排出事業者に係る保管基準

vol.23
排出事業者に係る保管基準
~保管看板利用でコストダウン!
そしてエコ!
CSR推進!
~
今回は、排出事業者に係る保管基準について紹介いたします。
その中でも特に保管場所に掲げる看板を利用して分別保管を推進することによって処分コストを下げ、より環境負荷を低減し、CSRの推進に繋げていくことについて取り上げます。
WHY? そもそもなぜ廃棄物保管場所に看板を掲げなければならないの?
法律で定められているというのはもちろんですが、それ以外にも保管看板を掲げる理由が下記のように大きく2つ挙げられます。
①社外への周知のため
②社内への周知のため
行政視察や来客等の際に、看板を掲げて廃棄物を整然と保管している企業は、そうでない企業と
比べて言うまでもなく「信頼できる企業」と捉えられます。
今やコンプライアンスが当たり前となっており、このような取り組みは重要とされます。
COST
看板を掲げることによって「どこでどの廃棄物をどれだけ保管するのか」ということを
従業員が一目で分かるようになります。
廃棄物を保管場所以外のところに保管をしてしまったり、保管場所に違う廃棄物を保管
してしまう等のリスクを防ぐことができます。
保管看板により分別を徹底することによる処理コストダウン!
BEFORE
多種類の廃棄物をまとめて処分しようとすると、焼却や埋立等、比較的コストの高い処分方法に
限定されてしまいます。廃棄物の種類ごとに分別することで、各廃棄物に合った比較的コストの
低い処分をすることが可能になります!
AFTER
廃プラスチック類、がれき類、金属くず、ガラスくずをまとめて1箇所の保管場所へ
産業廃棄物保管場所
廃棄物の種類
看板を掲げ、
分別保管をすると…
廃プラスチック類
廃棄物の種類
株式会社○○
製造部 部長 ●●●
氏名
管理者
がれき類
氏名
株式会社○○
製造部 部長 ●●●
連絡先
大阪府○市×町1-2-3
電話番号:123-456-7890
管理者
大阪府○市×町1-2-3
連絡先
電話番号:123-456-7890
1000kg
産業廃棄物保管場所
産業廃棄物保管場所
保管の高さ
ー
保管の高さ
廃棄物の種類
金属くず、ガラスくず、
廃プラスチック類
氏名
株式会社○○
製造部 部長 ●●●
連絡先
大阪府○市×町1-2-3
電話番号:123-456-7890
管理者
ー
保管の高さ
ー
まとめて焼却処分へ
産業廃棄物は
全部ここ!
分
別
!
300kg
RPFへ再生
分
別
!
分
別
!
400kg
破砕処理へ
300kg
製鋼原料へ再生
このようなケースで、処分費を約4割カットできた事例もあります!
ちなみに…
浜田のワンストップサービスをご利用ください!
細かく分別すれば、処分コストは抑えることができますが、下に挙げているような手間がかかることもあります。
浜田であれば収集運搬できる廃棄物品目が10種類以上、収集運搬許可を受けている行政が20以上、さらに全国に
協業ネットワークを確立しているので、ワンストップで廃棄物処理が可能となります。
分別保管方法はもちろん、その後の処理のことまでぜひ一度ご相談ください!
一般的な場合
浜田の場合
廃棄物ごとの処理業者を探す手間がかかる
廃棄物ごとの処理に関する事務作業が必要
上記に係る人件費がかかる etc...
浜田1社で完結できるため、
左記のような手間や
それに付随する人件費もカット!
廃プラ
A社
がれき
B社
金属等
C社
廃プラ
ECO
埋立処分予定だったものを全て再生利用へ
事例
BEFORE
AFTER
廃プラスチック類、砥石、ガラスくず、金属くずを
まとめて保管されていたお客様に対し、右写真のように
浜田が分別のアドバイスと容器の準備をさせていただき、
きれいに分別することができました。
このことによって、埋立処分予定だった混合廃棄物を、
それぞれ廃棄物に合わせた方法で全てリサイクル処理
することができました。
がれき
金属等
浜田1社で
OK!
NEXT
次回は、「産業廃棄物の処理委託基準~処理委託契約書~」について解説致します
※本記事の内容は弊社独自の見解を含んでいます。 実務に関しては管轄の自治体にご確認ください。
発行:株式会社浜田
CSR担当 今井・涌嶋
TEL:072-686-3500