平成26年度の重点項目 男女がともに歩むまちづくりのために、 平成26年度は次の3つの重点項目を掲げ て事業を進めました。 9月の男女共同参画推進月間に関連事業 を実施し、 「男女共同参画宣言都市・ふくつ」 の市民への周知を促進しました。 市への出品・販売などに携わっておられ る、佐藤章さん・十代子さんご夫妻。 ともに消防団に所属し、その積極的な活 動が評価されて、平成24年度の福岡県消 防協会会長表彰(夫婦団員の部)を受賞さ れた小田直行さん・恵美さん夫妻。 いずれも、お互いに協力して、お住まい の地域を中心に活動されているご夫妻で したので、男女共同参画推進本部の承認を 得て、推奨しました。 男女共同参画都市宣言関連事業の充実 施策№2<男女共同参画推進室> 男女共同参画に関する調査・研究の推進 施策№.9 <男女共同参画推進室> 9月20日(土)に、講師に松藤富士子 さん(農事組合法人「モア・ハウス」理事・ 道の駅「おおき」駅長)を招いて、男女共 同参画都市宣言記念講演会「暮らしの中の 真の豊かさ~大木町の取り組み~」をふく とぴあで行いました。 「男女共同参画社会に関する住民意識 調査」の来年度の実施に向けて、調査票の 構成や質問項目等について、男女共同参画 審議会で検討しました。併せて、他市町村 や県・国の意識調査実施内容等についても 情報収集を行いました。 ①「男女共同参画宣言都市・ふくつ」の市 民への周知 また、イオンモール福津の協力のもと、 「わたしいろのランドセル展」を実施し、 ランドセルの色の選択に着目して、幼少期 における男女共同参画の取り組みの必要 性を訴えました。併せて、「福津市男女が ともに歩むまちづくり基本条例」や男女共 同参画都市宣言文の紹介も行いました。 「男女がともに歩む」一行詩表彰、「男 女がともに歩むまちづくり」推進モデル推 奨は、12月6日(土)に実施された人権 講演会の中で行い、「男女共同参画宣言都 市・ふくつ」の周知を促進することができ ました。 ②女性の参画の拡大と人材育成 「男女がともに歩むまちづくり」を推進 するためには、政策・方針の決定過程にお いて、男女が対等な関係のもとに参画し、 意見を交わすことが必要です。市の審議会 等においては、女性の積極的な登用を図る ため、クオータ制や委員公募制の定着に努 めるとともに、外部に委員の選出を依頼す る際には、積極的に女性を登用するよう働 きかけました。 男女がともに歩まちづくり推進モデルの推奨 施策№3 <男女共同参画推進室> 今年度は、個人の部に2組のご夫妻の推 薦が提出されました。 神興東地域郷づくり推進協議会の環 境・景観部会員としての活動や買い物弱者 支援の取り組みとして実施されている朝 - 3 - 女性リーダーの交流会の実施 施策№28 <男女共同参画推進室> 名称を「女性人財交流セミナー」として、 3月9日に実施しました。現職と前職の女 性自治会長および副会長、その他の役員の ほか、今後担うであろう女性も対象に参加 を呼びかけました。また、九州電力株式会 社初の女性営業所長の藤本福間営業所長 と女性従業員にもご参加をいただくこと ができました。併せて、福津市男女共同参 画協議会「綸りん」からも女性の会員が参 加しました。 交流会は、ワールドカフェ形式で行い、 女性が地域で輝いていくために、何が必要 かをテーマに、意見を交わしました。 審議会・委員会等への女性の積極的登用 施策№92 <全課> 審議会等における女性の登用率は 39.5 % ( 4 月 1 日 現 在 ) で 、 久 留 米 市 43.7%、北九州市 43.1%、筑前町 40.8% につづく県下4位で上位にありますが、目 標の 40%は超えることができませんでし た。 しかし、平成27年3月31日現在での 女性の登用率の調査においては、改選や新 規審議会等の設置、クオータ制を導入する 審議会等の増加によって、41.6%となり、 目標の 40%を達成することができました。 ③暴力や虐待を許さない環境づくりの推 進 あらゆる暴力を重大な人権侵害として認 識し、暴力を許さない社会をつくるための 意識啓発を進めました。 また、関係課で構成される「DV等連絡 会議」を設置し、関係機関と連携のもと、 被害者の保護や自立支援に迅速に対応する とともに、誰もが安心して相談できるよう 相談体制の充実を図りました。 DV防止にむけた啓発促進 施策№85 <男女共同参画推進室・人権政 策課・教育総務課> 若い世代の男女に対し、将来にわたりD Vの加害者にも被害者にもさせないため に、学校におけるデートDVに関する出前 講座の実施が効果的であると考えます。 今年度は、光陵高校に春田久美子弁護士 を講師に招いて、3年生を対象に、デート DV講座を実施しました。 - 4 - 受講後の生徒からは、この講座を受講し たことによって、過去に受けていた行為が DVであると気付いたという話もあり、講 座を実施した効果があったと思います。 被害者の保護・自立支援制度の周知と情報 提供 施策№86<男女共同参画推進室・市民課・ こども課・生活安全課・高齢者サービス課・福 祉課> DVや児童虐待等の被害者に対し、その 状況に応じて迅速な対応ができるように 関係機関と連携を図りながら、被害者の保 護と支援のための情報提供を行うように 努めました。 また、関係課で構成する「DV等担当者 連絡会議」を開催し、各窓口での相談受付 状況や相談事例などの情報交換を行いま した。
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