独立行政法人北方領土問題対策協会事務補佐員規程 (総則) 第1条

独立行政法人北方領土問題対策協会事務補佐員規程
(総則)
第1条 この規程は、独立行政法人北方領土問題対策協会(以下「協会」という。)の事務
補佐員の就業等に関し、必要な事項を定めることを目的とする。
2 この規程に定めるもののほか、事務補佐員の就業等に関する事項については、労働基
準法(昭和22年法律第49号)に定めるところによる。
(用語の定義)
第2条 この規程において「事務補佐員」とは、臨時の補助的な業務等に服する日々雇用
される職員で、2事業年度にわたらない範囲内において、継続して勤務することを例と
する者をいう。
(任用予定期間)
第3条 事務補佐員の任用予定期間は、2事業年度にわたらない範囲内で、そのつど理事
長が定める。
2 理事長は、前項の規定により期間を定めて事務補佐員の採用をする場合には、当該事
務補佐員に対し辞令書を交付しなければならない。
3 事務補佐員の採用に当たっては、14日間の試用期間を置くものとし、この期間中に
事務補佐員として不適格と認められた者は、解雇することができるものとする。
(給与の種類)
第4条 事務補佐員の給与は、次の区分により支給するものとする。
(1) 給与日額
(2) 通勤手当
(3) 超過勤務手当
(4) 休日給
(5) 期末手当
(6) 勤勉手当
(7) 寒冷地手当
(8) 退職手当
(給与日額)
第5条 給与日額は、その者の職務内容、経歴、能力等を考慮して、予算の範囲内で理事
長が定める。
2 職務の特殊性により日額制によることが不適当である場合は、時間給制によることが
できるものとする。
3 第1項の規定により決定した給与日額は、その者の採用日の属する事業年度内におい
て改定しないものとする。ただし、給与規程の改正により、給与日額の算出基礎となる
給与月額等や通勤手当等が改定された場合には、給与規程の改正の施行の際に現に在職
する事務補佐員に限り、これを改定できるものとし、施行日に属する月の翌月の初日(施
行の日が月の初日であるときは、その日)から適用する。
(給与の支給方法)
第6条 給与の計算期間は月の1日から末日までとし、その給与の支給日は、翌月16日
とする。ただし、次の各号に掲げる場合には、当該各号に掲げる日を支給日とする。
(1) 16日が日曜日又は休日に当たるとき 17日
(2) 16日が土曜日に当たるとき 15日(その日が休日に当たるときは、18日)
第7条 新たに事務補佐員となった者には、その日から給与を支給する。
2 事務補佐員が離職したときは、その日まで給与を支給する。
3 事務補佐員が死亡したときは、その月までの給与を支給する。
(勤務1時間当たりの給与額の算出)
第8条 勤務1時間当たりの給与額は、給与日額に21を乗じて得た額に12を乗じ、そ
の額を1週間当たりの勤務時間に52を乗じたもので除して得た額とする。
(期末手当)
第9条 期末手当は、6月1日及び12月1日(以下この条においてこれらの日を「基準
日」という。
)にそれぞれ在職し、かつ、支給日に在職する者に対して支給し、その支給
日は、次の表の左欄に掲げる基準日に応じて、それぞれ右欄に定める日とする。ただし、
右欄に定める日が日曜日に当たるときは同欄に定める日の前々日とし、同欄に定める日
が土曜日に当たるときは同欄に定める日の前日とする。
基準日
支給日
6月1日
6月30日
12月1日
12月10日
2 期末手当の額は、給与日額に21を乗じて得た額に、その者の勤務成績に応じ別に定
める割合を乗じて得た額に、基準日以前6箇月以内の期間におけるその者の在職期間の
次の各号に掲げる区分に応じ、当該各号に定める割合を乗じて得た額とする。
(1) 6箇月 100 分の 100
(2) 5箇月以上6箇月未満 100 分の 80
(3) 3箇月以上5箇月未満 100 分の 60
(4) 3箇月未満 100 分の 30
(勤勉手当)
第10条 勤勉手当は、6月1日及び12月1日(以下この条においてこれらの日を「基
準日」という。
)にそれぞれ在職し、かつ、支給日に在職する者に対して支給し、その支
給日は、次の表の左欄に掲げる基準日に応じて、それぞれ右欄に定める日とする。ただ
し、右欄に定める日が日曜日に当たるときは同欄に定める日の前々日とし、同欄に定め
