ダウンロード - 社会福祉法人りんどう信濃会

平成 27 年度 社会福祉法人りんどう信濃会 事業計画
はじめに
事業計画の基本的考え方
障がい者施設に関係する、障害保健福祉部の平成 27 年度の予算概要が 1 月 14 日に提案され、
「障害福祉サービス関係費」においては、前年比率で 4.6%アップ(1 兆849億円)されており
ます。
しかし、平成 27 年度は“良質な障害福祉サービス等の確保”を条件に報酬改定され、福祉・
介護職員処遇改善・物価の動向・障害福祉事業者の経営状況等を踏まえて、全体での報酬を
1.78%減額(処遇改善加算を入れると±0)した据え置きの改定となっております。
今回の改定により施設運営で大きく影響する関係新区分概要は以下の通りです。
① 職員処遇改善加算で上積み評価基準(福祉・介護職員の賃金月額 1.2 万円相当分=定量的
要件の確保必要)の新設
② 福祉専門職配置の評価(資格保有者 35%以上雇用必要;15 単位/日)
③ 生活介護(昼間支援)サービス費の減額(39 単位/日~35 単位/日)
④ 補足給付基準を 58,000/月から 53,500/月(マイナス 4,500 円)の減額
⑤ 入所支援(夜間支援)各区分で 1 単位/日のアップ
今回の報酬改定は、ハードルをより高くした対応困難な新区分を提示した内容もあり、特に生
活介護給付基準のマイナス要因が多く、支援区分判定の低い寮は大幅な減収が予想されます。
そのため、今後の施設経営状態が危惧されますので「中期計画策定」のビジョンに沿って、各
寮の収支状況等見極めていく必要があります。
予算編成の基本ですが、
「法人及び各寮における中期計画(案)」に沿って予算編成していきま
す。また、各寮の施設設備・整備についても、中期計画に従って、費用対効果等勘案し順次必要
ヶ所についてのみ進めていくこととします。
本年度の基本方針
1.支援サービスの向上
(1)利用者の人としての尊厳を大切にする
1)利用者一人ひとりを、かけがえのない存在として尊重し、虐待防止・権利を擁護するとと
もに、人としての尊厳が守られることを最優先する。
2)利用者の意思や自主性を尊重する支援に配慮すると共に、常に利用者の立場に立って主体
的に行動できるよう支援する。
3) 職員は、コンプライアンス(法令等を遵守)することはもとより、利用者と対等な人間
関係の確保に努める。
4)利用者等からの苦情申し出を真摯に受けとめ、苦情解決を積極的に行う。
5)利用者のプライバシー保護に努める。
(2)健康の維持増進
1)各種健康診断のほか、疾病の予防と早期発見、早期治療に努める。
2)嘱託医や協力医療機関との連携、職員の医学的知識の習得を図る。
3)機能訓練を始め、利用者に相応した摂食・嚥下の問題にも専門的な対応を図る。
4)食生活の充実を図る。
-本1-
(3)老化対策
1)利用者の老化傾向実態を把握し、一人ひとりに応じたリハビリの実施等老化防止に努める。
2)利用者の老化の進行に即応した支援及び介助・介護等に努める。
(4)豊かな暮らしの支援
1)利用者の意向を最大限尊重した、いくつかの暮らしの場を提供する事業運営を目指す。
2)生活介護サービスのみの利用者にも、様々なサービスを提供し、より自立した生活ができ
るよう支援する。
3)利用者が自立して地域生活を可能とするため、共同生活事業を実施し、適切なバックアッ
プ体制を確立する。
4)利用者が働くことを通じて、生き甲斐と喜びと誇りをもてるよう支援する。
5)利用者の教養や趣味などを深めるための支援を通じて、潤いのある暮らしを目指す。
6)高齢等により自立若しくは地域移行できない場合は、利用者及び家族等の意向確認し、生
涯にわたって入所支援、生活介護を支援する。
(5)利用者自治会への支援と協力
1)利用者自治会が自主的に運営できるよう支援する。
2)利用者自治会の意見を尊重し、施設運営が行われるよう配慮する。
(6)家族とのつながり
1)各施設の家族会及び悠生寮家族会連合会との連携を密にし、利用者・家族(身元引受人又
は後見人)との課題を共有する。
2)家族(家庭)と施設事業・行事等の交流をとおして連携を深める。
2.施設運営の方針
(1)施設の運営については、継続的にチェック&アクションの繰返しができるような体制を確立
する。同時に国の法令等がめまぐるしく変更されるので、これらの動向を注意深く見守って
いく。
(2)民間社会福祉法人は、公益性・透明性の確保と自立的な経営が求められている。この基本原
則をより発展させていく取り組みと、法人の設立経緯をふまえた理念を具現化するため、経
営の安定と障害者福祉サービスの質の向上を図る支援・事業運営とを一元化させていく。
(3)限られている経営資源(施設、設備、人材、資金及び社会資源等)をより有効活用するため、
常に地域貢献等と可能性を図っていく。
(4)地域社会のニーズ、利用者のニーズを的確に把握し、地域との絆を深める事業の展開を図る。
(5)運営の基本文書である「職員行動規範」及び「福祉サービスマニュアル」に則り、このマニ
ュアル等について、委員会や研修会及び各寮の職員会等を通して皆が共有し、支援サービス
の質の向上を図る。
(6)今後の事業運営等においても、常に課題や問題点を明確に把握し、それを計画的に具体化し
実現・解決するため、中期計画(3 カ年~5 ヵ年程度)を継続的に策定し事業を推進する。
3.施設整備
(1)利用者にとって、常に住み心地の良い住環境の整備、維持管理と危険防止に努める。
(2)中期計画に則り、利用者の老化や身体状況に応じた整備・設備の充実を順次図っていく。
(3)多額な費用を必要とする施設整備については、中期計画に沿って事業を推進する。
-本2-
4.人材育成・職員研修
(1)役職員の研修体制を確立し、経営、施設運営、支援サービスの向上に努める。
(2)職員の研修(必要な国家資格等取得含む)を重視し、職員の資質向上に努め、適正な人事
配置を確立する。
(3) OJT を主体とした職場内研修を推進し、組織の一員としてそれぞれの役割を果たせる人材
の育成を図る。
(4)利用者のニーズに応えられる専門性(技能含む)と、グローバルな知識及び人間性を兼ね備
えた職員の育成を図る。
5.地域支援・交流
(1)在宅障がい者の支援として、日中活動系サービスの受入れや、短期入所・タイムケア等を積
極的に行うと共に、指定特定相談支援事業者として、利用者相談支援の推進を図る。
(2)施設の所在する地域と積極的に交流すると共に、地域の一員としての役割を果たす。
(3)施設を可能な限り地域に開放し、必要な人材についても状況に応じて派遣し地域貢献を果た
す。
6.りんどう信濃会後援会との連携
(1)後援会の活動と組織強化に一定の役割を果たしていく。
(2)悠生寮家族会会員以外の障がい者を抱えている会員については、個別に意向聴取、情報の提
供や相談支援業務等を行い、会員のニーズを把握し法人及び事業運営等に反映させる。
7.一般社団法人悠生寮家族会連合会との連携
(1)家族会(連合会)の活動と組織強化に一定の役割を果たしていく。
(2)家族会連合会からの委任・委託業務を受入し、適正な事務の執行により家族・利用者の福祉
の向上に資する。
(3)成年後見人制度を利用されるケースも増えているため、今後の成年後見制度の在り方等につ
いて、関係団体等とも連携を図り、家族会(連合会)として取組んでいく。
8.外部機関等との連携
(1)各障害保健福祉圏域の関係機関(基幹福祉事務所、市町村福祉事務所・福祉担当課及び総合
