保健だよりNo.7を掲載

保健だより
一宮工業高校
掲示用
保健室
平成 27年 11 月9日
通常のマスクでウイルスを含む飛沫物(咳やくしゃみをした
マスクの
着用
インフルエンザの流行に備えよう
ときのしぶき)を完全にブロックすることはできませんが、飛
沫の飛散範囲を狭くし、ウイルスの侵入を約3割減らすと言わ
れています。また、ウイルスが付着した手で口や鼻を触る機会
インフルエンザ予防のための正しい方法を身につけましょう。
を減らすことができます。
咳エチケットとは、自分の咳やくしゃみで周りの人にウイルスを感染さ
せないことです。教室内は、机が密集した状態で並び、長時間をともに過
咳
ごす場所のため感染が広がりやすく、咳エチケットが大切になります。咳
エチケット
やくしゃみをするときには、周りの人から顔をそむけティッシュなどで口
人混みを
避ける
人が多く集まる場所では、ウイルスに接
触する機会が多くなります。できるだけ感染
の機会を減らすために人混みを避けること
は効果的です。
と鼻をおおい、使用したティッシュはすぐに捨てます。また、とっさに口
や鼻を手でおおった場合は、手にもウイルスは付着していますので、よく
乾燥状態が続くと、のどの防御機能は低下
手を洗う必要があります。
湿度と
換気
してしまいます。また、インフルエンザのウイ
ルスは湿度に非常に弱い性質がありますので、
学校でも家庭でも加湿は有効な予防対策です。
また、教室の定期的な換気も大切です。
石けんを用いて、洗い残しのないように時間を
インフルエンザワクチンは、かかった場合の重症化防
かけ、指の間や手の甲もしっかりと洗う習慣を身
手洗い
ワクチン
につけることが大切です。手洗い後は手をよくふ
いて乾燥させることも大切です。
11 月 9 日
換気の効果
は
いい空気の日!!
①
②
③
④
空気のいれかえ
においの排出
湿気をはらう
ホコリや細菌、ウイルスなどの排出
想像力は知識より重要だ。知識には限界がある。
想像力は世界を包み込む。
アインシュタイン(物理学者)
止に有効と報告されています。ワクチンは接種してから
効果を発揮するまで約2週間かかります。接種を検討し
ている人は、早めに病院へ行きましょう。
~上手な換気の3つのポイント~
●空気の性質を利用する
冷房で冷やされた空気は低いところから、暖房で温
められた空気は高いところから出ようとします。
●風の流れを利用する
風の入ってくる窓と、もうひとつできるだけ遠くの
早寝・早起き・朝ごはん
朝ご飯を食べない人の3割
が、高校を卒業するまでにそ
対角線にある窓を開けて、空気の通り道を作ります。
の習慣を身につけています。
●換気扇を利用する
「食べていない」という人は
換気扇も回すと、空気をかくはんするので効果的な
換気ができます。
今だけでなく、未来のために
も習慣を変えましょう。