6月号 - Synapse

有明中学校 学校だより
公孫樹
(シンボルツリーいちょう)
平成27年6月発行
負荷をかける
新 田
一日遠足(1年) 修学旅行(2年) 職場体験学習(3年)
5月12日(火)~15日(金)は,各学年でいろいろな行事を実施
し,非常に充実した1週間でした。
1年:平川動物園での一日遠足の様子 (15日)
薫
2年:修学旅行の様子(長崎・福岡・熊本
原爆資料館
12~14日)
出島「花燃ゆ」ロケ地
福岡市民防災センター
2年
山村
5月12日
~14日は修
学旅行でした。
この3日間を
通して僕が一
番心に残った
のは2日目に
行った軍艦島です。軍艦島は、正式には端島という名で,外か
ら見ると軍艦に似ていることからこのように言われています。
ここが世界文化遺産に登録されるかもしれないというニュー
スや新聞を見て,行く前からすごくドキドキ,わくわくしてい
ました。ところが,修学旅行の出発日が台風で,あこがれの軍
艦島に上陸できるかどうかすごく心配でした。当日は晴れて,
波は高かったけれどなんとか上陸することができました。
島の中にあるのは,小学校や高層アパートなどすべて,かつ
て人が生活していた崩れかけの建物です。「こんな所に住んで
いたのか?」と思ったけれど,建物の蔭から人がひょっこり姿
を現すような不思議な感じもしました。ここは,1900年ぐ
らいまでは東京の約9倍の人口密度で、多くの人が暮らしてい
ました。でも,1974年に閉山となり,無人島となって現在
まで約40年たっています。
今注目されている軍艦島を実際に自分の足で踏みしめ,目で
確かめられたのは大変よい経験でした。ここに人が住んでいた
という記憶を残すために,是非保存してほしいと思います。
いざ,軍艦島へ
博多湾でのトワイライトクルーズ
キャナルシティ
3年:職場体験学習の様子 (13~15日)
フラワー
ギャラリー
やまだ
南建設
カーセンター大隅
志布志漁港
生
蓬原保育園
志布志図書館
徒
総
会
4月28日(火),生徒総会を開催
しました。4月から10月(前期)ま
での本部,専門部の活動計画につい
て,協議し承認を得ました。雨天時
における昼休みの体育館利用(使用
時のルールを作って)についても新
たに承認されました。本部役員並びに専門部長,副部長とも,
新年度がスタートし,気分を新たに意欲的に総会を取りまとめ
ていました。本年度の有明中学校を是非,盛り上げてください。
6月行事
もうすぐ中体連総体。どの運動部も練習に余念
がありません。今が一番きつい,精神的にも肉体
的にも「負荷」がかかった状態かもしれません。
「負
荷」とは,荷物を背負うと書きます。荷物を背負
うと疲れます。「負荷」をかけることは,より多く
のエネルギーを使わせることです。
100 mを速く走りたいと思って,100 mを 10 本
歩くトレーニングをしても,今以上に速くは走れ
ません。体がラクしているからです。速く走るた
めには,普段よりも大きな負荷を肉体にかけ,筋
肉を鍛える必要があります。
これは,なにも筋肉だけの話ではありません。
勉強でも同じことが言えます。
毎日の授業では,各教科担任がその時間の学習
のめあてを示します。これは何ができるようにな
ればいいのか生徒に見通しを持たせるものです。
そして,生徒が「わかる」「できる」ようになるた
めに様々な課題を与えます。これが授業における
負荷です。説明を聞いたり,自分なりに考えたり,
友達と話し合ったり,体験したりという学習活動
を通して,頭を使うわけです。また,授業で習っ
たことを家で振り返ることは,自分に新たな負荷
をかけ,これが確実な定着につながります。
体や頭をラクさせているだけでは,伸びは期待
できません。今やるべきことは何か
を考え,適度な負荷を与えることが,
生徒の将来の選択肢を増やすのです。
家庭でも望ましい負荷とはどのよう
なものか話題にしてはいかがですか。
感動した軍艦島
3日(水)
4日(木)
5日(金)
10日(水)
12日(金)
16日(火)
22日(月)
24日(水)
26日(金)
子ども貯金日
学級弁論大会
芸術鑑賞会
中体連地区総体(~11日)
PTA理事会
上級学校説明会(2・3年生)
有明中校区小・中連携研究会
期末テスト(~26日)
保健教室,学校保健委員会