支援センター)等と常に連携を保ち、障がい者の福祉向上に一定の役割を果たす。
(2)長野県知的障害福祉協会等の障害者福祉団体との連携により、情報の確保、関係機関への意
見の反映、職員の研修等を図る。
(3)西駒郷及び西駒郷保護者会、西駒郷協力会との連携を図る。
本年度の具体的な取組み
1.経営及び施設事業
(1)平成 27 年度からの報酬改定に伴う、基本報酬の減額により、事業収入の大幅な減収が予想さ
れます。今年度より中期計画(3 ヵ年~5 ヵ年)を策定し、各寮の収支バランスを適正に管理
し、合理化・節制等を図り、経営改善に向けた取り組みを年次的に計画実施していく。
(2)法人設立時構想は、比較的高齢のご利用者を優先して施設に入所し、経過措置施設から「終い
の住処」施設として思慮し、後援会組織としてもこの根拠に基づいて機能していた。
-本3-
しかし、法令等の改正による特定相談支援を始めとして、福祉業界のソーシャル的制度の多
様化等により、本人(家族)等からの自己実現への思いなど、法人施設以外の施設へ移行され
る利用者も散見され、特に施設内における医療的ケア・終末期のターミナルケアなどの在り方
について、今後の課題として家族会等含めて検討していきます。
(3)指定特定相談支援事業について
計画相談の対象者は、障害福祉サービス又は地域相談支援を利用する全ての障害者に、平成
27年 3 月末までにサービス利用計画の作成が終了する予定ですが、引続き各寮において、相
談支援専門員(今後選任する必要がある)による「サービス等利用計画案の作成」と「モニタ
リング」を継続的に実施し、利用者ニーズを掌握し対応していきます。
2.施設整備(概ね大規模整備関係)
1)はらむら悠生寮の平成 27 年度事業として、
「はらむら悠生寮第2作業棟」
(仮称)の建設に
向けて、開発行為許可、遺跡発掘調査、農用地区域変更許可等の申請が全て許可されました
ので、年度当初より事業を開始します。
2)上田悠生寮新グループホーム(GH)の建設(平屋建て)に向け、上田悠生寮に程近い場所
に手頃な土地物件がありましたので、上田悠生寮中期計画に沿って、その地権者と土地購入
に向けて契約等順次進めていきます。
3.職員の研修等
(1)第三号研修(特定の者)喀痰吸引等研修について
生活支援員が喀痰吸引等を必要とする利用者に対して、この医行為を実施することが出来
る「認定特定行為業務従業者」として養成するため、年度当初に法人年間計画に組み込み
を継続していきます。
(2)「障害者総合支援法」の障がい者に対する支援サービス形態や内容の理解を深め、タイムリ
ーな研修を組織的に実施する。また、関連する分野別の「サービス管理責任者」及び「相
談支援専門員」等の受講研修は引続き継続します。
(3) 「人事及び組織に関する基準」
、「就業規則」の見直しにより、各職種職務基準書の見直し
及びキャリアパス要件等に基づき、福祉専門職員配置を維持するため、知識・技能等の習
得を図る研修体系を計画的に取組んでいきます。
(4) 質の高いサービスを効率的・効果的に提供するため、経験年数や職制に応じて、継続的に
知識や技術を高めていくよう、マニュアル RP-1201「教育・訓練規定」に沿って研修
体系を継続します。
4.家族会との連携
(1)平成27年度障害福祉サービス等の報酬が見直され、施設の収入が大幅に減額予想されるた
め、今後の施設運営において一層の理解と協力や絆を深め、各家族会及び家族会連合会等とも
一体になって諸施策を検討しあらゆる模索を図っていきます。
(2)りんどう信濃会の実質的オーナーは家族会であります。従って、連合会の機能強化と併せて
法人への関与の在り方を、より能動的にできる体制作りやその対策を継続的に講じていきま
す。
-本4-
(3)一般社団法人家族会連合会による、成年後見制度の在り方や事業運営等について、引続き対
応等タイアップしていきます。
(4)一般社団法人家族会連合会利用者会計監査実施基準に則り、監査実務等を実施し利用者会計
事務の適正な運営を図ります。
5.社会福祉法人に求められる役割・課題
社会福祉法人には、その使命・役割である「社会・地域における福祉の充実・発展」に寄与
するために、地域における様々なニーズに幅広く対応する事を求められております。
社会福祉施設経営者協議会が定めた“基本姿勢”と“取組みの課題”を行動指針として、新
たな福祉ニーズに対応した福祉サービスへの取組み、地域の中の拠点施設としての地域への貢
献、在宅サポート体制の整備など、法人・施設として全ての事業へ積極的な取組みは難しいが、
課題を模索しながら出来ることから継続的に取り組んでいきます。
1)運営に関する情報公開について
国県当局より、社会福祉法人の運営に関する情報の開示が求められておりますので、その対
応として、法人ホームページを随時リニューアルし、本部・各寮の事業計画、事業報告及び予・
決算書等の財務諸表について公開していきます。
今後の予定としては、法人、各施設の運営に関する情報の更新及び法人後援会便り、各寮の
機関紙・年間行事予定表等が掲示できるよう配慮していきます。
2)地域福祉の推進(相談支援事業)
各施設の相談支援専門員と当該市長村社協や圏域内他施設の支援専門員やSワーカー等との
域を超えての連携、情報交換、同行支援等は、平成 26 年度から社会貢献事業として、各寮圏
域の実情にも関係してきますが、総合的な相談支援事業の展開が可能になるような取組みが期
待できると考えております。
6.本年度予算の基本
(1)平成27年度障害福祉サービス等の報酬改定による基本報酬の見直しによる減額により、収
支状況が更に厳しくなる寮も見られるが、法人及び各寮の中期計画に準拠した資金収支予算
執行とし、3ヵ年の年次計画に沿って経営の改善向上を図るような対応としました。
(詳細は、各寮の「2015 年(平成 27 年)度~2017 年(平成 29 年度)中期計画(案)
」
を参照してください。)
(2)補正予算について
通常の場合の補正予算は、評議員会開催時の5月・11 月・3 月の年 3 回を基本とします。
-本5-
平成 27年度 駒ヶ根悠生寮事業計画
本年度の目標
駒ケ根悠生寮は、平成27年度の法人基本方針に基づき、本年度の目標を次のとおりとする。
(1)駒ケ根悠生寮中期計画に沿って、施設入所支援及び生活介護事業について、定員及び許容人数
を満たすよう努めると共に支援サービス体制の充実を図る。
(2)権利擁護・虐待防止に努め、
「福祉サービスマニュアル」
「職員行動規範」に沿って、更なる支
援サービスの質の向上に努める。研修等を通じて職員への啓発を図る。
(3)地域との交流を深め、地域社会への貢献を目指す。
(4)駒ケ根悠生寮の中期計画に沿って建物や設備、居住環境の維持管理、改修などを行う。本年度
は、年次計画に則り、娯楽室・ショートステイルームの改修・水道管敷設工事を予定
(5)共同生活事業部について、今後の管理体制の充実と運営について対応する。
具体的な取り組み
1.支援サービスの向上
(1)利用者本位の福祉サービスに努める
・
「利用者本位(パーソンセンタード)」の支援を基本として、個別支援計画に沿った、個々の暮らし
に相応しい支援サービスと環境を整える。
(2)虐待防止・人権擁護
・虐待防止委員会の活動を中心に、虐待防止への組織的な対策に取り組むとともに、日常において
職員と利用者の意識の啓発を図る。
(3)生活介護事業、施設入所支援事業の充実
・生活介護事業の見直しを行い、日中活動については特に通所利用者の確保に向けた具体的な対応
