分類の手段はこの立面図
(elevation )としての写真によっており, 人類
学でも多く用いられている方法である。 この立
面図 (elevation )としての体型 を 本論文では
d垂直体型グ と仮称している。( 以下これに従う〉
lつの立体を表現するためにp 図学などでは
立面図の他に平面図 (plan )を併用する。 被服
造形の立場からもp より適確な人体の把握の意
味じ 被服構造の表現の手段としてP この平面
図を用いる乙とが有効であろ うと考える。 この
平面図として捉えた体型を本論文ではd水平体
型が と仮称している (以下これに従う)。
即ち水平体型とはp 人体を上 (又は下)から
見て,水平な平面への正投象図形(orthograph­
ic projection )として捉えた体型をいう。 図形
といっても, 体型の場合はそのreliefを含めて
体型というわけであるからp 明確にその体型を
知札 更に垂直体型との関係を明らかにするた
めには, 各部位の水平断面形状が必要になって
くる。 水平体型を知るためには写真 (人体の真
上から撮影)も考えられるがp 身長という焦点、
の深さがあるために正投象図形とはなり得ずそ
れによって計測することは誤差の訂正などでか
えって困難である。
水平断面・水平体型の計測に関する資料は少
なく, 解剖学ではp ρ横断面グ として骨 や筋肉
手順で今回の研究をすすめたわけである。
今回の採取はp 基本姿勢のみについておこな
ったがp 立面図p 平面図という2 方向からの2
次元的な計測は, 運動姿勢についても, また被
服の緊縛によって断面形状のうける変形の一般
性といった事項についても追求していく必要が
あると考えている。
車
水平断面の計測
1) スライデイングゲージについて
水平断面の計測には, 立体写真によって採取
する方法やp 人体を立体のままで採取 (アルギ
ン酸・石膏などを用いて型どりする)しp 復元
したものを水平に切断する方法などがあるが,
最も簡便であって3 被計測者に対する危険や疲
労が少なく, かつ誤差が被服構成に支障のない
範囲でとどめられるという推測のもとに, スラ
イデイングゲージ法を選んだ。
この方法はp マjレチン計測器やその計測法の
ように, 学術的に確立している方法ではなくp
器具そのものから開発していかなければならな
いものであった。 乙の計測器の製作にあたって
はp 西田正秋東京芸術大学教授の指導を得p 西
国研究室大久保昌世副手の実験器具に示唆を得
てP 昭和3 9年に実験的に着手しp その後試作と
実験をくりかえして昭和 42 年7月に現在の器具
に至ったものである。 (図-1 )
乙の器具はスライド針が水平に保たれたまま
で, 前後方向にのみスライドすることが絶対に
必要な条件で, その他に体表の柔かい部分に軽
く当てるだけで形の採取ができなければならな
いので, 針の滑りの軽いこととp 形をとった後
固定することができる等が 必要 な 条件であっ
Tこ。
などの形状・位置関係を表現するために使用さ
れてはいるが, その断面聞の位置関係や met­
rical な値は問題とされていない場合 が 殆んど
乙うした諸条件のうち, 針を水平に保持した
ままで前後方向にのみスライドさせるための工
である。
こうした事情からまず断面形状を採取するた
めの計測器の考案からはじめて, 水平断面の採
ングゲージもなくはなかったがy 針の間隔があ
取, その組立てによる水平体型図の作成という
文化女子大学研究紀要第2集(1970)
夫に相当の日時を費やした。 既製のスライデイ
きすぎていたりp 針先が上下または左右にふれ
るなどの欠点があった。 種々の方法を試みたが
山崎賀子文化女子大学講師の協力も得て, 現在
( 23 )
てて, 垂直断面形状の採取ができるようにした
ものも製作した。 水平のゲージ 面は取はずして
他の支柱にはめて角度をかえて利用できるよう
に計画しである。
ゲージの精度については, ゲージそのものの
構造と,ゲージから図として採取する際のerror
とが関係してくるが, 計測例が少ないためp 今
回は誤差についての統計的 な 値 は 出していな
図-1
