第五次小千谷市総合計画 基本構想(案)パブリックコメントに対する考え方 № 頁 基本目標 1 - (全体について) 項目 意 見 第四次小千谷市総合計画の現時点での総括・計 画達成の評価を入れるべきではないか。この10年 間をきちんと評価することにより、次の10年の計 画が生きてくると思う。 意見に対する考え方 第四次小千谷市総合計画における評価については、市民意向 調査結果により総合的に評価を行い、第五次小千谷市総合計画 に反映しているところです。なお、市民意向調査結果について は、冊子作成の際、資料として掲載する予定です。 第五次小千谷市総合計画では、基本計画において5年後の目 標値を記載しています。目標年度に向けて施策を行い、よりわ かりやすい評価を実施したいと考えます。 2 1 (Ⅰ.はじめに) 「市民意向調査の結果をふまえながら」とある が、内容が記載されていない。市民の意向は、計 画にとっては、非常に大事になると思う。計画書 の構成の中の「Ⅱ 社会情勢と小千谷市の課題」 に付け加え、例えば「社会情勢と小千谷市の課題 および市民の意向調査から」などとし、市民の意 向調査の結果を入れてもらいたい。 市民意向調査結果については、総合計画全体に関係するもの と考えますので、第五次小千谷市総合計画の冊子作成の際、資 料として掲載する予定です。 3 9 1 人を育み文化の 1(2)小・中 社会情勢が不安定で、成人しても昔のように食 香るまちづくり(教 学校教育の べていくのが難しい世の中である。子どもたちが 育、文化、スポー 充実 自分の良い所を一人ひとりが伸ばしていくために ツ) も教育が大事だと思う。今の小千谷小学校は、学 校としても、1クラスとしても人数が多すぎて動 きが鈍く、目が行き届いていないと感じる。 現代は先生一人あたりの業務も多く、ただでさ え多忙な中で、たくさんの子どもたち一人ひとり に向き合うのは難しい。 大人に余裕がなければ、子どもたちを受け入 れ、柔軟な発想も浮かばない。また先生自身の生 活も尊重するべきと思う。そこを今一度考え、学 校編成を考えていただきたい。 学校編成については、これまで、小千谷小学校の分離につい て検討した経緯もありますが、子どもが減少していく現状を踏 まえて小学校の統廃合を進める中で現在に至っています。 1クラスあたりの児童数は、県が示す基準に基づき1・2年生 は32人、3~6年生は40人としていますが、県の少人数学級拡充 の施策により、小千谷小学校については3~6年生は35人を上限 としています。今年度における1クラスあたりの児童数は、1年 生が27人、2年生が31人、3~6年生が28~34人となっており、 県が示す基準と比較しても児童数が決して多いということはあ りません。 また、教職員の多忙化を解消する取り組みを進めており、 徐々に成果も見られるようになっています。 今後も児童一人ひとりが力を十分発揮して学び、きめ細かな 教育が行われるよう、状況に応じながら検討していきたいと考 えます。 1/2 № 頁 基本目標 項目 意 見 4 11 2 子育てにやさし 1(2)子育て 保育サービスの充実だけでなく、核家族への支 く健康長寿で支えあ 支援の充実 援として「男女とも育休や子供の通院などで休み うまちづくり(福 を取りやすい社会」を市内の各企業に普及させる 祉、健康、医療) のも大事だと思う。 女性の職場復帰にも男性の協力は必要である。 意見に対する考え方 23ページ:第3 計画推進のために「4 男女共同参画と人 権の尊重」において、「おぢや男女共同参画プラン」を策定す ることとしています。新潟県が取り組んでいる「ハッピー・ パートナー企業」(男女がともに働きやすく、仕事と家庭生活 等の両立できる職場環境整備を積極的に実施する企業)への登 録に向けた啓発を行うなど、男女とも働きやすい社会の構築に 努めていきたいと考えます。 5 13 2 子育てにやさし 4(1)障がい 「障がいのある人が安心して快適に利用できる く健康長寿で支えあ 者福祉の充 よう」とあるが、「何を」を明確に記載すべきで うまちづくり(福 実 は。 祉、健康、医療) 「障がいのある人が安心して快適に生活できるよう、公共施 設や住宅などの環境整備を促進します。」に修正します。 6 14 3 創造性と活力あ 1(3)基幹産 市の職員全てに、重要無形文化財小千谷縮をは ふれる産業のまちづ 業と伝統産 じめとする小千谷の織物の知識をぜひもっていた くり(産業) 業の強化 だきたい。 国の重要無形文化財であり、ユネスコ登録され ているにもかかわらず、非常に残念ながら小千谷 22 6 ふれあい、にぎ 3(1)観光資 市の中で「重要無形文化財小千谷縮」に対する知 わい、暮らし続けた 源の整備と 識が知られていない。まずは職員一人ひとりが小 いまちづくり(交 活用 千谷の魅力を発信できるように。 流、市民参加) また子どもたちも「おぢやんしょ」として大人 になっても小千谷を誇りに思えるように、各小学 校と連携して作業体験や実際に着て体感するなど を行っていただきたい。市報への掲載など、重要 無形文化財の保存への取り組みを市民の方々に もっと身近に感じてほしい。 職員に対しては、小千谷の誇れる伝統文化や産業を知る研修 を取り入れるなど、知識を高める取り組みを進めたいと考えま す。 教育では「ふるさと学習」を大切にし、小千谷縮などの地域 素材の活用を通じて“ふるさと小千谷”の歴史・自然・産業や 文化を学んでいます。今後も充実を図り、郷土を誇れる子ども を育成していきたいと考えます。 また、ご意見の「各小学校と連携して作業体験や実際に着て 体感する」ことは大変すばらしいご提案であり、参考とさせて いただきます。 なお、小千谷縮については、2020年の東京オリンピック・パ ラリンピックでの素材採用に向けた要請活動を行っています。 今後も市報やホームページ等で情報発信をしながら、一層のPR に努めてまいります。 2/2
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