を実践する。文化的な活動、デイサービス的な活動について担当係を中心に協議し、職場内研修
等を通じて職員全体で取り組み対応する。
・施設入所支援事業について、高齢化等による介護度の増大に伴い、支援の質の向上や職員配置や
環境の整備などの対応を整える。
(4)共同生活事業部
・家屋の状況や契約条件等を確認し、「はるか」については老朽化や利用者の高齢化対応を検討
し、次期計画に反映させる。
・
「五十鈴の家」及びサテライト型住居の運営の円滑化と利用者の安定した暮らしを継続的に支援
する。
・防災訓練の充実を図る。
(5)医療・健康の維持増進
1)健康管理
・日常の利用者の健康に留意し、個々に応じた体調把握を行うと共に、各種定期健診などを通じ、
早期発見・治療に努める。
・利用者自治会等の機会を通じて、保健及び栄養などに関する情報提供を行い、その啓発を図る。
・医療機関等との日頃の協力態勢に努め、利用者個々の状況に対応した相談と対応を心掛ける。
・PT、STの指導によるリハビリと口腔衛生の充実を継続、歯科検診を昨年度に引き続き実施
する。
・ハビリメニューの見直しと充実を図る。
2)感染症等の予防
・各感染症の予防及び対策(マニュアルの整備、職員研修など)を継続的に実施する。
・感染症対策委員会、危機管理委員会など時機を失わず開催し、感染症への即応体制を整える。
3)食生活
・食事提供業者との連携により、食生活の充実と生活の潤いを目指し、疾病、障がいや高齢化等
による突発的な個別の対応についても、関係者間の連携で、より適切な対策がとられるよう配
慮する。
・嚥下に課題のある利用者の皆様には、専門職(ST:言語聴覚士等)の指導により、快適な食
事環境とリスク回避(誤嚥防止)を継続的に実施する。
・情報提供を随時実施し、食に対する問題提起や感染症予防に反映させる。研修等を通じ基礎的
及びタイムリーな話題について学習する。
4)医療的ケア
・喀痰吸引研修を通じて、職員の資格者を増やす。知識や技術を習得し、該当者が出た場合は速
やかに適切な対応を行う。
・ライフプラン(ライフデザインカード)、エンディングノート、事前意思確認書等の作成につ
いて協議する。
(6)介護予防、介護、支援技術の向上
・著しい身体機能の低下傾向や高齢化、重度化による誤嚥防止などに対処するため、引き続き、
専門職の指導を受ける機会を定期的に設ける。(PT:理学療法士・STなど)」
・日常的なリハビリテーション(身体機能の回復訓練等)体制を充実させる。
・利用者個々の身体状況に応じた、利用者・職員の双方に安全な介護技術の習得を目指す。
・車椅子や歩行器利用者が年々増える現状から、転倒予防などリスク面での防止対策に配慮する。
・多様化する利用者の心身の状況に鑑み、特に発達障がい・認知症・精神障がいなどの支援方法
について、研究会活動などを通して知識・技術等の研鑽に努める。
(7)危機管理体制の充実
‐駒 1‐
1)虐待防止・権利擁護
・虐待防止委員会の活動を軸にして、組織(体制)と個人(職員・利用者への意識の啓発)の強化を図
る。
2)身体拘束解除
・引き続き、身体拘束ゼロを目指し、職員研修や支援サービス会議での検証を通じ問題意識を共
有する。
3)防災
・防災体制を総体的に見直し、不備な部分を補完する。特に必要備品等の管理(保管場所、使用
方法、数量等をリストアップし周知する)を徹底させる。
4)リスクマネジメント
・リスクアセスメントやKYT(危険予知訓練)の実施により、職員各自の気づき感性を高める。
・簡易型ヒヤリハットの更なる推進
・業務の中で簡単に行える KYT の実施
(8)苦情解決体制の整備
・引き続き、行事や利用者自治会の折に苦情解決委員を招聘して、利用者へのきめ細かな聞き取
りや寮への提言の場を増やす。
2.施設運営の方針
(1)障がい者支援施設としての事業の充実
・中期計画に沿って各事業を充実させる。
・生活介護事業については、今までの状況を振り返り、特色となるサービスの提起と実践に努め
る。日中活動(作業及びその他の活動)の一層の充実を目指す。
・施設入所支援についても高齢化、重度化に対応できるよう一層の体制を整える。
・法改正や政策等の国の動向について、随時職員間で情報提供と協議などの機会を持つ。
・短期入所事業、タイムケア、日中一時など必要な事業の充実を図り外部からの利用者の確保に
努める。
・相談支援事業について、今後の事業の充実、圏域との連携と協力を図る。
(2)経営安定化の具体的取り組み
・中期計画に沿って経営の安定化(生活介護・入所利用者及びショートスティ利用者の定員確保、
省エネ・節約など経費節減)に向けて積極的に取組む。
・長期的な将来構想に向けて継続的な検討とシミュレーションを行っていく。
3.施設整備
(1) 施設整備
・寮舎内外の建物・設備等の保守管理に務め、大型の備品等については耐用年数等を把握し、メン
テナンス等について検討する。
・建物や居住環境の維持管理、整備等について中期計画に沿って計画的な実施に努めると共に、突
発的な事態(漏水等)に対応できるよう配慮していく。
(2)生活環境の整備
‐駒 2‐
・利用者の安心・安全で快適な暮らしを構築するため、今後も継続して寮内の居住環境を整える。
4.職員研修・人材育成
・各部、各職の新「職務基準」の習得と実践に努める。
・他施設の状況も情報収集しながらメンタルヘルス(ストレスマネジメント)体制を具体的に推進
する。
・法人及び知障協などの外部研修への参加や、寮内の研修等の工夫、更なる充実を目指す。
・介護知識、技術の習熟に励み、利用者の介護ニーズに対応する。
・精神障がい、発達障がい、触法障がい者等について、更に理解を深めるため研修等を充実させる。
5.業務改善
・利用者の暮らしと職員の業務の両方の視点に立った利用者の日課や職員の業務の見直しと必要な
改善をタイムリーに行う。
6.地域支援・交流・相談支援事業
(1)共同生活事業部の組織運営を充実させる。
(2)「障害児・者短期入所事業」「心身障害児等タイムケア事業」の実施と受け入れ体制の充実
(3)上伊那圏域地域自立支援協議会や障害者総合支援センター(きらりあ)との連携を図る。
(4)土曜教室、個人・団体の各ボランティアとの交流を図り、新たな開拓につなげる。
(5)音楽サークルや各種団体の受け入れを行い、利用者の暮らしに潤いが持てるようにする。
(6)前年度に引き続き、地域諸団体との積極的な交流を図り、地域の資源としての当寮の位置
づけを明確にすると共に社会貢献に努める
(7)指定特定相談支援事業の体制と円滑な運営に努める。圏域との連携姿勢を継続する。
7.利用者家族・家族会との連携
(1)家族会が円滑に活動できるよう連携を図る。
(2)家族会の活性化に向けて協力し提案などを行う。
‐駒 3‐
平成 27 年度
月
行
年 間 行 事 予 定 表
事
内
容
参
駒ケ根悠生寮
加
行
事
・開寮記念日(4/1)
4
5
6
7
8
9
10
11
12
1
2
3
・お花見(4/22)
・中間ふれあい期間(4/26~5/3)
・端午の節句
・家族会環境整備(5/9)
・五平餅会
・地域河川一斉清掃(5/31)
・地域防災避難訓練(5/31)
・上伊那地区障害者スポーツ大会(5/23)
・地域との交流会
・七夕祭(7/7)
・長野県障がい者フライングディスク大会(7/11)
・納涼祭(7/25)
・家族会環境整備
・夏期ふれあい期間(8/9~16)
・生活習慣病検診
・総合防災訓練
・駒ケ根市ふれあい広場(9/6)
・敬老会