構造的には, 針の先端部の直径が針軸の太さ
の約九であるため, 左右径方向において, 左・
右ともにその体表と針との空隙が最大となった
スライデングゲージ
では厚みの薄い管(最初は注射針の管を利用し
た)を並列しp それにスチーJレ製の針を通すと
いう方法を考案し, 漸く安定した器具とするこ
とができた。 使用した管は外径0.3Cl!l内径0.25
CJJl長さ6 CJJlの真鋳である。 針は直径0.24cItl 長さ
35CJJlである。 針の間隔をできるだけ少なくする
ために管は密接して接着した。 とく曲率の大き
い部位ではもう少し組lし1管 が
1.2rnrn
望ましし1かにも思えるが, 人
「
体に対する危険を考えると一
応の限界かと考える。 針先は
鈍く削つである。(図-2 )
体型の形状を採取した針を
固定するためにはゴムと樹脂
とj払11部についてはマキノ製作
所に依頼したものである。
ゲージ面 (管の保持板と針
の部分)は, 中央に取付けた
計測者の目測の精度が高ければ3 この二つの
誤差は大体0.1 CJJl以下に押えられると考えられ
に肩先苦/5などではごく僅かの体の動きで高さが
変化するため, 計測しているうちにy その部位
が計測点の部位からずれてくるということがお
こり, 形の上では大きなちがいとなってくる。
乙れは,計測時聞をできるだけ短くすることとp
体表にしるした垂直線・水平線を目じるしにし
て, 最初の姿勢にもどす注意を与えることによ
水準器と, 移動できるもうl
って防ぐより他に方法がなかった。
また計測時間はl 部位l面については40秒~
l分程度のものであるが, その聞にも重心紘,は
に移動できるよう に し てあ
る。
この脚部をつけて保持板を
( 24 )
の傾斜を誤まるとここでも誤差が生じる。 しか
しこの値は, 左右でp あるいは前後で0.2CJJlに
は達しない。
誤差の原因からいえばp 被計測者の姿勢の変
化によって生じる形のらがいが問題になる。 特
個の水準器とで常に水平を確
かめながら脚部の操作で上下
水平に支えるようにしたもの
の他にy ゲージ面を垂直に立
値との比較は殆んどOで最大0.2ClItにとどまっ
ている。
ーゲージから方眼紙に形をうつしとる際に鉛筆
る。
ω
日
()
g
g
板とをスプリングで押える方
法をとっているが, 乙の部分
1
場合は約+0.45clllという誤差が生じる可能性が
ある。 前後方向では構造か ら の誤差 は 生じな
い。 実際の計測では左右径でこれだけの誤差の
生じることは少なく, 同時に粁状計で計測した
2.4rnrn
スライデ
ングゲージ針ー
図- 2
前後・左右!とゆれ動くので, ごく僅かの安定し
ている時聞に, 全体の針のあたり具合を調整す
るように, 計測者側の熟練が必要であった。
こうした器具誤差 (instrumental error))
文化女子大学研究紀要第2集(1970)
計測記録票1 - 1
表I
I 2一
|| 一f~一-一ー一一一一n
ーi目 言田�
ロ氏名一
頭
T員
占
後
頭
占
臣民
tt前Ml
占
椎
占
頚
I生月
北
C
よa.
同
間
中
前後径
コ
占
1夜
周径その他
メ
NQ
モ
頚部
ー
�
/i腕つ開けねリ
/
占
服嵩 後 点(C . L)
頭 点(B . P)
I I
-----全 : 体
占
{走
頚部
矢 : 厚
肩 先 点(S . P)
円リ
左右径
------ ------ -----�ハ百立口ßiばKi3余lL|
要員 側 点(N . P)
査員
l:目
年日
ヘ\
/〆投影
間i体
乳
乳房下縁位(U.B.L)
L
w.
日夏
占
音r)
l暴
'骨
1易
'骨
恥
,1:i
同
民え
円リ
ヨ,
肩 甲
上
位
稜
車束
I�王
i最
ð
間
占
後
突
子
転
; 体
間;体
骨 後 突 位
音日
大
日リ
寸
ヲ巴
て
位
占
股
τi百当�
位
殿
溝
位
------ ------ -----片
; 両
片
: 両
大 腿最 大111 記位
大 JIi!!s
1奈
蓋
目リ
突
上
位
占
下 腿最 大111話位
足
タト
�
上腕
首
位
果
占
最 大 図位
4母
指
-
根
P
N. P
S.
