平成 27 年 9 月 4 日 各 位 のと共栄信用金庫 不祥事件の発生について

平成 27 年 9 月 4 日
各
位
のと共栄信用金庫
不祥事件の発生について
この度、誠に遺憾ながら、当金庫におきまして「元職員がお客様のご預金を着服・流用し
ていたという不祥事件」が発生いたしました。
社会的・公共的使命を担い、信用を第一とする金融機関におきまして、このような不祥事
件を発生させ、日頃から当金庫を信頼し、お取引いただいておりますお客様はもとより、地
域や会員の皆様方に対しまして多大なるご迷惑とご心配をお掛けいたしましたことは、誠に
申し訳なく心からお詫び申し上げます。
当金庫といたしましては、かかる不祥事件を招いたことを厳粛に受け止め、役職員一同深
く反省するとともに、お客様からの信頼の回復に向けて、法令等遵守態勢と内部管理態勢の
充実・強化など、再発防止策の徹底に全力で取り組んでまいります。
記
1.不祥事件の概要
平成 27 年 7 月 1 日付で依願退職した支店勤務の元渉外担当職員(28 歳、男性)が、
平成 26 年 11 月から平成 27 年 6 月までの間、お客様からお預かりしたご預金を着服・
流用し、遊興費等に充当しておりました。
なお、現時点で判明している着服金につきましては、親族より全額弁済されておりま
す。
発生期間および事故金額等
発生期間
先数、回数、金額等
数
26 先
口座数
31 口
着服回数
67 回
着服金額
925,000 円
流用回数
7 回
流用金額
140,000 円
先
平成 26 年 11 月 11 日
~
平成 27 年 6 月 24 日
累計額
1,065,000 円
2.発覚の経緯
平成 27 年 8 月 11 日、事故者が集金を担当していたお客様から「定期積金の自動掛け
込み分として普通預金に入金したはずの現金が入金されていない」との申し出があり、
受取書(お客様控え)や取引履歴等の内部資料を調査した結果、着服していた事実が判
明いたしました。
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3.監督官庁への届出および警察への連絡
本件につきましては、法令等に基づき北陸財務局への届出を行っております。
また、警察へも連絡しております。
4.お客様への謝罪
ご迷惑をお掛けしましたお客様へは、訪問のうえ事実関係を十分に説明するとともに、
深くお詫び申し上げております。
5.人事処分
管理・監督責任を明確にしたうえで、役員報酬の一部返上も含め、厳正に処分いたし
ます。
6.再発防止策
この度の不祥事件の発生を厳粛に受け止め、同様の事件が発生していないか、全店舗
において調査しております。当金庫では、不祥事件の未然防止を経営の重要課題と位置
付け、法令等遵守態勢と内部管理態勢の充実・強化に向けて取り組んでまいりましたが、
未だ不十分であったと深く反省をしております。今後は役職員のコンプライアンス意識
の更なる向上を図るとともに、実効性ある再発防止策を徹底することにより、お客様か
らの信頼回復に全力で取り組んでまいります。
7.本件に関するお問い合わせ先
・ 電話番号 : 0767-52-3450(代表)
・ 担当者
:
専務理事
竹田
徹
常勤理事/総合戦略部長 鰀目 孝和
以上
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