・家族会環境整備、秋季総会(9/26)
・第 37 回りんどう祭(10/10)
・収穫祭
・長野県知的障がい福祉大会(11/18)
・地域との交流会
・クリスマス会
・家族会漬菜作業(11/28)
・冬期ふれあい期間(12/27~1/3)
・利用者新年会
・町内どんど焼き
・節分
・新年度家族会定期総会
・ひな祭り
・駒ケ根市社会福祉大会
・地域との交流会
・家族会手作りご馳走会(3/5)
・グループ旅行
・季節に合わせたスポット的行事(水団作り・アイス
随時
クリーム屋さんなど)
・レクリエーション(サンスポートスポーツ教室など)
・町四区親和会等との交流会及び共催事業
・音楽班・アロマテラピーなどのデイプログラム行事
‐駒 4‐
平成27年度穂高悠生寮事業計画
本年度の目標
穂高悠生寮は、平成27年度の法人基本方針及び中期計画に基づき、本年度の重点目標を「各
サービス事業の一体的運営と安定化を図り、障がい福祉の公益性を担う」とし、具体的な目標
は次のとおりとする。
(1) 職員一人ひとりが広い視野を持ち、障がい福祉従事者として基本姿勢を改める。
(2) 施設寮舎、設備等の維持管理に努め老朽対策を怠らない。
(3) 各事業の適正運営と連動性を高める。
穂高悠生寮の宣言
ひとつ 暴力、虐待はしません。許しません。
ひとつ 安全、快適な施設作りを続けます。
今年大切にしたいこと
利用者、職員ともに笑顔とありがとうが通う施設にします。
具体的な取り組み
1.支援サービスの向上
(1)サービス等利用計画から個別支援計画作成までモニタリングを含めて順次、相談支援に
基づいた支援サービスを提供する。
(2)活動の支援
1)くらしに楽しみや喜び(生きがい)を感じられる支援体制の強化を継続する。
2)働くことの喜びや生きがいがを感じられるよう活動種目を複数用意し日課に定着させる。
3)日中、居室から出て過ごせるように日中施設環境を整える。
(3)安全で快適な介護
1)要介護者の日内変動を的確に見極め、効果的に支援する。
2)チームプレーを常として事故や誤用を未然に防ぎ、要介護者の快適性や安全性を高める。
(4)健康の維持と予防介護
1)看護師を中心に通年健康管理に努めると共に緊急対応・医療行為・ターミナルケア等を的確に
対処する。
2)通所・ショートステイ利用者等の健康情報を把握し、施設側で気づいた健康情報をご家族等と
共有し健康管理に助力する。
3)食事、運動、睡眠、衛生等の大切さを支援部長・看護師・栄養士が中心に自治会・利用者朝会な
どで実演・講話等行い、利用者に伝えていく。
(5)苦情解決の取組(相談受付)
1)第三者委員による施設の可視化を適正な見直しにつなげる。
2)受付けた苦情や相談は、職員引継会・職員会毎に報告を行う。
3)受付内容を施設全体で共有する事で申出者に的確な回答を示し説明責任を果たす。
4)回答後の結果について日常的に経過を確認し、申出者の満足度を高める支援につなげる。
(6)事故防止対策
1) 事故報告による暫定対策の精度を高めるために経過報告も徹底していく。
2) 事故の予知を日常ケースに取り込んで引継会で扱う習慣をつける。
(7)虐待・身体拘束の防止
1)権利侵害を防ぐため、職員同士が互いに注意・抑止し合える職場風土を作る。
2)虐待を含めた権利侵害が発生した場合は内容を確認し隠ぺいする事無く、関係機関への通報
等を含め適正に対処する。
3)日常から上がるケースを基に介護・援助方法を見直し、複数の方法を設けることで拘束抑制の
軽減と防止に努める。
2.施設運営の方針
(1)入所定員変更40名(平成 27 年 2 月 1 日付)に伴い新たな施設体系の安定を図る。
(2)各事業ごと、法令を順守し適切な支援サービスを提供する。
(3)各事業の職員が一体感を持って連動し、組織力を強化していく。
(4)年令、介護度、障がい特性に相応しい施設環境を見極めていく。
(5)感染症対策、交通安全対策、労働安全対策を講じていく。
(6)福祉サービスマニュアル等の実効性を高めていく。
(7)各事業の稼働率等により職員体制の適正化を見極めていく。
3.施設整備
(1) 施設及びグループホーム並びに設備・機器の点検を月 1 回毎行い、不具合や修繕箇所の早期発
見に努める。
(2) 居室床の張替えを行う。(10 部屋
26 年度 12 部屋
)
(3) 公用車輌の更新は助成金事業を基に進めていく。
(4) 高額機器類の突発的破損による更新はリース契約等で対応する。
(5) 28 年度社会福祉施設整備事業補助金を申請する。(27 年度国の予算減に伴う)
4.職員の研修・人材育成
(1)相談支援及びサービス管理責任者の資格要件を満たすため人事管理に基づき研修に派遣する。
(2)圏域内など身近な研修機会を積極的に活用する。
(3)法人施設研修(階層別)を通して現業のマンネリ化を見直す機会とする。
(4)施設外研修を通して良質な刺激享受と士気向上を図る。
(5)施設内研修の項目は支援サービス内容の平準化と弱点克服のために定める。
(6)コンサルテーションにより障がい特性への対応力を高める。
(7)仕事の振り返りを兼ね気付きトレーニングを日常的に行う。
5.地域支援・交流
(1)施設周辺道路等の環境整備及び美化を心掛ける。
(2)牧区、安曇野市内を中心に相互行事を通して住民交流をする。
(3)グループホーム利用者は所在地域の公役を果たすと共に積極的に地域生活を営む。
(4)新旧ボランティアの交流を図り、発展的な関係を作り上げる。
(5)在宅利用者の生活支援をすると共に就労目標に対しても支援する。
6.利用者家族・家族会との連携
(1)40 名家族会新体制を支えると共に新たな協力体制を整える。
(2)施設及び組織の案内を分かりやすく丁寧に通信物等を通して行う。
(3)施設運営に不信、不安が無いように定期的に報告及び検討機会を設ける。
(4)家族会顧問 2 名を第三者委員に引き続き委嘱する。
7.年間行事計画(別紙)
平成 27 年度
月
行
4月
開寮記念
5月
事 内
容
穂高悠生寮
行事計画
参加(地域)行事
家
族
道祖神祭り・花見 20 日
道祖神祭り・花見
端午の節句
家族会総会
会
魚国合同炊き出し訓練
6月
7月
デザートバイキング
七夕祭り
家族会合同環境整備
胸部 X 線 17 日
納涼祭
牧区ふれあいサロン
家族会合同環境整備・職員交流会
連合会定期社員総会(真田)
10~11日
納涼祭
8月
納涼バイキング
牧区ふれあいサロン
鱒つかみ
9月
賀の祝い
合同防災訓練
牧区防災訓練
利用者集団検診
10 月
悠秋の集い
牧諏訪神社礼祭
草競馬
悠秋の集い
11 月
インフルエンザ予防接種
町文化祭
福祉大会(長野)
福祉大会(長野)
牧区敬老会
家族会総会
家族会合同漬物環境整備
家族会合同漬物環境整備
焼き芋会
12 月
クリスマス会・忘年会
1月
新年会バイキング
三九郎
2月
節分
餅つき
3月
ひな祭り
ふれあい芸能祭
適時
グループ旅行(日帰り・泊)・ミュージックケア・ハビリ
アロマセラピー・訪問コンサート等・訪問理容・PT 訪問リハビリ・歯磨き指導
内科検診 1/月 精神科往診 1/月
訪問歯科 眼科健診 歯科検診
婦人科健診
平成 27 年度
上田悠生寮事業計画
本年度の基本方針と目標
上田悠生寮は、平成27年度の法人基本方針に基づき、本年度の目標を次のとおりとする。
1.現状の事業についての取り組み
新規入所利用者は、上小圏域入所調整会議で確保が出来ているが自然減で定員を 45 名とする
通所利用希望者は現有の通所部スペースを考えれば現状維持(20 名定員)