S. P-上腕C. L高
肩
傾
斜
主
民主
傾 斜 zイ』f(
頭
|
部
身
刀t
数
------
------
------ ------ 正/三/ 三
/
/
二/7/ -----/
/三
------ ----------- ------ -----頭蓋示数
表-1
文化女子大学研究紀要第2集(970)
上肢のふれ
、
肘
�A
f立
尺骨茎突位
------
計ìHlJ者MIYOSHI
( 25 )
被計 測者を含め た環境誤差 (conditional er­
ror ), および計 測者の誤差(personal error )
をできるだけ少なくすることと3 被服構成とし
て許容できる誤差の範囲を確かめることは, 今
後の課題として残っている。
2) 計 測方法
務被計測者 文化女子大学・文化女子短期大学
学生 年令 19才�21才 25名
物計 測時の着装 ナイロントリコ ット製ブラジ
エアおよび存自ブリーフ
後計 測 時の姿勢 頭部は耳眼水平線を水平に保
らp 上肢は掌を内側i乙向けた自然の下重とし
足部は正常な立位姿勢を保つときの自然の開
角にして, 無理のない立位姿勢とした。
務計 測の手11頂と方法
①計 測点、・前後正中線・体表区分線などの体
表への記入 記入には眉用ペンシJレおよび三角
形に裁断したビニーノレテープ使用。
②マjレチン計 測器および角度計 に よ る 計測
(表-1 )
①および②は基本的な計 測であるが被服学あ
るいは被服人間工学としていまだauthoriz eさ
れたものがない現状であるので, 各研究者の計
測方法は必ずしも一致しているとはいえない。
そのため本研究において使用した計測点・体表
区分・計測方法についての定義を示しておく必
要があると思われたがp 相当量の紙数となるた
め, 今回は省略し, 使用したプロトコーJレのみ
を記す乙ととした。 なお次 項「水平断面計 測部
位の選択」において必要となる定義については
その 項で述べる。
③布吊による立体裁断技法での体型採取 (図
- 3 , 図-4 )(第20回日本家政学会発表)
④側面からの垂直線の体表への記入 計 測準
備のうちの困難な仕事の 1つであった。 垂直線
( vertical line )の位置は即ち重心線(w eight
line) の位置である方が望ましい。 重心線の位
置については西田教授の講義に拠った。 即ち,
頭頂を出発し, 耳介の前縁を通札 膝蓋骨のす
ぐ後を通過し, 下腿の前にあらわれて, 足の甲
を通り立問I地におちるというものである。
おもりをつけた糸の向うに被計 測者を立たせ
々)(
図- 3-(1)
( 26 )
体幹・大腿Tight fitting
図- 3-(2)展
開
図
文化女子大学研究紀要第2集(1970)
jt!‘
N0.4
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上半身Tight fitting
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図-4-(1)
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i
-
守、':l(*k
、�
図-5
後正中線垂直断面 形 状
て, 糸が耳介の前縁を通るように足の位置を移
動させると, この童心線の通る位置を見出すこ
とができる。 次にこれを体表にしるすことが難
かしく, 実験の当初はこのために相当な時間を
・
0
・
3
7
S
7
守
6
2
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1
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ι『Lw
hA
i-
開
図
h、、 ,
費やしている。 現在では, 糸の通る位置を耳介
‘� •
して記入している。 上肢は 自然に下霊している
のでその蔭になっている体幹の部分はp 後で,
Cく僅か上肢を体幹から離-し, band massの
前縁と足部外側とにしるした後, その聞の垂直
線の記入は垂直型スライデイングゲージを利用
面を矢状方向に保ったままで側面体表にあて,
下肢にしるされた直線を上方に延長してしるレ
TこD
⑤後正中線の位置の垂直断面形状採取 霊直
文化女子大学研究紀要第2集(970)
( 27 )
型スライディングゲージ によって 採取 した。
微妙さを細部にわたって完全に計測することは
(図ーの これは, 水平体型組立ての際の参考
資料として重要なものである。
⑤水平断面の採取 スライデイングゲージは
望ましいことではあるが, 現在の器具では3 先
