MOT-IP 知的財産セミナー 「新興国への技術移転における課題」 ―◆ ~大企業から中堅中小企業まで役立つ基礎知識~ ◆― 水は低きに流れるごとく新興国への技術移転は今後も続きます。本講座では、日本の優れた環境技術をどのように 海外移転したらよいかの実例が紹介されます。この講座で海外での知的財産に関する法的トラブルを防止する最低 限の知識や海外進出のための情報が習得できます。次なる貴社のビジネスの柱に新興国への技術移転を考えてみま しょう。 日時 : 平成27年4月14日(火) 13:00 ~ 16:50 場所 : 東京都港区商工会館:第一会議室 https://minato-shoukou.jp/access [JR浜松町駅徒歩5分](ここは開催場所ですので講演会の問い合わせはしないで下さい。) 主催 : 一般社団法人 技術知財経営支援センター(MOT-IP) 聴講料 : 29,800 円(消費税込み) 内容 13:00~14:30 講演1:新興国への技術移転で利益を出すぞ! ~環境問題がビジネスチャンスに~ 講師:秋葉恵一郎氏 [技術知財経営支援センター 代表理事 技術士(化学)] 14:40~15:40 講演 2:新興国での事業活動のための情報収集 ~事前準備~ 講師:石井琢哉氏 [ 正林国際特許商標事務所 弁理士] 15:50~16:50 講演 3:新興国への技術移転における法務リスク ~予防と対策~ 講師:伊達智子氏 [ ユアサハラ法律特許事務所 弁護士] 申し込み先 : 沢木技術士事務所まで E メールにて、[email protected] 【定員 30 名】* お問い合せ先 : [email protected] まで 以上 *申し込み者が3名以下の場合はセミナーを中止する場合があります。 各講演のプログラム ●講演1: Ⅰ.技術移転と環境問題 (1)新興国と環境問題:①新興国への技術移転の光と影、②環境問題の縮図“中国の今”、③環境問題解決の難しさ (2)新興国が望むこと:①不足する“人・金・技術”への解答、②多課題/速効解決への願望、③新興国静脈産業の現実 Ⅱ.中小企業の成功例 (1)お金を生む環境技術:①失敗の原因、②成功の秘訣 (2)新興国への進出:①ニーズ情報の収集、②新興国進出を始める前準備 Ⅲ.環境技術と営業秘密の漏洩 (1)狙われる日本の環境技術 (2)侮れない新興国企業の技術 (3)営業秘密の漏洩防止(私見) Ⅳ.競争力の維持に必要な手立て (1)利益を生まない環境技術は根付かない (2)WIPO REEN という仕組みの上手な利用法 ●講演2: Ⅰ.簡単な特許制度の説明 (1)属地主義の原則:①他社特許の侵害可能性の検討、②ライセンスを受ける可能性の検討 (2)新興国における特許権の活用:①新興国における特許権の取得、②ライセンス先候補の探索 Ⅱ.新興国における特許出願状況の把握 (1)データベースの紹介 (2)競合動向把握・他社特許の侵害回避のために:①新興国の特許情報の収集、②進出先国における特許出願状況の 把握、③競合企業又は他社特許の技術の把握 (3)ライセンス先・技術提携先の検討:①新興国における特許出願企業の分析、②ライセンス先・技術提携先の探索 ●講演3. Ⅰ.海外における技術情報の漏えいリスク (1)海外での漏えいケース:①現地の従業員を通じた技術流出、②取引先を通じた技術流出、③産業スパイを通じた技術 流出 (2)漏えい防止策の検討:①ライセンス契約、秘密保持契約における留意点、②契約締結後の管理の重要性、③その他の 対応策(社内の情報管理の徹底、適切な摘発・処分など) Ⅱ.海外パートナー企業との紛争リスク (1)関係解消に伴う紛争ケース:①プロジェクト開始後に当初の想定と大きく異なる事情が判明するケース、②契約解消が 困難になるケース (2)紛争防止策の検討:①事前調査の重要性、②契約上の工夫 Ⅲ.新興国における紛争解決 (1)行政手続・司法手続(刑事・民事) (2)仲裁による紛争解決と留意点 Ⅳ.海外進出に関する法律相談サービスの紹介 ①日本弁護士連合会(中小企業の海外展開支援事業)、②弁護士知財ネット(国際チーム)、③日本知的財産仲裁センター (事業適合性判定)
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