第 19回ワンちゃんのしつけ教室報告書 主催 NPO 法人湘南にドッグランを作る会 協力 大島ドッグトレーニングスクール 開催日時:2015 年 1 月 18日(日)10時 開始 (受付は 9 時 30 分から) 開催場所:引地川親水公園ドッグパーク 訓 練 士:大島かおり訓練士、藤野訓練士、斉藤訓練士、加藤訓練士 犬;ノン(ゴールデンリトリーバー)、うるめ(ボーダーコリー)、バッハ(パピヨン) 役 員:有賀、大塚、大貫、高桑、東籐、中野、山田、金子美、金子 (9名) お手伝いスタッフ:佐藤 俊子、溝口 剛、溝口 由希子(3 名の方 敬称略) 9:00 役員、お手伝いスタッフ集合: 会場設営を全員で行い準備完了次第、担当場所へ 機材搬入:山田 受付担当:大塚、大貫、高桑、東籐 受付名札:溝口 剛、溝口 由希子、佐藤 俊子 会 計:中野 写真撮影:山田、金子美 9:30 受付開始 事前申込み名簿用意 18頭 18家族(欠席2)、当日参加 17頭 17家族 合計33家族(犬 33頭) ・参加についてのルール、アンケート用紙、イベント案内などを渡す ・署名のお願い、ドッグランを作る会入会のご案内、清掃ドッグウォークのお誘いチラシを用意 ・受付後、入り口で参加者に受付済み名札としてガムテープに(♂ブルー、♀ピンク:飼い主名、 犬名、犬年令)記入してみえるところに貼りつけることを案内 10:00 しつけ教室スタート 当会挨拶 有賀 正義 訓練士ご挨拶 大島かおり訓練士 ・加藤訓練士の解説で災害救助犬と服従訓練のデモンストレーション 藤野訓練士&うるめ(ボーダーコリー) 斉藤訓練士&ノン(ゴールデンリトリーバー) ・しつけ教室実践(初級:斉藤訓練士、中級:藤野訓練士、上級:大島訓練士) ・各クラス毎にゲーム ・質問タイム:訓練士の皆さんが対応 12:35 終了 参加は事前申込み 16頭 16家族(2 頭は欠席)、当日参加 17頭 17家族で合計33家族犬 33頭とな り60名を超える参加がありました。 早朝の寒さが厳しく降りた霜が暖かな日ざしで溶けて、すこぶる悪い状態のドッグパークで飼い主も犬 たちも皆が泥んこになりながらスタートしましたが、楽しんで参加して頂きました。 お手伝いスタッフとしてドッグランを作る会会員とドッグパーク登録会員の方が受付や名札の案内など 大活躍いただき、助かりました。 ☆ 災害救助犬デモからスタート(加藤訓練士による解説) うるめちゃんと藤野訓練士とぴったりと息の合ったデモで、戸惑ううるめちゃんが可愛くご愛敬でした。 訓練は遊びの中で身につけ上手く出来れば褒めてもらえ、楽しいことであると思えるようにと指導して いるとのことでした。 大島訓練士から:以下のお話が有りました 実際の災害救助の現場では、生存者を見つけるために数頭のチームで捜索に入り、全頭の反応で生存者 の存在確率を計りながら判断して活動している。 また、阪神淡路大震災でも救助犬が活動したが、その後20年経っても津波、噴火、土砂災害など様々な 災害現場に救助犬が全国から駆けつけてイルが、大変不足している状況を知って頂きたい。 そして犬の嗅覚を利用して、犬種を問わずどの様な犬でも訓練次第で災害救助犬になれるので、活動の 中に入って頂けることを願っています。皆さんに関心とご理解をよろしくお願います。 ☆ 犬のしつけと共に暮らすための大切なポイント デモは藤野訓練士とバッハ(キャバリア)、斉藤訓練士とノン(ゴールデンリトリーバー)が活躍 ・災害時にも役に立つように、日頃からクレートに入るように訓練しておく ・人の中で生活するため、服従を身につけることが大切 ・マズルコントロール(口をつかむ)をされること、口を開けたり触られることに慣れることが 服従につながる (口は攻撃をする所でもあるので、コントロールすることは効果的) ・子犬の時は犬同士でも遊びを楽しむが、成犬になると犬同士はあまり遊ばなくなる。 