GH は利用者の高齢化対応が課題になっており新規で GH 建設が必要である。
2.今後3ヵ年に実施する事業等(目標)についての取り組み
H29年に、入所定員を45名とし、生活介護を65名とする。定員減に伴いSSの定員を
6名とする。
特定指定相談支援事業所の業務強化と体制整備を図る。
介護包括型共同生活事業所を新規で建設する準備(土地・補助金・自己財源等)、H28 年建
設(事前の土地の確保)
社会貢献では隣接の県道丸子塩川線の環境美化に取り組む。
(清掃活動を見える形で実施する…ロゴ入り上着作成)
具体的な取り組み
1.支援サービスの向上
(1)利用者本位の福祉サービスに努める
1)サービスを利用したい方々への丁寧な対応を図り、サービスの提供に努める。
2)利用者の生活実態やサービス利用計画に基づいた個別支援内容と体制を整える。
3)日中活動・余暇支援に関ることができる体制ができたので内容の充実に努める。
4)利用者のニーズにより、他の事業所に通う為の支援を継続する。
(2)人権、権利擁護
1)職員行動規範の遵守事項を念頭にサービス提供を行う。
2)利用者の自己決定権を尊重する努力を重ねる。
3)気づきをオープンにできる風通しの良い環境を整備する。
4)実習生やボランティア等の第三者評価や感想を真摯に受止め、改善に役立てる。
(3)健康の維持増進
1)施設内の消毒や清掃を日常的に行い、又感染症対応の研修を適時実施し、迅速、適切な対応が
図れるよう準備をしておく。
2)各種健康診断や日々の定期通院等により疾病の予防と早期発見、治療に努める。
3)食生活委員会での内容が日々の食事提供に反映されるように努める。
-上1-
(4)介護予防、介護支援技術の向上
1)利用者個々の状況に応じて、専門家の診断、見解を参考に予防介護に努める。
2)支援サービス会議等で利用者状況を共有して、対応する。
3)嚥下機能の低下に対応する為の研修や学習会を開催し、知識の習得や介助方法の工夫見直しに
努める。
(5)日中活動の充実
1)利用者の感性の育成や才能の発掘に努め、ひとりひとりが楽しむ事ができる機会を提供する。
(6)危機管理体制の充実
1)リスクマネジメントの推進によりサービスの質や安全性を確保していく。
2)身体拘束は解除する事を目標に検討を進め、身体拘束ゼロに向けての取組を継続する。
3)喀痰吸引等特定行為の対象者の危機管理委員会(医療的ケア委員会)で日常の課題の解決に努
める。
4)防災計画には自然災害対応・震災・風水害対応も加え、訓練にも反映させる。
5)交通ルールを守り、安全運転のもとに業務にあたる。
(7)苦情解決体制の整備
1)「気づき」の視点から日常的に利用者の思いを共有して、課題の解決を図る。
2)苦情解決の過程を明らかにしてサービスが適正に提供されているか検証し、満足感を得られる
仕組みにして行く。
3)苦情解決委員のシステムを効果的に活用し、生活の満足度向上を図る。
2.施設運営の方針
(1)上田悠生寮は昭和62年に開設、27年経過しました。この間①短期入所②共同生活事業③通
所④指定特定相談支援事業を実施。
現在の課題は①本体利用者状況は介護度が増しているので定員 5 名減(自然減)で支援を手厚
い体制を構築すること。②共同生活事業では利用者の高齢化・居住環境などに対応が必要である。
それには平成30年度までには、平屋建て、定員 8 名のホームの創設を計画したい(短期利用者
1 室併設)。③相談支援事業の職員の増員を図りたい。
(2)経営安定化の具体的取り組み
1)中期計画では45名にして行く予定であるが、定員割れに際しては圏域の入所待機者の実情を
鑑み、圏域入所調整会議に委ねる。
2)グループホームの統合については、新規ホームの建設用地の取得をする。
3)定員割れのホームを利用する方の補充に努める。
3.施設整備
(1)施設整備
1)改修となった設備の維持管理に努める。
2)自活訓練棟の改修を実施して、利用されている方の多様なニーズに対応して行く。
3)グループホーム「ゆうゆう」の入口の改善、物置の撤去をする。
-上2-
(2)生活環境の整備
1)環境美化を常に意識して、花や小物等の装飾にも配慮して行く。
2)安全で健康な環境作りの為、4S運動(整理、整頓、清潔、清掃)を積極的に推進する。
4.職員研修・人材育成
(1)各種の研修を通じて自己研鑽に努め、良い取組みは施設内に反映できるように努力する。
(2)利用者の人権擁護、虐待の防止等の研修を計画、常に人権感覚を持ち業務を遂行する。
(3)相談専門支援員の資質向上につながる研修に参加。
5.地域支援・交流、相談支援事業
(1)共同生活事業部の円滑な運営をして行く。
(2)「日中一時支援事業」を利用する方の継続した受け入れを行う。
(3)「障害児・者短期入所事業」の実施と受け入れ体制の充実
(4)上小圏域自立支援協議会や障害者総合支援センター(SHAKEシェイク)との連携を図る。
(5)個人ボランティア、団体ボランティアとの交流を図り、新たな開拓につなげる。職員間で、ボ
ランティアに対して共通認識が持てるように情報交換の場を定期的に設ける。
(6)各種団体の受け入れを行い、利用者のくらしに潤いが持てるようにする。
(7)上田市諏訪形区内の一員として、地域活動に積極的に協力し交流を図り、地域貢献に資する。
県道に面した場所の清掃活動に取り組む。
(8)特定相談支援事業について、専任を配置している中で、補完的な業務を担当する職員も関わ
れる体制を構築する。
6.業務改善
1)経費節減の視点を持って運営に関われる職員意識を構築する。
2)光熱水費の数値を示して行く。
3)建物改修後の住環境整備による安全性、快適性、効率性の向上を目指す。
7.通所・共同生活援助
(1)グループホームからの利用は減少する中で、養護学校卒業後に利用する方の個別対応をする職員
体制の円滑な対応を継続する。
(2)世話人会議等で利用者の情報を共有して、各種の課題に向き合い解決を図る。
(3)共同生活事業の運営は利用者の状況から厳しさが増している為、利用者の実態に応じた支援を組
み立てながら、介護保険サービスも併用して暮らしを支える。
(4)苦情解決システムを効率的に運用し、地域生活の満足度の向上を目指す。
8.利用者家族及び家族会との連携
(1)家族会事業等が円滑に活動できるよう連携を図る。
(2)家族会(連合会)との組織体制の充実と、事業活動等運営についての協力を依頼する。
-上3-
年 間 行 事 予 定 表
平成27年度
月
4
5
6
7
8
9
10
11
12
1
2
3
行
事
内
容
上田悠生寮
参加行事・通所・家族会
・開寮記念日(4/1)
・家族会役員会(4/6)
・お花見
・家族会総会(4/29)
・中間ふれあい期間(4/29~5/6 )
・リクリエーション
・通所部家族懇談会
・上小障がい者スポーツ大会(通所)
・バイキング
・家族会環境整備(6/6 )役員会
・第26回ほのぼの市
・七夕祭
・納涼祭
・
・通所盆休み
・夏期ふれあい期間(8/9 ~16)
・総合防災訓練
・敬老の日
・家族会環境整備(9/5)役員会
・第 26回 りんどう祭(10/18)
・
・勤労感謝祭
・長野県知的障害福祉大会
・家族会漬け菜作業(11/28 )役員会
・クリスマス会
・通所部家族懇談会
・冬期ふれあい期間(12/27~1/3)
・通所年末年始休み
・利用者新年会
・正副会長会
・節分
・ひな祭り
・家族会手作りご馳走会(3/12 )職員交流会
・グループ旅行
外出(カラオケ・温泉・ボーリング・ハイキング・コン