実験室のl方の監に対して3 針の方向が直角に
なるように設置する。 これは被計測者の矢状面
と針の方向とが常に一致しているように保つた
めの心理的な援けとするためである。 胸部と腰
部とでは, いわゆる前面と思われる方向がらが
っていたり, 足部の矢状方向と思われる方向と
腰部や顔面までもその矢状方向が異なるという
例は数多くあったので, このような場合にはp
器具又は壁面に対して ρ前面で相対しているグ
にのべたようにさまざまな誤差の要因があり殆
んど不可能なことである。
そのため本研究では研究目 的にしたがって,
体型の特徴を端的に捉え得る部位でp しかも被
服構成に必要な部位という意味から①前後方向
および左右方向への顕著な凸部, ②計測上重要
な基準部位, ③被服の着装構成上の主要保持
部。 という条件で次の13ケ所を選んだ。
( 図-6 )
という被計測者の感覚は重要な決め手になり,
その感覚で立った時の針の方向を体の矢状方向
とすることに条件を統ーして計測をすすめた。
そのためp 被計測者の感覚での前正中線の矢状
面は, 必ずしも後の正中線に合致しないp つま
り頚推点からおろ した主直線よりも左右いずれ
かにずれているという例が多く出た。 しかしこ
のずれの寸法がほぼ一定していることとp 写真
A目ー
での観察の結果でも同ーの状態であることから
乙の条件で通すことに決定したのである。
各断面はp 前後2 方向から外側方の最突出点
までを採取 し てlつの図に まとめたものであ
る。 前に述べたようにp 左右径方向において針
と体表との聞に空隙ができる場合があるがp 乙
の場合は3 目測又は粁状計の補助によって, 過
不足をネ11]った。
ゲージの形状を方眼紙に拙きうっす際には3
体表にしるされている前後正中総および重心線
と水平断面との交点を記録しておいた。
針の体表tζ対する圧力については3 針はi怪く
体表にあてるだけであるため (それによって変
形をおこさないために)問題としなかった。
3)
計測部位の選択について
計測はその計測値の使用目的に応じてy 無駄
のない部位を選んでおこなうべきであろ う。 各
個体は, 解剖学的には同ーのものであってもp
その形状は千差万別であって, そうした人体の
( 28 )
文化女子大学研究紀要第2集(1970)
頭
後
③頚 推
l一
「 円
| 計測上の留意 点
に
て
点位|後 頭 点(opis to rca nion) (op)
部ととも
哨
ζ
川
い叩体
t
判
叫判一
一
一阻
附 型断分
叫
一
矧類蜘 の 一配し目
一
脚足
配
蹴
I 状を 採取す取する 。る。側
選ん
だ。
|を 通水
る平面
|面から 採
対し
点位 | 頚 椎 点(cerv iω e (
) c) を 通 る 後正中線上での体幹部(注1 )の上限であ り | 頚部 は 体 軸 に
|
ある傾斜を も
っ
この 点の上下で は 形 態 ・ 運動領域が 異 なる て
水平面
た め , 被服 は この部 位ら
いるので
水
平面
|
か
上と下で は 別の て
っ て
接合する場合が 多 い。 I は 前面で は 顕端K
形 態の ものを 作
E
っ て
近 い部位 にな
計測部位
定
義・条
|
件
選
択
の
理
由
く
l
r omion) ( a) を |ウェイストラ
イ
ン を 境とし
た上半身で , 遊
。右肩先点1右肩峰 点(ac
位
i通水
る平面
…一ーし部位で
ある。ま
た 重要 な
被服の保
持
部である。
市附〕|
⑬右版官後
点位
(C.L 位3
〔服官位〉
前後・上下・左右
も動
の どの方向 に
の
い 部な
き やす 体
つ
乙と
で 姿勢を 保
に注意を 要する 。
この計測
点は 視察
する ことが で き な
いので スチーノレ製
の定規を 大円筋下
縁 に
て
あ
たままで
上 肢を 下垂しその
定規の上 縁 を 体表
に
し る す。
上 肢を 下垂し
た 際の体幹部と遊離上 肢の接
続部の下 縁 で肩先 点位を 除けば上半身で左
右径の最も大であるのが 普通である 。被服
位
の アームホーノレ は この (C.L) よ り上に
置する ことは な い。た
か
上方の
ま この 線ら
各部の長 さ は 被服の着やす さ や体型への適
合度を 決 め る 重要 な因子である 。
肢で 取
上 ま採
にまに
共た も
はしと
面垂 も 。
E下 肢る
旦を上 す
あま
ざ
で、
通ま
普さ
が上 。
の 成る
る 構あ
あので
で 服位
大被部
の はる
径位 な
後部 と
品
別の A
口
も こ土
最たの
でま形
部 。造
胸る な
マ令
通
を
\lノ
'n
rlk
n
o
e
τn
ふL
点
頭面
乳平
ハ
レ
コ
ト
j
マノ
1
A
つ
