士幌町地域おこし協力隊設置要綱 （設置） 第１条 人口減少や高齢化が進む本町において、地域の活性化や産業の振興等を図る ため、都市地域から担い手となる人材を確保し、地域における活動を通じて、その 定住、定着を図り、地域力の維持・強化を促進するため、地域おこし協力隊推進要 綱 （ 平 成 21 年 ３ 月 31 日 付 け 総 行 応 第 38 号 ） に 基 づ き 、 士 幌 町 地 域 お こ し 協 力 隊 （ 以 下 「 協 力 隊 」 と い う 。） を 設 置 す る 。 （協力隊の任務） 第２条 協 力 隊 の 隊 員 （ 以 下 「 隊 員 」 と い う 。） は 、 前 条 の 目 的 を 達 成 す る た め 、 次 の各号に掲げる活動を行う。 （１）農業ほか各産業への従事及び都市との交流事業の支援 （２）地域資源（観光・特産物）の発掘及び特産物を利用した加工品の開発等 （３）環境保全活動 （４）住民の生活支援 （５）地域の教育・文化活動の支援 （６）地域おこしの支援 （７）その他、地域力の維持・強化に資するために町長が必要と認めた活動 （隊員の任用） 第３条 隊員は次の各号のいずれにも該当する者の中から、町長が任用する。 （ １ ） 隊 員 は 、 ３ 大 都 市 圏 又 は 政 令 指 定 都 市 （ 条 件 不 利 地 域 を 除 く 。） か ら 士 幌 町 内 に 住 民 票 を 移 す こ と が 可 能 で あ る も の 。（ 士 幌 町 内 に お い て 移 動 し た 者 及 び 任用前に既に士幌町内に定住・定着している者（既に住民票の移動が行われて い る 者 等 ） に つ い て は 、 原 則 と し て 含 ま な い 。） （２）士幌町の地域の活性化に意欲があり、地域になじむ意思のあるもの。 （隊員の任用期間） 第４条 隊員の任用期間は、１年とし、最長３年まで延長することができるものとす る。 ２ 任用を延長する場合には、１年ごとに期間を延長することができる。 ３ 町長は、隊員としてふさわしくないと判断した場合には、任用を取り消すことが できるものとする。 （服務） 第５条 隊員は上司の指導及び監督を受け、その職務上の命令に従わなければならな い。また、その職の信用を傷つけるような行為をしてはならない。 （賃金等） 第６条 隊員には、予算の範囲内において賃金等を支払うものとする。 ２ 隊員に対する手当は支給しない。 ３ 町長は、第２条に規定する任務に必要な経費を予算の範囲内で支給するものとす る。 （勤務条件） 第７条 隊員の勤務日は一般職員の例による。この場合において、隊員に勤務を要し ない日において特に勤務することを命じた場合には、勤務を要するいずれかの日を、 勤務を要しない日に変更し、振り返ることができる。 ２ 隊 員 の 勤 務 時 間 は 、 原 則 午 前 ８ 時 30 分 か ら 午 後 ５ 時 15 分 ま で と し 、 休 憩 時 間 を 正 午 か ら 午 後 １ 時 ま で と す る 。 勤 務 時 間 に つ い て は 、 活 動 内 容 に よ り 、 ７ 時 間 45 分を超えない範囲で変更できるものとする。 ３ 隊 員 の 年 次 有 給 休 暇 は １ の 年 に つ き 10 日 と す る 。 （社会保険等の適用） 第８条 隊 員 の 健 康 保 険 法 （ 大 正 1 1 年 法 律 第 7 0 号 ）、 厚 生 年 金 保 険 法 （ 昭 和 2 9 年 法 律 第 115 号 ） 及 び 雇 用 保 険 法 （ 昭 和 49 年 法 律 第 116 号 ） の 適 用 に 関 し て は 、 そ れ ぞれ当該法令の定めるところによる。 ２ 公務上の災害に対する補償は、北海道町村非常勤職員の公務災害等に関する条例 （ 昭 和 54 年 北 海 道 町 村 非 常 勤 職 員 公 務 災 害 補 償 組 合 条 例 第 １ 号 ） の 定 め る と こ ろ による。 ３ 前 項 に 定 め る 者 が 労 働 者 災 害 補 償 保 険 法 （ 昭 和 22 年 法 律 第 50 号 ） の 定 め る 被 保 険者である場合は、前項の規定にかかわらずその補償に関しては、同法の定めると ころによるものとする。 （解職） 第９条 町長は、隊員が次の各号のいずれかに該当する場合は、これを解職すること ができる。 （１）本人から申し出があるとき （２）疾病等のため、職務の遂行が困難であると認められる場合 （３）勤務成績が良くない場合 （４）職務上の義務に違反し、又は職務を怠った場合 （５）隊員としてふさわしくない非行があった場合 （情報の開示） 第 10 条 町は必要に応じて、隊員の活動や処遇等を広報し、又は町のホームページ 等により情報を開示することができる。 （秘密の保持） 第 11 条 隊 員 は 、職 務 上 知 り 得 た 秘 密 を 漏 ら し て は い け な い 。そ の 職 を 退 い た 後 も 、 同様とする。 （その他） 第 12 条 この要綱に定めるもののほか、隊員の勤務条件その他設置に関し必要な事 項は、士幌町臨時職員の就業に関する要綱の適用を受ける職員の例を基準として町 長が別に定める。 附 則 （ 平 成 27 年 ６ 月 30 日 訓 令 30-2 号 ） こ の 要 綱 は 、 平 成 27 年 ７ 月 １ 日 か ら 施 行 す る 。
© Copyright 2024 ExpyDoc