・季節に合わせたスポット的行事
サート等)
随時 ・レクリエーション(サンスポートスポーツ教室など)
通所旅行
-上4-
平 成 27年 度 喬 木 悠 生 寮 事 業 計 画
○本年度の目標
喬木悠生寮は、中期計画(平成 27~31 年度分)の事業目標、並びに平成 27 年度法人基本方針
に基づき、本年度の具体的な目標は次のとおりとする
1. 入所、通所及びグループホーム等の利用者が安心してサービスを享受できるよう、引き続き
支援環境の向上を図るとともに、支援・事務の業務連携を一層強化する。
2. 効率的な支援サービスの提供による事業運営の安定化を図るため、各セクションにおける職
員体制の見直しを行うとともに、常に経費節減に努める。
3. 中期計画により入所支援事業の将来の定員変更に備え、収入の確保対策として生活介護事
業は平均利用者数 60 人を維持し、ショートステイ事業は平均利用者数が4人以上となるよ
う努力する。
4. 各グループホームはその所在地域自治会員として、利用者が地域住民との協働生活に自然に
溶け込めるよう、日頃から良好な関係づくりの誘導に努める。
5. 当寮の将来展望を踏まえ、本体、通所及びグループホームの大規模改修等の実現に向けた各
施設の改修等に係る基本計画を策定する。
6. 大規模災害の発生に備え、利用者の安全確保対策はもとより、地域内避難場所としての役割
を果たすための危機管理体制の強化を図る。
○具体的な取組み
1.支援サービスの向上
(1)「職員行動規範」を基本に、全職員が確固たる倫理観を持って利用者支援ができるよう「人権」
に関する研修会を実施し、虐待の防止と人権意識の向上を図る。
(2)利用者一人ひとりのニーズを十分把握し、利用者の立場に立った質の高いサービスを効果的に
提供する。
(3)
「福祉サービス第三者評価基準(共通基準〔障害者・児施設版〕)」による自己点検を実施し、
具体的な課題を把握・改善しサービスの質の向上に結びつける。
(4)健康の維持促進
1)健康管理
・利用者の健康チェック、バイタルチェックの徹底を図り、個々に応じた体調把握を行うと
共に、各種定期健診などを通じ、疾病の早期発見・治療に努める。
・重度多様化する利用者の健康管理のため、看護師2名を配置して通年健康管理に努めると
ともに、様々な利用者の状況に対応できる体制つくりに努める。
2)予防介護
・生活習慣病及び咀嚼・嚥下障害等に対応した食事内容を利用者の状況に合わせて提供する。
・PT(理学療法士)を招へいし、予防介護・生活リハビリの視点でハビリ・リハビリメニュー
を具体化する。
・身体支援・介護法を状況に合わせて見直しをする。
・感染症予防に万全の対策を講ずる。
(5)苦情解決体制の整備・充実
1)第三者委員が行事や利用者自治会へ参加する機会を積極的に設けることにより、利用者との
懇談や提言の場を確保する。
2)月 2 回の利用者自治会の場で積極的に苦情・要望等を受付け、申出者に早急確実な対応を図
り、利用者満足度の向上に努める。
-喬 1-
(6)身体拘束ゼロ
・対象者ゼロを継続する。
2.施設運営の方針
(1)施設経営の安定化
1)入所支援事業については、限られた職員数による効率的かつ安全なサービスを提供していく
ため、今年度は各居室を男女別棟化とし、将来の入所定員変更・居室の個室化に備えて職員体
制の見直しを検討する。
2)生活介護事業については、当寮の周辺環境及び地理的資源を活かすなど、特色ある日中活動
を展開して機会あるごとに地域にPRしていく。
3)ショートステイ事業については、計画定員を確保するための居室づくり及び支援体制の見直
しを行う。
4)共同生活事業については、将来の新規建設計画に備えて各ホームともに地域自治会活動に協
力するよう留意するとともに、新設後 27 名の利用者に対する効率的な世話人のサービス及び
栄養士による栄養管理について検討する。
5)相談支援事業については、26 年度末に作成が終了した 89 名のサービス等利用計画に対し、
モニタリングを実施するとともに、状況変化等により計画の変更を行う。
(2)防災体制の強化
1)火災・地震・大雪などに備えた防災体制を充実させるとともに、地震防災対策強化地域にあ
る施設として、寮独自の防災マニュアルに基づく多様な訓練を実施する。
2)災害時に孤立化する場合を想定し、必要な水、電気、食料等の確保対策を強化する。
3)近隣企業との災害時応援協定を検討する。
4)地域指定避難場所、在宅障害者災害時一時保護施設としての役割など、地域防災支援協定に
基づく防災体制を充実する。
3.施設整備
(1)本体及び通所の改修等については、将来の大規模改修を視野に入れた効率的なものとするよう
心掛ける。
(2)機械設備及び備品の更新については、耐用年数の経過を基本に効率性の優劣で決定する。
(3)公用車の更新については、経年劣化等による安全性の有無、故障の頻度、登録年度、距離数な
どを考慮のうえ計画的に実施する。
(4)本体及び通所の大規模改修準備については、施設長、施設整備委員会及び施設長の指名する職
員を加えたプロジェクトチームを編成する。
(5)グループホームの新設準備については、施設長、事務部長、共同生活事業部室長及び担当職員
により、プロジェクトチームを編成する。
(6)高額になる消耗品(合計金額が 10 万円以上)の購入については、必要性、必要数などを関係委
員会で検討のうえ決定する。
4.職員の研修・人材育成
(1)
「人権意識」
・「危機管理」・「感染症対策」の向上のための研修を実施する。
(2)職務基準に合致した資格取得を推進していく。
特に、介護福祉士の資格は 1 名以上の職員が取得するよう努力する。
(3)交通安全を徹底するため、送迎職員・世話人を含む全職員対象に安全運転の啓蒙及び職場研修
を行う。
(4)福祉系職能団体主催研修への参加を推奨していく。
(5)利用者の日常の健康、体調、機能維持に向けた研修をおこない、活用していく
(6)身体拘束ゼロを継続するため、必要毎に見直し確認をおこなう。
5.地域支援・交流
(1)圏域内連携会議や交流イベントを通じて地域ニーズの把握に努め、当寮の事業(タイムケア・
ショートステイ・相談支援事業など)において、できる限り地域貢献に資するよう努力する。
(2)定期イベント(夏祭り、りんどう祭)を活用して地域自治会との交流を推進する。
(3)本体及びグループホームの利用者は地区自治会の一員であることから、生活環境に支障のない
範囲で地区行事などへの積極的な参加を心掛ける。
-喬 2-
(4)喬木村ボランティアセンターの新設事業に対し、建設準備委員会に委員として職員を派遣する
など、地域全体の重要な課題であることから積極的に支援する。
(5)地元短期大学生の実習を積極的に受け入れる。
(6)定期イベント、各種同好会、学習会及び職員研修会などに、ボランティア団体(個人も含む)
の積極的な活用を心掛ける。
6.利用者家族・家族会との連携
(1)家族会の円滑な運営を支援するため、役員会及び総会を通じて施設運営、福祉制度情勢及び圏
域内のニーズに関する情報交換を積極的に行う。
(2)家族会事業計画に基づく年間行事を通じて、家族間交流の促進を図るとともに、当寮の運営に
関する協力体制を堅持する。
7.年間行事予定表
月
行
事 内
容
参
伊久間諏訪社祭典
4
お花見
家族会総会
5
端午の節句
伊久間区合同防災訓練
6
初夏の味彩
7
七 夕
夏祭り
8
暑気払い
9
長寿の祝
加 行
事
家族会勉強会・食事会
