消費収支計算に関する各種財務比率 人件費比率 (人件費)/(帰属収入) 平成21年度 平成22年度 大学法人平均(医歯除く) 52.6 52.9 51.7 51.4 私大連同規模大学 本学 48.6 53.5 平成23年度 54.0 51.6 48.9 平成24年度 52.8 52.5 49.6 平成25年度 52.4 51.8 53.6 平成26年度 52.7 人件費の帰属収入に対する割合。低い値が良い。人件費は消費支出のなかで最大の部分を占めているため、この比率が高くなると 収支の悪化を招きやすい。また、一旦上昇した人件費比率の低下を図ることは人件費の性格上容易でない。 人件費依存率 (人件費)/(学生生徒等納付金) 平成21年度 平成22年度 大学法人平均(医歯除く) 72.4 72.0 私大連同規模大学 67.0 65.6 本学 58.7 65.5 平成23年度 74.4 66.1 59.2 平成24年度 71.9 67.5 59.2 平成25年度 72.4 66.3 67.0 平成26年度 65.0 人件費の学生生徒等納付金に対する割合。低い値が良い。人件費は学生生徒等納付金の範囲に収まっていること、すなわち、この 比率が100%を超えないことが経営上好ましい。 教育研究経費比率 (教育研究経費)/(帰属収入) 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成21年度 平成22年度 30.9 31.2 31.5 大学法人平均(医歯除く) 30.9 30.9 31.0 私大連同規模大学 29.1 30.1 29.8 30.1 本学 30.6 31.2 31.0 32.2 29.7 32.8 教育研究に関する修繕費、光熱水費、消耗品費、委託費、旅費交通費、印刷製本費、奨学費等の各種経費と教育用固定資産の減価 償却額の合算額が帰属収入に占める割合。教育研究活動の維持・発展のためには高くなることが望ましいが、著しく高くなると収支 の均衡を崩す要因となる。 管理経費比率 (管理経費)/(帰属収入) 平成21年度 平成22年度 大学法人平均(医歯除く) 10.3 8.8 私大連同規模大学 8.1 8.0 本学 10.6 10.4 平成23年度 8.7 8.3 10.6 平成24年度 9.2 8.5 11.7 平成25年度 8.8 8.2 9.9 平成26年度 10.2 管理経費の帰属収入に対する割合。学校法人の運営のためには、ある程度の経費の支出はやむを得ないが、比率としては低い方 が望ましい。 借入金等利息比率 (借入金等利息)/(帰属収入) 平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 大学法人平均(医歯除く) 0.4 0.4 0.4 0.3 0.3 私大連同規模大学 0.3 0.3 0.2 0.2 0.1 本学 1.1 1.0 1.0 0.9 0.7 0.7 借入金等利息の帰属収入に対する割合。この比率は、学校法人の借入金等の額及び借入条件等によって影響を受けており、貸借 対照表の負債状態が消費収支計算書にも反映しているため、学校法人の財務を分析する上で、重要な財務比率の一つである。この比 率は低ければ低いほど良い。 帰属収支差額比率 {(帰属収入)-(消費支出)} /(帰属収入) 平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 大学法人平均(医歯除く) 3.7 4.4 3.4 4.8 5.2 私大連同規模大学 ― ― ― ― ― 本学 8.7 3.3 7.5 4.6 5.5 3.1 帰属収入から消費支出を差し引いた帰属収支差額の帰属収入に対する割合。この比率がプラスで大きいほど自己資金が充実され ていることとなり、経営に余裕があると見なすことができる。高いほど良い。マイナスになると基本金組入前で既に消費支出超過で あり、著しく経営が窮迫していることを意味する。 消費収支比率 (消費支出)/(消費収入) 平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 大学法人平均(医歯除く) 110.8 110.5 109.2 107.9 107.8 私大連同規模大学 100.6 96.8 99.0 100.5 102.3 本学 94.8 100.3 94.8 111.2 109.1 100.6 消費支出の消費収入に対する割合。