第 6 回みえ歯ートネット研修会日時平成２７年２月２２日（日）午後１時～４時３０分 ※悪天候等によりやむなく中止となる場合は、２月２１日（土）正午までに三重県歯科医師会ホームページに掲載いたします。場所三重県歯科医師会館 2階主催三重県・三重県歯科医師会大会議室＊公共交通機関でのご来場にご協力ください。参加費無料申込方法裏面申し込み用紙にて三重県歯科医師会までお申し込みください。ＦＡＸ０５９－２２７－０５１０ 13：00～13：10 開会・挨拶 13：10～14：40 講演１申込締切２月１０日（火）中途障害者への歯科的対応すずき歯科クリニック院長鈴木俊行先生 14：40～15：00 休憩 15：00～16：30 講演２環境によって驚くほど変わる子どもとその理解うめもとこどもクリニック院長梅本正和先生 16：30 閉会【講師略歴】鈴木俊行（すずきとしゆき）すずき歯科クリニック院長昭和４４年３月大阪大学歯学部卒業昭和４８年３月大阪大学大学院歯学研究科修了昭和４８年４月大阪大学歯学部付属病院医員昭和５０年６月大阪大学歯学部助手昭和５３年５月済生会松阪総合病院歯科医長昭和５９年４月済生会松阪総合病院歯科部長平成１４年 12 月すずき歯科クリニック院長現在に至る日本障害者歯科学会指導医認定医日本小児歯科学会専門医梅本正和（うめもとまさかず）うめもとこどもクリニック院長昭和 58 年三重大学医学部卒業同年三重大学小児科学教室入局以後、三重病院、天理よろず相談所病院、鹿児島市民病院、紀南病院を経て、平成 10 年津市で小児科医院を開院。専門は、小児循環器、乳幼児健診、子どもの心の問題、虐待対策など。職歴は、三重県医師会乳幼児保健委員、津地区医師会理事、津市の虐待対策会議の座長など。三重心のネットワーク会議の策定。児童相談所所長と県内の基幹病院を回り、若手医師やスタッフに虐待予防の講演を行っている。三重大学医学部の学生に医学概論の講義、三重看護学校の講義、中学生への事故予防の授業も行っている。趣味は硬式テニス。＊講演内容は裏面をご覧ください。【講演１】中途障害者への歯科的対応すずき歯科クリニック院長鈴木俊行先生病気や事故により人生の途中である日突然障害者になってしまった人たちを中途障害者という。その原因は脳卒中、種々の難病、交通事故などの後遺症、内部疾患などさまざまである。まず彼らは自分が障害者になったことを受け入れるまでに様々の精神的葛藤がありそれを乗り越えて初めて社会復帰していることを私たちは理解しなければならない。そして彼らへの歯科的対応には多様の配慮が必要である。歯科医院へ来院するのが困難な者(歩行困難、車いす利用など)、治療椅子上での姿勢の保持が困難な者(片麻痺、姿勢反射異常など)、病気が原因で通常の歯科治療が困難な者(易出血性、易感染性、種々の合併症への配慮など)、対話の確立が困難な者（高次脳機能障害）など障害の種類と原因により歯科的対応は様々である。本日は歯科医師が日常の臨床で比較的多く遭遇する脳卒中、パーキンソン病その他の疾患について、歯科治療や口腔ケアを行う際に必要な医学的配慮や工夫について説明する予定である。加えて障害者の歯科検診上の注意点についても説明する予定である。【講演 2】環境によって驚くほど変わる子どもとその理解うめもとこどもクリニック院長梅本正和先生子どもの口を診ることが大きな意味を持つのが小児科医です。そういう意味では、歯科の先生と同じベースラインですので、いろいろ勉強させて頂ければ幸いです。まず、口を開けるということは、本人が「この世の中は安心である」と思えることが必要です。親の健全な養育がモノをいいますが、発達障害や不安をもっている子どもは、なかなか開けません。怖いのでしょう。無理に開けるとトラウマを残します。子どもの行動は、構造化するとわかりやすいです。問題行動のあるなしも、親の養育による影響が大きいと理解するのが良いでしょう。診察に際しては、親や子どもとの空間的、心理的距離感を意識することをお勧めします。心落ち着けて診察をすすめると、逆に時間の節約になります。それによって、トラブルが少なくなり、自身の毎日の限られたエネルギー消耗を減らすことができます。相手に呑み込まれないようにするために、自身の頭の中で操作する感覚です。これら認知の能力以外に、やりとりや自身の感情のコントロールといった社会性のバランスをとることで、末永く安全な医療を提供できるのではないかと思っています。当日は、どうぞ宜しくお願い致します。第 6 回みえ歯ートネット研修会参加申し込み用紙所属名（ふりがな前職）お問合せ三重県歯科医師会事務局締切 2 月 10 日（火）お申し込み〒514‐0003 津市桜橋 2 丁目 120-2 TEL059-227-6488 FAX059-227-0510 種