第7号 - 矢渕中学校のホームページ

矢渕中学校便り
第7号
平成27年11月2日
TEL32-0025
最近、地域の方から「この頃、矢渕中学校の生徒は、町であっても、元気なあ
いさつをしてくれるんです。とても気持ちがいいんですよ♪」とお褒めの言葉を
いただくことがよくあります。そんな話を聞くと、みんなの成長を実感すること
ができて、とってもうれしい気持ちになります。そこで、今回はあいさつの大切
さについて考えてみたいと思います。
あいさつには大きく二つの意義があると言えます。その一
つ目は、「あいさつが、良い雰囲気を作ってくれる」ことで
す。朝あったときに大きな声で明るいあいさつを交わすと、
その一日が気持ちいいなぁと感じられます。それは、あいさ
つによって一緒に一日を過ごすみんなの心の中に、心地よい
気持ちで生活する基盤ができていくからなのです。
それから、あいさつにはもう一つ大切な意味があります。それは「あいさつは
互いの存在を認め合う人間関係のベースになる」ということです。自分からあい
さつをしたときに、相手からあいさつが返ってこないと、無視されたようななん
となくさびしい気持ちになってしまうのは、そのためなのです。人は誰でも、自
分の存在を認めてもらうとうれしくなるものですし、なんだか安心した気持ちに
もなれるものなのです。あいさつはどちらから先にするというものではありませ
ん。きっと相手の存在に気がついた方からするものだと思います。生徒同士でも
先生にも、学校に来られたお客様にも、町ですれ違った地域の方にも、 そして家
族にも、これまで以上にしっかりとあいさつが交わすことのできる矢渕中学校の
生徒たちであってほしいと思います。あいさつによって、お互いの存在を認め合
い、尊重し合うことのできる学校には、きっといじめとか暴力とか
がないはずです。そしてそれは、お互いに明るく安心した気持で生
活できる楽しい学校であることの証であるからです。だから、明日
からもそんなあいさつの持つ意義を大切にしながら、大きな声で明
るく笑顔であいさつを交わしていきましょうね♪
日
曜
校内行事
1
日
2
月
3
火
4
水
5
木
6
金
7
土
8
日
9
月
10
火
11
水
12
木
心の相談員
13
金
6限授業・ALT・SC
14
土
文化祭前日準備【弁当】
15
日
文化祭【まなびの郷・弁当】
16
月
文化祭振替休業日
17
火
文化祭振替休業日
18
水
19
木
20
金
21
土
22
日
23
月
勤労感謝の日
24
火
ALT・SC
25
水
26
木
心の相談員
27
金
ALT
28
土
29
日
30
月
文化の日
校外行事
紀南P連研修委員会講演会
(熊野市文化交流センター 18:00~)
陸上部津スプリントトライアスロン大会
(四日市)
あいさつ運動・街頭指導
心の相談員
6限授業・ALT・SC
紀宝町文化展
Sテニス部県ジュニア選考会(三重高)
紀宝町文化展
ALT
◎ALT:ウイリアム
先生
◎SC(スクールカウンセラー):宮本
先生
◎心の相談員:平 先生
卓球部東海選手権大会(豊田)
心の相談員
3年実力テスト
ALT・SC
土曜授業の日
Sテニス部南郡シングルス大会(寺谷)
サッカー部新宮市長杯(佐野)
サッカー部県新人大会(久居)
紀南P連第5ブロックユニカール大会
(井田小体育館 19:00~)
紀南学校音楽発表会(熊野市民会館)
三重県PTA研究大会(津)
期末テスト1日目
10月6日(火)6限目、2学期になって初めての生徒集会が行われたのですが
同時に、この生徒集会は後期生徒会役員のデビューの場でもありました♪
最初に生徒会長の寺本さんから、「2015年度後期生徒
会のスローガンは、『You Make Me Smile~幸せと一緒
に~』」と決定しました。このスローガンの実現に向けて、
みんなで自分のやるべきことをやって自覚を持てるように
しましょう。そうすれば、周りのことが見えるようになって
もっと笑顔になれると思いますので、ぜひ頑張りましょう!