一同
D
は
L
ナ
g
右 位B
⑤ E
右阪商後 点を 通水
平面,
る
乙の
点、は
従来
の生体計測l
法 とは な い
点である 。
服間後 点とは , 上肢を 下垂し
た
際の服均裂部の大円筋下 縁 の 点
である。
この 点、を 通水
る平 線を ( ch e s t
lin e ) (C.L)呼んで いる 。
る。
体幹部のみを 採
取
する。
骨格や筋肉
⑨右乳房下 | 右乳房の ふら
く
みの 消 えた位 置 乳房は 皮府の 一部分であるので
け る特性値は 乙の部分 で 求 め る
の 胸部 に お
縁 位
| を 通水
る平面。
こと
になる。ま
た 乳房の 形 状も乙の部位の
(U.B.L 位〉
計測
が なけれ ば比較で き な い。
ン(w ais t lin e )
イ
ウェイストラ
被服着装保
持
部とし
て
重要 な部位である 。I
⑬ウェイス
水
平面
(W.L)
ト位
同時
に
造
形
的
に
も審美
的
に
も 重要 な部分で
W
水
( .L) は 腹部の 最小周径
ある 。
いう。 肋
骨下端と腸
骨稜
(W.L 位〉平 線を
た
ま , 上・下 肢 の 運動 によ る皮膚ののびの
開花位 置し, 多
くは 腸
骨稜上 縁
限界の 位置で もある 。
の脂肪厚 にっよて
高きが 左右 さ
れ
る。
⑪腹部前方 隣点、(omph alion)(om) の や
り 腹部の最も前
,
あ
た
最 突出位。 や下方 に
方 に突出し
て いる部 位を 通水
る
前
平面。
腹部の 前 突位は しばしば体 幹部の うちでの | 腹部の 正投象
的
図
最前 突位で もあ り, 慣 点よ り被服 構 成上は ! な s id ev i e wで ,
前方 に
る。
最も 突出し
重 要と 思 われ
I
l uT M
l
①右殿部後 | 右殿部で 後方へ最も 突出て
し
い | 後方 へ の 最 突出部 位の vu
ol me は 乳房の | 殿部の 右側 面から
ol me とも に
方最 突出 i る部 位を 通水
る平面, hip lin e I vu
被服の 造 形 に
は 重要 な因子 | の 正 投象
的
図
な
s id ev i e w に お い
Iて
I である。
位
! と 呼ば
れて いる部 位である。
I を し最も後方の部位
る す。
C難後 )
〔邸 〕
図KK位
象 明方 部
投 曳前 る
もい
正ベ
ー
の 白最て す
部.
目て し る
腿 な い出 し
大的お突を
m
位大的 最たる
幅 右 図 で しし
大 に象 う出 に
最 更投 - 突 平
で '
正 ?に 水
計め の t 方 に
状確 部川側 位 。
粁 を 腿 かも 部 す
部 合要
幹場 重
体る で
い由
'
てて理
い しじ
お出同 O
K 突 とる
状に 項 な
形方 前 と
面前 は 子
断も と 因
直り こ の
垂よ の 上
の 位こ形
位部 '
造
部のく服
の ど多 被
そ の がな
て
し
出
突
凹o
f
k
方平
前水
司。
4
b
最通
でを
部位
腿部
大る
右い
、HP
前
腿位
大突
rh
部突
腿最
大方位
右前出
⑧
文化女子大学研究紀要第2集(1970)
らそ 因
の
か '
幹く 上
体多 形
はが造
部 合な
腿場要
大む 重
ぴ包 は
ょに 部
お 状出
帯筒 突
肢 円方
下 似側
は擬 の 。
で て とる
服い合 な
人づ 場 と
婦 つの 子
の最
径腿
右大
左
回0。
4
b
十
最平 い
で 水な
側る は
外通 で
部 を位
腿 位部
大部 の
右の囲
左大 大
最
部位
腿幅
大大
③
(H. L 位)
(29 )
M i
U)
l
ae 〔 )
t
骨
点(
従来 膝 部蓋周 辺 で は 座
げ れ て いるが
E
ら
の みが
取 りあ
, りの 点は 下
探
腿内 側 に
っ て
し
し
あ
にく
い
る にく く
り見 る 骨
膝 蓋 の方が
前 面ら
き え
形 の はっ
か
運
研
に
姿
審美 的 な
意も
勢
究
ま
で
た
味
,
の
動
も使 いやす い と
考 の で と の 点を
選
え
た
ん
だ。 上 し
は
点 たの
と ,
中 点は 顕 著 な突部が
探
易り か っ た と と
と
な の
い で上 点の方が
題
人 体 のプロ ポ
ーシン
ョ
の
上で 問 民 され
る
問
乙と
が 多 い と考
え
たからである。
膝 蓋通
膝
⑤右
蓋
骨
縁上
を
る平 面 。
水
骨
膝 蓋
膝 蓋 点は , 上 骨
上
縁も
点位
の最
上
い
の 最 前方 に突
高 位 置で体表も
い
と
点 た 。
る し
出
し
て
C関上〉
水
投象
平面 に 正
面
足 部床
側 縁を
捉
て
とえ
た 形状
