T1強調スピンエコー スライスギャップが スピンエコー法における イス

T1強調スピンエコー
スピンエコー法における
スライスギャップが
スライスギャップが画質に与える影響
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奈良県立医科大学附属病院 中央放射線部
○宮島祐介
宮島祐介・土`井 司・清水幸三・樋垣 誠
勝眞康行 勝眞康行・山谷裕哉・野儀明宏・森田周作
目的 T1強調SE法のマルチスライスにおけるスライスギャップの
のマルチスライスにおけるスライスギャップの設定によって画質に
与える影響がどのように変化するかをスライスプロファイルから
するかをスライスプロファイルから検討した。
方法 撮像パラメータ:TR 456ms、TE 11ms、マトリクス
11ms
256*256
加算回数 1、スライス
スライス厚 5mm
検討パラメータ:RF mode Gradient mode バンド幅(band width)
傾斜板ファントムをシングルスライスとマルチスライス
ファントムをシングルスライスとマルチスライス(3スライス)でスキャンして
半値幅と1/10幅を測定し検証した。
使用装置はSIEMENS社製MAGNETOM
MAGNETOM Symphony 1.5T
ファントム:日興ファインズ工業株式会社製
工業株式会社製MRIファントム(90-401型)
ボランティアは実験の要旨を説明し承諾
承諾を得ている。
結果 パラメータに関係なくスライスギャップが
なくスライスギャップが小さいところでは公称のスライス厚より
測定スライス厚が薄くなっていた。
またGradient modeとバンド幅を変化させてもスライスプロファイルに
させてもスライスプロファイルに影響が少な かったが、RF modeを変化させるとFast Fastの時はスライスプロファイルの足の部分が 長くなりスライス厚が厚くなったがNormal Normal Lowではスライス厚が薄くなった。
スライスプロファイルからは信号強度
信号強度がわからないのでERFで検討したところスライス
ギャップが0%のときはシングルスライスの
のときはシングルスライスの信号強度の約80%になることがわかった。
考察 クロストークの影響で信号強度が低下 低下することによりベースの信号強度が低下し、
ERFの信号強度差が小さくなるので、
、スライスプロファイルの形状が変化し公称の
スライス厚より測定スライス厚の方が
が薄くなったと考えられる。
結論 スライスギャップが小さくなるとクロストークの
さくなるとクロストークの影響によって信号強度が低下し、
スライス厚も薄くなるのでスライスギャップは
くなるのでスライスギャップは20%以上が望ましい。
スライス厚(mm) 表1.RF modeに対する半値幅
表2.RF modeがLowの時のスライスプロファイル 信号強度差
6
60
55
FWHM4.29 FWTM5.63
FWTM5.63 50
5.5
45
40
5
35
30
RFlow
4.5
25
20
15
RF normal
4
3.5
10
5
0
-5 1
RF fast 3
SS 0 表3.ERF ギャップ0% 信号強度
100(%) 8 00
31
41
51
61
71
表4.ERF ギャップ50% 信号強度
1000
シングルスライス
マルチスライス2
9 00
21
ギャップ-15
50 10 00
11
-10
900
800
7 00
700
6 00
600
5 00
マルチスライス1
4 00
3 00
500
400
300
2 00
マルチスライス3
1 00
200
100
0
1
6
11
16
21
26
31
36
41
46
51
56
61
66
71
76
81
86
91
96 101 106 111 116 121 126 131 136 141 146 151
ピクセル
ピクセル
0
1
7
13
19
25
31
37
43
49
55
61
67
73
79
85
91
97 103 109 115 121 127 133 139 145 151