路上再生路盤工 特記仕様書 第1章 第1条 第2条 第3条 第4条 第5条 第6条 第7条 第8条 総則 この特記仕様書は下記の工事に適用する。 財耕27-2 市単独土地改良事業 広域曽於北部線 舗装改修工事 工 事 名 工事場所 曽於市 財部町 北俣 地内 本仕様書に規定されていない諸規定については,舗装再生便覧の規定による。 路上路盤再生工法は,路上再生セメント・アスファルト乳剤安定処理工(スタビセメントR C工法)とし,路上において路上路盤再生用添加材と路上路盤再生用骨材をともに混合 し,締め固めて安定処理した路盤を新たに構築するものである。 路上路盤再生用添加材は,高炉セメント及びセメント混合用アスファルト乳剤を使用する ものとする。 安定処理厚15cmの場合,添加材の添加量は100㎡当たり高炉セメント=0.803t,セメン ト混合用アスファルト乳剤=1.56tを基準とするが,施工前に路上路盤再生用骨材を採 取し配合設計を実施して,アスファルト乳剤の添加量及び下記に示すCAE一軸圧縮試 験の基準を満足するセメント量を決定し監督員の承認を得るものとする。 配合設計の段階で溶出試験を実施すること。(環境庁告示46号溶出試験) 上記溶出試験において土壌環境基準(0.05mg/㍑)を超えなかった場合は,施工後に 実施する溶出試験を必要としない。 火山灰質粘性土を改良する場合においては,第6条,第7条の通りではない。 第2章 算出式及び基準 ※ セメント量算出式 100.0m2 × 0.15m × (設計厚) 0.803 × ※ 混合用乳剤量算出式 0.15m × (設計厚) 1.560 × 100.0m2 × 2.10t/m3 (設計密度) 1000 (1kg当換算) 2.50% × 1.02 = 0.803t/100m2 (設計セメント量) (ロス率) (設計量) 803.00 kg/m2 = (セメント添加剤数量) 2.10t/m3 (設計密度) 1000 (1L当換算) 4.80% × 1.03 = 1.560t/100m2 (設計セメント量) (ロス率) (設計量) 1560.00 L/m2 = (乳剤添加剤数量) × × CAE一軸圧縮試験の基準値 特 性 値 一軸圧縮強さ σm (Mpa) 一次変位量 l1 (1/100cm) 残留強度率 σr (%) 基 1.5 5 65 準 ~ ~ 以 値 2.9 30 上 ※ セメント及びアスファルト乳剤は下記の規格に合格したものとする。 高炉セメント・・・JIS R5211 セメント混合用アスファルト乳剤(MN-1)の規格 セメント混合用アスファルト乳剤 項目 (MN-1) エングラー度(25℃) 2 ~ 30 ふるい残留分(1.18mm) % 0.3 以 下 セメント混合性 % 1 以 下 蒸発残留分 % 57 以 上 針入度(25℃) 60 ~ 300 蒸留残留物 トルエン可溶分 % 97 以 上 貯蔵安定度(24時間) % 1 以 下
© Copyright 2024 ExpyDoc