図 形し
。足 部
凡例c
)は
。
スラ
イデ
ージを 使し
なゲい
用
イE ンタ
直
で 鉛 筆 7 の側 面
iζ
床
を
面 K 角し
て
足 部 側晦 にっ 沿
る
て
, うし
。
と
っ
体型の分類に重要 と考
え
て選
んだ。
て
従来
の生体計測法・解剖学 で用
ら
いれ
いる学術用略
語
し
, たがっ て乙
の記号
付
を し
た計測点
し
て
マ
ルチン計測法のまま使用
し
たも のである。
に
て
つ い は 主と
cc
。
)) は 被服関係 の慣用
,
語た
ま 本論文
は
にお
て
い 以
後使用する 語
略
i
(注1 ) 体幹部 と
いう体部の名称,
は 体表解剖学で、は頭(ca
p
t
)
u , 頚(ce
rv
)
s
腹(a )
bdme
)
x ,p
e
胸(
t
u
c,
n
の4体部を
含
た名称
め
と
っな
て いるが
,
本論文 での使用
の定義人間工学会衣服
は
部会に 試
案
し
と
て提
出 され,
雑誌人間工学68VOL4-2 K掲載 の小池千枝氏 の体表区 分案にっ て
従
いる。 それ
る部分から , 遊離上 肢
は , 被服で常時包まれて い
お
よび下 肢 を のぞ
た部分を
い ーま と
めし
に
て
表現する言葉 が ある方が何か
と
都
好 合 であ
るから であ る。
体幹部の他, 頚部・ 頭 部・ 上 肢・下 肢の区 分も上記 の案
し
に
たがっ
て
使
用
し
て
いる。
上記13ケ所の他に先にあげた凸部という条件
からすれば, 肩甲骨の後方突出部もあるが, こ
の位置は実際には殆んど⑬のC.L位の高さに近
いため省いた。 また被服の構成の意味からは,
乙の他に, 大転子点位, J鴎骨稜位, 殿溝位等も
重要と考えられるが, 計 測部位の近いところ は
省いて時間の短縮をはかりたい意図と, 水平体
型としての contourには影響が少ないという意
味で省くこととなった。
高さの左右不同, 形状の左右不相称は実に多
くの 例をみるが, 計測点が左右に求められる部
位においてはすべて右の点によって水平面の採
取をした。 極端な場合のみ参考資料として左の
計 測点の高さの断面も採取しておいた。
4 ) 計 測結果
各被計者ごとに13面の水平断面が採取される
が, そのうち5名 のものを次に掲げるo Noは整
理のた め のオリジナJレナンバーである。 ( 図7'"図-11 ) 図はほぼJ,�縮図である。
W
( 30 )
水平体型の組立て
平均身長 154 .3CIIlのうち足部も含めて13面の
水平断面の計 測からy 平面図としての水平体型
を求めることは種々の問題もあるが, r�1部につ
いては殆んどがその中に含まれているので, 水
平体型の contourによってその特徴を掴むのに
はむしろ 適切であろ うかと考え一応組立ててみ
たのである。 前にも述べたように実験例がごく
少ないためこの方法による被服への応用範囲を
手さぐりするためにも是非とも必要なことであ
った。
まず各断面図形にたて軸とよ乙軸を記入して
その交点を求めた。 たて軸は, 前正中線を基準
とした矢状面の方向を示し, よ乙軸は, 重心線
として側面から記入した垂直線(V. L)を通っ
てたて軸に直交するものとした。 乙の交点を童
心線の通る位置と仮定した。
このように記入した各断面を 高さ のj慣に重
ねy 重心線の位置を一致させることによってp
上面 (又は下面)からみた人体の水平面への正
投象図形, 即ち水平体型が組立てられるわけで
ある。
文化女子大学研究紀要 第2集(1
970)
No 2
A
面
H
(後頭点位)
面
(腹部前突位)
面
B
(頚椎点位)
C
F一---
面
(肩先点)位
D
。
面
\
\、、
�__/
面
大 腿最大
(|
幅 )位
、� ----
面
Cc. L
J
)位
面
K
(大腿前突)位
\
/
面
E
CB. L
)位
面
L
(膝蓋上点位)
F
�
面
CU.B. L
面
0
位)
(足
G
部)
面
Cw. L
位)
図-7
文化女子大学研究紀要第2集(970)
水
平
断
面
形
状
C 31 )
No 9
A
面
H
(後頭点位)
B
(腹部前突位)
I 面
(殿部後突位〉
面
。
(頚椎点位)
C
面
J
面
(大腿最大
幅位)
面
(肩先点位)
K 面
(大腿前突位)
D
(
/
\
/
\ l
\
I
面
CC. L
E
)位
面
CB. L
位〉
0
面
(足 背1))
F :[ 面
CU.B. L
G
位)
面
cw. L
〉位
図-8
C 32 )
水
平
断
面
形
状
文化女子大学研究紀要第2集 (1970)
No 1 6
H面
A面
(腹部前突位)
位
(後頭点)
B面
位
(頚椎点)
D面
L位
.
