荒川 律

台湾見聞録
5組
荒川
律
楽しみにしていた修学旅行。
僕にとって初めてである海外への旅行。
この日が来るまで、とても長く感じましたが、終わるのは、とても早いものでした。
僕たちが行った場所は、台湾です。
先輩方から聞く台湾の話は、あまりいいものではありませんでした。
しかし、実際行ってみると、今まで聞いてきた話がうそだと思うほど楽しく、充実した生
活を送ることができました。
そしてたくさんの思い出ができました。また、初体験できたこともたくさんありました。
1日目は、移動だけで終わりました。行の飛行機では、初めて機内食を食べました。
正直あまりおいしくなかったのですが、これもいい思い出です。
台湾の空港に到着して、1番最初に感じたのは、匂いです。僕らが住む日本とは、全然違
う匂いがしました。日本にしか住んだことがないので、そう感じたのかもしれません。
空港を出てバスに乗りました。台湾の夜景がとてもきれいで、建物の大きさや形も印象に
残っています。これから始まる短い台湾生活が待ち遠しったです。
ホテルに着くと、隣のコンビニに行きました。ここも強烈な匂いがしたのを覚えています。
そして、部屋に戻り、この日は終わりました。
2日目は、朝食を食べた後、出発しました。
初めに、国立故宮博物院を見学しました。ここにあるものは、美しく、綺麗なものばかり
でした。
行って良かったと思える場所でした。
次に、忠烈祠の衛兵交代式の見学に行きました。衛兵隊はものすごいエリートらしいです。
交代式では、5人の意気がぴったりと合っていてとても素晴らしくて感動しました。厳し
い訓練を乗り越えたからこそできることだと思うので、僕も見習って日々の練習で自分を
追い込んでいきたいと思いました。
市内のレストランで昼食をとりました。モンゴリアンバーベキューです。バイキングのよ
うな感じでした。美味しくいただきました。
次に、九份を観光しました。ここは、千と千尋の神隠しのモデルになったといわれている
舞台です。
とても階段が多くて疲れました。でも、景色がきれいでしっかりと写真に収めてきました。
もしいつか行くとしたら、今度は夜景が見てみたいです。
市内に戻り、ショッピングをしました。台湾ならではのお土産がたくさんありました。
次に、夕食です。ここでは、餃子や小龍包を食べました。先輩からも、小龍包は美味いと
聞いていたので、とても楽しみにしていました。そして、目の前に小龍包がやってきまし
た。小皿に醤油と酢を入れます。店員さんに聞いたところ、入れる割合は、醤油1、酢3
です。小龍包の上に生姜をのせて食べます。口に入れた瞬間に香りが広がります。最高に
美味しかったです。あの小龍包は何個でも食べられそうな気がします。
次に、台北最大の士林夜市に行きました。ここは、常にお祭りが行われているようなとこ
ろです。人通りも多く、とても賑やかだったことを覚えています。食べ物やお土産、服な
どたくさんあって欲しいものがたくさんありました。1時間という短い時間だったので、
歩いて回ることしかできませんでした。でも、士林夜市の雰囲気を楽しむことができまし
た。
3日目は、龍山寺に行きました。ここでは記念撮影くらいしかできませんでした。ここも
人が多く、とても人気のある場所なのだなと感じました。
次に、中正記念堂に行き、クラス集合写真を撮影しました。そして、そのあとは、B&S
でした。台湾の大学生と一緒に自分たちの行きたいところに行きました。移動手段はほぼ
地下鉄でした。あまり乗ったことがなかったのでとてもいい経験になりました。
行ったところすべて人がたくさんいてとても賑やかでした。特に、西門町では、買い物が
たくさんできました。売っているものは安いものが多く、さらに店員さんに値切れば、ど
んどん値段が安くなっていい買い物ができました。台湾では安くしてくれるところが多い
ので、行く機会があれば、値切りを頼んでみてください。
大学生とも仲良くなれました。そして、いろんなところに連れて行ってくださったので、
感謝しています。とてもいい思い出になりました。
レストランでは美味しいご飯も食べて、楽しいジャンケン大会もありました。修学旅行最
後の夜は最高に盛り上がりました。
4日目は、移動日です。まだまだ台湾にいたかったです。
空港で、バスガイドさんとも別れました。とても寂しい気持ちになりました。
飛行機に乗り、台湾から飛び立ち、日本へと向かいました。
高校生活、最初で最後の修学旅行、最高にいい思い出になりました。