100%を超えると消費支出超過(赤字)となる。低い方が望ましい。消費収入は基本金組入額 によって左右されるため、固定資産の取得などで基本金組入れが著しく大きい年度には、この比率が一時的に急上昇することもあ る。 消費収支計算に関する各種財務比率 学生納付金比率 (学生生徒等納付金)/(帰属収入) 平成21年度 平成22年度 平成23年度 大学法人平均(医歯除く) 72.7 73.4 72.7 私大連同規模大学 77.2 78.4 78.1 本学 82.8 81.7 82.6 平成24年度 73.4 77.8 83.8 平成25年度 72.4 78.1 80.0 平成26年度 81.2 学生納付金の帰属収入に占める割合。学生納付金は、帰属収入のなかで最大の比重を占めており、補助金・寄付金に比べ第三者 の意向に左右されることの少ない重要な自己財源である。したがって、この比率が高水準で安定的に推移していることが望ましい。 寄付金比率 (寄付金)/(帰属収入) 平成21年度 平成22年度 大学法人平均(医歯除く) 2.5 2.6 4.6 4.8 私大連同規模大学 本学 0.5 0.6 平成23年度 2.3 5.1 0.5 平成24年度 2.0 4.9 0.6 平成25年度 2.2 4.2 1.1 平成26年度 0.9 寄付金が帰属収入に占める比率。経営安定のためには、私立学校にとって重要な収入源である寄付金を一定水準以上確保する必要 があり、この比率はその達成度を示す指標である。高い方が良い。 補助金比率 (補助金)/(帰属収入) 平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 大学法人平均(医歯除く) 12.9 12.4 12.4 12.6 12.8 9.1 8.7 9.1 私大連同規模大学 9.3 8.8 本学 9.3 9.5 9.7 7.7 8.3 8.1 文部省等の補助金の帰属収入に占める比率。補助金は、学生納付金に次ぐ第二の収入源泉である。この比率は補助金の獲得努力の 成果を示す指標となる。従って、高い方が良い。しかし、この比率が高いことは、学校の独自財源が相対的に小さいことを示すこと でもあり、補助金削減等、政策変更の影響を受けやすいことを示すともいえる。 基本金組入率 (基本金組入額)/(帰属収入) 平成21年度 平成22年度 大学法人平均(医歯除く) 13.1 13.4 私大連同規模大学 10.0 5.6 本学 3.6 3.6 平成23年度 11.6 8.1 2.5 平成24年度 11.7 7.2 14.1 平成25年度 12.1 10.2 13.4 平成26年度 3.6 帰属収入のなかからどれだけ基本金に組入れたかを示す比率。資産の充実のためには、この比率が高いことが望ましい。しか し、高くなりすぎると消費収支を悪化させる。施設等の取得その他により、一時的にこの比率が上昇する場合がある。 教研経費依存率 (教育研究経費)/(学生生徒等納付金) 平成21年度 平成22年度 平成23年度 大学法人平均(医歯除く) ― ― ― 私大連同規模大学 37.7 38.4 38.2 本学 37.0 38.2 37.5 平成24年度 ― 38.7 38.4 平成25年度 ― 39.7 37.2 平成26年度 40.4 教育研究経費の学生納付金に対する割合。学生納付金を教育研究経費の形でどれだけ還元しているかを示すと見ることができ る。高くなることが望ましいが、著しく高くなると収支の均衡を崩す要因となる。 減価償却費比率 (減価償却額)/(消費支出) 平成21年度 平成22年度 大学法人平均(医歯除く) 11.3 11.5 私大連同規模大学 ― ― 本学 12.2 11.5 平成23年度 11.3 ― 12.2 平成24年度 11.8 ― 10.9 平成25年度 11.7 ― 10.5 平成26年度 11.9 減価償却費の消費支出に占める割合。消費支出とされているものの、実質的には消費されずに蓄積される資金の割合を示したもの ともいえる。
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