)
CC
E面
.
L位)
CB
位)
(殿部後突
「
。
�一一一�
C面
位
(肩先点)
I面
/
\
/
J
\
面
(大腿 最大
幅 位)
/
rl
F面
L位)
CU
B
. .
ν\
L位)
じり
L面
(膝蓋上点位)
0面
(足部)
G面
.L位 )
Cw
図-9水平断面形状
文化女子大学研究紀要第2集(1970)
C 33 )
No 21
A面
H面
(後頭点位)
(腹部前突位)
B面
(頚椎点位)
C面
。
I
面
J
面
(殿部後突位)
(肩先点位)
D面
.
L位)
CC
E面
CB
.
L位)
(大腿最大
幅位)
K
面
(大腿前突位)
L面
F面
(膝蓋上点位)
B
L位)
(U
. .
0面
G
(足部)
面
CW. L位)
図-10水平断面形
( 34 )
状
文化女子大学研究紀要第2集 (1970
出22
A
面
(後頭点)位
B
面
(頚椎点位)
H
面
I
回
J
面
(腹部前突位)
。
,C面
(殿部後突位)
(肩先点位)
D面
.
L)位
CC
E 面
L
.
)位
CB
K
面
(大 腿前突位)
L面
F面
(膝蓋上点)位
CU
.
B
.
L位)
G
(大腿最大
幅)位
0面
(足部)
面
cw. L位)
図-11水平 断
文 化女子大学研究紀要第 2 集 (1970)
面形 状
C 35 )
この2つの作業 の 中に問題がいくつか生じ
た。 そのlつは, 断面採取の際に(V.L)を上
訂正したもので、重心線の位置を求めた。
このようにして組立てたものから, 体幹部の
肢に記入してあった部位, 即ち肢寵後点位と乳
特徴をよりよく摘むために後頭点位を削除した
頭点位ではp 被計測者の肩部の姿勢が変化する
ものが次に掲げるものである。 図は約1/6.3縮
とそれに伴って上肢の位置が変化してくるため
図である。
B.L周径の小さいものからj噴
童心線を求める際にその図面上の(V.L)の位
図の順序は,
置だけに頼れないことであったD 写真の側面図
に羅列しである。
(図12"-'図36)
と, 後正中線の垂直断面形状とによってlつl
Nü.3
つ確かめなければならなかった。 あらかじめ上
肢がふれないように大腿部体表に手部の位置な
どを描いておく方法をとったものの方がいくら
か正確であった。
また, 前面という感覚(被計測者の) も必ず
しも固定していないので, 足の位置を移動した
際にその方向がずれを生じ, 各断面が同姿勢で
とられていない場合があった。 この場合にはp
前正中線の矢状方向と後正中線とのずれを同じ
I
B
iこしてたて軸(矢状方向)を訂正しy したがって
図-14
(V.L)を通る左右軸もそれに直交するように
F
NO.4
NO. !
図-12
図-15
NO.2
NO.5
F
竺犬、
句
"'\、
\
、
1\\-L//デノ ひし 司、
、こ二一:」
:一"
;
\ーム♂子、
\
/
8
図-16
( 36 )
文化女子大学研究紀要第2集Cl97G).
N O.6
B
図-17
図
δ
20
図-21
図 18
-
NO,8
図
- 19
文化女子大学研究紀要第2集 (1970)
区1-22
( 37 )
NO.12
図-23
図-26
NO.13
戸
NO.16
図-27
NO.14
図-25
( 38 )
NO.1 '7
図-28
文化女子大学研究紀要第2集(1970)
NO.18
8
図-29
F
NO.21
図-32
B
NO.!9 ;
Fï
NO.22
ー 一J-一 �伊信�曲目白働_- 嶋崎 由町、町田町田-・h一~
8
図-30
図-33
ロs
NO.ZD
? ; / ア六 千
.- 一一一一
�-�- �)‘
~一一/ー
.