通所家族懇談会
家族会連合会総会
総合防災訓練
県障がい者スポーツ大会
10
第 25回喬木りんどう祭 家族会環境整備
利用者集団健康診断
サツマイモ掘り交流会
飯伊地区レクリエーション大会
11
秋の味彩
県知障協福祉大会(中信)
喬木村文化祭
12
クリスマス・忘年会
1
2
3
随時
新年会
ほんやり
節分
春の味彩
ひな祭り
家族会環境整備・漬物
防災訓練(夜間想定)
家族会環境整備・竹取
家族会年度末総会(隔年)
防災訓練(夜間想定)
・グループ旅行 ・各種レクリエーション
・おやつバイキング
・利用者作品展 ・苦情解決についての勉強会(年2回)
・サンスポート移動教室 ・PT 訪問指導(年4回)
・嘱託医内科健診(1 回/月) ・結核検診(7 月から 8 月) ・予防接種(11 月)
-喬 3-
平成27年度はらむら悠生寮事業計画
本年度の目標
はらむら悠生寮は、平成27 年度の法人基本方針に基づき、本年度の重点目標を「日中活動
の新たな体制の確立。」とし、具体的な目標は次のとおりとする。
(1) 新作業棟の建設を行う。
(2) 通所利用者を含めた日中活動の見直しと充実を図る。
(3) サービス等利用計画のモニタリングを着実に進める。
具体的な取り組み
1.支援サービスの向上
(1) 施設入所者・グループホーム利用者等関係する利用者に、サービス等利用計画から個別支
援計画作成までモニタリングを含めて順次、相談支援を行う。
(2)活動の支援
1)くらしに楽しみや喜び(生きがい)を感じられる支援体制の強化を継続する。
2)活動系支援を望む利用者には、働くことの喜び、生きがいを感じられるよう活動種目を
複数用意する。
3)要介護系利用者、障がい特性等に視点を置き、介護予防、レクリエーション等デイケア
を提供する。
(3)安全で快適な介護
1)要介護者の日内変動を的確に見極め、効果的に支援する。
2)チームプレーを常として事故や誤用を未然に防ぎ、要介護者の快適性や安全性を高める。
(4)健康の維持と予防介護
1)通年健康管理に努めると共に緊急対応・医療行為等を的確に対処する。
2)通所・短期入所利用者等の健康情報を、ご家族等と共有し健康管理を行う。
3)食事、運動、睡眠、衛生等の大切さを支援部長・看護師・栄養士が中心に自治会・利用者
朝会などで実演・講話等行い、利用者に伝えていく。
4)視聴覚を含め全身を対象にハビリメニューを作り、飽きさせず魅力的で無理なく身体を
動かせるハビリを提供する。
5)たんの吸引等の医療行為は登録特定事業者として登録規準を遵守し行う。
(5)苦情解決の取組(相談受付)
1) 受付けた苦情や相談は、職員引継会・職員会毎に報告を行う。
2) 受付内容を施設全体で共有する事で申出者に的確な回答を示し説明責任を果たす。
3) 回答後の結果について日常的に経過を確認し、申出者の満足度を高める支援につなげる。
(6)事故防止対策
1) 事故報告による暫定対策の精度を高めるために経過報告も徹底していく。
-は1-
2) 事故の予知を日常ケースに取り込んで引継会で扱う習慣をつける。
(7)虐待・身体拘束の防止
1)権利侵害を防ぐため、職員同士が互いに注意・抑止し合える職場風土を作る。
2)虐待を含めた権利侵害が発生した場合は内容を確認し隠ぺいする事無く、関係機関への
通報等を含め適正に対処する。
3)虐待防止委員会を開催し虐待防止の事業方針を決定し取り組む。
4)日常から上がるケースを基に介護・援助方法を見直し、複数の方法を設けることで拘束抑
制の軽減と防止に努める。
2.施設運営の方針
(1)新福祉サービスマニュアル等の浸透を図り、実効性を高めていく。
(2)介護支援及び活動支援をするために職員の配置及び業務内容の見直しを続ける。
(3)通所利用者に適切な生活介護サービスを提供する。
(4)自閉症等の個別性の高い利用者に対し、障がい特性に合わせて安心して過ごせる環境を作
る。
(5)会計処理の内部牽制、信頼性の構築に向け職員一人一人のさらなるモラルの向上を図る。
3.施設整備
(1) 新作業棟の建設を行うと共に設備及び周辺環境の整備を行う。
(2)中期計画に基づいた備品の更新を行う。
(3)施設及びホームの点検を月1回行い、不具合や修繕箇所の早期発見に努め対処する。
4.職員の研修
(1)指定事業に即した研修等、計画に沿って効果的に取り組む。
(2)相談支援及びサービス管理責任者の資格要件を満たすため人事管理に基づき研修に派遣
する。
(3)たんの吸引、胃ろうの必要な利用者に対し登録基準に則り対応する。
(4)圏域職員研修等、身近な研修機会を積極的に活用する。
(5)法人施設研修を通して現業のマンネリ化を見直す機会とする。
(6)内部研修を毎月行い、職員個々のスキルアップを図る。
5.地域支援・交流
(1)在宅障がい児者のニーズに応じた短期入所、タイムケア等のサービスを提供する。
(2)柏木区内を中心に村内の美化活動を継続する。
(3)共同生活事業の適正な運営を図る。
6.利用者家族・家族会との連携
(1)家族会と連携を取り、家族、施設が協調した施設運営を行う。
(2)通所利用者の増加に対応し、家族と連携を図れるよう家族会への加入・参加を推進する。
-は 2 -
7.年間行事計画(別紙)
平成27年度
月
年間行事予定表
施
設
4
お花見・歓迎会
5
端午の節句(菖蒲湯)
はらむら悠生寮
家
グループホーム
お花見
族
会
家族会総会・職員歓送迎会 /25(土)
一般健診
諏訪地区障害者スポーツ大会
・避難訓練
避難訓練
諏訪地区障害者スポーツ大会 30(土)
6
ふれあいスポーツデイ
原村一般検診
環境整備・第1回役員会 /20(土)
眼科検診
後援会定期代議員会
法人第 1 回家族会理事会
7
七夕
家族会連合会総会 /10 金)~/11(土)
障害者 FD 大会
障害者 FD 大会
8
夏祭り
夏祭り
9
自治会敬老会
諏訪地区レクリエーション大会
諏訪地区レクリエーション大会
県障害者スポーツ大会
(幹事施設)上旬
原村敬老会
(於 上田市真田町 あずまや高原ホテル)
第2回役員会 /19(土)
県障害者スポーツ大会
原村敬老会
10
第22回りんどう祭 4(日)
第 22回りんどう祭 /4(日)
第 22回りんどう祭の協力 4(日)
第二作業場お披露目
避難訓練
野菜販売・豚汁他
避難訓練
11
施設研修 17 日(予定)
収穫祭
インフルエンザ予防接種
インフルエンザ予防接種
原村文化祭
環境整備・漬物・第 3 回役員会 /28(土)
原村文化祭
漬物 /28(土)
12
クリスマス・忘年会
クリスマス会
1
新年会
新年会
どんど焼
どんど焼き
2
3
法人第 2 回家族会理事会
節分
知障協南信支部施設長保護者会長会
日中活動ご苦労様会
三役会 /26(金)
雛祭
手作りご馳走会(ぼた餅他)
避難訓練
第4回役員会
随
グループ旅行
グループ旅行
時
歓送迎会・ 各種同好会・ 土曜教室
種同好会・土曜教室・ひだま
職員と懇談会
ひだまり喫茶・各種レクリエーショ
り喫茶
福祉大会
ン(鑑賞他)
ョン(鑑賞他)、各ホーム親睦会
歓送迎会・各
各種レクリエーシ
-は 3 -
/19(土)
農場管理(耕作・定植・除草)
平成 27 年度
須坂悠生寮事業計画
本年度の基本方針と目標
須坂悠生寮は、平成27年度の法人基本方針に基づき、本年度の目標を次のとおりとする。
1. 支援姿勢
増加する介護の中にも、お一人おひとりの希望や思いを汲み取った支援を通して、一回
でも多く「よかったよ。またお願い」と共に言い合える関係つくりに努める。
