コアの種類 形状:EI、EE、EER、EC、PQ、EP、EPC、SMDなど フェライトとは2価金属酸化物M(例えば酸化マンガン、酸化ニッケル、酸化銅、酸化亜鉛) フェライト と酸化鉄を1,000~1,500℃で焼結したものです。高周波帯域で透磁率が高いこと、飽和磁束 密度が大きいこと、金属磁性材料に比較し固有抵抗が大きいという特長により、高周波磁性 材料として大量に使用されています。 鉄に珪素を数%混合して熱処理した鋼で、磁気飽和が高く直流重畳にも強いことから 珪素鋼板 電源トランス、平角チョークなどに使用されています。オリエントコア(方向性を有するG材)、 ハイライトコア(無方向性を有するS材)の商品名が一般化しています。 アモルファス合金(Co系、Fe系)を用いたドーナツ形をしたコアです。電源用平滑、アク トロイダル ティブフィルター用などのノイズを抑制するチョークコイルとして使用されています。 各種磁性材料(方向性珪素鋼帯、アモルファスなど)を巻き、ひずみ付焼きなまし後に カットコア 接着、切断をしたものを言います。設計の自由度が高く、高周波トランス、リアクトル、 などに多く使われています。 ギャップの与え方 各スペーサギャップ コアの接合面にポリエステルフィルムなどを入れて調整します。 任意の厚さの調整が可能です。 ポリエステルフィル センターポールギャップ 中心部を研磨したもので任意に調整することは難しく、ギャップから漏れる 磁束のリーケージフラックスが少なく、発生する雑音が少なくなります。 (単純にスペーサの2倍にしても同じにならない場合があります) これらの資料は各々の抜粋資料です。 Copyright(C) Pulse Electronics Co., Ltd. All Rights Reserved. 【コアの種類】 ・巻線したものにコアをいれてはじめてトランスとして機能します。 ・コアの種類には高周波用のフェライトコアやトロイダルコアあり、低周波には珪素鋼板や カットコアを使います。 ・ボビンとコアの接合にはテープ、金具、接着剤が使われます。 EERコア EI コア EE コア トロイダルコア PQコア EPCコア 珪素鋼板 カットコア 巻線にコアを入れてコイルや ノイズ防止のためコアの中足を研削加工します トランスとして機能させる コアのみの加工もしています (ギャップ厚さ、サンプルコイルでの調整可) Copyright(C) Pulse Electronics Co,Ltd.All Rights Reserved コアと ボビンサイズ E I タイプ コア E E R タイプ コア ピン数 記事 EI 8 6 H型 E I 10 8 E I 12.5 10 E I 13 10 12 E I 16 6 12 8 E I 19 E E R 22.5 E E R 28 H型 E E R 28 L 14 E P C 13 10 10 E E R 39 L 8 10 E I 22/19/6 8 E I 22/19 10 E I 22/19 L 8 E I 25 8 E E R 40 10 11 E E R 49 9 SMD 10 E P C 19 10 SMD 11 H型 E P C 25 B 11 E P C 27 11 14 E P C 27 N 14 16 E P C 30 12 12 H型 SMD 12 H型 14 E P タイプ コア ピン数 EP 7 6 E P 10 8 12 E P 13 10 14 E P 17 8 18 E P 20 10 16 E E R 42/20 SMD 11 16 E E R 42 H型 記事 10 E P C 25 16 H型 E P C 17 10 12 8 ピン数 8 6 8 E P Cタイプ コア E P C 10 12 E E R 35 記事 8 10 7 E I 22 ピン数 H型 記事 12 E I 28 E I 30 E I 33 E I 35 10 ピン数 12 P Q 20/16 14 8 P Q 20/20 14 10 P Q 26/20 12 12 P Q 26/25 12 9 P Q 32/20 12 12 P Q 32/30 12 14 P Q 35/35 12 16 P Q 40/40 12 18 P Q 50/50 12 記事 通常は、コアが縦にセットされる 10 12 E I 40 P Q タイプ 10 H型 : コアがボビンに対し水平に セットされるタイプです。 ボビン 12 E I 50 12 E I 60 10 12 Copyright(C) Pulse Electronics Co,Ltd.All Rights Reserved
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