-
-hT
/
・・ー� ./-
、、エプ穴ミLY
8
図-31
文化女子大学研究紀要第2集(1970 )
図-34
( 39 )
NO.5
図-35
図-37
NG.25
1面周径8 2.9clIl
戸
NÜ,16
B
図-36
図-37�図
図-38
1面周径87.0clIl
42は ⑬面(ウェイストライン
面) から下を床面への正投象図形として捉えた
ものである。 一応仮分類した各タイフ。からl体
ずつ選んだものである。
図
NO.20
43'"'"'図-48は⑬面から上を上面に対して
正投象して描いた体型である。 的-臓でなく下か
ら仰いでみたかたちである。 この描き方が
被服構成に利用しやすいと考えた。 これも仮分
類した各タイプからl体づつである。 いずれも
約1/6.3縮図である。
図-39
( 40 )
1面周径91. 50}l
文化女子大学研究紀要第2集(1970)
ロ
'
NO.8
NO.6
お
図-40
1面周径85.0clIl
図-43
E面周径79. 3c7Il
戸
NO,包
8
図-41
1面周径100.5clIl
図-44
E面周径80.7clIl
F
図-42
1面周径98. 6CJJl
文化女子大学研究紀要第2集(970)
NO.15
図-- 45
( 41 )
NO.20
�
結
び
水平体型は実際に見る ことは困難なものであ
り, 更にp 頭部を除外したものとかp 上半身の
み, 下半身のみな どという状態は通常では不可
能な観察である。 それだけに理解に困難を伴い
利用度の少ないものではなかろうかp な どとい
う危倶もないわけではなかったが, 逆にそれだ
から乙そ有用であるという反面もあってp 今後
の利用の如何によって価値の決 まるものであろ
うと思う。
図-46
現在iこ至る までの予備実験とy 可能な範囲で
E面周径84.9CJJI
の統計的処理の結果からp 体型分類の可能性と
被服構成y 特に平面裁断図への直接の活用の可
能性な どを掴み得たのでp 第2報以下はその処
理について報告する予定である。
F
NO.19
この実験によって3 いわゆる肥っている人も
痩せている人もp
このように重力の働く方向か
ら眺めてみるとp 実に力学的に無駄なく各部位
が位置しているという ことがよくわかる。 脂肪
はさ まざ まな部位に自由に沈着するとはいって
も決して力学的にバランスを破らない, むしろ
そのバランスを補って必要な部位につくのでは
ないかとさえ思われる。 脂肪の厚い人ほ ど力学
的に
最も経済的な円形態をなしている ことに
目をみはるJ思し1であった。
図-47
また自分の寡聞のためもあるが, 矢状面のよ
E面周径84.9ClJl
じれているタイプが数多くあった ことも新しい
認識であった。
この研究にあたり, 終始御指導を賜った東京
芸術大学名誉教授西田正秋先生に深く感謝申し
NO‘25
上げる。 実験器具考案に協力いただいた山崎賀
子講師, 計測作業に協力いただいた荒木翠副手
はじめ, 第1被服研究室の先 生方および学生の
方々に深謝する。
参考文献
藤田恒太郎: I 生体観察」南山堂刊
鈴木
第5巻) 中山書!苫刊
1.. . .0"
図-48
( 42 )
向: I人体計測法J (生物学実験講座
E面周径94.9c7Il
文化女子大学研究紀要第2集(1970)
森
於菟・平沢
興・小川鼎三・森
「解剖学 J 1巻
優:
金原出版株式会
社刊
中尾
嘉保: í生体の観察」メヂカJレフレン ド
新社刊
Poul Richer : Nouvelle an atomie artisti­
qeu, morphologie la femme,
Libraria Plon pub .
C. H. Stratz
: (訳
高山洋吉) : í女体美体系」
同光社刊
ウィリアム・H・シェJレドン (訳 小池千枝 松
本良三) í人体の図説J(被服文化
89号/"'./ 103号)文化女子大学 出版
局刊
Katherine
F
Wells (訳
宮畑虎彦) íキネシ
オロジー」ベースボーjレマガジン
社刊
小池
千枝:
í衣服構成のための体表区分J(雑
誌人間工学 '68
VOL 4-2)医歯
薬出版刊
小河原四郎
í体型J 1 /"'./ 3
日本人間工学 会
衣服部会資料
文化女子大学研究紀要第2集(1970)
( 43 )