2. 権利擁護
権利侵害についての学習と自己評価を重ね、日常の支援の中に自ら気付き改善する下地
を育んでいく。
3. 施設管理
中期計画に沿った寮舎の整備と保守点検に力を入れ、寮舎の維持管理を適切におこなう
ことで居心地のよい居住環境つくりに努める。
4. 施設の多様性
当寮が、重要な社会資源としてさらに活用されるよう、社会貢献も含めた多様な福祉ニ
ーズの中からまずできることを始める。
5. ホームの支援
高齢者が暮らすグループホームのこれからの防災体制・支援体制を検討する。
具体的な取り組み
1.支援サービスの向上
(1)利用者本位の福祉サービスに努める
・個別支援計画に基づいた利用者満足に繋がるサービスを提供する。
・全職員の協力(チームワーク&サポート)によりサービス内容(量や質)の標準化をはか
る。
(2)人権、権利擁護
「職員行動規範」の徹底を図る。そのための研修及び自己評価を実施し、全職員の意識を
高める。
(3)健康の維持増進
1)健康管理
・医学的知識の習得に努め、病気の早期発見と予防につなげる。
・個別の生活リハビリメニューに基づき利用者の機能維持(回復)に努める。
2)感染症等の予防
・「感染症及び食中毒の予防及び蔓延防止」の指針に基づき、感染症等の予防に努める。
3)食生活
・調理業者との連携をはかり、個々のニーズに対応した食事提供をおこなう。
・食事が楽しめるように、食堂の雰囲気つくりと環境の整備をはかる。
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(4)介護予防、介護支援技術の向上
・介護技術、認知症及び嚥下の課題に対応できうる知識・技術の習得をはかる。
(5)日中活動の充実
1)個別ニーズに対応でき得る活動内容を模索する。
2)在宅者の利用を促進するために積極的なPR活動を展開する
(6)危機管理体制の充実
1)身体拘束
・当施設における身体拘束の定義を明確にして、基準通りの対応と確実な記録をおこな
う。
2)喀痰吸引関係
・定期的な研修・再研修をおこない、技術の向上に努める。
・第二号研修を積極的に受講する。
3)防災(地震、雪害、風水害対応含む)関係
・想定しているライフライン異常時の備えである備蓄品等の点検を定期的におこなうと
共に防災訓練時に使用していく。
・電力に頼りきっている生活で、不慮の事態に耐えうる最低限必要な物量を整理しなお
し、対策を講じる。
4)リスクマネジメント
・ヒヤリハット事例の積み重ねと検証をおこない、事故を未然に防ぐ。
(7)苦情解決体制の整備
・利用者の苦情・要望等については法人の「苦情解決体制要領」に則り真摯に対応する。
(8)自治会活動
・暮らしに対する思いを育んでいけるよう、自治活動へのサポートを充実させていく。
2.施設運営の方針
(1)中・長期的な施設運営について
・施設入所支援、生活介護、短期入所等の事業の安定的な運営をはかる。そのための地域
のニーズ把握とPR活動を積極的におこなう。
(2)経営安定化の具体的取り組み
1)利用者が「やってみたい」「楽しみ」と期待する魅力的な活動を生み出す。
2)適正な職員配置の増強をはかり、安心・安全な支援環境作りに努める。
3.施設整備
(1)施設整備
・当寮の中期計画に沿って施設整備を進める。
・経年劣化等に対する寮舎改修・設備の更新を計画的に実施していく。
(2)生活環境の整備
・暮らしの中で発生する好ましくない臭いをすばやく取除く方策を探る。
4.職員研修・人材育成
(1)外部研修への積極的参加と集合研修の内容及び方法の充実をはかり、職員の資質向上に
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努める。またパート職員も含めた全体のレベルアップをはかる。
(2)様々な場面を通したOJTを展開し、社会人としてモラルのある人材育成に努める。
(3)目的に照らした研修の効果測定(評価=数値化)をおこなう。
5.地域支援・交流、相談支援事業
(1)共同生活事業部の組織運営を充実させる。
1)火災、地震等に対応できうる防災訓練を実施する。
2)高齢化および夜間の安全対策について研究する。
(2)「障害児・タイムケア事業」の受け入れに向けての体制整備
(3)「障害児・障害者短期入所事業」の実施と受け入れ体制の充実
(4)須高地域自立支援協議会の運営に積極的に参加し、関係機関と協力して障がい者等の
地域生活を支援する。
(5)須高地域障害者支援センターとの連携をはかり地域のニーズに応える。
(6)個人ボランティア、団体ボランティアとの交流をはかり、新たな開拓につなげる。職員
間で、ボランティアに対して共通認識が持てるように情報交換の場を定期的に設ける。
(7)音楽サークルや各種団体の受け入れをおこない、利用者のくらしに潤いが持てるように
する。
(8)米子地域の一員として、地域活動に積極的に協力し交流をはかり、地域貢献に資する。
(9)特定相談支援事業について、相談支援業務の充実のため、専門員と現場との協力関係を
強化する。
6.業務改善
・日課と業務内容の見直しをする。特に入浴時間を検討し、地域からの生活介護利用者も
含めたより充実した入浴を可能とする。
・業務の集中する朝晩の職員体制の増強を検討していく。
7.利用者家族及び家族会との連携
(1)家族会事業等が円滑に活動できるよう連携をはかる。
(2)家族会(連合会)との組織体制の充実と、事業活動等運営についての協力を依頼する。
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年 間 行 事 予 定 表
平成27年度
月
4
須坂 悠生寮
行事内容
参加行事
寮
家族会
共同生活
お花見/ 23( 木)
家族会総会 /25(土)
お花見
家族交流開始日/25(土)
5
米子不動尊縁日 /1(木)
県知障協総会 /
6
第 18 回りんどう祭
/13 日 or20 日 (日)
7
( )
家族会環境整備 /6(土)
家族役員会 /6(土)
七夕 /7(火)
花火見学
米子神社祭礼 /(25)
生活習慣病検診 /( )
8
開寮記念日 /1(土)
夏のお楽しみ会
夏季家族交流開始日 /8(土)
9
長寿を祝う会/15(火)
家族会環境整備/26(土)
長野県障害者スポーツ大会 (
/ )
須坂市ふれあい広場 /( )
10
合同防災訓練(米子地区)/( )
11
インフルエンザ予防接種 /19
家族会漬物作り/28(土) イ ン フ ル エン
県知障協福祉大会
(木)
家族交流お楽しみ会
/18(水)
12
クリスマス・忘年会 /25( 金)
ザ予防接種
忘年会
冬季家族交流開始日/28(月)
1
新年会
新年会 /19(火)
どんど焼き /15(金)
2
節分 /3(水)
3
ひなまつり /3(木)
節分
家族役員会 /5(土)
県知障協総会 /( )
職員との懇親会/5(土)
備考 グループ旅行
家族交流お楽しみ会
避難訓練
各悠生寮の行事
サンアップル移動教室
第 18 回りんどう祭協力
(年 4 回)
須坂市(市・社協)行事
OOTSUKA5
家族会連合会活動
旅行
米子地区各種行事
音楽・芸術鑑賞(随時)
法人及び後援会への協力
サンアップル行事
内科検診(毎月1回)
県知障協活動参加
北信レクリエーション
PT 指導(年3回)
各種検診・予防接種
避難訓練(年 4 回)
小学生との交流会
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