!」と思いのこもったメッセージが生徒全員に送られました。
次に、会計の松田さんから、これまで生徒会が中心になってすすめてきた伝統
の「ノーチャイム運動」について、「ノーチャイム運動は今から7~8年ほど前
に生徒会からの提案で始まりました。それまでは、ほとんどの生徒が決まりを守
り、充実した学校生活を送っていたそうです。でもそのころから守れない生徒が
目立つようになってきました。きっとやらされているという意識が強くなってき
たのだと思います。そこで、当時の生徒会が、『やらされて
いる』というのではなく、『自分たちの意識を変えて、自分
たちで考え行動する』ことが大切になってくると考え、この
ノーチャイム運動を始めました。つまり、ノーチャイム運動
は、矢渕中の生徒の自主的な活動なのです。だから、一人ひ
とりの生徒が時間を意識して自分たちで自分たちが良くな
るよう自分たちで守っていきましょう!!」と改めて生徒全員への確認の呼びか
けが行われました。
この2人の力強いメッセージから始まった集会は、文化祭や卒業式など数多く
予定されている後期の生徒会活動のスタートとして、とても気持ちのこもった素
敵な生徒集会になったように思います。さあ、今回の生徒集会でつけることので
きたその“勢い”をそのまま後期のみんなで創りあげていく生徒会活動へとつな
げていきましょう♪
10 月 13 日(火)、第2回目の地域体験学習「地域に学ぶ」が行われ、1年
生のみんなは前回に引き続き、まなびの郷をはじめ町内各地へ出かけていきまし
た。今回も1年生のみんなは、町内にお住まいの専門的な知識や技術をお持ちの
方から、知識や技術だけではなく、さまざまなふれあいを
通じて多くのことを学ばせていただきました。
本校は、行動の指針の中に、「保護者・地域と連携した
“開かれた学校”づくり」を掲げ、保護者や地域のみなさ
まに、学校や子どもたちの様子を伝え、さらに学校教育へ
の直接的な支援や協力を得ることによって保護者や地域
と連携した信頼の厚い学校づくりを目指しています。そん
な学校づくりに取り組む中で、この「地域に学ぶ」はたい
へん大きな役割を果たしてくれています。さらに、講師の
みなさまも「地域の子どもを、地域の私たちの力で大切に
育てよう!」という強い思いや願いを持って、生徒たちの
指導にあたっていただいているように感じさせていただきました。
お世話になった講師のみなさま、本当にありがとうございました。11月15
日の文化祭(会場:まなびの郷)では、事後学習の一環として「地域に学ぶ」に
ついての発表を行いますので、ぜひお越しいただき生徒たち の発表の様子をご覧
ください。今後とも子どもたちの健全な成長のために、保護者や地域のみなさま
と連携した“開かれた学校”づくりに向けて、引き続きご理解とご協力をいただ
きますようお願いいたします。
10 月 14 日(水)、わかりやすい授業をめざして今年第2回目となる公開授
業研究会を開催しました。今回は紀南地域の学校にも広く参加を呼びかけたため、
幼稚園から高等学校まで多くの先生方に矢渕中学校の生徒たちの授業を参観し
ていただくことができました。本校にとっても、さまざま
な経験や視点を持った先生方から本校の授業改善に向け
たアドバイスや助言をいただくことができましたし、参加
いただいた先生方にとっても幼・小・中・高の連携を考え
る上でよい機会になったようにも思います。
研究授業のあとの研究協議会では、講師の松田博行先生
(木本中学校元校長・まなびの共同体スーパーバイザー)から、落ち着いて授業
を受けている生徒の様子、集中して課題に取り組んでいる生徒の様子、そしてグ
ループになってお互いに学びあい支えあっている生徒たちの様子が紹介され、今
年度の継続した授業改善に向けた取り組みの成果がさらに表れているのではな
いかとの講評をいただきました。また、わかりやすい授業をすすめるためのプロ
ジェクターや実物投影機などのICT機器を積極的に活用していることについ
ても高い評価をいただきました。
それと、今回も保護者やサポート委員のみなさまにもご
出席をいただきました。お忙しい中、本当にありがとうご
ざいます。地域に開かれた学校をめざすためにも、保護者
や地域のみなさまに生徒たちの頑張っている様子をご覧
いただくことは本当に大切なことと考えております。なお、
第3回目は1月13日(水)に予定されていますので、ぜひ一人でも多くの保護
者や地域のみなさまにお越しいただきますようよろしくお願いいたします。