人とは老犬になっても遊ぶので、小さいときから人が遊んであげることが大切。服従に繫がる。 ・人の言葉に従うように、言葉を教えて指示通りにできれば褒める。 ・飼い主の側にいれば楽しいことがあると言える関係作りが大切。 飼い主とのコミュニケーション作りは信頼感を育てる。 ・人の顔を見る、人の話を聞く→人は遊んでくれる人、見守ってくれる人となり、犬は飼い主に 注意を向けて信頼感を持ち、遊びの中で指示に従えば褒めてもらえて楽しい! ・ご褒美(おやつ)を利用して指示を与えるのも効果があるが、おやつが無くても人の手で体を 触ってもらえることが嬉しいと思えることも信頼感が育つ。 ・待てをして離れていても呼んでくれて、行くと楽しいことが有り褒めてもらえることも大切。 ☆ クラス分けによるレクチャーと体験 : 3 クラスに別れてスタート 初級:斉藤訓練士、加藤訓練士 ・服従の手始めとして犬の背中から抱っこしても嫌がらないように慣れるよう気長く服従を覚える ・嫌がる時は手を握ると大人しくなる ・マズルコントロール、口を開け歯など触られることも慣れるようにする 中級:藤野訓練士 ・アイコンタクトがとれるようにする ・長ーい待て(お座りをさせて飼い主が犬の廻りを歩く) ・伏せ ・呼び戻し 上級:大島訓練士 ・お座り、待て、呼び戻し(短時間から長時間まで) ・伏せ、待て、呼び戻し(近距離から少しずつ離れてみる) ・ 飼い主に伴走し付いて歩く ☆ ゲーム::初級、中級、上級に別れて飼い主さんの「待て」に服従しその時間を競う ワンちゃんと飼い主さんがしつけ教室体験の成果を競い、楽しんで頑張ってくれました。 景品として、最後まで頑張れたワンちゃんと飼い主には用意したペンケースを、また参加賞として寄付 して頂いた飲み物や洋服などを選んで頂きました。 湘南海岸へのドッグラン設置要望のための署名もお願いし、ドッグランのアンケートも記入提出して頂 き、最後に記念の集合写真を撮って終了しました。 お疲れ様でした。 ☆ 質問タイム ゲーム終了後に質問タイムで皆さまのどうすれば?とのお悩みに答えて頂きましたが、終了後も訓練士 さんのご好意で皆さんの質問に個別に対応して頂けました。 ☆ 参加数と地域 (33名) 藤沢市 参加数 藤沢市 参加数 他の地域 参加数 本鵠沼 1 湘南台 2 鎌倉市 1 鵠沼松が岡 1 円行 2 茅ヶ崎市 3 鵠沼海岸 2 長後 1 横浜市泉区 1 本藤沢 2 善行 1 横浜市戸塚区 3 辻堂大平台 2 大庭 2 綾瀬市 2 辻堂元町 1 みその台 1 大和市 1 辻堂東海岸 1 弥勒寺 1 稲荷 1 川名 1 11 11 計 11 今回も会場でお手伝い下さった方、チラシを貼って下さった方、またチラシを置いて下さったりなど、 いろいろご協力下さったドッグランを作る会会員、鵠沼商店街や近隣店舗、動物病院などの皆さま、 本当に有り難うございました。 お陰様で、たくさんの参加が有り、ワンちゃんと共に楽しんで頂けました。 今後のワンちゃんのしつけに、公共の場所の利用に、普段の生活にと生かして頂ればと存じます。 また、藤沢市市民活動推進センター発行の“VOLUNTEERS2015 春号”に当会活動の掲載のため取材 見学がありました。 今後も当会の活動にご支援、ご協力をよろしくお願いします。 役員一同 有賀さんによる作る会のご挨拶と 大島ドッグトレーニングスクールのスタッフ ↑受付風景 右から:大島訓練士、バッハ、藤野訓練士、 ノン、斉藤訓練士、うるめ、加藤訓練士 ↑救助犬のうるめちゃんがはしごをソロリと 渡っています。 上手く渡れました ↑ バッハちゃんのクレート訓練 ↓初級クラス ↑中級クラス ↑ノンちゃんの服従訓練のデモ ← ノンちゃん ↓ うるめちゃん
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