蘭の愛好家の方々! この若い蘭で、トロピカルな雰囲気をご自宅でお楽しみください！タイで生まれたビン栽培の蘭を、ご自分の手で咲かせてみましょう。この蘭は、最高の種から発芽し、直接無菌状態のビンの中で、最適な培養液とともに成長しました。種は、最高人工交配の母株から採られ、約 1500 ものさやの中から一番強い種を約 50 選り抜き、ビン栽培で育てました。この育て方手引き通りにお手入れなされば、あなたも 97％の割合で確実に花を咲かせることができます。自然では、この蘭は熱帯雨林で地上 20～30 メートルの高さで樹の梢に咲きます。この環境は湿度が高く、蘭は直射日光から守られています。育て方手引き: 無菌のビンの中にある限り、蘭は特別な手入れを必要としません。ビンを明るい、しかし直射日光が当たらないところに置いてください。直射日光が当たると、ビンは拡大鏡のような働きをし、葉がやけどしてしまいます。葉がビンの首まで伸びたら、あと 2 週間待って、それからビンから植物を取り出します。その段階にいたるまで、蘭の種類によっては、お買い上げ後、6 ヶ月くらいかかることがあります。ビンを開けるのは、なるべく辛抱強く待ってください。小さなタオルにビンを包み、ぬるま湯の入った鉢の上にビンを持ち、小さなかなづちでビンの底を叩き割ります。その際、ガラスが目に入らぬよう、保護してください！植物をガラスから鉢の中に慎重に取り出し、ガラスの破片があればそれを根元から取り外してください。それから、流水で培養液ゼリーを慎重に、しかし十分に根元から洗い落とします。どのビンにも、同じ種類の蘭が 3～5 入っています。それぞれの根を注意深く分けて、蘭を 1 つずつ、ガーデニングショップ等でお求めになれるプラスチックの格子鉢に入れ、レカトン（ハイドロボール）を根の周りから軽く鉢の中に詰めていきます。絶対に土を使わないでください！根がゆるやかに埋め込まれていることが大切です。最適なのは、ハンギングバスケットです。格子鉢からはみ出して伸びてくる根は、絶対に切らないでください。そして、根が水に長時間漬かっていることがあっては決していけません。自然に蘭が育つ環境では湿度がとても高く、根は必要な水分を空気からとっています。普通の家屋では湿度はずっと低いですし、ことに冬、暖房をしている場合にはもっと乾燥しています。ですから、少なくとも週に 3～4 回は蘭の葉と根を霧吹きでスプレー（じょうろで水をやるのではなく）してください。花が咲いている間は、毎日スプレーします。注意: ビンから取り出してから、二年目に花が咲くものも中にはあります。ビンには、同じ種類の植物が 3～5 入っています。この育て方手引きでご不明な点がありましたら、タイに直接メールを送ってください（[email protected]）。ご質問には、英語でお答えします。お買い上げありがとうございました。すばらしい国で生まれた、このすばらしい植物を、末長くお楽しみください。