る日が土曜日に当たるときは同欄に定める日の前日とする。
基準日
支給日
6月1日
6月30日
12月1日
12月10日
2 勤勉手当の額は、給与日額に21を乗じて得た額に、その者の勤務成績に応じ別に定
める割合を乗じて得た額に、基準日以前6箇月以内の期間におけるその者の勤務期間の
区分に応じて、次の表に定める割合を乗じて得た額とする。
勤務期間
割合
6箇月
100 分の 100
5箇月15日以上6箇月未満
100 分の 95
5箇月以上5箇月15日未満
100 分の 90
4箇月15日以上5箇月未満
100 分の 80
4箇月以上4箇月15日未満
100 分の 70
3箇月15日以上4箇月未満
100 分の 60
3箇月以上3箇月15日未満
100 分の 50
2箇月15日以上3箇月未満
100 分の 40
2箇月以上2箇月15日未満
100 分の 30
1箇月15日以上2箇月未満
100 分の 20
1箇月以上1箇月15日未満
100 分の 15
15日以上1箇月未満
100 分の 10
15日未満
100 分の 5
0
0
(退職手当)
第11条 事務補佐員の退職手当は、勤続期間6箇月以上の事務補佐員が退職したとき、
又は死亡したときに、その者又はその遺族に支給する。
2
退職手当の額は、退職日の属する事業年度における給与日額に21を乗じて得た額
に100分の30を乗じて得た額とする。
3
勤続期間は、事務補佐員となった日の属する月から退職又は死亡した日の属する月
までとする。
4
事務補佐員が懲戒処分を受け、又は禁錮以上の刑に処せられたことにより退職させ
られた場合には、退職手当は支給しない。
5
退職手当を受けるべき遺族の範囲及び順位は、独立行政法人北方領土問題対策協会
職員退職手当支給規程第12条の規定を準用する。
6
第2項の規定により算出した退職手当の額に1円未満の端数を生じたときは、これ
を1円に切り上げるものとする。
(社会保険)
第12条 事務補佐員は、雇用保険法、健康保険法及び厚生年金保険法に基づく被保険者
とする。
(就業規則の準用)
第13条 次の各号に掲げる事項については、独立行政法人北方領土問題対策協会就業規
則(以下、就業規則という。
)を事務補佐員に準用する。
(1) 解雇及び退職(第10条から第13条及び第14条第2号から第5号及び第16条
から17条)
(2) 勤務の原則(第18条から第20条)
(3) 勤務時間、休憩時間及び休日(第21条から第25条)
根室勤務者については、就業規則第22条第2項中「8時45分から17時15分
まで」とあるのは「8時30分から17時00分まで」と読み替える。ただし、就
業規則第22条の2は適用しないものとする。
(4) 時間外勤務、休日勤務及び深夜勤務(第26条から第30条)
根室勤務者については、就業規則第29条第2項中の勤務時間の延長となる基準時
刻を17時00分とする。
(5) 出勤及び欠勤(第31条から第32条)
(6) 休暇(第36条及び第39条から第41条)
(7) 出張(第42条から第43条)
(8) 表彰(第47条から第48条)
(9) 懲戒(第49条から第50条)
(10) 安全及び衛生(第51条から第53条及び第55条から第57条)
(11) 女性職員の健康、安全及び福祉(第58条から第63条)
(12) レクリエーション(第64条)
(13) 災害補償(第65条)
(14) 研修(第66条)
(給与規程の準用)
第14条 次の各号に掲げる事項については、独立行政法人北方領土問題対策協会職員給
与規程を事務補佐員に準用する。
(1) 給与の支払(第2条)
(2) 通勤手当(第14条)
(3) 給与の減額(第15条)
(4) 超過勤務手当(第16条)
(5) 休日給(第17条)
(6) 端数計算(第18条)
(7) 寒冷地手当(第22条)
附
則
この規程は、平成15年10月1日から施行する。
附
則(平成17年4月1日)
この規程は、平成17年4月1日から施行する。
附
則(平成17年12月1日)
この規程は、平成17年12月1日から施行する。
附
則(平成18年7月1日)
この規程は、平成18年7月1日から施行する。
附
則(平成26年12月1日)
この規程は、平成26年12月1日から施行する。
附
則(平成27年7月1日)
この規程は、平成27年7月1日から施行する。